2022年12月30日
加速から深化へ。
>WC争いはここからが佳境… 正式発表はまだだが、来季の陣容もほぼ固まった感じ。 ユニモキックオフイベントでお披露目ということであまりテンションは上がらず。 で、久しぶりに戦術厨らしい書籍を買ってみた。 〇footballisuta 1月号 新柄3バック隆盛の5つの理由 今日届いたばっかりなので感想は書けないけど、W杯を通じて感じたのは 可変システムはもはやミシャの専売特許ではない、ということ。 相手に合わせて攻撃時でも守備時でも可変するのが当たり前なレベルになりつつあるのかなあ、と。ついつい戦術厨的な思考が入ってしまうために例えば将棋の駒組みの時点で実は失敗だった、スタメンを読み間違って序盤のミスマッチを解消できないまま失点してそのまま負けなんてことが起こりうるのかなとも思ったり。 組織で戦うということは今までは守備のイメージが強かったけど、 これからは攻撃面でクローズアップされるのかななんて思っている。 これも多分にオレのニワカ趣味が影響してるんだけど、アメフトのようにいかに11人が連動して動くことでフリーの状況を作れるか?というポジショニングゲームの意味合いが大きくなっていくのかなとも思っている。アメフトと違って1回1回プレーが途切れるわけでもないから単純な陣取り合戦にはならないんだけど、スペースを作るとかどこにボールを入れるとかを探るヒントにはなるのかな。 ミシャコンサで5年。観る側としては可変すること自体には違和感を持たなくなってきたし、選手の側も一定の約束事や理解はもっているだろう。そこからさらに一段高いところに向かう、引き出しを増やすというステップの6年目。上手く言えないけど、そこは“進化”ではなくて“深化”になるのだろう。 ミシャ式の5トップに人数を合わせて…なんて段階をとっくに通り過ぎてるのが今のJリーグ。そりゃあ欧州のトップオブトップに比べたら落ちるかもしれんが、決してJ1のレベルって低くないと思うんだよな。 FWが守備するのは当たり前、GKが足元巧いのは当たり前、そこからさらにSBはおろかCBも攻撃参加できないとダメみたいなことになるかもしれない。可変することで全員攻撃全員守備が全てのポジションで当たり前になってくる。そういう意味では少なくとも攻撃面においてはミシャで長くやってることでアドバンテージはあるのかな。 つらつらと書いてきたけど、それでも求められるのは結果。 そろそろ誰の目にも名実ともにJ1クラブと認められる明らかな結果が欲しい。
posted by ふらった |23:10 | ちょっとカタい話 | コメント(0) | トラックバック(0)
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