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2017年03月14日

'17第1次弾丸ツアーレポート①~VSセレッソ大阪観戦記~

>試合が迫っているので今回は観戦記を先に書きます

 3月11日、土曜日。

 ホテルの窓から街を見下ろすと一面真っ白け。でもまあ予報は晴れだし、お昼までには晴れるでしょ。前日はわりと重めの食事だったので朝は軽めに。午前9時過ぎにホテルをチェックアウトして荷物をコインロッカーに預け、ネットカフェでブログを更新。

 お土産を買うのが精一杯だったのでシースペースに寄る必要があった。シースペースではバンダナ(\864)、ハンドタオル(\648)、手ぬぐい(\1,620)をゲット。リュックにもかなり心を惹かれたが荷物になるので今回はパス。前回買い忘れたユニパッチンのケース(\300)も2つ買い、途中コンビニで栄養ドリンクをグイッと空けて準備万端。
 雪が融けてグチャグチャな路面に気をつけながら向かったのは国道36号線沿いのカオスヘブン。札幌に来てスープカレーを食わないことはあり得ないのだ。時間的にも順路的にも実にスムーズな移動。チキチキ(\1,080)を辛さ4番&小ライス(150g)でオーダー。定番と言えば定番だが、これもまた良し。東豊線には12時半頃に乗車。今回は紀伊國屋書店でのサッカー本漁りは諦めた。積ん読状態の本いっぱいあるしなあ…。結構混んでいてドームに向かう方が多かった。

 今回はのんびり移動したので既にゲートは開いていて待機列もなかった。午後1時頃に○たさんとご対面。mimicchi姐さんのところに連れてってもらいお約束のハグ。ああ、今年もここへ来られたんだなあ。今年は大階段(2階へ上がる階段)にアウェイサポは入れないのがちょっと残念だねぇなどと話をしつつ「やっぱ楽しまないとね。あと10年は立って応援するわよ!」と姐さん気合い十分。そして判明したのは姐さんがリアル姉と同い年だったこと。道理で姐さんには敵わないはずだよ…。腹ごしらえは完了しているのでタオマフとスポーツタオルをゲット。

 いつ来てもドームの重低音はお腹に響く。選手紹介も今年はマジ顔のJ1仕様。ゴール裏のコレオはSURVIVE。わかりやすくていいね。事前準備はさぞ大変だったことと思う。毎回毎回すごいなあ。キックオフ前に菊地OUTミンテINでサブに永坂が。あれ、これってキックオフ前だから交代カード3枚切れるんだよな?
 今年の四方田コンサは5-3-2で臨んでいる。相手をリスペクトしすぎ、消極的という声もあるが、僕は必ずしもそうではないと思っている。相手との力関係からしたらある程度守備重視になるのは仕方ないし、小野やヘイスなどトップ下ができる選手もいない。監督としてもマリノス戦で一定程度の手応えがあったからそのまま継続したんだろうなという感じで試合を観た。宮澤が戻ってどこまでできるかが勝敗のカギかなあ、と。

 セレッソは山村が地味にイヤらしかったなあ。高さ勝負でそこそこ勝てるので単純に放り込んで起点を作るみたいな感じで、細かいパスで攻めてくる印象はなかった。もっとも、福森にはしっかりチェックに行ってビルドアップさせないようにしていた。それに付随してなのか横山にもチェックに行っていて、横山も大してビルドアップできないと思われていたんじゃないかと。前半30分頃から2本ほど何でもないところでつまんないパスミスやらかしてたし。山下へボールが渡ったときのブーイングはもうお約束である。
 失点はセットプレイから。消極的というか慎重だなと思ったのはセットプレイの時はどんなにゴールから遠くても全員が戻ってゾーンで守っていたことくらい。そこまでする必要あったかな?で、一番気をつけなくてはならないヨリッチのヘッド1発で失点。何だよおい、何のために全員で守備したんだか…。それでも、サイドからクロスを上げることはできている。なのに決められない。「そこまでは行くんだよなあ…。」と何度ボヤいたことか。質の差、なのかな。これで負けたら切ないよなあ。前半の終わり頃に左サイドからクロスが上がって完全に頭1つ抜けたヘッドには肝を冷やしたぞ。あれが決まっていたらほぼ負け決定。ソンユンよく防いだ。

 というわけで、前半終了。当時の殴り書きは
○ミヤザー・深井・兵藤は現状最強3ボラ
○ただ、ミヤザー兵藤の負担がデカい、フルタイムもつのか?
○サイドからクロスだから内村は効果薄い、どーする?

 内村は高さがあるわけじゃない(点で合わせるタイプのFWではない)し、金園入れてツインタワーかなあとぼんやり思いつつチーズカツバーガー(\600)とアイスティー(\330)を補給して後半へ。後半いきなり3ボラが全員上がった状態でカウンターのピンチ。かなりヤバかったが、ソンユンが弾き出して助かった。ヨーデルさん曰く「あそこで(ポストにベッタリつかずに)ニアを空けて防げるソンユンはスゴい」。確かに威力のあるシュートだと弾いてもゴールに入っちゃうってことあるしなあ。ソンユンは良かったね。シュートが飛んできてもしっかりキャッチしていたし。

 選手交代は深井さんOUTマセードIN、謙伍OUT金園INの2枚替え。選手交代に関しては早めに動いたし四方田監督はむしろ積極的だったと思う。それがタスクであったとはいえ兵藤と宮澤はかなりの距離を走っている中、特に宮澤はPAに飛び込むほどに攻撃に出ていた状況で残り20分以上あるのにジュリーニョOUT内村IN。リスク背負って勝負に出たなあと思った。実際、兵藤は足攣ったし…。どうなんだろう、現状、内村って切り札的な扱いなんだろうか?
 そのマセードがキレキレで丸橋がてんてこ舞い。いっそのことひたすらマセードに集めて徹底的にサイドを制圧しても良かったのではというのは結果論か。それでも謙伍をスタメン起用するのは謙伍が“頑張れる”選手だからだと思う。守備に関してはそんなに差はなくてぶっちゃけドングリなのかもしれんけど(汗)、ポジションの性質からしてかなりの上下動を強いられるし、マセードは好きに攻撃させた方が活きるタイプだとも思うし…。
 同点ゴールは内村のクロスから都倉のヘッド。録画だと都倉が押しているようにも見えるし、セレッソの選手もファールをアピールしていたけど手で押したんじゃなく腕で、体で押したポジション取りってことなのかな。まあ、入ったからいいじゃん。で、ここからがまさしくホームゲームらしい時間帯。ドームで声が響くのを差し引いてもゴール裏の圧力がスゴかった。

 …ただ、それでも勝ちきれなかった。1-1のドロー。これがJ2の開幕なら「んー…まあいいか。」が先だったかも知れない。でも今年はJ1。悔しい、勝たなきゃならなかったというのが先に来る。去年で言えば今年共に昇格した清水戦やセレッソ戦、これがJ1では毎試合続くんだろうなあと思っていたけど、それと同じかそれ以上の激しさ、厳しさがそこにはあった。笛の後にコンサの選手が膝をつくのが多かったのに対してセレッソはそんなこともなくて。
 もちろん、選手たちが頑張っていたのを否定する気は毛頭ないし、サポも含めて「勝つんだ!」って気持ちはビシビシ感じた。でも、あれだけの後押しがありながら勝ちきれなかったってことは本当の意味でまだコンサはJ1のチームになれていないのかな、なんて思ったり。仙台はホーム開幕戦でウチから勝ち点3もぎ取ったしね。

 試合全体を通しての感想は何と言っても宮澤の出来に尽きる。ひいき目抜きにしても出色で、勝っていれば文句なしにMOMに推せるほど。攻守で至る所に顔を出し、「(スペースが)見えてるなあ…」というのがよくわかるボールの捌きがあり、時折自分で持ち上がってと八面六臂の大活躍。よくパンクせずにフルタイム走りきったよ…。攻撃が死ぬ、とまでは言わないけど現状では宮澤がいるといないとでは展開力が段違い。
 もちろん兵藤も良かった。試合後のコメントで情けないと言っていたのは「この程度で…」と自分に憤っていたに違いない。運動量は言うに及ばず、確実にボールをもらえる動きができる、ここにいてほしいというスペースに顔を出せるなどの質の高さ。これがJ1というのを体現していたと思う。もうね、兵藤は荒野や前寛あたりにガンガン文句言っていいよ。稲本の長期離脱でこの2人にかかる負担がすぐには解消されそうもないのがものすごく気がかりだが、宮澤と兵藤の2人が、そして2人が揃って出ることがコンサの中盤の生命線といっても過言ではない。シロート目にもそう感じるくらい良かった。

 こういう試合で勝ち点3を獲れるのがJ1のチーム。
 セレッソ戦は勝ちきれなかったけど、あと少しのところまでは来た。
 厳しいけど、これがJ1。結果は悔しいけど試合としては面白かった。同じドローでも去年の最終戦と(ry
 やっぱJ1っていいね。

posted by フラッ太 |15:10 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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