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2010年11月15日

石崎監督退任の話はスカパーの誤報だったが。

  昨日のスカパーのアフタゲームショーで石崎監督が退任するということが放送され、その後今日のスカパーのHPで誤報だったとの釈明があったが、確かに今日のスポーツ新聞でもそのことにはいっさい触れていないので完全にスカパーの誤報だったのだろう。

 しかし、火のないところにはなんとかで、まだ明らかにできないが、退任ということがマスコミ各社には伝わっているといったうがった見方もできるような気がする。 

 個人的には石崎監督の続投はありだと思っているが、昨年はともかく、今年のこの成績では退任となってもやむを得ないだろうとも思う。例えは悪いが今年新規参入の北九州のように戦力的に下位もやむを得ないチームと言うことならば、この成績でも監督の責任はあまり問えないだろうが、今年J2での人件費が上位にくるコンサの監督ならばこの戦績では批判されるのはあたりまえだろう。2年間いったい何をやっていたんだということにもなる。

 確かに、怪我人が続出した不可抗力はあった。またシーズン前に主力のダニルソンや西を手放さなくてはいけなかったことや、それに変わる満足な補強がなかったことも同情する面はあるが、このメンバーでこの順位。依然として確立されていない戦術やホームで勝てないことなど負の要素がありすぎる。

 また、監督が言っていたホームではわくわくして楽しいサッカー、アウェイでは勝つサッカーをするという約束も守られていないのではないだろうか。

 ただ、戦術は成長していることは確か。パスサッカーが浸透してきて、徐々にであるが、力をつけていることは確かだ。ゆえに例え監督を変えるにしても石崎監督と路線が変わる監督を連れてくるようなことはしないでほしい。やはり石崎監督が作った基礎を引き継げる監督がよいと思う。

  もっとも石崎監督が引き続き監督をしてもよいと思う。J1で定着するサッカーを目指してやっている行程は間違いがないし、監督の交代でそれがぶれることが一番心配な点だ。

 今後の動きに注目したい。

posted by 孔明 |19:38 | 監督 | コメント(4) | トラックバック(1)

2010年11月14日

まさにリーグ下位どうしの対戦

  まさにリーグ下位どおりの対戦 

 パスミスの繰り返しで互いにチャンスを掴みまた、パスミスでチャンスを逃すと言った展開が90分繰り返された。

 先制点は三上のミドルに西嶋がいいところにいて、コースを変えたものだが、後半もコーナーからバーに当たったドンぴしゃヘッドがあった。惜しいシーンだったがあれはゴールに入れなければいけなかっただろう。

 惜しいシーンは何度かあった。純平と内村が絡むシーンが合ってシュートチャンスもあったが、なかなか決めきれなかった。

 失点はやっぱり危惧していたコーナーキックから。これで水戸への3失点はいずれもセットプレーからとなった。相手がよいキックを蹴ったとは言え、もっとしっかり守ってほしかった。

 前半もさほど良いとはいえなかったが、後半の低調ぶりは酷かった。シュートもろくに打てなかったのは大いに反省しなければいけないだろう。

 なにより相手のパスミスからのチャンスを何度ももらいながらこっちもパスミスでシュートすら打てない。こんなシーンではフラストレーションもたまるというもの。

 まったく来年に繋がる試合とはお世辞でも言えない試合だった。

 最も酷かったのは砂川のFKの時。サインプレーだろうが、待っていた岩沼が触れずにボールはまっすぐにゴールラインを割ってしまった。どちらのミスかわからないが、理解できないプレーぶり。このようなミスがやたらと多かった。パスの受け手と出して手の呼吸が合わないプレーが多すぎる。

 今日の水戸ならば大量点で勝たなければいけない試合。

 速攻のチャンスも何度もありながらラストパスが繋がらない。

 毎日何を練習しているのか改めて聞きたいような試合だった。

  それからアフターゲームで石崎監督が木山監督とともに「ともにチームを去ることになった」という下りはには驚かされた。誤報とは思えない。誤報でなければなぜアフターゲームでそんなことを言うのか。もしかしたら試合後にそにような話が石崎監督からあったのかもしれない。明日のスポーツ新聞に詳細がのるのではないか。

   ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |19:54 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)

2010年11月13日

水戸戦展望(今季2度目の連勝を目指して頑張ってほしい。)

  明日の水戸戦。

 相手水戸のここ5試合の成績は2分け3敗と調子は悪い。白星からも7試合遠ざかっている。しかし、ホームでの成績は6勝5分け4敗とまずまずの成績。逆にアウェイは1勝しかしていない。しかもその相手はコンサというから相性のいい対戦相手だと思われているかもしれない。

 また、しばらく勝っていないだけにホームで立て直しを図ってくるだろう。

  水戸は前節アウェイで横浜FCと対戦
  前半の序盤はDFラインを高く保ち攻撃を仕掛ける。しかし、なかなかフィニッシュがうまく決まらない。徐々に相手のサイド攻撃が活発化して押され始める。
 決定的なシュートも少なく前半終了

  前半終盤、後半開始に相手に故障者があって2人選手交代をしてくる。その選手交代からチャンスを作られてしまった。左サイドのアーリークロスを相手FWが右足でコース-を変えてゴールを許してしまう。0-1
 その直後決定的なチャンスをつかむ。相手ゴール前でポストをしてそのこぼれ球を豪快に降り抜くもゴール左のポストにあたってゴールならず。

 その後は得点をとるために前掛かりに。左サイドに島田が入って再三左サイドから攻撃を仕掛け、常盤のハンドによるノーゴールになったシーンや大和田のヘッドによるシューとなど惜しいシーンを演出するが、相手に速攻も許して、ピンチを招く。

  そして試合終了1点差で敗れる。

 水戸はここのところ木山監督のもと攻撃的なサッカーに取り組んできたが、なかなか成果が出ていない。ただ、ボールをもったら素早く攻めるというコンセプトは選手全員が強くもっているようで、はまれば怖い相手だ。

 FWは吉原宏太の怪我による長期離脱でこのところ常盤と片山の2トップが多い。片山のポストプレーから常盤のシュートというパターンが確立されつつあるが、常盤の動きが最近よいので注意したい。彼はどんな体制からもシュートを選択し、粘り強いプレーをする積極的な選手。また、攻撃のタクトは大橋が握る。ボランチから左右にパスを出し、攻撃の起点になるだけに彼のところから簡単にパスを出させないようにしなくてはいけない。

 また、左サイドの島田は先発かどうかはわからないが、小気味の良い動きをする。スぺースに飛び出す動きも得意なので対峙する選手はマークをぼかさないようにしたいところだ。

 そして身長が高い選手が多くセットプレーには十分に気をつけたい。前回の対戦でもセットプレーから2失点した。センターバックの大和田、作田には集中してマークにつかなければいけないだろう。

 FKにも要警戒。セットプレーは水戸の得点源となっているだけに集中して守らなくてはいけない。

 こちらは、前節競り勝ってチームのムードは上がっている。そのムードを継続できるか。

 中盤での主導権争いにかけるかどうかがポイント。ボランチやトップ下のところで、ボールを所持できるかどうか。

 アウェイだからといって遠慮はいらない。素早くボールを奪って攻撃を仕掛けたいところだ。

 前節水戸は素早く攻め込まれ、ペナルチィエリアに侵入してきた選手にマークがつききれず、ゴールを決められた。トップやトップ下、ボランチはチャンスがあれば、どんどんスペースに飛び出す動きをしたい。

  そしてラインを勇気を持ってラインを上げることも必要。前節、前半はラインが低く効果的な攻撃ができなかった。できるだけラインを高く保ち相手の攻撃を遮断したい。

 今年は連勝が1度しかない。是非今季2度目の連勝を目指して頑張ってほしい。


 勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |19:33 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年11月11日

今やっているサッカーを成長させるものでなくてはいけない。

  「ボール回しばかりうまくなってもゴールに結びついていない」と言うことがよく言われているが、確かに一理ある話だと思う。

 前々節の草津戦ではポゼションを高めボールは回ったが、なかなかシュートまで持ち込めず、一瞬の隙を相手に突かれた。 

 逆の立場では前節の千葉も押しに押していたが最後にやられてしまったという思いが強いだろう。

 よくJ2で陥るのが、やっているサッカーはいいが勝利に結びつかないと言われるこのパターン。

 苦労してボールをつなげてもブロックで守られ、相手を崩すまでの力がなくて崩せない。また、フィニッシュの精度がなくてゴールに結びつかない。

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posted by 孔明 |19:57 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年11月09日

依然としてスローインの下手さは直らない。

  日曜日の試合。試合に勝ったはいいがやはり課題はたくさんあった。
  
  その一つが前回のエントリーでコメントをいただいたKOUJIさんが指摘したスローインの件

 コンサの選手がスローインをしてもことごとくボールが相手に行ってしまうというお話 

 それは日曜日の試合から始まったわけではないのだが、本当にコンサの選手はスローインが苦手。

 現地で見ていても8割方は相手にボールが行ってしまうように思えた。
一方、守備の場面では相手のスローインをやすやすを許してしまい。スカパーの解説者の野々村氏にも相手スローインは簡単に相手の受け手に渡さないようにした方がよいと言われる始末。

 マイボールのスローインが相手に渡ってしまうのは2つ原因があると思う。

 一つはボールを投げるタイミングが遅いこと。早く投げないから相手がコンサの選手にマンツーマンでついてしまう。味方の選手がフリーでも他の選手という選択肢を探して時間をかけてしまうというふうに見えること。

 また、もう一つはボールの受け手がマークを振り切る動きをなかなかしない。しても1人だったりとマークの外し方の動きが全体を通して少ない。またマークの外し方も下手。

 これに比べて日曜日の千葉はこの点でも上手だった。フリーの選手を早く見つけては素早くスローインを行い、マイボールにしていた。

 コンサの選手の動きも悪かった。ボールタッチをわったなら、素早く相手にプレスをかけなければいけない場面でもゆっくり寄せるといったシーンが多いように思える。

 これらは個人能力の問題ではないだろう。きっちり練習で行えばマイボールにできるはず。また、選手の意識もあると思う。いかに相手にいやな動きをするか。常時考えなくてはいけないだろう。マイボールにできるかどうかは重要な問題。相手のボールになるかどうかで戦局が変わってしまう。相手のゴールに近い位置でマイボールにすればチャンスが広がるし、自分のゴールに近い位置でマイボールにすればピンチになる。

 今後練習でも試合でもきっちりとした意識付けを行ってほしいと思う。

posted by 孔明 |19:55 | 戦術 | コメント(8) | トラックバック(0)

2010年11月07日

課題は残ったままだがなんとかホームで勝ってよかった。

  千葉の圧倒的な攻撃で何度もシュートを入れられたと思ったが、それをことごとく防いでくれた高原は文句なく今日のMVPだろう。

 強烈なシュートは正面が多かったとは言え、何度も抑えることはなかなかできないことだ。

 良くて引き分けと思った試合だったが、砂川の素晴らしいクロスもあって宮澤のヘッドが生きた。砂川もよい仕事をしてくれた。

 退団が本当に残念といわせるくらいの左サイドの突破と絶妙クロスだった。

 千葉とは波長が合うのだろう。アクションでボールを回して崩すと言うよりは半強制的にリアクションでボールを奪って速攻につなげざるをえなかったとはいえ形がはまった試合だった。
 こういう試合は年に何度かあるものだが、負けた方はたまったものではないだろう。

 しかし、ホームでよい試合をしたわけではない。前半は特に押されっぱなし。
 プレスが遅く緩くて相手に自由にボールを回させてしまった。

 内村はプレスのいくところといかないところのメリハリがついていたとインタビューで答えているがあれだけボールを回され決定的なシュートを打たれたならばプレスは問題があったと言うしかないだろう。相手の拙攻にも助けられた。

 また、なんとかボールを奪ってもパスコースがなく相手の鬼プレスに会い、ボールを失うシーンが続出した。

  相手の鬼プレスをかわせない課題は残ったまま。こんな状態ではやはりJ1は遠いというしかない。 

 全体的にホームなのに相手にシュートを22本も打たせてしまった守備も悪かった。

 特に上里の守備が軽かった。何度もプレスをかけられてボールを失って危ないシーンを何度も作ってしまった。

 しかし、後半の上里のサイドチェンジは垂涎もの。あれがあるから上里はスタメンをはずされない。しかし、今日の上里はプレーの波が大きかった。何度もあったミスからのピンチを防いだ高原に感謝しなくてはいだろう。

 マイボールにしてからも落ち着かず、簡単に前に蹴ってボールを失うシーンも目立った。

 また、全体的に攻め上がりも遅かった。ターゲットも内村1人なので周りのサポートがほしかったところだが、周りのサポートが遅かったことも影響した。

 だが、なにより久しぶりにホームで勝ったことはよかった。宮澤のゴールのシーンも何人もゴール前に飛び出したから生まれたゴール。

 そして純平のアイデアも攻撃では生きていた。最後にはFWも努めたが、そう言えば彼はサイドバックでとったはずの選手だったのではないか。

 とにかくこの勝利はうれしい。課題は相変わらず残ったままだったがとにかくホームで勝ててよかった。

   ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |21:02 | 今節の反省 | コメント(6) | トラックバック(0)

2010年11月06日

千葉戦展望(ドームでやるからにはもはや言い訳は許されない。)

  明日のドームの千葉戦。

 相手千葉のここ5試合の成績は3勝2敗と足踏み状態。3連勝してから現在連敗中。また、最近10試合を見ても5勝5敗とこの間の成績の悪さがJ1昇格争いで完全に福岡に差をつけられた原因となっている。そして一番の弱点はアウェイ。アウェイで極端に弱い。成績は3勝5分け6敗の勝点14はコンサのアウェイでの勝ち点19をも下回っている。
 
  しかし、コンサの場合もホームで15試合戦ってわずか3勝。データーのみ見ればこの対戦は勝敗はどちらに転ぶかわからないといったところだろうか。

 千葉は前節はホームで昇格への大一番、甲府戦を戦った。

 前半序盤から互いにつぶし合って決定的なチャンスを作れない。ハーフナーマイクーに対するケアはしっかりできていた。しかし一瞬のDFからのロングパスがマークのついていない相手FWに渡り右隅にシュートを決められてしまった。0-1

  その後は相手の激しいプレスにあいながらゴール前まで攻め込むも倉田や山口のシュートが入らない。前半終了

 後半はワントップで孤立する青木孝太をフォーローするように修正し選手交代を行う。そうすると、近距離でパスがつながり、伊藤のスルーパスから青木孝太が飛び出しDFと1対1になる。たまらず相手DFがペナルティエリアで青木孝太が倒されPKを得る。これをアレックスが相手キーパーにコースを込まれるも押し込んで1-1の同点。

 その後は押せ押せムード。しかし、相手キーパーの攻守や相手DFの足をいっぱい伸ばし防がれたゴール前のプレーで勝ち越しができない。そうしているうちに相手にFKを与え、そのFKはポストに当たってゴールに入ってしまった。1-2

 その後もあきらめずに攻めるも得点はとれず、大一番に負けてしまい昇格がさらに遠のいてしまった。

  千葉との前回の対戦では古田の2ゴールで快勝しているが、そのときのリベンジを図ってくるはず。また、今日福岡が負けたことでまた、昇格の目がでてきた。モチベーションは高い。
 もともと攻撃力はJ2でも上位。

 ネットを出場停止で欠くが、攻撃のタレントは豊富だ。

 ワントップの青木孝太は競り合いはあまり強くないが、スピードがありDFの裏に抜ける動きが得意。玉際にもしぶとく、粘り強いプレーをする。彼は意識してDFの裏を狙ってくるだろう。

 深井と倉田は実績があり、テクニックを持っている選手たちだ。前線とのパス交換から前に飛び出してくる動きを繰り返してくるだろう。これを止めるには確実なプレスが必要、中途半端なプレスではいやな位置でファールを与えてしまう危険性もあり、注意が必要となる。

 そして力強い動きで左サイドを駆け上がってくるアレックスにも要注意。アレックスとは何度も対戦しているのでケアをしっかりしたいところだ。

  千葉はパスをきれいに回してくる印象の強いチーム。コンサよりもパス回しは数段うまい。対抗するには運動量と玉際の強さが必要。相手に主導権を握らせないプレーができるか。守備では前節青木孝太が孤立して、機能していなかった印象がある。ワントップと2列目とのラインを分断したいところだ。 

 また、攻撃では千葉は前節DFラインの裏を狙われていた。特に内村あたりはスピードがあるだけに是非相手DFの裏を狙ってほしいものだ。

 こちらは前節ホームでふがいない試合をした。サポーターの説教を受けた効果?を出すことができるか。

 ピッチ状態のよいドームでやるだけにもはやパスがつながらすコンサのサッカーができないという言い訳は許されないだろう。 そして勝利を久しぶりに見せてほしい。

 一生懸命戦って勝利をものにしてほしい。


 勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |20:27 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年11月04日

来季草津のラフィーニャがほしい。

  スポーツ新聞では今期の総括と来季の話も出ているが、チームも早急に来季の準備をしなくてはいけないだろう。誰を監督にするのかという問題もそうだが、いずれにしても今季の戦術を基礎に来季臨まなくてはいけないだろうと思う。

 今シーズンはFWが思ったような働きができなかった。思うにトップ下が十分に機能せず、キリノのスピードを生かせなかった。

  今年はトップ下にボールを収める選手を置くことができなかったためプレッシングからのショートカウンター主体からパスサッカーに戦術を変えたと勝手に解釈しているが、キリノがそのパスサッカーにあわなかったこと、近藤にできないポストプレーを要求したこと、内村をFWに固定する見極めが遅かったこと等が大きな要因だったと思う。

  来シーズンはFWに何を要求するのか。4-2-3-1のワントップのシステムをとるならトップ下の人選を含めてもう一度考え直さなくてはいけないだろう。

 来季も継続してポゼョション主体のパスサッカーをするならトップあるいはトップ下にボールが収まる選手がほしいところだ。内村を固定するという考えもあるがワントップとしてはどうしてもボールの収まりどころが弱い。それならばトップ下にボールの収まる選手を置くしかないだろう。

 現状では宮澤か純平かと言うことだが、来季純平がいるかどうかもわからないし、今の宮澤では十分な働きは期待できない。外から連れてくると言う考えもあるだろう。

 個人的には草津のラフィーニャがほしい。

 彼をトップかトップ下に置くとボールが収まるはずだ。前節の草津との対戦では得点を決められたが、彼はキープ力を十分持っている。体の使い方がうまく、なかなかボールを失わない。また、球離れもよい。そしてパスサッカーに十分対応できると思う。シュートの力もあるし、コンサにくれば得点を量産する予感がする。

 なにしろ彼は23歳と若い。伸びしろが十分にあると思う。今の戦術ではキリノは生きないように思う。予算の問題があるので、キリノとラフィーニャを同時に置けなければキリノを手放すこともやむを得ないと考える。

  今のJ2の外国人では栃木のリカルド・ロボ、パウリーニョ、ネットなど得点力のあるFWがいるがそのなかでコンサの戦術に一番合うのはラフィーニャだと思う。草津との契約の関係はわからないが来季是非コンサにほしい選手だ。

 それからHTBイチオシの砂川のニュース。まだオフィシャルに載っていないのでなんとも言えないが、誰かを獲得するという話でもないので、ニュース信憑性は高いと思うが、本当なら残念だ。

 砂川を契約満了選手の扱いにすると言うことはHFCは来季かなり思い切った人件費の削減を図ってくるということか。このことに関しては明日のスポーツ新聞に載るだろうが気になるニュースだ。

posted by 孔明 |19:30 | 来季 | コメント(4) | トラックバック(1)

2010年11月02日

きっちり総括しなくてはいけないだろう。

  日曜日の試合に負けてJ1昇格が数字的にも消滅。

 今日の道新と日刊スポーツでは昇格が消滅した原因探しの記事を書き始めた。

 選手や監督の当時のコメント等を引用して、「チームの意識がパスにいきすぎ。打たないと入らないのにシュートが少ない」「(がっちり引いた守備に戸惑い)相手に合わせたサッカーをしてしまう」(選手)とか「新しく入った選手をうまく使おうとしたけど…。難しいよ」(監督)など。

  日刊スポーツでは補強費減額が影響したとして、ニトリのスポンサー料が減額し、「1億5千万円の減額は最後まで尾を引いたかもしれない」。「ニトリショックで(補強の)見直しが生じた。」「あるFWの獲得交渉では、複数クラブとの争奪戦も資金縮小の影響を受け、手を引かざるを得ない状況に。」

 これらの記事にはもちろん興味を引かれるものもあるが、今更そんなことは初めからわかっていたはずと文句の一つも言いたくなるものもある。

 J1昇格だとかなんだとかいって持ち上げるだけ持ち上げて落とすというやり方はマスコミの常套手段だが、残念だが今年もこんな形になってしまった。 

  それにしても来年のためにもHFCは昇格できなかった経緯、理由をきちっと総括しなければいけないだろう。

 順位もなぜ下位に低迷したのか。戦力が不足していたからか。それとも監督の指導力不足か。

 また、人件費が減少したと言っても人件費の総額ではJ2で上位なはず。その費用対効果がでていないことは明らか。

監督就任2年目で戦術を浸透させる時間はあったはずなのに昨年より順位をかなり落とし、JFLへの降格争いがあっならその降格争いを演じていたような位置になっていることに関してサポーターはかなり不満をもっている。 

 監督をどうするのかも含めて来年どういう体制で行くのか早急に検討しなくてはいけないだろう。

  ただ、ようやく石崎監督の目指すパスサッカーが形になってきたのも事実。
 これをいかにして伸ばしていくかという観点で土台は変えずに行った方がいいと思う。

  だが、まだまだこの戦術は未熟。パスにこだわるあまり攻撃のスピードがでないこと、引いた相手をなかなか崩せないという致命的な欠陥がある。これをいかにして今後解決していくか。 

 予算の面でも来年はさらに厳しくなる。ニトリの完全撤退、補助金がなくなること等、人件費のさらなる減額が予想される。もしかしたらダニルソンの移籍金が入るかもしれないが、それとてはじめから当てにするものでもないだろう。そのなかでどのようなメンバーでどのようなサッカーをするのか。

 今シーズンはこのような結果になったが、来年昇格を目指すのならきっちり今年の総括をして早急に来年の準備をしなくてはいけないだろう。

posted by 孔明 |19:51 | 今季 | コメント(5) | トラックバック(0)

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