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2010年04月28日

甲府戦展望(久々にサポーターに勝利を見せて欲しい。)

  明日のアウェイ甲府戦。

  甲府は現在8位。昨年昇格を惜しいところで逃した反省からJ2ではうらやましいくらいの補強をして、シーズンに望んだ。しかし、開幕戦でつまずき、その後も勝ったり負けたり。しかしここ最近は3連勝とリズムに乗ってきており、上げ潮ムードの中で戦う嫌な相手だ。

 前節は東京Vと対戦。
 前半は静かな展開で互いにシュート数も少なく、膠着状況。状況が一変したのは後半から。後半相手の選手交代が効いて押し込まれる展開になったが、マラニョンからの折り返しを金が決めて先制。その後も前線の3人が中心になって攻撃する。前掛かりになる相手に対して効果的に速攻を仕掛けていく展開に。ペナルティエリアで相手を引っかけて同点にされる。そして時間は進み後半ロスタイム。コーナーキックのチャンスから相手のクリアボールを、中央に入れ込む。ハーフナーマイクが頭に当て、そのボールがバーに跳ね返ったところを詰めた秋本がゴールして劇的な勝利を飾った。後半での交代策がうまくいった試合だった。

 甲府と言えばその攻撃力。メンバー的にはJ2で優勝しそう。ただ、名前だけでは勝てないことも確か。開幕戦ではマラニョン、ハーフナーマイク、パウリーニョと並べて空回り。しかし最近は3トップに大西や金を入れることにより連携が深まり、一気に昇格戦線に躍り出る勢いだ。中盤にいて長短のパスを使い分ける養父の力も大きい。彼のところからでるパスを潰したいところだ。

 相変わらず甲府の中心として君臨する藤田も存在感十分。石原とともに中盤の薄さを巧みなポジショニングとパスワークでカバーしている。控えの選手にハーフナーナイク、パウリーニョがいるというのもかなり怖い。

 しかしなんといっても嫌なのはマラニョンだろう。彼には昨年も痛い目にあっている。この選手を押さえなくては勝利を手に出来ないと言ってよいのではないか。

 大西は骨折で出場できないがが、代わりの片桐も攻撃のタクトを振れる選手。控えの層の厚さはまったくうらやましい限りである。

 守備では秋本が効いている。地味だが相手選手の出鼻を巧みに押さえてくる。

 セットプレーも相手FWが背の高い選手が多いので十分に気をつけなければいけないだろう。

 システムは4-1-2-3。付け入る隙は相手の中盤の薄さか。中盤が薄い布陣なのでボールを支配してこぼれ玉を拾い素早く攻撃したいところだ。

 こちらは水戸戦での敗戦が痛い。ただ、調子は上向き。相手に押される展開が続くだろうが、その隙をつき決定的なチャンスを多く作ってものにしたい。

 アウェイだからといって引きこもってばかりでは勝機はないだろう。積極的に仕掛ける姿勢を見せなくてはいけない。

 前節、前線に人数が揃わずにビッグチャンスにならなかっただけにいかに前線に人数をかけることができるかがポイントだろう。

  久々にサポーターに勝利を見せて欲しいものである。

   勝手に叱咤コンサ外伝 

posted by 孔明 |19:59 | 次節の展望 | コメント(3) | トラックバック(0)