スポンサーリンク

2011年08月31日

次節の布陣はどうなるか。

 水戸戦はどのような布陣になるだろうか。 

 前節負けているだけに昇格圏内について行くためには、引き分けではダメで絶対に勝たなければいけない試合となった。

  おそらく前節とほぼ変わらないメンバーで行くと思うが、内村が先発で出ることができるかどうかがポイントだろうか。内村をトップ下に置けば得点力が増す。そうなると砂川をサイドハーフに張らせることも可能で、現時点でのベストな布陣を組むことができる。個人的には古田に奮闘してもらいたいのだが、今の古田の調子ではスタメン争いは厳しいかもしれない。

 本当は砂川は連戦の疲れがあるだろうから外してサブにいれたいところだが、先発で頑張ってもらわなくてはいけないだろう。セットプレーのキッカーとしても重用されるし、最近はパスの精度が悪いのが気がかりだが、調子の良いときにはキックの精度が抜群なだけに外せない戦力だろう。

 櫛引がU-18の大会から帰ってきたこと、岡本の完全合流で前節よりも戦力に上積みが見られる。

 DFとボランチをどうするのかだが、櫛引が帰ってきたことで、ボランチに河合を入れることも考慮しなくてはいけないだろう。岩沼は岡山戦での失点のシーンで相手を潰し切れなかっただけに、河合を入れてカウンター対策などで守備を固める作戦も考えられる。 そうなるとサイドバックに岩沼を戻しより堅固な守りとすることができる。

 攻撃陣はジオゴをどう生かすか。トップ下やサイド、ボランチの働きが重要になるだろう。

  いずれにしても控えは岡山戦よりは充実しそう。監督が岡山戦後に言った「(実質)控えは内村しかいなかった」という状況は避けられるのではないだろうか。
 
        ジオゴ

近藤  内村   砂川

      河合 宮澤

岩沼 櫛引 山下 純平

          ホスン

posted by 孔明 |19:58 | 戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)

2011年08月29日

今後はいかにアウェイで勝ち点3をとっていくか

 今節のJ2の波乱。6位までが勝利がなく、上位チームがほとんど勝ち点を積み上げられずに、コンサは金曜日に負けたにもかかわらず、3位との差は勝ち点で1開いただけ、首位との差も4と依然として射程距離を保っている。

 金曜日の試合に勝てればと言う思いもあるが、これは今更言っても仕方のないこと、次の水戸戦に頑張って勝つしかないだろう。

 金曜日にコンサの試合があったので、割と今節のJ2の試合はスカパーのチャンネルを変えながら見ていた。

 興味深かったのは土曜日の京都と千葉戦。あの強力な10代の3トップを擁する京都の攻撃をどう止めるのかが注目だったのだが、千葉は4-4-2にしてきてきっちり守備を固めてきた。コンサに4失点して、また富山にもホームで勝てなかったと言うことで修正してきたのだが、守ってカウンターという作戦にでてきた。これがそうして京都にほとんど仕事をさせなかったが、セットプレーとカウンター一発でやられてしまった。

 千葉の今後の戦い方は注目すべきだろう。オーロイがいないことで、戦い方を模索したのだろうが、相手が京都ということ、アウェイということでとった戦術かもしれないが、このような戦い方をすれば結構勝ち点を拾っていくのではないだろうか。千葉がなりふりかまわず、確実に勝つ作戦に出てきた意味は大きい。 

 日曜日の富山とFC東京の試合は富山の健闘が光った。きっちり守ってというよりは自分たちのサッカーを貫いての勝利。FC東京はロベルトセザーの怪我が大きく影響しているのではないだろうか。

 試合として一番おもしろかったのは愛媛と栃木の試合。初めから愛媛が押していて、いつゴールが入ってもおかしくない展開で、一瞬の隙で得点を入れられたが、終盤に追いつき、そこからは怒濤の攻めで攻撃するもパスミスから失点を食らってもう終わりかと思ったら、最後の最後で再び同点に。この試合をものにしたら栃木はかなり勢いに乗るかと思いきやその思いを打ち砕く愛媛の粘り。

 また、徳島は大分と対戦して相手のなんでもないミスから先制したが、ホームで逆転負けはかなり痛いだろう。

 こうしてみると上位のチームはアウェイでかなり苦戦している。それも下位のチームに苦杯をなめていてJ2の今後の混戦模様を浮き彫りにしている。FC東京や千葉はホームでは強いがアウェイでは負けが多い。これでは実力があるチームといえども独走態勢にはなかなか入れない。

 また、栃木はアウェイでは勝ち点を稼いでいるが、引き分けが多く勝ち点を思ったように積み上げられていない。徳島はホームとアウェイのバランスがよい勝ち方をしているが上位のチームとは戦績が悪く、また上位のチームとの対戦が他のチームより多く残っている。

 このようにここまで上位に決め手がない状況で、おそらくはまだ上位の混戦状態が続くであろうことは十分に予想できる。

 コンサの場合はホームで強いのでアウェイでいかに勝ち点3を取るかにかかっていると思う。これまでのアウェイの成績は3勝2分け5敗。上位にいくだけではなく昇格を争うにはやはりアウェイでも勝ち点を多く積み上げなくてはいけない。2007年の昇格を決めた年はかなりアウェイの勝率がよかった。そこまでとは言わないが、少なくともアウェイでも勝ち越しをしなくては昇格争いについていけないだろう。

 おそらくは石崎監督はやらないに違いないが、アウェイでは時間帯により守りを固めてカウンターを主にすると言った作戦も検討してもよいのではないだろうか。

 コンサの場合には今後はいかにアウェイで勝ち点をとっていくのかが重要なポイントとなるだろう。早速土曜日にはアウェイ水戸戦がある。順位が下のチームも追い上げており、のこの試合で勝ち点3をとらないとかなり厳しくなるのは間違いない。

posted by 孔明 |19:54 | 戦術 | コメント(1) | トラックバック(0)

2011年08月27日

気持ちを切り替えるにしてもしっかり反省しなくてはいけない。

 他のスポーツ新聞がいつも当たり障りのない中で、いつものように道新は厳しいことを書いていた。

 「岡山戦後ピッチに倒れ込む選手はいなかった。」

 「17日の千葉戦。個々の技術で上回る相手に勝てたのは、強い気持ちと序盤から全力でプレスをかけたからではないのか。」

 「今日は勝利の執念が劣っていたと言わざるを得ない。」

 厳しい一方的な論調かもしれないが、もちろん気持ちの問題がすべてとも言えないが、こんな厳しい論調もあってよいと思う。

 一方日刊スポーツは「ゴールをこじ開ける執念が、この日は少しだけ薄れていた。」「敗戦からつかんだ課題を糧に一から出直せばいい。」という少しやさしい雰囲気。このようなやさしげな応援風の論調もありだが、チームには厳しい声も必要。

  終わったことは終わったことで、気持ちを入れ換えて次を目指すことは必要だが、やはり昨日の試合の反省を十分にしなくてはいけない。なぜ決定機を生かせなかったのか。なぜミスが多かったのか、なぜ負けたのかの原因をしっかり分析して次の試合に生かさなければいけないだろう。

 アウェイでは3勝2分5敗とちょっと分が悪いことが気になる。 

 確かに今のJ2の上位チームもアウェイでなかなか勝てていない。今日も千葉が負けている。しかし、アウェイで負け越しているチームでは昇格争いはなかなかできないだろう。  

 昇格を目指すならいかにアウェイで勝っていくか。まずは気持ちの面でホームチームに負けてはだダメだ。 

 アウェイではだいたい押される展開が多いがそこではちょっとしたミスがあれば相手につかれて失点する可能性が高い。昨日の試合も近藤のミスからカウンターを受けたもの。今年がどうだとはいわないが、アウェイでは特にミスが多いような気がする。アウェイでは相手の気持ちが勝り、相手のプレスが強く、すぐひるむということが、大きい原因のような気がしてならない。

 この対策をしっかりしないと、毎回アウェイではやられてしまうだろう。

 次もアウェイの試合。日程の関係で残り試合はアウェイが2試合多い。

 しっかり昨日の反省をして対策をたてて臨まなければ、また同じ結果になってしまうだろう。

  次の試合もアウェイだが勝たなければいけない大事な試合になった。昇格戦線に割って入るにはしっかり反省して臨んでほしいと思う。 
  

posted by 孔明 |20:03 | 今節の反省 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年08月26日

さすがにあれだけミスをすればなかなか勝てない。

 序盤の近藤のキーパーとの1対1を決めていればだいぶ違った展開になっていたはず。

 また、後半すぐの攻勢の時間帯に得点を決めて入れば違っていたはず。

 そうならなかったのは残念だが、今日の試合はしっかり反省して次の試合に生かさなければいけないだろう。 

 失点は相手のカウンターから

 前半守って後半隙を見てカウンターで得点をとるという相手の作戦にまんまとはまってしまった。

 アウェイなので少ない得点機に決めきらないとこういうことになるという典型的な試合になった。

  また、ミスが非常に多い試合となった。あれだけミスをすればなかなか勝てない。

  疲労があるとは言え、ちょっと酷すぎる内容。

 後半序盤でかなり攻撃の手を強めたが、結局押し切って得点を入れらなかったところがやはり強いチームとは言えないのではないか。

  パスがつながらなければなかなか攻めてもシュートチャンスを演出できない。

 テレビでは選手の体は重くはなかったように感じたが、雨のグラウンドでもしっかりボールを納めてパスをできる技術を身につけなければいけないだろう。選手どうしの呼吸もあっていなかった。
 パスが合わなかったのもたぶんにそこに原因があっただろう。

 相手を考えれば勝たなければいけない試合だった。

 こういった試合を落とせばなかなか上位にいけない。

 ここまでの連戦の疲れも出ていたのだろうが、もっとしっかりパスを受けるタイミングやプレッシャーを受けたときのトラップを繰り返し練習してもらいたい。

 とにかくここで1週間のインターバルが入る。

 次の試合が大事だ。しっかりと疲れをとって次の試合には必ず勝てるように準備しなくてはいけない。

posted by 孔明 |21:59 | 今節の反省 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月25日

岡山戦展望(どんな形でもよいから勝ち点3を)

 明日の岡山戦

 岡山のここまでの成績は6勝5分10敗と下位に沈んでいる。ここ5試合は1勝1分け3敗と調子はよくない。

  前節はアウェイで大分と対戦

  相手は本職のDFがいない急造ライン。立ち上がりは細かなパスをつなげて攻撃するも相手のDFラインのブロックをなかなか破ることができない。相手と同じシステムなので膠着状態が続いた前半。
 後半は金民均のスルーパスを妹尾が飛び出してシュートチャンスをつかむがシュートができない。これが最大のチャンス

 そしてストヤノフのドリブルを寄せられかっさらわれてゴールを許す。悪い展開。その
後はチアゴにボールを集めようとするもなかなかチアゴにボールが渡らない苦しい展開。

 スピードのある石原や東大卒の久木田を投入するも決定的なチャンスを演出できないまま0-1で試合終了。この試合はチアゴにボールが収まらなかったことが敗因。また、ストヤノフも不調でいいところはあまりなかった。

 岡山のフォーメーションは3-4-2-1

 システムは3バック、ワントップ、2シャドー

 攻撃の方法は主にチアゴがいる場合にはングボールにチアゴを競らせ、ヘッドですらせてそのボールを受けるためにシャドーを前に走らせる。またチアゴの落としからボランチを経由してシャドーが前に飛び出す。
 また、サイドは主に左サイドからの攻撃でクロスを上げて決めさせるというパターンだろうか。

  しかし、新聞情報ではFWはチアゴを外して久木田をワントップに置くらしい。

 そうなるとチアゴは後半投入だろう。

  先発予想の石原、久木田という足の速い選手をおいて、カウンター狙いとロングボールでDFの裏を狙わせる作戦か。

 また、岡山はボランチからのくさびのボールも多い。そこからの展開でゴールを目指す。それは金民均がボランチの時には顕著。彼の縦への素早いパスにシャドーが抜け出すというパターンがあって十分に気をつけなければいけない。

  累積警告でストヤノフが欠場。代わりに後藤が出場か。ただ、ストヤノフが欠場した5試合は2勝1分け2敗とまずまずの成績を残しているだけに、岡山はさほどストヤノフ欠場の影響は感じないだろう。また、岡山は試合終盤、特に残り15分からの得点が非常に多い。いわば終盤型のチームだ。主審の終了の笛が鳴るまで絶対に集中しなければいけない。

 マークすべきは金民均と妹尾。金民均は縦の早いパスを送る以外にもパスアンドゴーの動きをして前線に上がってくることもたびたびあるので、十分に気をつけた方がいいい。妹尾はドリブルが得意で、前にどんどん仕掛けてくる。彼の突破から攻撃してくるパターンも多い。

  また、若い石原のプレーにも気をつけたい。京都の若手3人のような飛び抜けたうまさはないが、スピードがありテクニックも持っている。しかし、彼は疲れたところで出てこられるよりは先発の方がやりやすいだろう。

 左サイドからの攻撃はワイドに開いた田所のクロスからの攻撃に注意

  徹底してプレスを掛けたいのは金民均のところ。彼には自由な体勢でパスを送らせないようにしなければいけない。

  こちらはやはり相手が3バックなだけにサイドを多くつきたいところだ。前線でためてサイドバックが高い位置まで上がり攻撃するパターンを増やしたい。

 速攻に活路を見いだしてもよい。近藤の得点のように相手のDFの裏をとることができれば得点機が増す。

 ジオゴはかなりマークされるはずジオゴをフォローする動きをとらないとなかなか攻撃はできない。ジオゴを生かすプレーをしてほしい。

 ジオゴにボールが集まらなければ早めに2トップにすることも考えなくてはいけない。そこは素早く対処してほしいものだ。

 連戦で疲れているところまた中4日の試合で、疲れは残っているだろう。正直かなり押される展開になるのではないか。しかし、結果をなんとか残さなければいけない試合。

  昇格争いに本格的に参戦するには勝ち点3は必須となる。

  アウェイでの戦いでかなり苦しい戦いになるだろうが、どんな形でもよいから勝ち点3を取ってきてほしい。

 なにしろkankoスタジアムでは1分け1敗とまだ勝利がない。

 kankoスタジアム初勝利を目指して頑張ってほしい。

  勝手に叱咤コンサ外伝 

posted by 孔明 |19:31 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月23日

札幌から函館へ飛行機移動も検討した方が良いのではないか。

 6年ぶりに勝った函館での試合。 

 最後は選手もサポーターも一緒になってつかみ取った勝利だったが、ここで負けていたらまた、函館での開催の是非が議論されていたに違いない。

 選手達の疲労感は激闘だった千葉戦の後、中3日ということで見た目にもありあり。

 さらにはバスで4,5時間もの遠征で疲労をためてしまったことから、戦う前からかなりの部分でマイナスの要素が多かったように思う。

 確かに中3日の日程は震災で中止された千葉戦をドームでやりたいがため、平日にしたという意図が推測される。

 他のJ2の試合が一斉開催された8月6日、7日には厚別で開催できたのではないかと思うし(厚別が空いていたという記憶があったが間違っていたら申し訳ない。)、観客動員数の事情等であえてドームでやったというHFCの強い思いが反映されたものだったのではなかっただろうか。

 ただ、函館開催は以前から、札幌から遠隔地ということでやれアウェイと同じだとか、ホームのメリットがないとか言われてきた。個人的には広い北海道をホームタウンにしている以上、札幌以外の会場でも試合は行わなければいけないと思うし、やってほしいと思う。年1回のことだし道南のサポーターも楽しみにしているはず。

 函館での戦績が非常に悪いがまた来年も続けてほしいと思う。

 ただ、やっぱり移動手段は考えなくてはいけないと思う。

  他のブロガーさんも同様のことを書いていたが、

 以前はウィルの酔っ払った姿も楽しかったJR移動だったのが、選手の希望でバス移動になった。確かに最近は高速が延伸して函館までのバス移動でも4時半位で行けるようになったのでより時間短縮になった。

 選手は貸し切りのバスで他者の目を気にすることなく気兼ねなく移動したいと言うことだろうが、やはりそんなに広くはないバスのなかでの4、5時間は疲れるだろう。途中で休憩を取るにしてもかなり疲労が蓄積される。ましてや内村のように腰痛で長い時間だとバスの床に伏せていなければいけない選手もいる。

 ここは飛行機移動を検討してはどうかと思う。札幌からだと丘珠から飛行機が出ているので市内の移動もあまり時間がかからない。函館空港も湯の川温泉のすぐ隣にあるので宿泊場所が湯の川温泉街ならば時間がかからない。ホテルが西部地区でも30分くらいでホテルに着く。

 一番いいのは飛行時間が35分ほどということ。あっという間に着いてしまう感覚だ。

 個人的な話だがこれまでは毎年札幌から函館へ車で移動していた。それを今年は飛行機に変えてみた。お金がかかる話で正直痛い出費だったが、移動時間が短く済みもちろん車移動に比べて楽だった。機内は確かに狭い。機体はプロペラ機で定員も40人弱。しかし選手達が機上したらほとんど貸し切り状態にできるのではないだろうか。

  この路線の飛行会社は北海道エアシステムで今年3月にJALグループから脱退したのでアウェイで提携しているようなJALからのサービスは受けることができないと思うが、北海道エアシステムは北海道が筆頭株主でもあり、札幌市も出資している。年に1度の函館の試合だけスポットスポンサーになってもらって移動の経費を北海道エアシステムにお願いするという方向で来年からでも飛行機移動を検討したほうがよいのではないだろうか。

 もっともすでに交渉しているかもしれない。この結果がうまくいかなかったのかもしれないが、もしうまくいかなかったとしたらチーム経費での移動も考えた方がよいのではないだろうか。もっとも本州のチームで4,5時間の移動は当たり前という話もあるだろうが、そこはアウェイでの試合。こちらはホームの試合なので、せっかくのホームの試合で選手に移動の負担を過度にかけたくはない。

 これは試合の影響にも及ぼす重要な問題だ。検討する価値はあるのではないだろうか。

  選手の希望がJRとバスとの選択でバスだったのならば、飛行機移動を考えても良いのではないだろうか。

 もっとも選手の希望が飛行機よりもあくまでもバスということならばこれはどうしようもない話になってしまうとは思うが。

posted by 孔明 |19:44 | 地方開催 | コメント(3) | トラックバック(1)

2011年08月21日

試合終了の笛が鳴った瞬間の千代台の雰囲気は感動的だった。

 ジオゴがサポーターに「愛してる」という言葉を使った位、今日の函館はサポーターの声援も大きかった。

  試合終了の笛が鳴った瞬間の千代台の雰囲気は感動的だった。

 それに対して選手のみんなはよくやった。

 前半から疲労でまったく動けない試合内容。ルーズボールが中盤でほとんど拾えずに相手の攻撃を浴び続けた。

 中3日での戦いがこんなにしんどいものか思い知らされた試合。いかに千葉戦で体力を消耗したかだんだんと時間が過ぎるほど認識させられた。

 相手のコンディションが素晴らしく、何度もゴール前に押し寄せられてぎりぎりのところで跳ね返したそんな試合だった。

 終了の笛が鳴った後にばたばたと倒れ込む選手たち

 出足が悪かったとかパスミスが多かったと言う話はもちろんあるだろうが、この試合で内容を問うのがかわいそうなくらい。

 選手の疲労度が重くのしかかった試合だったのではないだろうか。それでも強いチームは少ないチャンスを生かして得点をとる。このチームは決して強いチームではないが、だんだんと勝つことにどん欲でうまくなってきた。わずかなチャンスで得点を重ねたことは素晴らしかった。

 特に相手のサイドの薄さをついた何度ものスルーパスが生きていた。リアクションサッカーでのジオゴや近藤のゴールだったが、それが悪かったというつもりはさらさらない。今日の選手のコンディションではそれが唯一の勝利への道だった。

 そのなかでジオゴは鼻を縫ったくらい負傷し、2度もピッチから出ていたが(特に1度目はなかなか戻れなかった。)

 後半、いきなりこれまでの悪いムードをうち破るゴールを決めた。

 近藤は端から見てももう無理と思ったが相手のDFに走り勝って決勝ゴールを決めた。

 とにかく函館で勝ててよかった。函館の人も、札幌からきた人も、ほかの道内外からきたサポーターも今日の試合は特に印象に残るものになったのではないだろうか。

 ひとまず選手たちには少し休んで疲労をとってほしいと思う。4連勝したがまだまだ、上は遠い。今日も中盤でボールをもてずにかえって自ら苦しいシーンを作ったことも何度もあった。疲労をとり次も勝てるようにがんばってトレーニングしてほしい。


  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 
 

posted by 孔明 |16:42 | 今節の反省 | コメント(3) | トラックバック(0)

2011年08月20日

京都戦展望(ホームの大声援でなんとしても勝たせるぞ)

 明日の函館での京都戦

 京都のここまでの成績は6勝5分9敗とJ1降格組としては、残念な成績。しかし、ここ5試合は3勝1分け1敗で登り調子で、今は戦術が浸透してきて、調子が上がってきているチームと言えるだろう。
  このチームは特に出だしが悪かった。開幕戦から10試合で2勝2分け6敗と最下位付近をいったりきたり。引き分けを挟んで5連敗という時期もあった。しかし、なんとかその時期を乗り越え、上位を伺う体勢を整えている状態だ。

 前節はホームで好調の北九州と対戦

  前半から激しいプレスをかけてボールを奪っていく。相手は細かなパスをつなげそれをかわそうとするが、自由にさせず、奪ってはサイドから攻撃していった。
 そして久保のミドルシュート。優也が弾いたボールを伊藤が押し込んで先制点1-0
 さらに前半も両サイドから攻め込んで相手を押し込む形が続いた。

 後半は相手も精力的に仕掛けてきた。
 選手交代を機にロングボールも交えなから変化をつける攻撃に来る苦しんだが、前線の3人がボールを持っては仕掛け相手のペースにさせない。惜しかったのは伊藤がドリブルして優也もかわし後は無人のゴールというところでポストに当たったシーン。
 そこからは一進一退となり終了間際GKと1対1になってしまった場合もあったが、なんとか防ぎタイムアップ。ホームで勝利した。

  京都はプレスがかなり厳しい。プレスを厳しくしてボールを奪いサイドに展開して攻撃してくると言う印象が強い。

 3トップをとり中盤の薄さをカバーするために、3バックを敷く。

 なにより怖いのは10代3トップの宮吉、久保、伊藤

 彼らそれぞれドリブルがうまく、けれんみがなくシュートコースが空いたらすぐシュートを打ってくる積極性も持っている。

  久保は、最近は得点していないが決定力は折り紙付き。とりわけ積極性が高く何をやらかすかわからない存在。また、伊藤はドリブルが得意で簡単に前に出てくる選手。

  久保は今、U-18の日本代表でSBSカップに出ているがコンサとの試合に出場するためにチームに戻ってくる予定。

 この3人以外にも10代選手である駒井が右サイドにいる。彼と伊藤とのコンビは良いものがあるので彼の動きにも注意が必要。

 中盤では左サイドの安藤がキープレーヤー。サイドから突破する宮吉に好パスを配給する。

 途中出場のハウバートダンはフィジカルが強い選手。疲れてきたときに出てこられるのは嫌な選手だが、パスを簡単に彼に通さないように気をつけたい。またドゥトラも控えにいるのが京都の強さ。高さがあるだけにしっかりDFラインで押さえたいものだ。

  また、セットプレーは京都の得点源。キッカーのチョン・ウヨンがかなり精度の高いボールを蹴ってくるので十分に警戒したい。

 とにかく京都はサイドから攻撃してくる。3トップがスペースを見つけ飛び込んでくるので、マークは十分に気をつけたいところだ。また簡単なパスミスは要注意だ。攻撃が素早いので、かなりの確率で決定的なシーンを作られるだろう。

 相手に出だしからペースを握られるとかなり苦しくなる。京都はなにより若いチーム、若いチームだけに最初に勢いをつけさせるとそのペースで行ってしまう恐れがある。

 こちらはまずは前半から積極的に前に出て押し込んで、相手の3トップに仕事をさせないことだ。

 そしてサイドを徹底的に突くこと。相手はジオゴを徹底してマークしてくるに違いない。ジオゴも簡単には潰れないと思うが、それならば素早く薄くなったサイドに展開して相手サイドの裏をつく作戦もおもしろい。 

 セットプレーはこちらもチャンス。相手も用心してくるだろうが、ショートコーナーやトリックプレーを使い分けで得点してほしい。

 なにより函館では2006年からしばらく勝っていない。函館のサポーターには今年こそ勝利を見せなければいけないだろう。また、この試合は昇格争いに割って入るためには是非とも勝たなければ行けない試合。重要な試合と言うことは選手もわかっているはず。

  中3日と相手よりも休養する時間が少ないが、ホームの大声援で選手達を動さなければいけない。

  京都には2004年に函館で負けている。

 そのリベンジを図るためにも勝利は必要だ。

 千葉戦の勝利を生かすためにも、勝ち点3をとろう。

  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |09:07 | 次節の展望 | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年08月18日

次節ボランチをどうするのか。

 昨日の試合で気になるのは芳賀の怪我。

 芳賀らしく、届くかどうかわかならい位置のボールを必死に追って相手と接触したやむを得ないものだったが、前に痛めたところをまた痛めたしく、本人曰く「検査してみないとわからない」。

 試合終了後の挨拶には芳賀も来ていたが、足を引きづっており、痛々しかった。今日の検査でどう出たのか気になるが、京都戦は後3日後。おそらくは出場は難しいだろう。

 また、昨日の試合で宮澤が累積警告4枚で京都戦は出場停止。昨日出場していたボランチが2人とも出場できないのではないだろうか。

 そこで次節のスタメンが気になるところだが、昨日は芳賀の代わりに入った岩沼が奮闘していた。1度大きなパスミスをしていたが、カバーリングや1対1で負けておらず、気迫が会場にいても伝わってきた。以前岩沼のボランチはやめた方がいいと書いたが、まったくそんな言葉を撤回させられ、謝らなければいけないようなプレーぶりだった。

 ただ、京都戦はどうするのか考えどころだろう。監督のこれまでの指揮パターンからボランチは主に潰し役とさばき役の2人で組み合わせてきたが、潰し役としては岩沼か河合。練習では西村もやっているが可能性としてはこの2人のいずれかだと思う。

 選択肢の一としては芳賀が交代した後の布陣のように岩沼をそのままもスタートからもっていく方法と河合を上げて、センターバックに岡山を配置する方法がある。このいずれかをとるか。

 もう一人のさばき役のボランチも考えどころ。可能性としてはブルーノを入れるか、純平をいれるか。もしかしたら古田というの選択もあるかもしれない。純平を入れるとなれば、こんどはサイドバックをどうするのかという問題にも波及する。なんとも悩ましい事態だ。

  攻撃に特化するなら岩沼とブルーノという組み合わせだろう。ブルーノはジオゴとの相性もなかなかよいようだ。それでスタートしたらブルーノを純平に変えて逃げ切るということも考えられる。ただ、ブルーノが心配なのは守備。ブルーノが使われないのはこの理由からだと思うが、これをどう判断するか。

  河合を上げるということも十分に考えられる。 

 いずれにしても千葉戦の先発ボランチ2人を変えなければいけないという事態。

 このピンチをどう乗り切るか。京都戦はボランチの出来にかかってくるのではないかと考える。

posted by 孔明 |20:34 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月17日

千葉をちんちんにしてやったぜ。

 千葉に倍返しでリベンジは本当に気持ちがいいものだ。

 先取点のセットプレーも見事だったが、できすぎと言っていいほどの結果

 ドームのサポーターもみんな満足したのではないだろうか。

 ジオゴがトップに入ったことで余裕をもって後ろからあがることができていた。

 今まで欠けていたポストができる選手が入ってすべてが好転して行った試合に見えた。

 前節悪かった砂川のクロスの精度がすごすぎるほど切れを増していたし、内村がらしくないすごいジャンプでヘッドで点を取るなど、いい形でチームが動き出した感じ。 

 ラストは古田がメッシばりの外から中に切れ込んでのシュート枠を外したかに見えたがボールを落としたシュートだったのではないだろうか。かなり高度なシュートだった。

 また、守備では芳賀の代わりに入った岩沼が効いていた。懸命に相手からボールを奪うシーンは感動的だった。
 
 これまで岩沼はボランチはあまりよくないと思っていたが、十分によくやってくれた。

 千葉はなぜ青木孝太を先発にしてきたのか疑問。彼が途中交代で出てくる方が嫌だった。

 ここで勝てたことは大きい。まだまだ昇格争いと声を大にしていえる勝ち点ではないが、いい位置につけてきたことは確か。なにより2位のチームに勝てたことは大きい。そして、前回ちんちんにやられたチームに逆に倍返ししたことはまったくすばらしいこと。

 4点を取ったのは何年ぶりだろうか。そして3連勝したのは2年ぶりと言うこと。

 まだまだ、前を走るチームの姿をようやくとらえた位だが、これからどんどん連勝して言ってほしいものだ。

 心配なのは芳賀の怪我。前に痛めたところであれば、さらに心配。

 終了後芳賀らしく、勝利の挨拶にいっしょに回っていたが、くれぐれも大事にしてほしいものだ。

 次節は宮澤が累積警告で出場できない。おそらく今日の2人のボランチは出場できない事態なると思うが、ホームと言っても相手は休養十分でくる。

 明日は1日ゆっくり休んであさってから京都戦向けてしっかり準備してほしいと思う。

 とにかく本当にすっきりした試合だった。


  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 

posted by 孔明 |22:43 | 今節の反省 | コメント(5) | トラックバック(1)