スポンサーリンク

2008年10月31日

天皇杯の思い出

 日曜日は天皇杯。最近は隔年でよい成績の年と悪い成績の年がある。
そしてリーグ戦での成績と見事に反比例している。

 今年はどこまでいくのか。順番からいうと良い成績の年のはずだが。

 天皇杯の思い出で一番良い思い出はもちろん2006年のベスト4。
 
 しかし、私が一番心に残っている試合は2003年12月7日室蘭入江運動公園陸上競技場。

 蹴馬鹿さんが書かれているのだが、そのときの競技場の様子。12月といえばももちろん室蘭でも冬。
 
 室蘭は普段から風が強いところなのだが、その時も風が強かった。そして海風が競技場に入り込む。おまけに雪が降ってきて、一時は吹雪になるコンディション。尋常ではなかった。
 
 私は当時室蘭に住んでいたので、風は十分に予想していたのだが、その時は外で2時間もいるような状況ではなかった。おまけに吹きっさらしのバックスタンド。重装備をしていたつもりだったが5分といわず、膝はがたがた。顔は感覚がなくなる。
 
 妻と子供もいっしょに観戦する予定で、様子を見ながら車にいたが、結局、車から出てこれなかった。今思うと車にいて正解だったと思うのだが。あれほど過酷な試合はなかった。それが終了間際で同点ときた時には何の罰ゲームかと思ってしまった。やっている選手もしんどかっただろう。

 秋春制の話題が出ているが、犬飼会長に体験してもらいたい経験だった。

posted by asa3804 |18:30 | 天皇杯 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年10月30日

USの再説明

 応援自粛の関係でUSは自らのHPで再説明をした。

そのなかで注目したいのが<今回訴えたいこと>の3番目の項目。「現状のクラブに対する危機感。」

「「市民クラブ」として札幌市民、北海道民に広く愛されるべき存在であるはずが、現実はそうはなっていない。市民に愛されない市民クラブに存在意義はないし、それに対する問題意識が少なすぎるのではないか。サポーターを含めこのクラブに関わるすべての人間の意識が変わらなければ、このクラブの未来はないのではないだろうかという下りだが、

 HFCだけではなくサポーターにも問われているものなので考えてみたが、まずはUSは「市民クラブ」になっていないと言うが、正直「市民クラブ」になっているのかどうかと問われるとよくわからない。それは何を物差しに「市民クラブ」と呼ぶのかが私にはそもそもわからないからだ。それがもし地域密着度としたら何をもって地域密着していると言うのか?観客数?サポーターの力の大きさ?マスコミの扱い?地域のスポンサーの数?etc?

 改めて言われるとJリーグの理念としてあげられているこの言葉すら自分としてはよくわからないことに気づかされる。なおさら「市民クラブ」になるためにどうすべきかという質問にも答えられそうにない。

 しかし、今回のHPの文面では彼らの情熱は理解できる。

 ただ、応援自粛でもゴール裏の中央に居る(USも批判承知)のだけはどうかと思うが。

posted by asa3804 |00:17 | 話題 | コメント(4) | トラックバック(1)

2008年10月29日

守備的サッカーは限界?

 今日の道新の「燃えろコンサドーレ」の記事。その中で平川氏は守備的サッカーが限界だと言っているが、私は平川氏の言うように一刀両断に守備的サッカーは限界だとは思わない。ただ、やっているその守備サッカーの内容が問題だと思う。

 言うまでもなく三浦監督はリアクションサッカーだ。そして前柳下監督はアクションサッカー。それぞれ一長一短があると思う。ただ、見て楽しいのはアクションサッカーだ。人もボールも動くサッカーは見ていて楽しい。今のコンサのサッカーの理想は相手にボールをもたせ相手のボールフォルダーを前目のゾーンで網をかけてとらえて、できるだけ早く攻撃につなげるサッカーだろう。このサッカーは見ていてもつまらない。しかし、つまらないから問題というわけではない。

 また、ゾーンディフェンスがどうのこうのと言っても今のサッカー界ではほとんどゾーンディフェンスをとっている。そのゾーンディフェンスをどのような方法で行うかでそのチームの個性が分かれるのだと思う。

 では何が問題か。守備と攻撃と分けて言うと今のサッカーが1 守備では相手のボールホルダーに選手がなかなかいかない?サッカー、2 攻撃では単調でほとんどポゼッションができないサッカーであることが問題だと思う。


 1 守備では、相手のボールホルダーにボールウオッチャーが多くボール奪取を手をこまねいて見ていることがある。いや、ボール奪取にいけないと言ったほうがよいだろうか。そして相手にいいように回され1対1で振りきられている場面が多い。

 私はバイタルエリアあたりで簡単に前を向かれ1対1で相手とお見合い状態になった時点でもはや相手に負けたと思っている。そこは技量で劣るコンサの選手達。そんな状態になっては、もはや振り切られる確率は高く、しいてはファウル覚悟でDFが体で止めなければいけなくなる。

 よく見るのはコンサの選手がボールを持つと相手が2人、3人と必ずプレスをかけてきてボールのだしどころがなくなる状態。一方コンサは相手のボールホルダーに仕掛ける時間も遅ければ行く人数も少なく相手に簡単にバイタルエリアあたりで前を向かれて自由にパスを回させる状態にしてしまう。
 
 どうしてこんな差が生じるのか。それはやはりコンサの戦術がゾーンにとらわれ過ぎプレスが弱いからなのだろう。ゾーンはわかる。個の力がないチームが頼るところは組織だ。しかし、今更言ってもしかたないが、あまりにも個人の自由が少ないサッカーではないのか。そもそもそれが三浦サッカーだと言われればそうなのだが。
 
 もっと選手をゾーンから自由にさせてはどうかと思う。選手達にゾーンの意識を少し薄めたらどうか。そしてもっと前から複数でプレスをかけさせたらどうか。選手の応用力が足りないからという考えもあるが必ずしもそうではないと思う。きれいな3ラインを作れば満足ということではないだろう。


 2 攻撃ではもともとポゼッションは期待していないが、あまりにもポゼッションができないチームになってしまった。
 
 結局、疲弊し体力が落ちて最後には力つきる。そんな場面を何度も見てきた。もう少しポゼッションを高めなければJ1のチームとは対等に戦えないことは明らかだ。
 
 個々の力、クライトンなどは個人のキープ力があるがやはり時と場合には細かなパスワークも必要。そしていつも思うのはプレスの厳しいチームにはほとんどポゼッションができないということだ。

 それは普段の練習が問題なのか。よく練習では「鳥かご」と呼ばれる真ん中に1人あるいは2人入って周りを囲みボールを取られないようにボールを回すことをしている。またワンタッチ、ツータッチで素早くボールを回す練習をしているが、もっと強烈にプレスをかけさせあらゆるケースを想定したボール回しの練習が必要ではないのか。推測に過ぎないがそんな練習が少ないような気がしてならない。

posted by asa3804 |20:02 | 話題 | コメント(6) | トラックバック(0)

2008年10月27日

応援自粛と新監督候補

1 まず、応援自粛について

 応援自粛はわからずでもない。監督の戦術や気迫のない選手達に憤慨してやる行為なら理由はわかる。ただUSの応援自粛の理由が「クラブにビジョンの発信を求めるべきである。」ためというのは理解しがたい。

 ビジョンの発信をもとめるという目的を達成するために応援自粛をするという手段がよくわからないのだ。ビジョンの発信を求めることには賛成だ。今年の総括と今後の方針をクラブは示さなくてないけないと思う。今年どのような経緯で降格という結果が生じてしまったのか、今年の総括は経営を含めた戦略面、監督の采配を含めた戦術面での細かな反省が必要であると思う。
 
 今後の方針は5段階計画が現在、どの段階にあるのか(柏戦後、村野GMはサポーター達との対話で3.5段階くらいかと言っていたようだが。)、そして今度それをどのように変更、あるいはそのまま行くとしてもこの後どのような戦略で構築していくのかをHFCは明らかにしなくてはいけないと思う。

 私はふがいない試合をしている場合に応援拒否もありだとは思う。B自由席で必死になって飛び跳ねて精一杯声出しているサポーター達にはいつも感動を覚えている。ふがいない内容の試合でも必死になって応援している姿には頭がさがる。

 どんなに声援しても結果として報われないことが多い。しかし、すでにUSはHFCにビジョンを出せというメッセージは送っている。そのビジョンが出されるまで応援を自粛をするということが私の中ではよくわからないのだ。なにか違う次元の話のような気がする。


2 次に新監督候補について

 つぎつぎとスポーツ新聞がよくもまあ新監督候補を発出してくれている。こんどはスポーツニッポンだ。以前、すでにスポーツ報知に名前がのっていた江尻氏に水面下で就任要請の打診を済ませているそうだ。

 そして石崎現柏監督にヘッドコーチの要請もしているそうだ。オシム氏の話よりも現実的だが、監督とヘッドコーチが逆ではないのかという疑問がわく。ただ、わざわざ石崎監督をヘッドコーチというからにはかなりの確証があるのだろうか。

 いずれにしても三浦監督の続投はないようだが、今度は他の新聞、特に道新がどう動くか。

posted by asa3804 |18:40 | 話題 | コメント(7) | トラックバック(0)

2008年10月26日

せめて少しは意地を見せろ。

  前半はまったく試合にならず、後半少し持ち直したような時間もあったがやはり大関と幕下くらいの力の差はあった。もっと得点差がついてもおかしくない試合だった。しかし、そんなに悔しさがなくなってしまったのはどうしてだろう。

  初めから試合終了時のメンバーでいったなら少しはおもしろかったのにと思わせたが、監督にはそんな気概などないだろう。

 いつものように守備的なメンバーで始めて、温存していた砂川、上里、西谷をいつもどおり順番に交代。相手にしてはまったく安全パイ。ちょっとは抵抗を見せはしたが、まったくこんなに組みやすい相手はいないだろう。

 前半は守る戦い方でいつもやられているのに毎度毎度同じやり方はどうにかならないのか。
 こんな試合内容では残り試合一つも勝てない予感がする。

 せめて少しは意地をみせてほしい。



※ 試合感想は別館にもありますのでよろしければご覧ください。
             ↓
 勝手に叱咤コンサ外伝

posted by asa3804 |18:34 | 今節の反省 | コメント(11) | トラックバック(0)

2008年10月25日

川崎戦展望(鉄板の予想を覆せ。)

  鉄板の予想はコンサドーレの負け。

 それはそうだろう。相手は優勝争いをしている川崎。前節清水に敗れたとはいえ、まだまだ優勝は諦めてはいないはず。当然高いモチベーションでのぞんでくる。

  3トップは強力そのもの。そしてスタメンと変わらない能力の高いメンバーが控えにいる。特に前の3人の外国人は怖い。しかし、そんな川崎に付け入る隙はないのか。付け入るところがあるとすれば3バックのサイドを狙うことだろうか。そして川崎が前掛かりにきた際の速攻か。

 こちらはJ2降格が決まり何も失う物がない。思い切り戦える条件は揃っているはずだ。

 戦術的にはマイボールをできるだけ丁寧に扱ってほしい。なかなかチャンスはないはず。少ないチャンスをより確実に決めなければいけない。ミスばかりしては体力だけが奪われる。そして川崎よりポゼッションをしろとは言わないができるだけポゼッションをすること。ポゼッションをすることによりリズムが生まれるはず。
 
 選手達には是非自らの力を見せてほしいと思う。こんな成績のままではとてもではないが納得できないだろう。
 
 力のあるチームをあっと言わせてやろう。相手のホームで勝つとなお小気味よい。

 やられっぱなしで良いというわけではないだろう。

 鉄板の予想を覆せ

posted by asa3804 |19:28 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年10月25日

色眼鏡で見てしまう新聞記事

  本日付け道新の札幌圏の「現代かわら版」。

 コンサドーレのJ2降格を受けて来季の再建策などについて読者の意見を募集した結果を公開していたが、『三浦監督はよくやった。』『三浦監督の采配は関しては限られた戦力の中でよくやった』という三浦監督は総じてよくやったという意見が多かったのには驚いた。(采配に批判的な意見など一つも載っていなかったが)

 そして一部スポーツ紙(日刊スポーツ)によるオシム氏への総監督招聘に関する慎重な意見。

 しかし、読者の意見はこんな内容ばかりだったのだろうか。三浦監督の采配に対する批判的な意見はなかったのだろうか。
 
 道新は一貫してオシムの総監督招聘に懐疑的。というよりはあり得ないという記事を出し続けている。それはそれで一貫しているのでわかるのだが、うがった見方だが三浦監督の件についてはどうも続投を誘導しているよう思えるのだ。このような世論の調査を行う際には反対意見も載せることは当然ではないのか。まったくなかったなら話はわかるが。

 しかし得てしてマスコミは自分達の考え方を巧みに操作する意向が働きがち。


 私はどうもこの記事は色眼鏡で見てしまう。

posted by asa3804 |12:25 | マスコミ | コメント(6) | トラックバック(1)

2008年10月23日

混迷を続けるストーブリーグ

 相変わらず、マスコミは来期の監督の話で盛り上がっている。

 対照的なのは日刊スポーツ道新スポーツ。

 日刊スポーツはオシムが「札幌がアマルを監督にしたいという話は聞いている。」、「自身がチームをどうサポートすべきかを熟慮している。」と言っているとしてコンサドーレの総監督になることを前向きに考え中のようなニュアンス。

 道新スポーツはHFCの社長が「オシムさんとも、彼の代理人とも何の交渉も行っていない。」と言ったことを伝えている。そして『オシム氏側との交渉の余地は現時点ではない。』とまで書いている。

 どちらが本当なのかさっぱりわからない。双方の言葉尻だけをとらえた解釈すれば、HFCはアマル氏側には接触していて、オシム氏にも何らかのサポートをしてほしい(本心はオシム氏にきっちりチームを見てもらいたい)と思っているということか?

 そんなことはないだろうが。
 ますますわからない。いずれにしても今週か来週、三浦監督と話し合いを行うらしいので、そこでなんらかのチームとしての結論がでるのだろうか。

 まあ、三浦監督の続投だけはよしてほしい。

 本人もスポーツニッポンではJリーグの監督を続けたいらしいが、もうコンサの監督は十分だろう。

posted by asa3804 |18:37 | マスコミ | コメント(7) | トラックバック(0)

2008年10月21日

マスコミの降格の原因究明

  降格の原因をマスコミがやはりこれでもかと書いている。
  
  スポーツ新聞はもちろん一般紙である北海道新聞でもその分析をしている。

まだ昨日くらいから始まったのでもちろんすべてが語り尽くされたわけでもないが、その分析は大きく2つに分けた方がわかりやすいと思われる。その2つとは戦略と戦術上の原因分析だろうか。降格となってしまったのはもちろんリーグ戦での結果であるが、そのリーグ戦の1つ1つの試合の戦術と試合に至るまでのチームをつくるという大きな意味での戦略。

  その分析のなかで興味深かかったのは戦略の分析に属するのだろうが、北海道新聞のスポーツ面に連載されている「3度めの試練」の中。今日の記事なのだが、『費用対効果が他クラブより後手を踏んでしまったのでは…』という内容。
 日本人や外国人の補強の失敗?を例にあげて、もともと人件費が少ないのだから『他クラブよりも効果的な補強が必要だった。』という視点はおもしろかった。

  極端に言えば「お金がないのは当たり前。それならももっと知恵を絞って確率の高い補強をしろ。」ということか。宝くじがあたるかどうかの外国人はその確率を高めるためにも『信頼の置けるルートを確立する必要がある』と書いてあったが、ノナトの件を考えると納得できる点も確かにあると思ったが、ただ、外国人はやはり当たりはずれがあると思う。

  そして代理人が介在するサッカー界ではなかなか難しいのではないかと思ってしまう。

posted by asa3804 |22:37 | マスコミ | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年10月20日

今後の目標は勝利と上位いじめだ。

  J2降格は3度目、京都に並ぶ不名誉な記録になってしまった。

  しかし、サポーターの多くは冷静に受け止めているのだと思う。
私自身も今回はダントツの最下位で降格は時間の問題と思っていたので、決まった時点では特別にどうのこうのという感傷はない。

  J2も慣れっこになったので、またあの忙しい?スケジュールが戻ってくるのかと負け惜しみかもしれないがそんな感情すら覚える。ただ、今シーズンのJ2は3回戦制になって来シーズンはJ2に昇格するチームも確定していない。その数によっては極端に試合数が変わることもあるようだ。

 こんなことを言うのも変だがまあ、J2は慣れ親しんだ場所。できれば1年でJ1に戻りたいが、4度目の降格はこりごりだ。力をつけて今度こそはJ1定着ができるチームとして上がりたい。
 
  しかしその前にまだJ1の試合が5試合ある。

  J1残留がかなわなかった後の目標はとにかく勝利を上げることとそして相手に痛烈な後遺症をあたえるような上位いじめだ。

posted by asa3804 |20:03 | 今季 | コメント(4) | トラックバック(0)