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2010年02月14日

上村愛子のコメント。

 上村愛子は惜しくもメダルには届かなかった。

 結果は残念だけど、上村愛子のコメントは流石だわ。
 もし、美しい敗者という言葉が使えるとすれば彼女のような選手を指すのだろう。

 オリンピックに何度も出ていることもあるのだろうが、ちゃんと自分の言葉で客観的に自分の滑りを話すことができていた。個人競技であっても、そこにはサポートしてくれる人たちがいる。自分のために、というのは彼女をサポートする人たちとのつながりが良好だからこそのものだろう。

 彼女の口ぶりからは変に力が入ったところがなく、とかくお涙頂戴っぽいイメージがなかった。
 馴れ合いでもなく、依存でもなく、もちろんギスギスしたこともなく。
 言い方が変だけど、涙を流しているのが絵になっているというか。

 悔しさはきっとあっただろう。
 でも、ただ「悔しい!」と感情をあらわにするのではなくて、悔しさを自分の中で噛みしめた上で自分を振り返ることができる。ともすれば悔しさだけをまき散らしがちになるのをちゃんと段階を踏んで話すことができる。成績などは関係なく、これこそが名実共に一流選手と言われる所以なのだと思わされた。

 バンクーバーオリンピック、寝不足にならない程度に見ていこうと思う。

posted by フラッ太 |13:42 | スポーツ | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:上村愛子のコメント。

日の丸を背負うという気負いではなく
サポートしてくれている人のためにもメダルが
欲しかっただろうけれど
頑張った、4位でもいいよ

posted by SB| 2010-02-14 17:11

SBさんへ

 すがすがしさがありましたね。
 やることをやった上での4位ですから誰もがよくやったと言うでしょうし、
 彼女を責める人などいないでしょう。

 ああいう姿を見るとスポーツは順位だけじゃないのだなあと思わせてくれます。

posted by フラッ太| 2010-02-14 23:25

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