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2011年08月16日

千葉戦展望(とにかく千葉をやっつけろ。)

  明日の千葉戦

  千葉のここまでの成績は11勝5分3敗で1試合少ないながらも2位をキープしている。ここ5試合は2勝2分け1敗でなかなか勝ちきれない試合も多い。
  千葉は昨年はアウェイで極端に弱かったが、今年は少し改善されたとは言え4勝2分け3敗とあまりよくない成績。アウェイを相変わらず苦手にしている印象だ。

 前節はオーロイが怪我で欠場しての最下位岐阜との対戦。

 立ち上がりは前からプレスを掛けて押し込むも徐々に相手のペースに。相手の出足のよさに、なかなかセカンドボールを拾えない展開。
 相手のスルーパスからGKの岡本と1対1になってしまい。なんとか岡本のファインセーブで逃れる。相手のワンタッチパスに対応が遅れ決定的なシュートも岡本が弾く。その後も相手の攻勢に防戦一方。なんとか岡本の攻守で防ぐと言った危ない展開が続く。
 前半終了

 後半青木孝太を投入。これが吉と出た。青木孝太のしっかりとした守備からショートカウンターを仕掛け流れをたぐり寄せるとセットプレーからファン・ゲッセルが飛び込み頭に合わせてゴール。苦しい時間帯を凌いだ後先制した。

 その後も中盤で堅い守備をして左右に開いて攻撃の形を作っていく。

 相手が単調になった攻めを利用して相手ボランチの不用意なボール扱いを奪って青木孝太が独走してゴール。2点目をとってゲームを決めた。

 その後は相手の反撃にあうが、なんとか無失点で乗り切り苦手なアウェイで勝利した。

 千葉との前回対戦と違うのはオーロイがいないこと。その代わりに新潟から獲得した大島は怪我との話もあるが出番はあるだろうか。

 前回、オーロイへのロングボールに怯え、ラインを下げてルースボールを奪われまくってちんちんにされただけに。どうリベンジを図るか。

 オーロイがいなくても基本的にはワントップに入るであろう久保や左サイドの深井にロングボールを当ててシンプルに早く攻撃してくる作戦に変わりはないだろう。そしてアウェイといっても特に前半の序盤はハイプレスをかけてくる。まずはこれをどういなすか。

  攻撃ではやはり深井のドリブルと切り返し、トップ下に入るだろう米倉の飛び出しに気をつけたい。

  セットプレーでは前回やられたミリガンのロングスローに注意したい。また、竹内の頭にもマークが必要だ。

 そして途中出場して来るであろう青木孝太。流れを変える力があるだけに彼のところには積極的にプレスにいかなくいてはいけないだろう。

 こちらはサイドを高く上げて相手のサイドの裏をとる作戦でいきたい。

 また、素早く展開して中からサイドへとパスをつなげて再び中にクロスを送る作戦が有効だろう。

 そして高い位置でプレスをかけて相手ボランチからボールを奪い、素早く攻撃したい。

  サイドは特に坂本がサイドバックで守る右サイドが狙い目か。岐阜戦では再三裏をとられていただけに彼の裏をたびたび破ることができれば得点をとれるチャンスが大きくなる。

 基本的にパスを精度を上げて、とにかく組織的にどんどんプレスをかけることだ。そうすれば千葉と言っても慌ててミスをする。そのミスにつけ込むこと。

 そして足下ばかりではなくスペースにパスを出すこと。そのためにはオフザボールの動きが必要だし、パスアンドゴーの意識が必要。

 前節、ほとんどの時間帯で機能していなかったトップ下はトップとの距離をいかに保つかが課題。ジオゴが計算できるので、ジオゴを最大限に使うことが必要

 とにかく無様な試合はホームではできないだろう。

 ドームでは逆に千葉をちんちんにしてやる番だ

 この試合はコンサにとっては昇格レースに割って入れるかどうかの大一番

 勝ってようやくそれが見えてくる。

 また、ホームで千葉にリベンジしなくてはいけないだろう。

 とにかく千葉をやっつけてやろう。


  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |19:31 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月14日

勝てたことをラッキーに思って修正しなくてはいけない。

 内容はひどいものだったが、なんとか勝った。

 注目のジオゴはポストをよくこなしていた。

 決勝点もジオゴの的確な日高のパスからのもの。

 攻撃の形はほとんどとれなかったが、ジオゴがいなかったらなおさらまったく攻撃の形にならなかっただろう。

 それだけ今日のできは悪かった。

 運動量が少なく、相手よりも出足が悪く、後半の終盤などは相手にルーズボールを拾われてまったく攻撃の形ができていなかった。

 前半はパスを回すもラストパスの精度が悪くシュートすら打てない展開。また、パスアンドゴーなど忘れたかのようなダメっぷりで、攻撃のオン・オフができずにパスは足下ばかり、スペースにパスをまったく出せないダメダメな展開
  後半は出足が1歩遅くルーズボールが全部相手に拾われ四苦八苦

 シュートも少なく、ほとんど内容としては成果はなかった。

 それでもなんとか勝ったのはやっぱりジオゴの足下のうまさだったろう。
 相手の厳しいマークに後半の大部分は消えていたが最後に決定的な仕事をきっちりやってくれた。

 日高に送った裏街道に走らせるパスは見事。

 そこから宮澤のヘッドを呼び込むクロスを日高が送っただけに彼の足下の正確さが際だった。

 しかし、あまりにもひどすぎた内容。動きもバラバラでブービー相手にこの内容はいただけない。

  せっかくのジオゴのポストプレーを生かせなかった。もっとトップ下がジオゴと距離をあけずにボールを拾って前に出なければいけないだろう。
  
 だが、内容はダメだったが結果を出したことは評価できる。強いチームは内容がだめでも結果を拾っていくもの。

 今日は反省点が多くあったが勝てたことをラッキーに思って修正し、千葉にリベンジしなくてはいけないだろう。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 

posted by 孔明 |20:41 | 今節の反省 | コメント(3) | トラックバック(0)

2011年08月13日

富山戦展望(勝って昇格戦線に加わっていきたい。)

 明日の富山戦

 富山のここまでの成績は5勝2分10敗でブービーに沈んでいる。
  しかし、ここ5試合は2勝1分け2敗でまずまずの成績

 前節はアウェイで愛媛との対戦

  いつもの3-3-3-1ではなく3-4-2-1でスタート。前半から攻撃を仕掛け、黒部にボールを集めてそこから展開する動きでゴールをねらうも決定的なシーンを演出できない。全体的に押しながらもシュートを打てないじりじりとし展開が続く。

 そして一瞬の好きで失点をしてしまう。スペースにボールを出され、飛び出した相手に決められてしまう。0-1。富山も決定的なチャンスはあった。黒部のポストから朝日がフリーになったところでシュートを打つもキーパー正面。前半は0-1

 後半も富山の攻勢が続く。細かなパスをつなげて、2列目3列目から飛び出すも、なかなか決定的なチャンスを生み出すことができない。

 しかし、終盤になると決定的なチャンスを生まれる。ゴール前の混戦から黒部がフリーになるもシュートは枠の上。ロングボールから福田キーパーと1対1になるもシュートはキーパーにはじかれジエンド。0-1で破れた。

  富山の特徴は3-3-3-1という珍しいシステム。しかし前節はちょっと変えた3-4-2-1。しかし3バックなことは変わりはない。

   守備の中心は足助。彼の能力は高い。彼がいることで、DFラインが引き締まり、堅固な3バックにしている。そして新しい富山の顔になりつつある福田。大宮から移籍してきたが上背があり、早くもDFの中心となりつつある。

 攻撃のパターンは数的有利な中盤を作りパスをつなげ、黒部に当てて、2列目、3列目が飛び込むというもの。サイドからの攻撃も得意とする。

  攻撃の中心は朝日。トップ下に位置して、黒部とのよい距離感を保ちつつ前線に飛び出してくる。前節出場停止の大西も出場してくるだろう。彼はテクニックもあり、右サイドの攻撃の中心

 前節は苔口が怪我で出場できなかったが、苔口を先発で使うかどうか。苔口をトップ下におけば黒部、苔口と攻撃陣がかなり強力になる。

 黒部に自由にポストをさせると危険なだけに、ここをしっかりケアしたいところだ。

 また、サイド攻撃にも十分注意したい。そして富山はタッチ数を少なくしてどんどんリズムよく攻撃してくる。そのリズムに合わせないようにボールのとりどころをしっかり決めてプレスをかけていきたい。

  セットプレーは必ず、福田に当ててくる。ヘッドが強い選手だけに競り負けてもしっかり体を張って自由にさせないことを徹底しなければいけないだろう。

  3バックは徐々になれてきて、守備も堅くなってきている印象。ゆえに3バックだからと言って単純にサイドから攻撃ばかりしては相手に防がれる。

 サイド攻撃を仕掛けるにも、サイドに寄って薄くなった守備陣にサイドチェンジをしかけ、薄くなったところから攻撃するなど工夫が必要。

 こちらは中盤の人数では劣ることから、素早く正確なパスワークで攻撃を仕
掛けたい。

  サイドで起点を作って左右に揺さぶることを考えなければいけないだろう。

  ジオゴのための布陣を生かさなければいけないだろう。ジオゴのポストで2列目3列目がどんどんあがって攻撃を仕掛ける形に持っていきたい。また、サイドからクロスを上げてジオゴの頭に当てるプレーを何度も繰り返したい。

 前回、ドームでドローを演じてしまっただけに、この試合は勝負をつける試合となる。 上位に食いついていくためにも勝たなければいけない試合。ホームの千葉戦に勢いをつけて臨むには絶対に勝たなければいけない試合。

 勝って昇格戦線に食い込みたいところだ。


  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |20:01 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月11日

ジオゴは当たりか否か?

  昨日の練習試合

  目的はジオゴのプレー

  ジオゴが当たりかどうかを目的に見に行った。

 個人的な結論から言うと、当たりに近いかどうか微妙なところという感じだろうか。

 やはりJリーグのフィジカルの強い選手を背負ってのプレーでなければ正直結果はでないような気がする。

  練習試合の得点は1点目は完全にごっつぁんゴール。2点目は上原のクロスを相手DFと競ってヘッドで勝ってゴールにたたき込んだ見事なもの。

 そんなにシュートチャンスがなかっただけに少ないチャンスをものにする力は長けていると見たい。

  ワントップはそんなに違和感がなかった。ポストプレーがまずまずうまくて、足下にボールが収まり、それを余裕をもって後ろに横にパスをして自分が前にあがるというパターンが多かった。しかし、がちがち当たられた時には、ポストができないプレーもあったので、手放しでは喜べないか。

 しかし、特筆すべきは前を向いたプレー。ためを作ってサイドにパスをしてサイド攻撃の起点になったり、サイドからあがってくる選手に決定的なパスを送るプレーは垂涎のもの。これまでにないコンサの選手のプレーを形作っていて、チーム力を補完する意味でのよい補強となるのではないか。

 なにしろまずはポストができる選手がこれまでなかなかいなかったことから彼は重宝するのではないかと思う。後ろからラインを押し上げ、ポゼッションサッカーを展開するサッカーに合っているとおもう。平川氏が道新と道スポで言っていた「どちらかというと技巧派?」という表現は当たっていると思う。

 フィジカルは強いが、絶えず、がちゃがちゃ?と走る日本のサッカーとは違うおおらかさをもってプレーするプレーヤーだと思う。

 ただ、気になるのは前線からの守備。前線からの守備をあまりしないので、監督のサッカーにあっているかどうか。

 平川氏はチームにフィットするには時間がかかるのではないかと言っているが、個人的には時間はかからないと思う。練習試合でも積極的に手を挙げてボールを要求しボールをもらっていたし、中盤との連携もなかなかよかった。

 ジオゴを初めての実践で見た印象は意外にやるというもの。ただ、生粋のストライカーとは違うと思う。自分でごりごり行くタイプではない。 

 そういう意味では周りがお膳立てして点を取らせる。または彼のパスから周りが点を取るというタイプではないだろうか。

 練習試合で点をとって期待を持たせたが、自ら得点をとるよりは周りに得点をとらせるというプレイスタイルのように感じた。

 これがJのDF陣に通じるかが一番の問題だが、彼を生かせばかなり期待できそうな感じは持たせてくれた。

posted by 孔明 |19:53 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(1)

2011年08月09日

後半戦の戦いについて(得点力をアップさせなければダメだ。)

 チームはプチ中断期間を経て14日から再びリーグ戦が再開する。

 3位とは勝ち点で9差。1試合少ないことを考えればまだまだ追いつけるという数字だけにここで踏ん張れるかがどうかだが、今後の戦い方を考えてみたい。

 まずは得点力を上げること。これしかない。

 内村をワントップにして前線でタメができたので、だいぶ得点力が増したが、ジオゴがどれだけやるのかにもかかっているだろう。

 ほんのちょっと練習を見ただけだが、足下は確かそう。そして得点をどんどん決めてくれればかなりの戦力になると思う。

  ジオゴをポストに後から押し上げてサイドからクロスを上げてジオゴが得点を決めるというパターンが出てくればかなり期待できると思う。

 また、ジオゴを競らせてそのこぼれ玉を奪ってサイドハーフやボランチが得点を決めると言ったプレーがでてくればよいのではないか。

 そしてセットプレー。セットプレーは岡山がポイントだ。

 河合がボランチに入って、ジオゴがトップに入ればかなり平均身長が高いチームになる。背がたかければ良いわけでもないが、セットプレーでの得点の可能性は高くなる。

 ただ、放り込めば良いという問題でもない。ショートコーナーやトリックプレーも織り交ぜて行わなくてはいけない。

 そのなかでのポイントは岡山だと思う。彼のセットプレーの時に動きは良い。一時の池内もプレーを見るようで、マークを外すうまさや、ボールを引き出す動きに優れている。岡山がセットプレーで得点が出来るようになればかなり楽に試合を進めることできるはず。

 前半は守備が良かった反面、攻撃がダメだった。攻撃が良くなっても守備が悪くなるというのも良くない話だが、攻撃を良くするためには多少リスクは負わなくてはいけないだろう。

  後半はもっとリスクを覚悟で攻撃に特化しなくてはいけないと思う。

  時にはセンターバックが上がって攻撃に加わるという形でもいいと思う。

  ただ、漫然と自分のエリアを守っていては得点力はアップしない。

  しかし、ただ、前掛かりになるだけではダメだ。

 攻守の切り替えの早いチームにならなければいけない。

 そのためにはできるだけ前からプレスをかけてルーズボールを奪い、素早く攻撃すること。守備に戻ることを考えて攻撃はシュートで終わらなくてはいけない。

 このシュートで終わることが前半はあまりよくできていなかった。もっともシュート事態が少なかったということが言えるのだが。 

 とにかく、後半はもっと得点力を上げないと昇格争いなど夢の話になるだろう。

 そのためにはFWだけではなくサイドハーフやトップ下、ボランチが得点を重ねなければいけない。得点はFWだけがとるものでは決してない。

 勝つためにもっといろいろとチャレンジして得点力をアップさせてほしいと思う。

posted by 孔明 |20:08 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月07日

前半戦の戦いぶり攻撃編(FW、トップ下)

  今はチームはプチ中断期間。これまでの選手達の前半戦の戦いぶりを振り返って見たいと思う。

  今回は攻撃編(FW、トップ下) 
  トップ下は初めは純平、アンドレジーニョが努めたがここにきてしばらく砂川を配置している。

 アンドレジーニョはもっとやれる選手だと思っていたので残念だった。彼のボール扱いは卓越したものがあっただけに惜しい感じがした。キープ力もあったが、突破力をもっと見たい選手だった。

   砂川は期待どおりの働き。タメを作って展開してくれるので、周りの選手は楽だ。ただ彼を生かし切れていない面もある。ワンツーとか彼をもっと動かすようなプレーをしてもいいと思う。

 ワントップは今シーズンは初めは三上そして内村が努めている。純貴が先発のときもあって純貴は結果を出している。

 三上はボールの収まりどころがあって、前に向けるがなかなかシュートまでもっていけなかった。

 現在は内村がトップをつとめ、内村はワントップながらよくボールを収めて後ろの上がりを待っているシーンが見られる。ただ、もう少しまわりと連携したゴールがほしいところだ。シュートを打つシーンも多く作りたい。

 純貴は今シーズン目標の5ゴールに迫る4ゴール。目標を得点王に変えたが、ワントップとしてはボールがあまりにもボールが収まらない課題を残す。ただ、出場数に比べて得点数はかなりのものがあるので、途中出場での切り札となっている。

  今シーズンのゴールはいずれも印象の残るゴールだった。彼のよさはがむしゃらさ。
 
  ジオゴが入ってレギュラー争いは苛烈になるが、途中出場でも結果をどんどん出していけば「エースストライカー」の道が開けてくる。

  上原は前節の決勝ゴールが印象的。身体能力に優れる選手だけにもっとやれるはず。純貴の持つがむしゃらさを出して、少しでもゴールをとってほしいものだ。

 攻撃陣はやはり結果がでていない。

 チームの得点が下から数えて4番目というのはいかにも物足りない。

  原因はFWの得点力不足とは言えない。全員の責任だろう。

 やはり、シュート数が少ないこと。

 シュート数が少ないと言うことは、多少無理しても打たないということももちろんあるが、決定的なシーンをつくれないことが問題だと思う。 

 素早い攻撃ができなくて、守備のブロックを作られてしまうと言ったことや、ラストパスの精度が悪く、パスミスでチャンスを潰してしまうとかいろいろと要因があった。

 個人的には2トップにすべきという意見は持っているが、ワントップは多くのチームが採用している。監督もワントップは変えるつもりはないようなので、要はワントップでも得点のとれるような形に持っていかなくてはいけない。

 ワントップのキープ力は厳しいことは織り込み済みだが期待した以上にはなかった。それなら、トップ下やサイド、ボランチで起点を作る動きをしなければいけなかったはず。このところ内村をトップに、砂川をトップ下にもってきていて前線にためができているので、それでも徐々によくなってきたことは確かだが、まだまだ物足りない。

  また、チームとして連動した攻撃の形もなかった。昨年、流れるようなパスワークで相手DFを崩したシーンがあったが、そういった点の取り方はまったくなかった。 

 要するに攻撃の形がまだ作られていないということだろう。

  人も変わっているという言い訳もあるだろうが、開幕して早5ヶ月。もはやチームを作っているという状況ではないだろう。結果を出さなければいけない時期。

 スタートダッシュに失敗したが、まだまだ追い上げるには可能な数字。

 前半戦の課題を生かして後半戦に臨んでほしいと思う。

posted by 孔明 |20:01 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月05日

前半戦の戦いぶり中盤編(ボランチ、サイドハーフ)

 チームは千葉とともに震災で中断された試合が今週末になくて、プチ中断期間に入った。ここまで消化した試合は18試合とほぼ半分を消化した。
 リーグ戦は6位と上位を伺える位置まで来たが、これまでの選手達の前半戦の戦いぶりを振り返って見たいと思う。

今回は中盤編(ボランチ、サイドハーフ) 

 ボランチは芳賀が怪我をするまでは芳賀を中心に宮澤、純平、ブルーノを組ませた。また、芳賀が怪我をしてからは岩沼や宮澤、河合を中心に組んだことが多かった。

 コンサの肝は芳賀と言われるだけに芳賀の功績は今年も大きかった。

 彼のところで何度もピンチを摘み取っていたことは特筆すべき。

  怪我の回復具合が気になるが、完全に直して出場してほしいと思う。

 相方の宮澤は今年になってさらに成長した。

  ボールを処理するスピードが増し、つまらないミスが少なくなった。そして試合を決定づけるパスも1試合で何度も出せる選手になった。

  コンサの10番は宮澤と胸を張って言えるまでになってきたのではないか。

 ただ、やはりゴールが足りない。前に仕掛ける動きも物足りない。

 サポ-ターは彼にはもっと高いレベルを要求しているはず。流れのなかで積極的に前に仕掛けてゴールを奪ってほしいと思う。

  ブルーノは最近はベンチにも入っていない。やはり守備がおぼつかないと言うことがあるのだろうが、もっと使ってやれば結果を出すような気がする。はたして今後はどのように使うのだろうか。

  サイドハーフは右は古田、左は近藤という布陣が多かった。

 古田はゴールをとれないので、焦っているかもしれない。動きはかなりよくなってきている。後は結果だけということなので、焦らずやってほしいと思う。特に右サイドからドリブルして中に入ってのシュートが入ればかなり乗って来るはず。まずは1点を目標に思い切ったプレーをしてほしい。

 近藤は左サイドハーフに位置してすっかり開眼したようだ。守備も巧くなり、なにより肩で呼吸している様は試合中の一生懸命さが見ている側には切実に伝わってくる。

 得意のごりごりドリブルやメガトンキックもゴールに何度かつながっており、頼もしくなった。

 岐阜戦ではアクシデントでワントップの位置に入ったが、以前ではこなせなかったワントップをスムーズにやっていたのは成長の証ではないだろうか。

  純平は左右のサイドをやったが監督によると右の方が得意らしい。彼の場合には調子の波も少なく、どんな試合でもきちっとやってくれるのが心強い。昨年よりも活躍の場が少なくなったような気もするが、安定感は抜群のものがある。

  ボランチとサイドハーフは前半戦はやはり得点が足りない。

 ワントップのFWに得点を過度に期待するのは酷なのでトップ下と合わせ、MFが得点をもっととらなくてはいけないだろう。そのためには相手を早く崩すと言うことと、ミドルシュートの意識を強く持つことだ。そしてポジションの連動性を図ること。守備の時にボールを奪いに行くプレスや攻撃時にボールフォルダーを助ける動きをもっと素早く連動して行わなくてはいけないと思う。

 特に攻撃はいかにリスクをかけるか。リスクをかけ過ぎると失敗する可能性が高くなりので頃合いが難しいが、かといってこのままでは得点を伸ばせないのである程度はリスクをかけなくてはいけない。そのために担保する守備をしっかり連動性をもって対処しなくてはいけない。

  また、ボランチとサイドハーフのところで、ゲームを作る動きをしなくてはいけないだろう。特に宮澤と古田はそういった指名を帯びている選手。宮澤と古田はだいぶ良くなったきたが、前半戦ではそうした動きがまだ足りなかった。

 彼らに足りないのが我。他の選手よりも能力を持っているんだから、自分たちがチームの中心だと言う自負を持ってプレーしてほしいと思う。

posted by 孔明 |20:37 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月03日

前半戦の戦いぶり 守備編(GKとDF)

  チームは千葉とともに震災で中断された試合が今週末になくて、プチ中断期間に入った。ここまで消化した試合は18試合とほぼ半分を消化した。
リーグ戦は6位と上位を伺える位置まで来たが、これまでの選手達の前半戦の戦いぶりを振り返って見たいと思う。

  まずは守備編(GKとDF) 失点は栃木とタイでリーグ3位の成績は頑張っていると思う。その功績はチーム全体にあるが、特にGK、DF陣の踏ん張りが大きかったと思う。

 GKはホスンが体調不良で欠場した試合を除く試合を1人で守った。
  彼の特徴は俊敏さとハイボールの強さ。
彼のスーパーセーブに救われた試合も多くあった。
ただ、彼の場合にはスーパーセーブをスーパーセーブと思わせない的確なポジショニングと動きだしの早さを持っている。

 経験がつけばかなりすごいキーパーになる素質を持っていると思う。
 欠点はフィードの悪さ。特にロングキックは蹴りすぎが目立ち、せっかくのマイボールをすぐ相手に渡すシーンが多い。また、場面を考えずに簡単に蹴ったりして苦しい時間帯を救えない稚拙さも目立つ。

 経験がそれを補うのだろうが、GKコーチなどが的確に指示をしなければいけないだろう。

  今のところ1試合だけの出場のぎーさんは正直よくわからない。出場した試合はさほど大きなピンチもなかったが、その試合では俊敏さが少しなくなっているような感じを受けた。経験のある選手だけに出場したら安定した動きを期待したいものだ。 

 DF陣はまずはCB

 河合と山下のコンビが多かったが、このコンビでだいぶ救われた。河合はそこそこやるとは思っていたが、嬉しい誤算は山下だろう。CB失格の烙印を押されたチアゴに代わり十分すぎるほどの活躍はたいしたもの。C大阪時代は山下でC大阪の10年は大丈夫と言われたらしいが、このままコンサにいてくれれば10年、CBは大丈夫だろう。

 SBは右に日高、左に岩沼が基本、そして純平が両サイドで出場した。

 また、上原も出場したが室蘭での横浜FC戦でまずいプレーをしてそこからSBでは使われなくなった。

 日高はやはり攻撃で特徴を発揮している。攻め上がった際のクロスは精度が高く、得点機を何度も演出していた。彼の課題はやはり守備。前節で純平にスタメンを奪われたが、今更守備が巧くなるとは考えにくいので、やはりスピードを生かしたプレーをどんどんやってほしい。途中出場では流れを変える選手となるだけに、今後のプレーに期待したい。

 岩沼は可も無し不可もなしもプレーぶり。安定していると言えばいい言葉だが、中途半端な感は否めない。不満な部分は攻撃。昨年良かった正確なクロスがすっかり陰を潜めている。攻撃参加する場合はもっとサイドをえぐってほしい。そして精度の高いクロスの配給をしてほしいものだ。

 純平はここのところサイドバックに配置されているが、必ずしも彼のポジションではないと思う。彼が生きるのはやはり前目のポジション。守備も一生懸命やっているが、守備だけでは終わらせたくない選手だ。 

  チームは守備面で言えば全般的に頑張っている。しかし、DFに負担がかかっているという見方があるかもしれない。これからチームの得点力を増すために攻撃的にシフトした場合にどれだけチーム全体で守備に頑張れるかが今後の課題になるのではないか。                              

 そして前半戦は千葉戦のように中途半端なプレスをする傾向が多く見られた。守備はDFだけがやるわけではなく、また、個々がばらばらではなく前からの連動した守備が大事。組織的な動きをもっとしなければいけないという認識をさせられた。

posted by 孔明 |19:43 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月01日

昨日の試合

  昨日の試合

 試合を現地で見た後で、夜にゆっくり録画を見ると現地で見えてこなかった点が良くわかる。

 良くわかったのは現地では消えていたと感じていた、宮澤の働き。何度もスルーパスを通し、チャンスを演出していた。

 決勝点になった上原のゴールもこぼれ球を奪った宮澤の古田へのパスから生まれたもの。いいパスはほとんど宮澤からのものだった。彼のレベルの高さを改めて感じさせてくれた。

 しかし、これだけで彼を褒めるわけにはいけない。ボランチという性質上、もっと自ら前に出てシュートの意識を高めなくてはいけないはず。

 ボールに積極的に絡んで、自らも前に推進していく力がまだまだ不足している。

 目立ったのは古田。フィジカルの弱さでボールを失うシーンだったり、ボールをロストして大きく、グランドを離れたときに、ゲームが続いてもなかなか戻ってこなかったので純平に叱責されていたこともあったが、パスを出したい選手ばかりいるなかで、一人、ゴール前のスペースに飛び出す動きをしていた。チームの連動性がないために孤立した動きとなってしまっていたが、彼の姿勢は評価できる。

 それから可能性として感じたのはセットプレーの時の岡山のプレー。 内村とぶつかったシーンがあったり、FKのだし手と合わなかったりしたが、ボールを引き出す動きのあるプレーはさすがに出色、以前に得点を量産した池内の動きを見ているようでDFを振り切りスペースに走り込む動きはさすが。彼がその動きを繰り返すならセットプレーの得点はかなり期待できるのではないだろうか。

 チーム全体では連動したプレスや連動した動きが足りない。個人個人が局面では頑張っているのだがチームとして連動する動きが足りない。近藤が一人でドリブルして仕掛けたシーンや、古田がゴール前に飛び出したシーンでもフォーローの動きが少ないし、遅い。

 それぞれ特徴のあるレベルの高い選手がいるのだから、もっとチームとして組織的な動きがあれば得点は量産できるはず。

 昨日は相手岐阜のワンタッチ、ツータッチの組織的なパスワークが目立っていた。一方こちらは足下、足下に出すパスばかり。止まってボールを受けるシーンが多く、スペースになかなかボールを運べなかった。

 やはりここが今後の課題だろう。いかに、そして組織的なプレーを行うか。短い中断期間に入るが、ここをしっかり修正して後半戦に臨んでほしいと思う。

posted by 孔明 |19:32 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)

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