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2010年11月24日

昨日の試合

  昨日の試合

 現地で見たときはそんなに感じなかったのだが、録画で見ると改めて結構パスがつながっているように思えた。

 しかし、そのパスはペナルティエリアの手前までで、そこからがつながらないもどかしい状況は現地で感じた実感そのまま。
 パス回しは今年になって確実にうまくなった。ただ、やはりそこからの展開がうまくいかない。

 昨日は、ボランチに純平が入ったこともあり、ボランチからのパスがそんなにストレスなくつながっていたのが印象的だった。

 上里も後ろに出すばかりのパスばかりではなくくさびのパスを何本も入れていた。

 しかしラストパスの精度が悪かったり、ドリブルする勇気がなかったり、スピードに緩急をつけることがなかったり、シュートを打てるときにもシュートを打たなかったりと やはりそこからの展開に課題が多く残った試合だった。 

 また、パス回しだけでそこから仕掛けなくてはなにも始まらないということも改めて実感した試合だった。

 勝ったからよかったもののこのままでは次節以降来季も相当に苦労しそうである。

 そのなかで三上が90分プレーできたことは明るい材料ではないだろうか。

  昨日の試合では純平がトップ下にいなかったせいもあってコンビで崩すことや、前線での仕事が少なく不満が残る内容だったが彼は確実にうまくなっている。

 なかなかボールを相手に渡さないキープ力は秀逸。そして自ら仕掛けシュートまで行く勇気をもっているのが頼もしい。

 まだ、パススピードに完全に慣れていないことや緩急のつけ方ができないこと、ボールをドリブルしても簡単にボールを相手に渡してしまうミスが多いことなど課題もあるが、この年齢で例え怪我人が多いとは言え、完全に主力となっているということはたいしたものだ。このまま順調に伸びてくれればかなりの戦力になるだろう。

 チームは残り2試合を戦うが、残りの試合も怪我人続出で満足に控えもいない状況なことにはかわりない。

 しかし、少しでも良い内容、良い結果でシーズンを終わってほしいものだ。

posted by 孔明 |20:55 | 戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)