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2014年03月20日

『将棋でサッカーが面白くなる本』を読む。

>ズンドコ珍道中は番外編として別館に記載しました。別HNだけどタイトルでわかるでしょ?

 積ん読状態のサッカー本を少しでも片付けようと何冊かは読破したんだけど、
 書籍紹介のカテゴリーを追加した1発目はつい先日買ったばかりのこの本にした。

○将棋でサッカーが面白くなる本(発行:株式会社フロムワン 発売:朝日新聞出版 \1,470)

 いかにも戦術厨かつ将棋好きのオレに「買え!」と言わんばかりのタイトル。ええ、買いましたとも。基本、将棋を知っている人前提で将棋を知らない人には理解しにくい部分もあるけど、駒の動かし方などビギナーにも配慮した構成なのでボードゲーム的な見方、俯瞰的な見方をする上では助けになると思う。

 帯にある本田圭佑=飛車?長友佑都=香車?ってのは駒の喩えとしてイメージしやすいだろう。ちなみに闘莉王はリベロで角。その他の駒が誰に喩えられるかは実際に買って確かめていただきたい。将棋フリークの琴線に響くのは各国代表チームを将棋の戦型、戦法に喩えるところか。日本代表が角代わり腰掛け銀、イタリア代表がごきげん中飛車、イングランドが横歩取り8五飛など。

 一昨年買った『サッカー日本代表の戦術が誰でも簡単に分かるようになる本』もそうだが図解が多くあるので読みやすい一冊であろうかと思う。この本のプロローグでは将棋入門書としているが、将棋→サッカーやその逆の見方もできるのでサッカー好きはもちろん将棋好きな人でもどちらでもとっつきやすいだろう。西部本などコテコテの戦術本はイヤだけど、戦術って何?というイメージ作りの入り口として読んでみてもいいのでは。ちなみに、この本の観衆をしている野月浩貴氏はプロ棋士であると同時に熱烈なコンササポ。

 幸村殿、いつか復活してくれんかのう…。

posted by フラッ太 |08:15 | 書籍紹介 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:『将棋でサッカーが面白くなる本』を読む。

野月氏は札幌出身で、将棋連盟のサッカーチームにいたこともあったと記憶してます。バルセロナまで見に行ったこともあるとか。
同じく野月氏監修の「ナリキン」というマンガも面白いですよ。Jリーグを扱ったマンガは、チーム名をそのまま使っても良いよって、チェアマンが動いてくれないもんですかね。だから、サガン鳥栖がサタン鳥栖になっちゃう(豊田の舌が細長く悪魔的な舌だったw)。

posted by 蹴球素人| 2014-03-20 23:56

蹴球素人さんへ

野月氏が札幌出身だったのすっかり忘れてた(汗)。
ナリキンというマンガがあるのは一応知ってはいるものの、まだ読んでません。
Jリーグはいろいろ権利関係がうるさいんでしょうね。
それにしてもサタン鳥栖はひでぇw。作者は鳥栖に恨みでもあるのかと…。

posted by フラッ太| 2014-03-21 07:13

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