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2016年03月15日

『サッカー守備戦術の教科書』を(少しだけ)読む。

>ツアーレポートはぼちぼち書いていくんでしばらくお待ちください…

○サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論
 (松田浩 鈴木康浩著 株式会社カンゼン \2,300+税)

 それにしても大きく出たもんである。帯には
 「4-4-2のゾーンディフェンスを極めれば日本は世界で戦える!」とこれでもかと煽っている。
 松田氏といえば福岡や栃木で堅い守備を築き上げた監督で福岡をJ1昇格にまで導いた。
 始めの言葉が「ディフェンスはクリエイティブだ!!」だもんなあ。

 で、第一章を読んでみたが…面白い!
 ユヴェントスやアトレティコなどヱ欧州の列強クラブを引き合いに出していたが、
 基本フォーメーションはあるものの、状況次第で臨機応変に対応するというのは同じ。
 そして、それはちゃんとした理由、ロジックがあった上で選手が動いている。

 コンサでゾーンディフェンスというとまずは三浦コンサが思い浮かぶが、この本にあるようなことはむしろ石崎コンサが目指したのかなと思っている。今ならそんなに抵抗なく受け入れられるけど、当時はまだ先進的すぎたのかも知れない。選手の能力が追いついていなかったってのもあるだろうし…。第一章しか読んでないけど、これだけでも四方田コンサに於ける宮澤の頑張り、スゴさがひいき目抜きに感じ取れる…はず。

 値段は高いがオレのような戦術厨には必読で、守備スキーな人ならハマること間違いなし。文字がギッシリってほどでもないので読みにくいということもないと思う。バルさんコンサや四方田コンサの守備戦術がどうにもしっくり来ないという人にもきっと答えが出るんじゃないかなあ。

posted by フラッ太 |19:35 | 書籍紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)

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