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2009年04月24日

続・「型」が見えてきた?

 コンサで今最もイス取りゲームの厳しい枠はどこか?それはベンチ枠である。

 J2のベンチ枠は5人。GKを入れるから残り4枠。
 9試合全てに砂川誠の名前がある。4-2-3-1の3ならどこでもこなせるし、試合の流れを読んだ上でここぞという時に起用される文字通りのジョーカー。いつでもスタメンに入れそうなのだが、ここまでサブで起用されているのはあえてそうしているように思える。よほどのことがない限りこの枠は「指定席」といっていいだろう。

 去年は7人の枠がありながら控えFWが1人もいないという試合もあったのだが、今年は5人しか枠がないのに控えDFが1人もいない試合があるのが興味深い。1トップのスタメンがキリノ。その次が宮澤と言ってほぼ差し支えないと思う。ちなみに、ここまでの宮澤の「出席簿」はサブ→スタメン→スタメン→サブ→スタメン→スタメン→スタメン→サブ→サブである。

 サブに入っている試合数が多いのは、荒谷が5試合、芳賀が5試合、岡本が5試合。岡本は2~6節がサブで7節以降がスタメンということを考えると、左SHのスタメンに「昇格」しつつあると考えても良さそうだ。控えDFがいないぶんは芳賀が入ることと大伍のポジションチェンジで対応しているのではないだろうか。

 サブの構成はGK1人、FW1人(≒宮澤)、砂川の3人がベースにあって、ディフェンシブな選手として芳賀というのが固まりつつあり、実質的な残りの枠は1つしかないといってもいい。そこで、注目すべきは上原が6節から4試合連続で入っていることだ。出場時間こそ短いものの、1年目の選手がリーグ序盤からたとえサブでも割って入ることができるのはチームにとって良い刺激となる。
 上原が入るということは当然割を食う選手も出てくる。そう、石井謙伍である。開幕戦はスタメンでサブの登録こそ4試合と多いが、徐々に上原に押し出されつつあるといっても過言ではない。そして、中山もケガから戻ってくるとなると生き残りは一層厳しさを増す。もっとも、当人が一番危機感を感じているだろうけど・・・。

 FWの生き残りも厳しいが、もっと奮起して欲しいのがDF陣。箕輪はまだ復帰には時間がかかるが、もう少ししたら曽田も帰ってくる。曽田が帰ってきたら一層生き残りは難しくなる。右SBで起用されている大伍とてそれは他人事ではない。どこでもこなせる器用さでスタメンで出られているが、押し出されないという保証はない。

 キリノが出場停止の横浜FC戦。どのような変化が出るか楽しみである。

posted by フラッ太 |16:18 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:続・「型」が見えてきた?

曽田が帰って来たらDFがどうなるか楽しみですね。
意外と3バックになんるんじゃないかと思っています。
元々ノブリンは、3バックが得意ですしね。
クライトンが中心になるのは間違い無いので、その場合3-5-2でしょうか。

posted by あさ吉 | 2009-04-25 22:02

あさ吉さんへ

 クライトン中心で考えるなら3-5-2もあると思います。
 ただ、ここまで4-2-3-1を基本フォーメーションにしていると思うので、
 どうやって整合性を取るのかは注目していきたいですね。

 箕輪が帰ってきた時は夏場で体力的に厳しいので、
 タテポンが多めの3-5-2のフォーメーションもアウェイでのオプションとしてあるのかも。
 ぶっちゃけ、箕輪・曽田・チョウの3人のDFラインを見てみたいだけですけど(笑)。

posted by フラッ太| 2009-04-26 03:32

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