2010年11月07日
課題は残ったままだがなんとかホームで勝ってよかった。
千葉の圧倒的な攻撃で何度もシュートを入れられたと思ったが、それをことごとく防いでくれた高原は文句なく今日のMVPだろう。 強烈なシュートは正面が多かったとは言え、何度も抑えることはなかなかできないことだ。 良くて引き分けと思った試合だったが、砂川の素晴らしいクロスもあって宮澤のヘッドが生きた。砂川もよい仕事をしてくれた。 退団が本当に残念といわせるくらいの左サイドの突破と絶妙クロスだった。 千葉とは波長が合うのだろう。アクションでボールを回して崩すと言うよりは半強制的にリアクションでボールを奪って速攻につなげざるをえなかったとはいえ形がはまった試合だった。 こういう試合は年に何度かあるものだが、負けた方はたまったものではないだろう。 しかし、ホームでよい試合をしたわけではない。前半は特に押されっぱなし。 プレスが遅く緩くて相手に自由にボールを回させてしまった。 内村はプレスのいくところといかないところのメリハリがついていたとインタビューで答えているがあれだけボールを回され決定的なシュートを打たれたならばプレスは問題があったと言うしかないだろう。相手の拙攻にも助けられた。 また、なんとかボールを奪ってもパスコースがなく相手の鬼プレスに会い、ボールを失うシーンが続出した。 相手の鬼プレスをかわせない課題は残ったまま。こんな状態ではやはりJ1は遠いというしかない。 全体的にホームなのに相手にシュートを22本も打たせてしまった守備も悪かった。 特に上里の守備が軽かった。何度もプレスをかけられてボールを失って危ないシーンを何度も作ってしまった。 しかし、後半の上里のサイドチェンジは垂涎もの。あれがあるから上里はスタメンをはずされない。しかし、今日の上里はプレーの波が大きかった。何度もあったミスからのピンチを防いだ高原に感謝しなくてはいだろう。 マイボールにしてからも落ち着かず、簡単に前に蹴ってボールを失うシーンも目立った。 また、全体的に攻め上がりも遅かった。ターゲットも内村1人なので周りのサポートがほしかったところだが、周りのサポートが遅かったことも影響した。 だが、なにより久しぶりにホームで勝ったことはよかった。宮澤のゴールのシーンも何人もゴール前に飛び出したから生まれたゴール。 そして純平のアイデアも攻撃では生きていた。最後にはFWも努めたが、そう言えば彼はサイドバックでとったはずの選手だったのではないか。 とにかくこの勝利はうれしい。課題は相変わらず残ったままだったがとにかくホームで勝ててよかった。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |21:02 | 今節の反省 | コメント(6) | トラックバック(0)