スポンサーリンク

2011年08月21日

試合終了の笛が鳴った瞬間の千代台の雰囲気は感動的だった。

 ジオゴがサポーターに「愛してる」という言葉を使った位、今日の函館はサポーターの声援も大きかった。

  試合終了の笛が鳴った瞬間の千代台の雰囲気は感動的だった。

 それに対して選手のみんなはよくやった。

 前半から疲労でまったく動けない試合内容。ルーズボールが中盤でほとんど拾えずに相手の攻撃を浴び続けた。

 中3日での戦いがこんなにしんどいものか思い知らされた試合。いかに千葉戦で体力を消耗したかだんだんと時間が過ぎるほど認識させられた。

 相手のコンディションが素晴らしく、何度もゴール前に押し寄せられてぎりぎりのところで跳ね返したそんな試合だった。

 終了の笛が鳴った後にばたばたと倒れ込む選手たち

 出足が悪かったとかパスミスが多かったと言う話はもちろんあるだろうが、この試合で内容を問うのがかわいそうなくらい。

 選手の疲労度が重くのしかかった試合だったのではないだろうか。それでも強いチームは少ないチャンスを生かして得点をとる。このチームは決して強いチームではないが、だんだんと勝つことにどん欲でうまくなってきた。わずかなチャンスで得点を重ねたことは素晴らしかった。

 特に相手のサイドの薄さをついた何度ものスルーパスが生きていた。リアクションサッカーでのジオゴや近藤のゴールだったが、それが悪かったというつもりはさらさらない。今日の選手のコンディションではそれが唯一の勝利への道だった。

 そのなかでジオゴは鼻を縫ったくらい負傷し、2度もピッチから出ていたが(特に1度目はなかなか戻れなかった。)

 後半、いきなりこれまでの悪いムードをうち破るゴールを決めた。

 近藤は端から見てももう無理と思ったが相手のDFに走り勝って決勝ゴールを決めた。

 とにかく函館で勝ててよかった。函館の人も、札幌からきた人も、ほかの道内外からきたサポーターも今日の試合は特に印象に残るものになったのではないだろうか。

 ひとまず選手たちには少し休んで疲労をとってほしいと思う。4連勝したがまだまだ、上は遠い。今日も中盤でボールをもてずにかえって自ら苦しいシーンを作ったことも何度もあった。疲労をとり次も勝てるようにがんばってトレーニングしてほしい。


  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 
 

posted by 孔明 |16:42 | 今節の反省 | コメント(3) | トラックバック(0)