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2011年08月07日

前半戦の戦いぶり攻撃編(FW、トップ下)

  今はチームはプチ中断期間。これまでの選手達の前半戦の戦いぶりを振り返って見たいと思う。

  今回は攻撃編(FW、トップ下) 
  トップ下は初めは純平、アンドレジーニョが努めたがここにきてしばらく砂川を配置している。

 アンドレジーニョはもっとやれる選手だと思っていたので残念だった。彼のボール扱いは卓越したものがあっただけに惜しい感じがした。キープ力もあったが、突破力をもっと見たい選手だった。

   砂川は期待どおりの働き。タメを作って展開してくれるので、周りの選手は楽だ。ただ彼を生かし切れていない面もある。ワンツーとか彼をもっと動かすようなプレーをしてもいいと思う。

 ワントップは今シーズンは初めは三上そして内村が努めている。純貴が先発のときもあって純貴は結果を出している。

 三上はボールの収まりどころがあって、前に向けるがなかなかシュートまでもっていけなかった。

 現在は内村がトップをつとめ、内村はワントップながらよくボールを収めて後ろの上がりを待っているシーンが見られる。ただ、もう少しまわりと連携したゴールがほしいところだ。シュートを打つシーンも多く作りたい。

 純貴は今シーズン目標の5ゴールに迫る4ゴール。目標を得点王に変えたが、ワントップとしてはボールがあまりにもボールが収まらない課題を残す。ただ、出場数に比べて得点数はかなりのものがあるので、途中出場での切り札となっている。

  今シーズンのゴールはいずれも印象の残るゴールだった。彼のよさはがむしゃらさ。
 
  ジオゴが入ってレギュラー争いは苛烈になるが、途中出場でも結果をどんどん出していけば「エースストライカー」の道が開けてくる。

  上原は前節の決勝ゴールが印象的。身体能力に優れる選手だけにもっとやれるはず。純貴の持つがむしゃらさを出して、少しでもゴールをとってほしいものだ。

 攻撃陣はやはり結果がでていない。

 チームの得点が下から数えて4番目というのはいかにも物足りない。

  原因はFWの得点力不足とは言えない。全員の責任だろう。

 やはり、シュート数が少ないこと。

 シュート数が少ないと言うことは、多少無理しても打たないということももちろんあるが、決定的なシーンをつくれないことが問題だと思う。 

 素早い攻撃ができなくて、守備のブロックを作られてしまうと言ったことや、ラストパスの精度が悪く、パスミスでチャンスを潰してしまうとかいろいろと要因があった。

 個人的には2トップにすべきという意見は持っているが、ワントップは多くのチームが採用している。監督もワントップは変えるつもりはないようなので、要はワントップでも得点のとれるような形に持っていかなくてはいけない。

 ワントップのキープ力は厳しいことは織り込み済みだが期待した以上にはなかった。それなら、トップ下やサイド、ボランチで起点を作る動きをしなければいけなかったはず。このところ内村をトップに、砂川をトップ下にもってきていて前線にためができているので、それでも徐々によくなってきたことは確かだが、まだまだ物足りない。

  また、チームとして連動した攻撃の形もなかった。昨年、流れるようなパスワークで相手DFを崩したシーンがあったが、そういった点の取り方はまったくなかった。 

 要するに攻撃の形がまだ作られていないということだろう。

  人も変わっているという言い訳もあるだろうが、開幕して早5ヶ月。もはやチームを作っているという状況ではないだろう。結果を出さなければいけない時期。

 スタートダッシュに失敗したが、まだまだ追い上げるには可能な数字。

 前半戦の課題を生かして後半戦に臨んでほしいと思う。

posted by 孔明 |20:01 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

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