2015年05月11日
結果論だけど結果が全て。
>頼む、オレに休みをくれ!じゃないとネタも書けやしない…(←そっちかよ!)。 普段は録画を観る前は先入観が入らないように極力情報を遮断しているんだが、 今回は我慢できずにブログ巡りをしたのでそこで思ったことをつらつらと。 「攻守に於いて都倉頼みが露呈した、都倉に取って代わるFWが出そうで出ない」 って結論になっちゃうんだけど、主にナザリトをスタメン起用したことに関しては シロートが思いつくようなことをプロである監督なら当然考えが及ばないはずはない。 裏を返せばナザリトをスタメン起用する理由があった、メリットがあると踏んだ、ということ。 シロートが思いつくようなこと、とはここでは 「岡山戦からの好転は都倉を1トップに置くことで前線からの守備が機能し、 相手を型にハメて主導権を握った」ということになるかと思う。 で、ここからは完全に妄想だけど(汗)、監督はターンオーバーを明言していたし、連戦のどこかでナザリトをスタメン起用する気でいたと思う。内村が連戦前で既にイエロー累積3枚で内村抜きの事態も想定しなければならなかったし。岡山戦と磐田戦しかチェックできてないが、岡山戦ではほぼパーフェクトな出来。金沢戦もアウェイでドローなら相手は上位だし結果としては悪くない。 で、磐田戦で完勝して「さて、どーすんべ?」と。 愛媛戦では監督のコメントとして「迷ったが勢いを重視した」というのがあった。 ここが分岐点だったのかな、と。 で、愛媛戦は積極的に勝ち点3を取りに行ったが結果はドロー。都倉は攻撃だけじゃなく守備でもファーストディフェンスに走っているからこれ以上1トップで使い続けるのは相手に研究もされるし、最悪壊れるリスクもある(選手の側は出来ないとは言わないから)。かといってナザリトのスタメン起用は都倉のサポート(お守り?)が欠かせない。実際、シーズン序盤で何度も都倉がなだめるシーンがあったし…。内村をスタメンから外したのは無理使いしたというのがあったからだと思う。愛媛戦の前にナザリトがケガという報道もあったしスタメン起用はそもそも無理で時間限定だったかも? 実はこういったケースは去年の山形の終盤戦にもあった。プレーオフ争いと天皇杯の掛け持ちという過密日程。その最中、石崎監督は敢えてメンバーを固定するという選択をした。ちなみにこれは読売新聞のスポーツ面から知ったので妄想でも何でもないということをあらかじめお断りしておく(もちろん殊更に石崎監督を持ち上げる気などなく、そういうことがあったということである)。過密日程の中でメンバーを固定するのは少なからずリスクが多くなる。疲労が蓄積された状態での連戦だから動きは重くなるし、ケガのリスクも高まる。それでもそうしたのは勢いを重視した、価値があったから。 石崎監督はギャンブルに成功した(=結果が出た)から賞賛もされ内幕が明かされる、 バルバリッチ監督はギャンブルに失敗した(=結果が出なかった)から批判される。 そういうことなんじゃないかな、と。 まあ、ギャンブルとはいっても両者共に五分以上、少なくとも五分には戦えるという心算の下でだとは思うけどね。 もっとも、シーズン終盤で先のことをあまり考えなくても良かった石崎監督とまだ3分の1に差し掛かるところで先を見据えなければならないバルバリッチ監督とではギャンブルをするしないの踏ん切り方も違ってくるというのはある。都倉が壊れることは絶対に避けたいし避けなければならなかったし。 都倉は個人でも2ゴールという結果を出しチームを鼓舞した一方で、ナザリトはノーゴールで途中交代となればどちらがコンサのエースかは明らかだ。都倉が決めて負けたのなら仕方ないと信頼されている一方でナザリトが決めてもチームが勝てないんじゃ意味ないと思われている、と言い換えてもいいかも知れない。ただし、これはあくまでも「現時点で」であってナザリトが必要ないということでは決してない。ナザリトの身体能力が高いことは証明済みだし、第一、都倉頼みでは長いシーズンを乗り切れずに息切れする(既にしている?)。 ナザリトがどう変わるかは彼自身の意識にかかってくるし、 ナザリトをどう活かすかは監督の指導やシステム変更も含めた采配にかかってくる。 そしてこれは何もナザリト、FWに限らず全ての選手やポジションに言えること。 そりゃ、負けりゃ悔しいよ。 悔しいけどさ、勝ち負け以外にもいろいろ考えることはあるよねってことで。 え?お前の場合は妄想の垂れ流しだって?…否定できんなあ(汗)。
posted by フラッ太 |00:16 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)
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