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2010年04月29日

パス交換が趣味ですか?

 お約束のセットプレーからの失点もあり、ハットトリックも決められて5連戦は連敗スタート。結果は最悪。あまけに最後にマラニョンには自主退場を許すなどやられ放題。

  やはりこの試合を見ても勝てる要素は全く見あたらなかった。
 守備ではセットプレーの弱さは相変わらず。相手にとってはよいカモだろう。

 攻撃ではパスアンドゴーもせず、DFラインの裏も狙わければ、相手にとって怖くもなんともない。相手が絶えずDFラインの裏を狙ってきたのと対照的だった。ワントップで中盤に人数をかけているんだからボールを持てるかと思いきやボールも持てない。もはやワントップでは戦いにならないだろう。

  極めつけは狭いエリアでのちまちまとしたパス交換。パス交換が趣味ですか?と聞いてみたくなるほど。

  パスを足下で受けてばかりでスペースに出ようとしない選手達。まったく攻撃の展開が見えない。そして相変わらずの遅攻。ボールを持ってから攻撃するのが遅い遅い。

 後半砂川が入ってから砂川の仕掛けるスピードがスーパーなプレーに見えてしまった。

  相手にとってはこんなに戦いやすい相手はいないだろう。データー通りでセットプレーをものにすれば勝てる。気をつけなければいけないのは上里のロングシュートのみ。

  こちらとしてはまったく先が見えない敗戦だ。今年は点は取れないが点は取られるの繰り返しではサポーターの心も折れてしまう。

 これでは最悪のシナリオで進んでいるとしか言えないのではないか。

 なにかきっかけがほしいものである。


 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |17:42 | 今節の反省 | コメント(6) | トラックバック(0)

2010年04月28日

甲府戦展望(久々にサポーターに勝利を見せて欲しい。)

  明日のアウェイ甲府戦。

  甲府は現在8位。昨年昇格を惜しいところで逃した反省からJ2ではうらやましいくらいの補強をして、シーズンに望んだ。しかし、開幕戦でつまずき、その後も勝ったり負けたり。しかしここ最近は3連勝とリズムに乗ってきており、上げ潮ムードの中で戦う嫌な相手だ。

 前節は東京Vと対戦。
 前半は静かな展開で互いにシュート数も少なく、膠着状況。状況が一変したのは後半から。後半相手の選手交代が効いて押し込まれる展開になったが、マラニョンからの折り返しを金が決めて先制。その後も前線の3人が中心になって攻撃する。前掛かりになる相手に対して効果的に速攻を仕掛けていく展開に。ペナルティエリアで相手を引っかけて同点にされる。そして時間は進み後半ロスタイム。コーナーキックのチャンスから相手のクリアボールを、中央に入れ込む。ハーフナーマイクが頭に当て、そのボールがバーに跳ね返ったところを詰めた秋本がゴールして劇的な勝利を飾った。後半での交代策がうまくいった試合だった。

 甲府と言えばその攻撃力。メンバー的にはJ2で優勝しそう。ただ、名前だけでは勝てないことも確か。開幕戦ではマラニョン、ハーフナーマイク、パウリーニョと並べて空回り。しかし最近は3トップに大西や金を入れることにより連携が深まり、一気に昇格戦線に躍り出る勢いだ。中盤にいて長短のパスを使い分ける養父の力も大きい。彼のところからでるパスを潰したいところだ。

 相変わらず甲府の中心として君臨する藤田も存在感十分。石原とともに中盤の薄さを巧みなポジショニングとパスワークでカバーしている。控えの選手にハーフナーナイク、パウリーニョがいるというのもかなり怖い。

 しかしなんといっても嫌なのはマラニョンだろう。彼には昨年も痛い目にあっている。この選手を押さえなくては勝利を手に出来ないと言ってよいのではないか。

 大西は骨折で出場できないがが、代わりの片桐も攻撃のタクトを振れる選手。控えの層の厚さはまったくうらやましい限りである。

 守備では秋本が効いている。地味だが相手選手の出鼻を巧みに押さえてくる。

 セットプレーも相手FWが背の高い選手が多いので十分に気をつけなければいけないだろう。

 システムは4-1-2-3。付け入る隙は相手の中盤の薄さか。中盤が薄い布陣なのでボールを支配してこぼれ玉を拾い素早く攻撃したいところだ。

 こちらは水戸戦での敗戦が痛い。ただ、調子は上向き。相手に押される展開が続くだろうが、その隙をつき決定的なチャンスを多く作ってものにしたい。

 アウェイだからといって引きこもってばかりでは勝機はないだろう。積極的に仕掛ける姿勢を見せなくてはいけない。

 前節、前線に人数が揃わずにビッグチャンスにならなかっただけにいかに前線に人数をかけることができるかがポイントだろう。

  久々にサポーターに勝利を見せて欲しいものである。

   勝手に叱咤コンサ外伝 

posted by 孔明 |19:59 | 次節の展望 | コメント(3) | トラックバック(0)

2010年04月26日

チームの方向性としては決して間違っていないのだが。

  昨日の試合。

 昨日の試合後何か閉塞感やもやもや感残ったことは否めない。

 ネガティブなことなのだが、柏のように上位の相手にはポゼッションで上回れずにチャンスをなかなか作れない。中位以下だとポゼッションで上回るも崩して点をとるだけの組織力がない。簡単に言ってしまうとこうなるのだが、チームとしてはなかなか壁を崩せないでいるかのよう。

 水戸のように守って守って速攻やセットプレー狙いという戦術ではJ1で戦えないことは経験則上痛いほど分かっている。いまさらそんなチームになってほしいとは思わない。

 昨日の試合はポゼッションをしているといってもパスを回させられた部分もあったので決してポゼッションで完全に圧倒していたとは言えないということもある。

 ただ、あそこまでパスを通せたならもっと工夫をしてほしいということやパススピードをもっと早くするとか精度を高めて欲しいということも言えるだろう。速攻や遅攻をバランス良く織り交ぜてということも言えるかもしれない。

 監督がいつも言っているように練習以上のことは試合ではできない。普段の練習の結果が試合に出るならやはり練習をしっかりやってほしいというしかない。

  ネガティブな内容になったが、光明もあった。チャレンジ&カバーの部分で何度か芳賀が相手にチェイスしてボールを奪った場面。昨日の芳賀はボールを失う場面も目立ったのだが、積極的にプレスをかけてボールを奪いにいったシーンはよかったと思う。

  チーム力としては少しつづながら上向いていることは確かだ。上里からトップに楔のボールも何度か入っていたし、サイドからシュートを打つ場面もあった。

 大事な5連戦の初戦を落としたことは現実。チームの雰囲気もあまりよくないかもしれないが、このままずるずると行ってほしくはない。

 昨日の反省をしっかりして次の試合に臨んでほしい。

posted by 孔明 |20:05 | 戦術 | コメント(4) | トラックバック(1)

2010年04月25日

監督や選手達は責任を大いに感じるべき。

  あれだけシュートを打ってもゴールはたった1本

  シュートの精度が悪いせいもあるのだが、やはり負けは負けだ。
  失点シーンもいつものようなセットプレーでの対応の脆さから。 

 1失点目は飛び込む選手につききれず、せっかく高原がスーパーセーブしたのにそのこぼれ球を決められてしまった。

 2失点目もマークが甘いところをつかれたもの。セットプレーしか得点のチャンスがなかった相手の術中にすっかりはまってしまっては勝てるわけもない。

 攻撃のまずさも目立った。

 クロスを上げてもずれていたり、ゴール前に人数をかけていなくて点で合わせることができなかったり。 特にワントップだからと言って言い訳はならないだろうが、せっかくクロスを上げてもゴール前に人数をかけなくては決まるシュートも決まらないだろう。

  後半、上里が懸命に前線に上がり、藤山のパスを引き出したシーンがあったが、あのような2列目、3列目の飛び出しをもっとしなくてはゴールを奪えないだろう。そして意外性のある動きをしなくては。引いて守る相手には一工夫も二工夫も必要だ。また、キリノを入れるタイミングも悪かった。相手が完全に引いて守る前に、同点の場面で入れてほしかった。そしてそこまで入れるタイミングが遅れたらなキリノではなく中山だろう。中山の方がスペースのないなかでの駆け引きもうまく、勝負強いはず。選択肢を間違ってしまったのが悔やまれる。

 もっとも問題の根は深いところにもある。依然としてポゼッションしての得点がとれないこと。2週間のインターバルでポゼッションしてからの得点のパターンを練習してきたはずなのに得点は速攻からの上里の個人技での得点。まったく課題はクリアされていない。

  監督や選手達はせっかく集まったホームの1万強の観客に勝利を見せられなかった責任を大いに感じるべきだ。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |17:21 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)

2010年04月24日

水戸戦展望(勝ってGWを良い形で迎えたい。)

  明日のホーム水戸戦。

  水戸は現在11位。昨年のメンバーから、高崎、荒田、菊岡が抜け、個人技で得点するチームから組織力で得点を取るチームに変貌。しかし、なかなか勝ちきれない試合が続きようやく前節勝利して2勝目をあげた。ここまでの成績は2勝2敗3分け。メンバー的に見るとそこそこの成績という感じがするが、木山監督としてはとうてい納得していないだろう。前節の対戦は好調福岡との対戦。しかしその2勝目は簡単ではなかった。
 
 序盤から相手に押され、前線からのプレスも簡単にかわされる。苦しい時間帯が続きしのぎ続け、FKから大和田真史が頭で合わせて先制。その後は速攻からゴールを狙うもうまくいかない。後半はさらに相手の攻撃にさらされる展開に。
 
 そして保崎が2枚目のイエローカードで退場してからはほぼ水戸陣営での攻防に。

 しかし粘り強いプレーで相手の攻撃をかわして、逆に相手選手の退場もあって息を吹き返しなんとか勝利を手に入れた。

 伝統の「水戸ナチオ」が結果として復活したように思われるが、木山監督としては攻撃的に行きたかったはずでとうてい納得していないだろう。
  確かに守備は堅い。7試合で4失点、2失点以上の試合はない。

 ただ、得点も4得点と得点不足に陥っており、高崎、荒田が抜け、組織力で得点をとる方策はうまく行っていないようだ。

  福岡戦では吉原のワントップで中盤を厚くする作戦をとった。中盤での司令塔は大橋。フリーキックも彼が蹴るが正確なキックを蹴ると共に、長身の選手が揃うだけにセットプレーには十分に気をつけたい。

  福岡戦では退場者もあって攻撃のチャンスはあまりなかったが、守備的に来ると安易に考えない方がよいだろう。本来はテンポあるパスを繋げてにスペースに抜け出た吉原や森村らが絡んでくる動きが中心。

 ただ、守りはやはり堅い。簡単にロングボールばかり蹴ると中央の大和田に跳ね返されるだけだろう。

 こちらはワントップでのメリットを生かせるかがポイント。

 トップの左右にあるスペースをいかにうまく使うか。

 近藤を孤立させないようにサイドハーフは積極的に前線に飛び出さなくては決定的なチャンスはつくれないだろう。そしてトップ下の宮澤のできも注目したい。

 とにかく相手の堅い守備をこじ開けなければ勝ち点3はとれない。積極的なプレーを心がけてほしい。

 守備では相手の速攻に注意したい。速攻に対処するポジションどりもしっかり行ってもらいたい。

  水戸戦は真価を問われる一戦になりそうである。

 ここで勝ってGWをよい形で迎えたい。


  勝手に叱咤コンサ外伝 

posted by 孔明 |17:30 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年04月22日

キリノのゴールが見たい。

  日刊スポーツにはキリノが再起を誓っているとの記事があった。

  昨日はサブ組のサイドハーフをやったたらしいが、チームはワントップの布陣をとっているのでFWと違うポジションをやるのも仕方がないかもしれない。
 ここまで開幕戦には出場できなかったものの次の試合から5試合出場している。その5試合でノーゴールはちょっと寂しいし、チームとしては誤算だ。
 本人はここから再起を誓ったということだが、キリノのゴールを心待ちにしているのはサポーターも同じだろう。

  今年、キリノを生かす4-4-2にしたが結果がなかなか出ていない。キリノを生かすシステムはやはり2トップだと思うのだが、チーム事情でワントップの時もあるだろう。水戸戦はどんなシステムで戦うのかまだわからないが、どのシステムでも結果が求められる。ましてやキリノは助っ人だ。昨年以上のゴールという結果を求めるのは当然のこと。

  彼の生きる場所はスペースがあるところ、そしてスペースがあれば彼の脚力からすれば相手DFをぶっちぎってでもゴールを決めてくれるだろう。

  とにかくキリノにゴールがでてほしいと思う。やはり彼のふさぐ顔はみたくない。普段から物静かな男だが、ゴールをとった時の明るいパフォーマンスを見たいものだ。

posted by 孔明 |19:17 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(0)

2010年04月20日

4-2-3-1で行くのか?

  柏戦では4-2-3-1のシステムをとった。

  狙ったところは中盤で数的優位を作り、ポゼッションを高めチャンスを多くつくることだったろう。ただ、柏の方が戦術の完成度が明らかに上で、ポゼッションがなかなかできなかった。

 注目は次節もこのシステムを使うかどうかだが、個人的にはワントップはあまり好きではない。ワントップだとどうしても相手のマークがトップの人間に集中してしまい、得てしてマイボールにできない場合が多くなる。

 もっともメリットはある。ワントップの左右にスペースができ、サイドがそのスペースを利用できればビッグチャンスにつながる。

 ワントップを成功させるにはサイドがどれだけワントップとの距離を縮めて攻撃に参加できるか。コンサで言えば、征也や古田が攻撃の参加機会を多くつくることが、肝心だ。

  サイドの攻め上がりを促すためにもトップ下のキープ力が必要となる。宮澤がどれだけキープできるか。柏戦ではまだまだ物足りなかった。競り勝ってボールを保持する場面も多く作らなくてはいけないだろう。

  ただ、4-4-2でうまく行かなかったことも確か。次の水戸戦でも4-2-3-1のシステムで臨むことは濃厚だろう。

 システムは4-2-3-1で行きそうだが、監督は土曜日の練習試合でもトップ下に岡本を試したことや、サイドバックに征也を置いたことなどまだ、選手の布陣は試行錯誤している最中。どれが一番良い布陣か手探りをしている状況だろうか。

 ただ、ここからGWまでの4連戦は重要。スタートダッシュができなかったチームにとっては昇格戦線に割り込めるかどうか生き残りをかけた戦いになる。

 ハードな日程にもなるこの4連戦でしっかりと結果を残こさなくてはいけないだろう。

posted by asa3804 |20:06 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年04月18日

練習試合でいろいろと試したが

  昨日の練習試合ではいろいろなポジションを試していた。

 例えば征也のサイドバック。

  征也のサイドバックは昨年も一時期試したが、攻撃的な意味ではおもしろいかもしれない。サイドバックの攻撃参加が多くあれば、得点のチャンスも多くなる。

 このところ右サイドバックには西嶋が入ることが多いが、試合中、攻撃的に上がる場面は多いとは言え、クロスの精度がいまいちで、満足度が低い状態。また征也だと、相手のペナルティエリアに侵入する動きも多く、守備でもよいプレーを見せれば次節、右サイドバックの先発もあるかもしれない。

 また、横野がワントップの左サイドハーフで出場し、2本のシュートを放って目立っていたそう。ただ、日刊スポーツでは監督もレギュラー以外では唯一「面白いプレーが多かった」と評価はしたが、「波が多いからのぉ。わからん」と条件つきだった。

 このほかでは李と朴のボランチコンビもお披露目されたが攻撃の起点にはなれず、あまりよくなかったらしい。

 レギュラー以外はそんなに目立った選手がおらず、新戦力を発掘できなかったと監督はボヤいていたそう。

 やはりなかなか新しい選手が出てこないが、そんなにうまくはいかないだろう。昨日の試合でもなかなか決められない姿は公式戦と同じだったらしいが、とにかく得点を上げなくては話にならない。

  目標の毎試合2点以上の奪取のためにはレギュラーを脅かす選手が出てきて、チーム力の底上げを図るか、戦術を変えるかして、得点能力を上げる方法があるが、はたしてどんな方法をとるのだろうか。

posted by 孔明 |19:08 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月16日

2点以上とる展開に

  今日のスポーツ新聞では石崎監督は1試合の平均得点及び失点について2得点以上1失点以下という目標を変えずに戦っていくと語ったらしい。

 前節までの失点は1試合平均1.3 と目標に及ばないが、これは大量失点している試合があるということを考慮しなくてはいけないだろう。

 負けているときには立て続けに失点するという悪い流れになっているが、負けているために前がかりに攻めているので結果としてこうなったとも言えるもので、失点はやむを得ない場合もある。それよりもむしろ得点をとれない方が問題ではないかと思う。 得点は6試合で1試合平均0.8とこれは目標の2点に遠く及ばない。

 2点とれたのが1試合だけということでは、やはり2勝2敗2分けの成績もうなずける。もちろん簡単に得点はとれるものではない。昨年からやっているチャレンジ&カバーの意識を深め、もっと決定的なチャンスを多く作らなくてはいけないだろう。

 そのためにシステム変更などいろいろと戦術を変化させているが、今一結果に結びついていない。得点を取っても1得点だけでは、中位から上位のチームには追いつかれる展開が多い。やはり勝利のためには2点以上得点を取らなくてはなかなか勝てないだろう。

 今の守備力では中位から上位のチームにはどうしても1失点は覚悟しなくていけない。完封で勝ちたいのはやまやまだがなかなかそううまくいくとも思えない。

 理想の展開は先取点をとり追加点をとって逃げ切る試合。

 今後は守備力を向上させながら、得点を2点以上とる展開にもっていきたいものである。

posted by 孔明 |20:09 | 戦術 | コメント(4) | トラックバック(0)

2010年04月14日

DFラインを上げるためには

  道新の「燃えろコンサドーレ」そして週間コンサドーレで平川氏は柏戦の失点について「ラインが下がりすぎたため。」としていた。もう1mあるいは50cmでもラインを上げられたなら、石川の体に当たったとしてもボールはタッチラインを割っていたのではないかと推測していた。

 問題のシーンは終盤、相手がかさにかかって攻めてきた場面。フェイントで上里がかわされて石川にボールが当たってコースが変わり高原が触れなかった。
 上里がかわされていなかったらということもいえるだろうが、やはり後半の終盤にDFラインがずるずる下がり、バイタルエリアを使い放題にさせたことが失点の原因だろう。この前にもファウルやオフサイドで難を逃れた場面もあったし、試合の流れから言えばいつ失点するかといった状態が続いていた。

 ラインが下がる原因としては、ポゼッションができなくて相手に押し込まれることが考えられる。

 前半からかなり、ボールを追って無駄走りをさせられていた。その疲労が終盤に出たと言うこともいえるだろう。柏とのポゼッションの差は現段階では如何ともし難い。しかし、失礼ながらJ1から降格してきた柏にかなりの時間帯でポゼッションを許した状態で、例えJ1に昇格できたとしてもJ1チームにはまったく太刀打ちできないだろう。

 ポゼッションを向上させるためには練習しかないのだが、まずは中盤より前でもっとボールキープができなくてはいけないと思う。ボールキープができればラインを上げる時間を作ることができる。

  柏戦ではそのためにも宮澤をトップ下においたと思うのだが、宮澤はまずまずのボールキープ力を見せたが、彼の能力からすればまだできるだろうというのが正直な感想だ。競り合いにもあまり強くない、体をはってボールをもっと保持してほしいところだ。

 また、簡単にボールを失ってしまうこともDFラインが下がる原因でもある。前線の選手と呼吸が合わずに簡単に相手ボールにしてしまう場面も目立った。

 上位のチームと戦う時は特にポゼッションができなければ接戦で勝負を落とすことにも繋がる。

 そのため前線の選手にはもっとボールをキープしてほしい。

posted by 孔明 |19:41 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)