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2011年04月30日

ゴールが依然として遠い。

 ゴールが依然として遠い。

 アンドレジーニョが、宮澤が決定的なシュートを打ったが決めきれなかったのが痛かった。

 それらのゴールが決まれば勝てた試合だった。

 試合内容は前半は相手の攻勢に押されて後手後手を踏んだ。

 前線で起点を作れず、ラインを押し上げられない状態で相手の攻撃にさらされた。

 特にアンドレジーニョと周りの連携が合わずにアンドレジーニョが持ちすぎて相手にとられるパターンを繰り返していた。

 後半、砂川がトップ下に入ってからは砂川の動きでチャンスを作っていた。砂川の動きが潤滑油となってチームの攻撃を活性化させていた。

 そして忘れていけないのは前半は近藤の運動量。ふらふらになるまで攻撃に守備にと奮闘していた。よほどFC東京相手にいいところを見せたかったのだろう。気迫がテレビ画面を通じても伝わってきていた。毎試合あのくらいやってくれればいずれ得点がついてくるはず。今後も今日の試合のように動き回ってほしい。

  芳賀はいつものように守備に攻撃に奮闘していた。前半失点がなかったのは彼の働きに負うところが大きかっただろう。

 河合の守備も効いていた、最終ラインで奮闘して危ない場面では必ず顔を見せていた。

 FC東京相手にアウェイでドローは健闘したほうだと思うが、相手はベストメンバーからかなり落ちていたこと、相手の調子が悪かったことやこちらの決定機の数を考えると勝たなければいけない試合だった。

 また、3試合でまだノーゴールというのが問題。

 ゴール前でシュートを選択せずにパスを選択した消極的なプレーもあった。

 また、オフザボールの動きがまだ、乏しい。せっかく相手からボールを奪っても飛び出す選手が少ないと言った場面も多かった。

 もっとラストパスの精度や連携をうまく合わせないと得点はなかなかとれない。少なくとも得点がとれなければ勝てないわけだから当たり前だが勝つためには得点が必要だ。 

 そして気になるのはアンドレジーニョのシュート能力。練習試合を合わせてもシュートのほとんどはキーパー正面にいっている。今後、彼に多くのゴールを期待するのは厳しいだろう。

  ともかく、失点しなかったことを前向きにとらえて、次は初得点、初勝利をあげるために最大限の努力をしてほしい。次の試合こそは勝って喜びたいものだ。

  
  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |16:04 | 今節の反省 | コメント(5) | トラックバック(0)

2011年04月29日

FC東京戦展望(勝利して巻き返しのきっかけとしたい。)

 明日のFC東京戦。

 FC東京は今年のJ2の優勝候補の筆頭にあげられており、ここにきて平山と米本が長期離脱をしたが、それを割り引いても文句なく、昇格の最有力候補だろう。

 前節は同じく昇格有力候補の千葉と対戦。

 前半は右サイドハーフの鈴木達也と右サイドバックの椋原を中心にサイドから相手陣内に攻め込む場面が目立った。シュートも多く放ったが決定的な場面はほとんどなかった。逆に、オーロイにボールを集められ決定的なチャンスを作られていた。

  そして米本が着地の際に左膝を痛め途中退場。FC東京のプランは変更を余儀なくされた。

 後半は相手がDFを代えて修正を図ってきたが、依然としてサイド攻撃を活発化させて攻め込む。しかしシュートを何本か外して得点がとれない。

 そのうち相手の交代選手が機能しだし、押し込まれるシーンも目立つようになってきた。そしてロングスローからオーロイのバックヘッドで失点。

 その後も攻め込むがなかなかシュートまでもっていけない。今野を前線にあげるも得点がとれない。逆にオーロイのスルーパスで失点。また、終了間際、右サイドを崩されオーロイにヘッドをたたき込まれ3失点目。結果は0-3と完敗した。
 しかし、オーロイとの対戦の初戦と言うことで戸惑った部分はあっただろうし、試合内容としては押していた時間が多かった。

 FC東京は怪我人が続出しているが層が厚く、代わりの選手もレベルが高い。

  攻撃は高松のワントップで機能しなくなれば2トップにしてロベルトセザーを入れてくる。

 システムは4-2-3-1だが、ボランチを1枚にして初めから2トップして来る場合も考えられる。その場合はFWは高松、ロベルトセザー、怪我明けのペドロジュニオールのいずれかのうち2人か。

 特にペドロジュニオールはJ1で実績があるだけに気をつけたい選手だ。

 しかし、一番やっかいなのは鈴木達也と谷澤の両サイドハーフだろう。彼らはスピードもあり、シュートもどんどん打ってくる。そして特に右サイドの椋原は攻撃参加が多いので、注意しなければいけない。

 また、米本の長期離脱を受けてボランチを誰にするか注目。羽生でくるか大竹でくるかそれとも上里ということも十分に考えられる。1枚なら徳永のワンボランチも考えられる。

 守備では今野と森重のセンターバックが鉄壁

 セットプレーでもこの2人の頭は危険だ。

  高さはないがしっかり体を寄せてくるプレ-はさすがと唸らせるものがある。

 はっきり言って穴はなさそうだが、やはりここは相手のサイドを下がらせることが肝要だ。

  相手にサイド攻撃をさせないためにもラインを高く持ち、こちらがサイド攻撃を活発化させていきたい。

 また、相手のDFのプレスの厳しい中トップはボールを自分のペースで扱えかどうかが注目点。トップでためを作ることができればずいぶんと楽になりラインも高く上げることができる。

  後は各選手の連携だろう。どのくらい連携を密にして攻撃できるか。

  そして流れのなかで得点できなければセットプレーで得点をものにしたい。そのためには単純な攻撃ではダメで、バリエーションのあるプレーを心がけてほしい。

  前節よい攻撃の形は作っていたが、結果は無得点。まだ今シーズン得点がない。

 この試合は苦戦が予想されるが、大方の予想を裏切って、勝ってホームの試合につなげてほしい。相手は強敵だけに押し込まれる展開が多くなるだろうが、とにかく素早く攻めて得点を重ねてほしい。

 そのためにはどんどんシュートを打たなくてはいけない。勝利して巻き返しのきっかけとしたい。

 勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |19:33 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年04月27日

今日の宮の沢の練習見学

 今日、宮の沢に練習を見に行った。

 午前中はフィジカルトレーニングとセットプレーの練習。

 誰だ?ずっこけているのは。 
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 フィジカルトレーニングでは2人一組になって1人がボールを投げてそれをボレーで返す練習があったが、足を地面につけずに何度もボレーをしなくてはいけないシーンでは山下が足を長く浮かすことができなくて何度も地面につけていたいたのはおもしろかった。山下は案外バランス感覚に乏しいと見た。  選手達は思いのほか元気で、メニューの合間のランニングには芳賀が上原をふざけて蹴ったり、ホスンが今日帰ってきた櫛引と談笑しながらふざけあったりしていて、暗い雰囲気ではなかった。  午前中は攻撃時のセットプレーに時間をかけていた。何度も赤池コーチの指示の下、詳しくは書けないが、いろいろなプレーを試したり、確認していた。  FC東京のセットプレーの守りはマンツーマン。セットプレーの練習ではゴールも何本かあって少し期待を持たせてくれた。  午後の練習はボールを使ったフィジカルメニュー。狭いところでのプレスをかけられた状態での5対5のパス練習。こういった練習は局地戦でのボール回しの訓練になる。
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 激しい当たりもあって監督からは「あきらめずに追え」という指示が何度も出ていた。  そして流れのなかでのゴールをめざす動きの確認や8対6の戦術練習など、寒い中で十分に時間をかけて練習をしていた。  練習はやはり戦術練習がおもしろかった。崩しのシーンでは個人技も必要で、アンドレジーニョや純平などが個人技で相手をかわすとビックチャンスが訪れていた。
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 やはりブロックを作られた場合には個人技で仕掛けていかなければなかなか崩せない。これも一つの課題だけにみっちり行ってほしいと思う。  そしてなんだかんだ言ってもやっぱり仲がいいのは芳賀と中山。フィジカルメニューでも2人声を掛け合いながらプレーをしていた。
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 また、中山は全体練習が終わっても一人ストレッチをしていてさすがに体のケアは十分に気を使っている。
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勝手に叱咤コンサ外伝


posted by 孔明 |19:34 | 練習見学 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年04月25日

土曜日の湘南戦

 土曜日の湘南戦

 試合としては反町監督も言っていたように「どっちにころぶかわからない試合」だった。

 ただこれは多分に相手監督のリップサービスもあって、ボール回しのほころびをつくことはおそらくは彼の指示のなかにあったのだろう。そこにまんまとはまってしまった。そして1点取ったら守備を固めて逃げ切ることも作戦のうちだったろう。

 いわば相手の作戦通りにいってしまった歯がゆい敗戦だったように思われるが、やはり一番の問題はさほど守備がよいとも思われない湘南から1点もとれない攻撃陣に帰するものが大きかったと言える。

 多くの人が認めるように愛媛戦よりも攻撃の形が進歩していたことは確かだが、あと一歩、クロスの精度だったり、前線への人数のかけ方であったり、シュートの精度が足りなかった。しかし、これを克服することはなかなか難しいかもしれない。

 希望はあった。一つは三上のワントップ。基本的にワントップには反対だが、今のチームでワントップを任せられるのは彼しかいないだろう。

 ポストプレーはチームで一番うまい。彼の良いところはポストになって簡単に後ろにボールをはたくだけではなく、そこからターンして自分で前を向いてドリブルすることができる点。確かにそこからボールをつなげたり、シュートまでもっていくのがなかなかうまくいかなかったため得点にはつながらなかったが、可能性を感じさせるプレーだった。

 後はDFの裏に抜ける動きが少ないこと、左右に流れてボールを受ける動作が少ないことをいかに克服するかだが、内村が復帰しても彼をワントップとすべきだろう。

 もう一つが近藤のサイドでの働き。左サイドの動きがフィットしてきた。左サイドを突破する姿をたびたび見せてくれている。ワントップでいるよりも左サイドの方が生き生きして見える。

  問題は突破してからの後の動き。個人としてはクロスの精度を高めなければいけないところと、チームでは近藤が勝負しているときにいかにゴール前に人数をかけて攻撃できるか。

 チームとしては中断期間があったにもかかわらず連携のお粗末さも目立った。特に三上と近藤のパス交換では2度大きくパスが外れるシーンがあって連携の悪さを露呈していた。

 アンドレジーニョと他の選手との連携もいまいちで決定的なシーンを作れないでいた。

 いずれも課題があるが、なかなか一朝一夕に解決できるとは思わない。前の試合よりも今の試合、今の試合よりも次の試合と精度を高めていけば必ずよい結果が伴うと思う。

 ただ、悠長なことも言っていられないことも確か。2試合で1点もとれていないし、次の試合で負けてしまえば最下位に沈むことも十分に考えられることから、早急にできるだけ改善しなければいけないだろう。

 湘南がほとんど昨年とメンバーが代わったにもかかわらず、あれだけの連携を見せていただけにチームの完成度としてはやはり遅れていると言ってもいいだろう。

 これをいかに改善するか。まずは次の試合で改善した結果を出さなければいけないだろう。

posted by 孔明 |19:11 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年04月23日

失点してからの試合展開が悪過ぎる。

 一つのミスが明暗を分けたとは言え、そこからの試合展開が一番悪い。

 残り20分もありながら気落ちしたのか、個々がバラバラの動きになって連動したプレスがかからずに相手にボールを回させたのが一番良くなかった。また、見る見るうちに運動量が極端に落ちていた。本来ならそこから持ち直すこともしなければいけなかったはず。

 そこから立ち直れないメンタルは相変わらず今年も変わっていない。 

 相手に簡単にパスを許しボールを回させなかなか攻撃のチャンスを作ることができなかった。

  前半はやはりクロスの精度の悪さ、ラストパスの悪さが目立った。せっかくよい形になりながら、あと一歩のところで決定的なチャンスを演出できないシーンが多かった。

  連携も悪く、特に近藤と三上のパスは何度か合わずにせっかくのよいチャンスをみすみす逃していた。

 やはりJ相手だとスピードが違う。こちらもスピードを上げてパスをするもいかんせん、練習試合で厳しいプレスのなかで早いパス回しができなかったせいか、スピードに乗った正確なパス回しができていなかった。

  それでも可能性はあった。特に左サイドの近藤の突破は得点の臭いを感じさせていた。しかし、やっぱりクロスの精度が低く、決定的なシュートを打てなかった。

 三上も可能性を感じさせた。厳しいプレスのなかでもポストではボールを持ってなおかつ前を向けてボールを運んでいたシーンも多かったのは今後に繋がる。後はシュートの精度と強引さだ。

 アンドレジーニョは一番目立っていた。ボールを前に持って仕掛ける動きがよかったがここもラストパスやシュートの精度が悪かった。

 相手がこちらのミスを逃さなかったことで失点してしまったが、こちらも相手のミスでよい形でボールを奪ったシーンもあった。しかしなかなかそこから決定的な崩しができなかったことで差が付いてしまった。

 また、シュート数がホームなのに少なすぎる。この結果を見るとやはり中断期間で何をやってきたのかと厳しく指摘されても仕方ないだろう。

  とにかくホームで負けたことはまったくダメ。 

 そして気になるのは観客数。開催が延期されたとは言えせっかくの開幕戦だというのに1万人をようやく超えるとい少なさ。
 チームも危機感を持たなければいけないだろう。それを払拭するのはやはり勝利。

 次の試合はアウェイで強敵のFC東京とは言え勝たなくてはいけない試合になった。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |20:49 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年04月22日

湘南戦展望(ホーム開幕戦をしっかり勝とう。)

 明日のホーム開幕戦の湘南戦。

 湘南はJ1降格チーム。メンバーも大幅に変わって、当初は連携の危うさが指摘されていたが、中断期間を含めてその不安は一掃されたのだろうか。開幕戦を見る限りでは結果も大勝しており、さほどその問題点はなかったようにも思われるがはたしてどうだろうか。

 中断前の開幕戦は岡山と対戦した。

 前半は3バックの岡山のサイドを中心に攻め、流れの中から先制点を挙げて、勢いに乗った。後ろからどんどんスペースに入り込みシュートを繰り出し、速攻から2点目。3点目は相手のミスを抜け目なく突いたもの。相手がサイドに人数をかけ、ケアしてからは攻撃のスピードが遅くなったが、得意のパスワークで相手を崩す動きを見せていた。

 後半は相手にもサイドを使われたが、難なくいなして相手がミスしたこぼれ球を持ち込み蹴り込んで4点目。5点目は速攻の見事なパスワークからPKをゲットしたもの。

  5点とれたことは相手が自チームのシステムに慣れていなかったこと、3点目からは相手も前掛かりになってきたものなので必要以上に恐れることもないが、3バックの相手の弱点をついた攻撃は見事だった。そして攻撃のパターンをいくつも持っていると感じた。

 1週間前の練習試合では非公開の練習試合を行っており、メンバーははっきりはわからないが、トップにルーカスか巻を置き、右サイドアタッカーにアジエル、左サイドアタッカーに佐々木を置く4-2-3-1で来るのではないか。ファビーニョが震災の影響で退団したがほとんど影響はないだろう。

  このチームの攻撃スタイルはサイド攻撃、そして2列目3列目の飛び出しが鋭いところ。さらにはそれどころか最終ラインのセンターバックが飛び出してくる場面もあって、その飛び出しには十分に気をつけて目配りをしなくてはいけないだろう。

  また、アジエルがからむとワンタッチでボールをテンポ良くつなげてくる。

 やはり注意しなくてはいけないのはアジエルの動きだろう。相変わらずチャンスの場面では顔を出してくる選手。そして決定的なパスを出してくることから、できるだけゴールから遠いところでプレスをかけてゴール前エリアには侵入させないようにしなくてはいけない。

 また、佐々木は突破力がある選手。この選手の飛び出しには十分に気をつけてマークを外さないようにしなければいけないだろう。

 また、サイド攻撃もかなり行ってくる。特に右サイドはサイドバックの臼井がどんどん攻め上がってくる。サイドの主導権争いで負けてはいけないだろう。

 そして巻やルーカスには十分な体勢でポストプレーをさせてはいけない。そこで簡単にポストプレーをさせるとワンタッチで速度を上げてペナルティエリアに侵入してくる。

 湘南の守備ではセットプレーはマンツーマンで守ってくる。がちがちに守ってくる印象があるので、セットプレーではマークを外す動きをしてフリーの状態を作りたい。

 また、サイド攻撃にはラインを深くして守る傾向があり、プレスが遅れる場面があるので、そこが狙い目だろうか。

 サイドを深くえぐって中に入れる。また、中に入れてからサイドに振るということをしつこく仕掛ければ自然と穴が空いてくるはず。

 こちらはやはりサイド再度攻撃に活路を見いだしたい。特に左サイドは突破力があるので、その動きに連動してどんどんゴール前のスペースに飛び出していきたい。 

  そして1対1でどんどん仕掛けてほしい。仕掛けなければ分厚い相手の守備を破ることはできないだろう。

  練習試合も満足にできなかったことで、練習試合を十分にこなした湘南に初めは攻め込まれるだろう。しかし、焦らず、相手の弱点をついていけば、勝てない相手ではない。しっかりとした気持ちをもって戦ってほしい。

 ホーム開幕戦は2007年以来勝っていない。是非とも勝って勢いに乗りたい。

 勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |21:08 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年04月20日

土曜日の布陣は?

  土曜日にいよいよリーグ戦が再開される。

 開幕戦で完敗しているのでホーム開幕戦でもあり、是非勝ちたいところだ。
怪我人の話もちらほら聞こえるが土曜日の布陣はどうなるだろうか。 

 FWは内村が厳しいらしいので三上のワントップか。

 トップ下は流動的。アンドレジーニョが間に合えばアンドレジーニョ。間に合わなければ宮澤が入るのではないだろうか。
 アンドレジーニョが出られないと攻撃的にはちょっと厳しくなる。サイドを起点にして攻撃を仕掛けると思うが、とにかく連携に気を配ってほしいものだ。

 サイドハーフは近藤と古田だろう。特に近藤はこのところ好調。一人でも崩せるが、コンビネーションでの崩しも成長している。左からの攻撃が肝となるだろう。

  古田にも少々強引な崩しをしてもらいたい。古田にはまずは自分でゴールを狙ってほしいところだ。

   ボランチはブルーノと芳賀で決まりだろう。芳賀は足の痛みを抱えているが本番になったら必ずでてくる選手。心配はいらないと思う。

 DFラインの4枚は右肩上がりの布陣。

 特に純平は攻撃の駒として攻め上がりを期待している。

 センターバックの2人は守備ではあまり練習試合で実践ができなかったので気になるところだが、落ち着いてやるしかないだろう。

  GKはぎーさんで決まりだろうか。今いるメンバーの中では経験もあるし安定感がある。

 以下このような布陣だろうか。

          三上

      近藤     アンドレジーニョ    古田
                 (宮澤)

                ブルーノ 芳賀

       岩沼       河合  山下    純平
     
                     ぎーさん

posted by 孔明 |19:37 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年04月18日

土曜日の練習試合で気になった点

 土曜日の練習試合。

 翌日、マスコミはこぞって「攻守の切り替えが機能していた」と書いていたが全体的にはそうは思えないお寒い内容だった。 

 特に1本目のレギュラー組は結果が相手のミスによる1点と完全に得点力不足に陥っていた。

 なにしろ前の4人の連携が良くなくて、まるで個人技で試合をしていたようにも思えた。

 攻守の切り替えでは攻撃に転じる時の遅さがやはり目立った。

 速攻でもなかなか素早くボールをもって行けないシーンが多く、ボールを戻して遅攻になってしまう展開も。

 遅攻でももっと工夫して攻撃しなくてはいけないだろう。崩しのアイデアや前線の動きが足りなくてそこから攻撃がストップしてしまうシーンが多かった。
 良かった点は近藤の崩しや、上原の運動量。近藤は自分で行くときもあったが、他の選手とのコンビでたびたびサイドを突破してマイナスのセンタリングを上げていた。マイナスのセンタリングはDFが背後も見なければならなくなり、かなり攻撃側の得点のチャンスが広がる。これに精度が加わればかなりの戦力になると思う。

 心配なのは攻撃ではやはり連携不足な点

 前の4人がゴール前でパス交換するのは良いのだが、互いに動きがない状態で相手が密集しているところでパスをするものだから簡単にパスカットされてしまう場面が多かった。

 やはりこれにはトップやサイドハーフのオフザボールの動きが重要になる。トップは何度かサイドに流れる動きはあったが、相手DFの裏に出る動きも取り混ぜて行わないと、相手の脅威にはならないだろう。

 その点では中山の動きが参考になる。練習試合ではオフサイドばかり取られていたが、前を向く意識は十分にあった。トップに入る選手には頑張って裏を狙う意識を多く持ってもらいたい。

  守備では正直あまり参考にはならなかった。そもそも相手のシュートが少なかったこともあるのだが、攻め込まれるシーンも少なくて、この点がレベルの高いチームと練習試合をできなかったことで不安要素である。

  特にサイドの守備は不安。どれだけ相手にプレスをかけてボランチとの連携でサイドに押し切るあるいはボールを奪えるか。

  再開までには後4日あるが、連携をもっと深めないとかなり厳しい戦いになる。しっかり残り期間で調整して少しでも課題を解消してほしい。

posted by 孔明 |20:41 | 練習試合 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年04月16日

これでは来週のリーグ戦再開が心配だ。

 レギュラー組はプレッシャーが弱いときにはパスがどんどん繋がるが、プレッシャーが厳しいところでは簡単にボールを失う場面が目立った。

 そして悪いのはクロスの精度、せっかく近藤や純平、上原がサイドを駆け上がってもクロスの精度が悪くてシュートまでもっていけない場面が多かった。

 そして相変わらず、パスばかり目立って素早い攻撃が形になっていなかった。また、一番肝腎なアンドレジーニョと他の選手との連携がよくない。三上とアンドレジーニョの連携もほとんど見られず、1本目はめぼしい場面はなかった。良かったのは近藤の突破だろうか。しかし、何度か突破する場面もあったがこれもクロスの精度が悪くて得点にならず。

 レギュラー組が唯一とった得点も相手のパスミスから奪ったもので参考にならない。得点力不足は顕著と言っていいだろう。

 もっとFWがスペースに抜け出す動きとか、シンプルなプレーも仕掛けなくてはいけないだろう。オフザボールの動きをもっと活発にしなければ得点に結びつかない。

 プレッシャーが弱いところで簡単にパスが繋がるものだから厳しいところでも同じようなリズムでパスで崩そうとする意識が強すぎる。もっと緩急をつけた攻撃をしなくては攻撃の幅ができない。

 そのなかでは左サイドが可能性のある動きをしていた。近藤は何度も左サイドを突破しており、もう少しそこからの攻撃に精度を上げれば得点のチャンスが増すだろう。

 アンドレジーニョはまだ本調子ではないのか、決定的な形を作ることができなかった。 一方ブルーノは相手のパスをカットする動きも多く、割と動いていた感じ。

 宮澤のセンターバックには驚いたが緊急のオプションとしてはありだろうが、器用貧乏にはなってほしくない選手だ。

 上原は前の練習試合よりは思い切りの良さが出ていた。前に上がるシーンも増えていて、攻撃の意識は見えていた。ゴールになったシーンも思い切ったミドル。素晴らしい弾道でゴール右上隅に決まっていた。

  しかし、全体的に攻撃のパターンが少なすぎる。ラストパスもなかなかつながらず必然的にシュートにもっていけず、シュートが少ない。課題が相変わらず解決されていない。

 これでは来週のリーグ戦再開が心配だ。


  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |15:31 | 練習試合 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年04月14日

明後日の練習試合の観戦ポイント

  明後日北海道教育大学岩見沢校との練習試合が予定されている。

  天気が心配だが、おそらく中断期間最後の練習試合になると思うので、見学してこようと思う。

 守備は前回の練習試合ではあまり参考にならなかった。今回も相手のレベルを考えるとあまり参考にならないかもしれないが、特にセンターバックの守備力を見ていきたい。

 スピードに対応できるかどうか。余裕をもって捌けるどうか。

 また、右サイドバック。レギュラー組は純平が努めると思うが、守備の面でどのくらいできるか。

  攻撃では左サイドからの攻撃をどのくらいできるか。

 監督は前回の練習試合の反省点として左からの攻撃が少なかったと言っていたが、どれくらい改善できているか。

  そして一番気になるのはトップの三上とアンドレジーニョとの絡み。練習ではうまくいっていないらしいが、内村が足の痛みを抱えており、三上をスタメンでトップにもっていくことが有力だと思うのでどのくらい改善されているか。

 トップとトップ下は彼らのコンビが現状では一番だと思うので、チームの浮沈を握るコンビと言っても過言ではないと思う。

  そしてこれもアンドレジーニョとの絡みになるが古田との連携。前回の練習試合ではあまり連携が見られなかっただけにどのくらい攻撃に絡めるか。

 DFからのビルドアップのスピードも注目したい。前回の練習試合の1本目では横パス、バックパスが目立ったが遅攻の場合にはどんな風にメリハリをつけた攻撃ができるのか。

  また、バックアップメンバーでは怪我から復帰した砂川の動きがどうか。上原のサイドバックに進歩は見られるか。

 再開までもう時間がない。どのくらい仕上がっているのか見たいと思う。

posted by 孔明 |20:00 | 練習試合 | コメント(2) | トラックバック(0)