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2011年08月05日

前半戦の戦いぶり中盤編(ボランチ、サイドハーフ)

 チームは千葉とともに震災で中断された試合が今週末になくて、プチ中断期間に入った。ここまで消化した試合は18試合とほぼ半分を消化した。
 リーグ戦は6位と上位を伺える位置まで来たが、これまでの選手達の前半戦の戦いぶりを振り返って見たいと思う。

今回は中盤編(ボランチ、サイドハーフ) 

 ボランチは芳賀が怪我をするまでは芳賀を中心に宮澤、純平、ブルーノを組ませた。また、芳賀が怪我をしてからは岩沼や宮澤、河合を中心に組んだことが多かった。

 コンサの肝は芳賀と言われるだけに芳賀の功績は今年も大きかった。

 彼のところで何度もピンチを摘み取っていたことは特筆すべき。

  怪我の回復具合が気になるが、完全に直して出場してほしいと思う。

 相方の宮澤は今年になってさらに成長した。

  ボールを処理するスピードが増し、つまらないミスが少なくなった。そして試合を決定づけるパスも1試合で何度も出せる選手になった。

  コンサの10番は宮澤と胸を張って言えるまでになってきたのではないか。

 ただ、やはりゴールが足りない。前に仕掛ける動きも物足りない。

 サポ-ターは彼にはもっと高いレベルを要求しているはず。流れのなかで積極的に前に仕掛けてゴールを奪ってほしいと思う。

  ブルーノは最近はベンチにも入っていない。やはり守備がおぼつかないと言うことがあるのだろうが、もっと使ってやれば結果を出すような気がする。はたして今後はどのように使うのだろうか。

  サイドハーフは右は古田、左は近藤という布陣が多かった。

 古田はゴールをとれないので、焦っているかもしれない。動きはかなりよくなってきている。後は結果だけということなので、焦らずやってほしいと思う。特に右サイドからドリブルして中に入ってのシュートが入ればかなり乗って来るはず。まずは1点を目標に思い切ったプレーをしてほしい。

 近藤は左サイドハーフに位置してすっかり開眼したようだ。守備も巧くなり、なにより肩で呼吸している様は試合中の一生懸命さが見ている側には切実に伝わってくる。

 得意のごりごりドリブルやメガトンキックもゴールに何度かつながっており、頼もしくなった。

 岐阜戦ではアクシデントでワントップの位置に入ったが、以前ではこなせなかったワントップをスムーズにやっていたのは成長の証ではないだろうか。

  純平は左右のサイドをやったが監督によると右の方が得意らしい。彼の場合には調子の波も少なく、どんな試合でもきちっとやってくれるのが心強い。昨年よりも活躍の場が少なくなったような気もするが、安定感は抜群のものがある。

  ボランチとサイドハーフは前半戦はやはり得点が足りない。

 ワントップのFWに得点を過度に期待するのは酷なのでトップ下と合わせ、MFが得点をもっととらなくてはいけないだろう。そのためには相手を早く崩すと言うことと、ミドルシュートの意識を強く持つことだ。そしてポジションの連動性を図ること。守備の時にボールを奪いに行くプレスや攻撃時にボールフォルダーを助ける動きをもっと素早く連動して行わなくてはいけないと思う。

 特に攻撃はいかにリスクをかけるか。リスクをかけ過ぎると失敗する可能性が高くなりので頃合いが難しいが、かといってこのままでは得点を伸ばせないのである程度はリスクをかけなくてはいけない。そのために担保する守備をしっかり連動性をもって対処しなくてはいけない。

  また、ボランチとサイドハーフのところで、ゲームを作る動きをしなくてはいけないだろう。特に宮澤と古田はそういった指名を帯びている選手。宮澤と古田はだいぶ良くなったきたが、前半戦ではそうした動きがまだ足りなかった。

 彼らに足りないのが我。他の選手よりも能力を持っているんだから、自分たちがチームの中心だと言う自負を持ってプレーしてほしいと思う。

posted by 孔明 |20:37 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)