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2023年11月28日

FC東京戦の雄也と小柏の得点にいたったプレーは来季の攻撃の大きなヒントだと思う。

土曜日のFC東京戦

 吉原宏太が報知新聞で雄也と小柏の得点について

「浅野の1点目は左から斜めにパスをダイレクトで、小柏の逆転弾は左から中央の小柏にタイミングを合わせてと、ともに中村が出した。動く人にピンポイントで合わせるのは難しさこそあるが、シンプルにゴールに近付くことができたのは確か。この2得点が、来季以降の札幌には、主たる形になるのかなと感じた。」

  確かにこのプレーには魅力と将来性を感じた。コンサの場合は相手が引いてからやおら攻撃する「殿様サッカー」が多い。横パスやショートパスを駆使して相手を崩し、スペースを生じさせシュートまで持っていくか、無理やり短い縦パスをして1対1をつくろうとする。そしてラストパスをとられカウンターを浴びるパターンばかり。
 こういうサッカーはたまに当たれば凄いプレーに見えるが、よほどの精度がない限り得点の確率は低いし、今のチームには針の穴を通すようなパスの精度はない。

 よってこの2点のような小柏と雄也のスピードを最大限に生かすようなプレーが理屈にあっているし、得点の確率が高いと思う。

 もっともこのようなプレーをするのはなかなか難易度が高い。パスの出してと受け手の息が合わなければいけないし、パスの精度が高くないといけない。

 しかし、相手の守備が揃う前はスペースも結構あるし、またGKとDFラインのスぺースもあって利用しやすい。

 前線にスピードのある選手を揃える我がチームにはこのようなプレーは得点増のチャンスになりうるプレーだと思う。

 やはり得点をとるためにはシンプルかつ、相手の守備が揃う前に思い切ったプレー、動きをすることが必要だと思う。もちろんミシャもこういうプレーを推進しているが、もっとチームのメリットを最大限に活用するプレーを多くするべきだと思う。 

 来年は監督がどうなるかはわからないが移籍がなければ、小柏や雄也がチームの中心として攻撃陣をけん引するはず。

 このようなプレーは来季への攻撃のヒントになる。とにかくこの2つのプレーは来季に向けた大きなプレーになると思う。



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posted by 孔明 |19:09 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:FC東京戦の雄也と小柏の得点にいたるプレーは来季の攻撃の大きなヒントだと思う。

いろいろログあると思いますが元々、ここ数年、前からのプレス▪ショートカウンターに励んでいる意図は前でボールを奪って相手が揃う前に攻めきることで孔明さんの主旨と同じです。
小柏とかが下がらずに裏抜けを指示されているのも同じ。
ただなかなかいろいろ上手くいかずという1年だったでしょうか。
あとは今回の桐耶はかなり高い位置からでしたが少し低い位置から狙うパスはときに相手へのプレゼントになると。そしてCBが高い位置をとるとそれはそれでリスクにもと。。。
なかなか難しいものですね。

posted by ちゃんちゃんこ| 2023-11-28 19:33

Re:FC東京戦の雄也と小柏の得点にいたったプレーは来季の攻撃の大きなヒントだと思う。

ちゃんちゃんこさん。
 今年の基本的な戦術は縦に速いサッカーですよね。ただそれが小柏の怪我等でなかなか1年を通じてうまくいかなかったように思います。そのためサイドに必ずつけて横パスで時間を使ってしまい、無理やりこじ開けようとして逆襲を食らうという形も多かったように思います。ここで今一度今年の基本に戻って最終戦はやってほしいと思います。桐耶の場合は確かに上がった後の問題がありますね。ただ、それを思っても桐耶の上りと攻撃的なプレーはかなり魅力です。チーム全体でこれをうまく生かすような戦術をとってほしいと思います。

posted by 孔明| 2023-11-29 19:07

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