2010年11月23日
試合を通じて攻撃の形がなかなか作れなかったが西嶋の一発でなんとか勝った。
試合を通じて攻撃の形がなかなか作れなかった。 特に前半はシュートもなかなか打てなかった。 大方の予想を裏切ってダブルボランチは純平と上里、トップ下に砂川 純平がボランチで守備に追われるためせっかくこれまで築き上げた内村、三上、純平のトランアングルができなくなり、攻撃の手数が少なくなる。逆に純平のボランチでボールのさばきがスムーズになり、中盤まではうまく作れるようになっていた。 しかし、なかなか決定的なチャンスが訪れなくて苦労した試合だった。 征也の良質なクロスから西嶋の一発で勝ったからよかったが、試合の内容は低調そのもの。 特に左サイドは岩沼がほとんど上がれず、岩沼のクロスがほとんど見られなかったのが残念だった。 注目していた純平と上里のダブルボランチは、純平はDFとプレスしてボールを奪い、上里は体を張ってボールを奪っていたことが印象的だったが、徳島がさほど中央から攻めてこなかったので助かった面も多かった。 そして攻撃のスピードが相変わらず遅い。速攻になってもボールの出所がなく、中盤でボールをつないで時間をかけてしまうこともたびたび。ボールを回している内に相手がブロックを作ってしまって次の攻撃ができないシーンが多かった。 また、遅攻になってからの攻撃のスピードが同じなので、めりはりがつかずラストパスまでいかないじれったい動きが多かった。 対して徳島は攻撃の時のスピードの付け方にめりはりがあって、いつやられてもおかしくない状態だった。特に柿谷には緩急をつけられ、ずいぶんと突破されていた。 西嶋の一発で勝ったような試合だったがとにかく勝ってよかった。 ただ、課題が多かったのは相変わらず、今後はこれらの課題をいかにして解消していくか。 しかし、チームが勝つことにより、良い方向に向かっていくのではないかという希望もある。そのなかで、高原の怪我はマイナスの要因。何でもないプレーからだったのでその怪我が重大でないように願うばかりだ。 J2の昇格チームが決まり、いよいよ各チームとも残り2試合が消化試合となったが、コンサの場合も残り試合は消化試合ではない。 来季に向かって課題をクリアするために頑張って次の試合も戦ってほしい。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |21:40 | 今節の反省 | コメント(6) | トラックバック(0)