2010年04月12日
宮澤のトップ下
昨日の試合。試合後はサポーターの中では良くも悪くも宮澤が矢面に立つことが多いのだが、昨日はよくやっていた方だったと思う。 今日の日刊スポーツの「健作が切り込む」でも「宮澤のトップ下に大きな可能性を感じた」という記事。「彼が前に入るとボールが収まるし、近藤と起点が2つできていた。」 ボランチよりいきいきとしていたように思えた。 UHBの試合中継で平川氏や川合氏が言っていたのだが、なまじっか守備もできるだけに、ボランチに置くと守備も攻撃もとどっちつかずの器用貧乏になってしまうのかもしれない。 トップ下はボランチと違い守備の負担も軽いし、攻撃に腐心できたのではないだろうか。 自ら飛び込んでシュートもしていたし、積極性がでてきたのは良かった。 もっとも課題も多い。競り合いに弱いこと。体格が良いのにフィジカルで負けている場面も目立つ。簡単にボールを失う場面も依然として多いまま。 そしてトップ下をこれからも続けるためには得点力をあげないといけないだろう。 そして動きのオンオフをもっとしっかりしなくてはいけないと感じる。昨日は思ったより走っていたが、彼は動きのオンオフに乏しい。思いっきり行かなくてはいけないところでもチンタラ走っているように思えるところが損をしていると思うのだが、周りに一生懸命やっているということを見せることも大切だろう。 チームの中で一番テクニックがあることは誰もが認めるところ。 新たなトップ下というポジションで可能性をもっと高めてほしいものだ。
posted by 孔明 |19:44 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(0)
2010年04月11日
結果を出さなくてはやはりダメ
せっかく勝っていたのに、同点にされて勝利が手元からすり抜けた残念な結果になったが相手の波状攻撃を受けていつ1点を入れられてもおかしくなかった試合。1失点は仕方ないと言えば仕方ない。 問題はやはり追加点を取れなかったことだろう。とれなかったというかはっきり言って追加点を取りにいかなかった。これまでの監督の交代策は積極的で得点を取りに行く明快な意志を感じさせるものだったが今日の選手交代は疑問だった。 古田に代えて李を変えたことも右サイドの運動量を増すためだろうが、選手達に自然に守りを意識させてしまったのではないか。 一番気になったことは相手が前掛かりになっている場面で宮澤なり上里に代えてキリノを入れて追加点をとりに行くべきときに動かなかったことだ。せっかくのチャンスを逃した印象が強い。内村を入れた時間帯も遅かった。 まさか1点で勝てると思っていたわけでもあるまい。これまでの積極的な采配はどこに行ってしまったのだろうか。 選手達は頑張っていた。途中出場した李も倒れている選手にわざわざパスをした以外は気迫のあるプレーで相手の攻撃を防いでいた。 この試合で引き分けたことは正直痛い。上との差が開く一方となった。岐阜であんな試合をした後では勝たなくてはいけなかったはずだ。 試合内容でははっきり言って負けていた。ポゼッションでも負けていた。相手との個人能力の差がはっきり出た試合だったが、DFラインでなんとか防いでいただけに余計勝ちという果実がほしかった試合だった。 これが、スタートダッシュを決めていた後の試合なら評価できるが結果を出さなくてはいけない試合でこの結果はやはりダメだろう。 それにしてもシュート5本は少ない。ホームの試合でこの内容ではお寒い限り。 ただ、この試合で見せた選手達の気迫は十分に評価できる。次の試合でも今日見せた気迫を出してほしいものだ。 次までは2週間空く。しっかりトレーニングを積んで、次からは今日の試合のように気迫あふれる試合をして結果を出してほしいものだ。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |17:11 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)
2010年04月10日
柏戦展望(首位のチームをとにかく叩け)
明日ホーム柏戦。 柏は現在首位。J2屈指のチーム力でフランサを欠きながら毎試合苦戦しながらも3連勝しているチーム。堂々たる戦いとまではいえないが、ここまでしぶとくしっかり試合に勝っていることからもその実力はJ2の中ではぬけていると言っていいだろう。 前節は水戸と対戦した。序盤は水戸の厳しいプレスに押され、また細かなパスワークに翻弄されピンチも招いたが、徐々に立て直した。この試合から4-4-2のボックス型に変えてサイドからのオーバーラップを頻繁にかけてペースを握った。展開が劇的に変わったのが前半終了間際。相手選手がラフプレーで一発レッドの出場停止になってからは一斉攻撃に転じた。後半はほとんど柏の攻撃時間。しかしなかなかフィニッシュが決まらない。 相手が10人になって守る意識がつよくなったのか最後の最後でクリアされるシーンが多くなる。そうしているうちにロスタイム間近な時間帯でシュートをクリアされたボールをオーバーヘッドがパスになり大津のゴールでようやく得点をいれた。そのまま守って試合終了。 柏は前節のようにしぶとくゲームをものにしている印象が強い。怪我で出場できないフランサ、アルセウがいなくても攻撃では澤やレアンドロドミンゲスが中心になってどんどん前へ前へと仕掛けてくる。レアンドロドミンゲスのドリブル突破や澤のトリッキーなプレーは要注意だ。 右サイドの小林祐三は特徴のある髪型をしながら果敢にオーバーラップをしてくる。彼の髪型をなるべくなびかせないように岩沼はしっかり押さえてもらいたい。 そして嫌なのは途中出場してくるであろう大津。彼はここまで結果を出しているだけに、集中してしっかり押さえたいところだ。 柏の攻撃はパスワークで抜けてくる中央突破とサイドバックが上がるサイド攻撃が中心。 特にコンサの場合にはバイタルエリアでパス&ゴーをやられると非常に弱い。柏はそこが得意。中央突破はバイタルが緩いと思ったらどんどん仕掛けてくる。ボランチやDFはしっかり対応したい。 しかし、柏の攻撃は逆にこちらのチャンスでもある。途中でパスカットできれば、速攻のチャンス。近藤やサイドを走らせ得点を狙うシーンをたくさん見たいものだ。 そして柏のプレスはメリハリがある。そんなに強い方ではないがここというときには鬼プレスを仕掛けてくる。それをかいくぐってパスをどれだけ前にミスなく通せるかがポイントだろう。 こちらは相手の攻撃を待つだけではなく積極的に前からプレスをかけたい。 ボールポゼッションを出来るだけ多くして、優位に進めたいところだ。 特に征也のサイドからの攻撃に活路を見いだしたい。前の4人で欠定的なチャンスを多く演出したい。 いうまでもなく柏の守備力は高い。しかし、どんなチームでも綻びの来る時間帯は必ずあるもの。そこをしっかりものにしたい。 この勝負は勝たなければいけない。これ以上昇格圏内から離されてはダメだ。 首位のチームをとにかく叩かなくてはいけない。 勝手に叱咤コンサ外伝
posted by 孔明 |17:56 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)
2010年04月08日
柏戦にかける2人の思い。
石川が柏戦を目指しトレーニングを始めたらしい。 何がなんでも出るという意欲は十分で、心配になるほど。 それだけ柏戦にかける思いがあるのだろう。今週のUHBの週間コンサドーレでもその思いを伝えていた。 柏で育ち柏に思い入れがあり余るほどあるゆえに、柏をこの手で倒したいという意欲にあふれていた。 強い打撲で痛みが引けば出場が可能になるが、無理しないでと周囲が言っても、多少痛みがあっても出場を直訴するに違いない。チームは石川の代わりのDFに堀田を準備しているようだが、おそらく日曜日のピッチには石川が立っているだろう。 一方、石崎監督も柏戦にかける思いがある。山形や、大分でできなかったJ1昇格を柏で成し遂げたという思い入れのあるチーム。J1で監督として戦った前所属チームだけに負けたくないという思いと同時に今育てているチームで勝ちたいという思いは相当あるだろう。 自分が指揮をした後のチームがどれだけのチームになっているのか対戦してみたい気持ちもあるに違いない。 そして柏の選手のことも十分に理解しているはず。その特徴もインプットされているだけに、やりにくいだろうが、心を鬼にして相手のウイークポイントをつく作戦をとってくるだろう。 この2人の思いが結果に結びついてほしいと正直思う。 サポーターも巻き込んでその思いが成就できればこんなによいことはない。
posted by 孔明 |19:42 | 選手のこと | コメント(0) | トラックバック(1)
2010年04月06日
5試合を終わって(スタートダッシュに失敗したが)
5試合を終了して2勝2敗1分けの勝ち点7とものの見事に?スタートダッシュに失敗したコンサ。 一つの要因は固まらなかったメンバーということが言えるだろうか。 特に初めの2試合、ボランチを上里と宮澤にしたことで、中盤のプレスがあまりかからずルーズボールを相手より拾うことができていなかった。 サイドハーフに内村を使ったり使わなかったりそして未だにその位置でも迷い続けている。 固定すればよいというものでもないし、悪かったら代えると言うことも当然だがやはりメンバーがなかなか固まらなかったのが痛かったのではないだろうか。 これはキャンプ中の練習試合等が少なかったのが原因だったともいえるかもしれない。 紅白戦だけでは、同じ相手と当たるだけに、新たな発見がないというか、どうしても同じリズムで戦って、短所が見えにくい。ボランチの上里と宮澤との組み合わせにしてもプレシーズンマッチを含め数試合組んだのみ。数試合では目立った短所が出なかったということも言えるだろう。 しかし、このことは今更言ってもしかたがないこと。開幕ダッシュに失敗したことでJ1昇格をあきらめるわけにもいかない。 そして迎えた一昨日の惨敗は正直凹んだ。 いつものようにプレスが厳しいチームにはボールを回せずに前線や中盤でタメができない。ミスパスも連発するといった苦しい内容。 個人技でこちらが優れ、パスが通じるチームにはなんとか勝つと言った状況でこのままだと下位チームにはなんとか勝つが、上位のチームには勝てずに1勝1敗位のペースに落ち着くような気がしてならない。 どうやって立て直すかだが、同じメンバーでいくのか、それともシステムをいじるのか。 今のシステムの4-4-2は機能していないという意見もある。中盤で宮澤と芳賀の動きがかぶってしまうという感想もある。もう一度頭をクリアにさせて問題点を整理することが必要だろう。 次節の相手は序盤の重要試合と位置づけられる柏戦。スタートダッシュに失敗した以上、勝たなければいけない試合となった。
posted by 孔明 |20:03 | 戦術 | コメント(4) | トラックバック(0)
2010年04月04日
前がまったく見えない状況
何も変わっていないというか、悪くなっている。 連勝して慢心したわけでもなかろうが、やはり、ここまで連勝したことは単に相手がよかっただけということは、選手達には身にしみてわかっただろうか。 なにをやりたいのか終始わからない試合だった。 キリノをスペースに走らせるとか、ポゼッションで相手を崩すとかそういう意図も出せずじまい。 前半の征也、後半の砂川のシュートがビックチャンスだったが、相手の決定的なチャンスに比べると少なすぎた。 2失点目と3失点目は仕方がないと言えば、仕方がない。 問題は前半から前でボールをおさめられなかったことだ。 キリノだけの責任ではないが今日のキリノは初めからボールを失う場面が多かった。近藤もマークが厳しくボールをなかなか収められなかった。せっかくボールを納めても2列目の押し上げが少なく簡単に相手に取られるシーンもあった。せっかく前線にボールが行ってもそこからの展開がほとんどなかったのが問題だった。 そしてさらに攻撃で崩すアイデアに乏しいことが致命的だ。 近藤、キリノ、征也、内村と個の力で優れた選手がいるのに組織的な攻撃のシーンが少ないことは憂慮すべき。今日、内村と征也の位置を変えたが、変えても効果はなかったばかりか、なぜか変えたのか疑問符がついてしまった。内村は左で2試合よい動きをしてのに変えた意図がよくわからなかった。また、3バックにしても攻撃が単調で、中盤での数的優位を生かせなかった。 やはり今年チームが抱えている問題はまったく改善されていないことは明らか。 このままでは、運動量があり、ハードワークをしてくるチームには歯が立たない。レベルが落ちるチームに個人技で優位を保てればようやく勝つという勝負を繰り返すのではないだろうか。 まったく今シーズンなにをやってきたのかと言いたくなうような状態。 前がまったく見えない状況になってしまった。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |15:50 | 今節の反省 | コメント(8) | トラックバック(1)
2010年04月03日
岐阜戦展望(ゴールをたくさん奪って勝利したい。)
明日アウェイFC岐阜戦。 岐阜は開幕戦はホームで富山に逆転勝ちをして好スタートを切ったが、その後は3連敗とチームの状況は低調だ。 前節は熊本と対戦。アウェイでの戦いになったが、立ち上がりから積極的に縦に早い攻めをみせた。速攻から2列目が飛び出す場面もつくってシュートを打つが相手GKに防がれてしまう。前半は押しながらもシュートはこの1本。シュートの少なさが目立った。そして前半終了間際。DF秋田がボールを取られるミスから失点。悔やまれる失点だった。 後半はMFを1枚下げ、ワンボランチにしてトップ下を置くシステムにかえて逆にパフォーマンスが落ちた。徐々に相手に攻め込まれていく。選手の交代で流れを取り戻すように仕掛けるが、それもうまくいかず、押谷がこの日2枚目のイエローで万事休す。手痛い敗戦を喫した。 攻撃では朴が初先発したがあまり機能していなかった。FWは押谷が出場停止なので、佐藤と西川のツインタワーの先発があるだろうか。押谷がいないことは優位となるが前線に高さのある2人が入ってくるとやっかいだ。実績のある2人だけに調子が戻れば怖い存在。制空権で負けてもセカンドボールを奪い取る形で防ぎたい。 中盤では橋本と嶋田の突破力に警戒したい。特に橋本は岐阜の攻撃の核となるだけにできるだけ前を向かせないようにしたい。 岐阜は今、はっきり言って調子が悪い。4試合でのシュート数はJ2の最下位に近い24本。攻撃力に課題があることははっきりしている。 ただ、ホームに戻り心機一転を図ってくるだろう。そして、対コンサ戦は勝利したことがないだけにかなり気合いを入れて戦ってくるはず。 もちろん油断はできないし、しっかり戦わないと勝利は得られないだろう。 こちらはなんとか連勝して勢いに乗ってきた。ただ、早い時間帯で追加点がなかなかとれない試合が多いので、早い時間帯での複数得点をねらいたいところだ。 守備は形になってきたので、守備のよい流れを攻撃でも生かしたい。 とにかくアウェイなのでどんなゴールでもよいからゴールをたくさん奪って勝利したい。 勝利して次のホームに臨みたい。 勝手に叱咤コンサ外伝
posted by 孔明 |19:36 | 次節の展望 | コメント(3) | トラックバック(0)
2010年04月01日
やっぱりホームで勝たなければ
先日の岡山戦では観客数が開幕戦の半減となった。 折角、2万人を超えた人数が、1万人になってしまった。 開幕戦でのふがいない戦いぶりや開幕スタートダッシュをできなかった影響もあるのだろう。 やっぱり勝負は勝たないと盛り上がらない。 昨年も開幕戦は2万人オーバーから次のホームの試合は1万人になっていた。 昨年もホーム2戦目までは成績がふるわなかったので、その成績がホーム2戦目の観客動員数の少なさに結びついたのだろう。 観客動員数は収入の柱。ここで目標数に達しないと経営が厳しくなる。 以前、道新には社長が「観客動員はホーム18試合で合計23万人(1試合平均1万2700人)を目指す。」としていたが、平均1万2千700人という数字が達成できるかどうかは昇格争いに絡まない限り無理だと思う。今年は、2戦目で1万1千人だったので、これから厚別での試合もあるし、ドームの試合でかなり稼がなければいけないだろう。 道新の報道から推測すると今年、2,000万円以上の赤字を出すと再び債務超過になる可能性が高い。債務超過に陥るともちろん3位以内に入ってもJ1には上がれないし、最後の手段とも言える減増資したばかりなので、再度そのようなことになると、お手上げ状態になってしまう。 HFCはJAと新たにスポンサー契約するなど新規のスポンサー開拓に力を入れているが、やっぱりまずは、観客動員数を増やさないと経営は厳しい。 ゴン効果に加えて成績が上がらないと目標達成は難しいだろう。 それにはまずはなによりホームで勝つことだ。 ホームで勝って地道に観客動員数が上がってくれればよいのだが。
posted by 孔明 |20:20 | 経営 | コメント(0) | トラックバック(0)