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2012年12月31日

来年に向けて2(戦術編)

 来年に向けて勝手に要望を述べたいと思う。戦術編

1選手の特性を見て財前カラーを出してほしい。
  とにかく新人監督。右も左もわからないだろう。
 どうやらシステムは4-2-3-1を基本とするようだが、選手の特性をみてシステムは運用してほしい。攻撃的なチームを目指すのか守備的なチームを目指すのかどんな指導をするのかわからないが、その上で自分の色を出した戦術をつきつめてほしい。

2キャンプでは基本的な技術を鍛えてほしい。
 コンサの選手はスローインが下手。毎年サポーターの間で不満なスローインをなんとかしてほしい。GKのゴールキックもTPOにあわせてしっかり蹴られるようになってほしい。
 スローインは素早く味方に投げることを徹底してほしい。
  パスミスが今年は多すぎた。連携をしっかりやれるように集中してコンビを合わせてほしい。そしてつなぐ意識をしっかり身につけてほしい。今年はビルドアップがあまりにも酷すぎた。来年はしっかりGKから前線につなぐサッカーをしてほしい。

3  怪我人を少なくしてほしい。
    今年は怪我人が多すぎ。チームもしっかり原因を分析して怪我人がなるべくでないようなチーム作りをしてほしい。ちょっとした怪我は許容範囲だが長期離脱者はなくしてほしい。

4  セットプレーを生かしてほしい。
    毎年言っているがセットプレーからの得点を増やしてほしい。今年は身長が高いCBが入った。テレもいるし、セットプレーで相手の脅威になるプレーをしたい。そのためには精度の高いボールを蹴らないといけない。精度の高いプレースキックを蹴ってほしいと思う。

5  カウンターを効かせるプレーをしてほしい。
   基本的にはポゼッションを高め、仕掛けるサッカーをしてほしいが、当然カウンターも有効になる。G大阪、神戸など力のあるチームには押し込まれる展開が多くなるだろう。この場合にはカウンターが有効になると思う。財前監督は大森氏によれば石崎監督のように厳しく前からプレッシャーを効かせる守備はあまりしないだろうと推測しているがショートカウンターも有効なので、TPOで使い分けてほしい。


 ※2012年もこのブログに来ていただいた皆様。どうもありがとうございました。今年はコンサにとって苦しい年でした。来年こそは喜べる年にしたいですね。来年も勝手ながらコンサのことを書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。皆様良いお年をお迎えください。

posted by 孔明 |19:04 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(1)

2012年12月30日

来年に向けて1(戦略編)

 来年に向けて目標を立てたいと思う。まずは戦略編


1 観客動員数の増を図りたい。
 やはり、観客動員数の増が経営改善につながる。昨年から今年の昇降格でわかったことはJ1でも成績が悪ければ観客動員数は期待できないしJ2でも昇格争いに絡むと観客動員数が増加すると言うこと。
 来季はJ2故になんとかして6位以内に入って昇格争いをしたいところだ。
そうすれば今年以上に観客動員数が増加するのは間違いないだろう。
 

2 2位以内を目標とすること。
 やはりやるからには昇格を目標にしたい。
 現実的な目標はプレーオフ圏内の6位以内となるが、プレーオフではなにがおこるかわからない。今年のプレーオフを見ても順位の上のチームが必ずしも勝つというわけではない。プレーオフは一発勝負。J1昇格を目標にするならまずは2位以内を目指すべき。

3 降格もあることも念頭におくこと。
  J2も降格があることを常に念頭におかなければいけない。考えたくはないが悪くすれば降格争いをする可能性もあることを考えなければいけないだろう。人件費の割合から考えればJ2中位から下位だろうし、何が起こるかわからないリーグ戦だ。

4 ホームでは必ず勝つこと。
  昨年のJ2の時のホームの成績は19試合13勝3分け3敗勝ち点42と良い成績だった。今年J2を優勝した甲府のホームの成績は21試合12勝6分け3敗の勝ち点42
2位の湘南のホームの成績は21試合11勝8分け2敗の勝ち点41とほぼ同じ勝ち点。
やはり来季ホームでは勝ち点42前後はとらないといけないだろう。そして負け試合を3くらいに抑えることだ。

5 勝てる試合を確実に勝つこと。
  あたりまえのことだが、勝てる試合を確実に勝つ勝負強さを身につけてほしい。特にリードした試合は必ず勝つこと。
   負け試合はあわよくば逆転、引き分けにできることができれば勝ち点を拾っていける。
    勝てる試合は最後までしっかりボールをキープして、守備に集中して守りきること。  逆に負けている試合はなんとしても同点を目指してほしいものだ。


6 リーグ下位のチームには確実に勝つこと。
    昇格を目指すのなら星勘定をしなければいけない。リーグ戦の下位チームには確実に勝つようにしないと昇格の道は遠い。上位とはまずまずの戦いをして下位と中位チームで確実に勝ち点を積み重ねていきたい。

posted by 孔明 |19:28 | 戦略 | コメント(2) | トラックバック(0)

2012年12月29日

今年を振り返る6(FW編)

 前俊はシーズン開始からチームの中心としてワントップで活躍した。
ただ、得点に絡むプレーが少なくてなかなか決定的な仕事ができなかったのが不満。シーズン途中には長期離脱をして復帰してからはあまり出場の機会を得ることができなかった。卓越した技術力があったがそれあまりを生かせなかった印象だ。

 近藤は初勝利したC大阪戦での1ゴールにとどまった。得意のごりごり感はそのままだったし、ファーストシュートは近藤も健在だったが、やはりJ1なのでフィジカルだけではなかなか通用しなかった。サイドハーフでの起用も多かったが、もっとできる選手。来季は栃木でどんなプレーをみせるか気になるところである。

 内村は今年も腰痛で満足にシーズンを終わることはできなかった。期待されたゴールも2つだけという結果。ただ、タメをつくったりチャンスメーカーとしての働きも目立ったので体が万全ならば十分にできるということを示してくれたのではないだろうか。来季はまずは腰痛をできるだけ治してゴールを量産してほしいものである。

 
 大島は今年は途中交代やときには先発で監督から頼りにされた。しかし、年齢的な衰えかゴールと言う結果はナビスコの1点に終わった。
 タメとキープができる選手だと思うがJ1の厳しいプレスに負けてなかなかボールをキープできなかったことも多かった。高さの点でも頼りにされたが、なかなか結果を出せなかった。

 上原はチームの切り札として活躍した。途中出場だったが名古屋戦での決勝ゴールやそのほかでの2ゴールが印象深かった。J1の選手相手でも負けない身体能力は誇らしものだ。途中で怪我をしたのが本当に残念だった。来季は先発も視野に入れて活躍してほしいと思う。

 キリノは2年ぶりに復帰してシーズン途中までいたがゴールという結果を出せなかった。チームのスタイルもあったせいか、得意のスピードを生かせなかった印象だ。移籍した湘南で活躍したことはうれしいが、もっと使い方があったのではないかと後悔させられる選手だった。

 テレはシーズン途中から加わり可能性を示してくれた。ノーゴールだったがフィジカルに強く案外足下もうまくて化ける可能性がある選手。前線からの守備ももっと懸命にやればチームにとって使いやすい選手になるだろう。なにより大きくて迫力がある。プレイにすごみを感じさせる選手になってほしいと思う。


 三上はリーグ戦では2試合の途中出場で終わった。練習を見ているとキレキレのときもあっただけにシーズン通しての好調を維持できるかが課題だと思う。
 練習ではボランチもこなしていて、ポリバレントな面ものぞかせてくれた。彼に臨むのはずうずうしさ。もっと自分が自分がというプレーをしてほしい。チームが若返るだけに来年はチャンスだろう。


 はシーズン当初から途中出場の選手として起用され、ナビスコでは3ゴール、リーグ戦では2ゴールと高卒新人としては立派な数字をたたきだした。シーズン終盤には切り札となって活躍した。途中怪我で何回か離脱したがまさに出場すれば獅子奮迅な働きは見事だった。そのスタイルはどうしても応援したくなるようないつも一生懸命な格好。それは見る物を感動させている。来シーズンは先発での出場を期待したいところだ。


 純貴はシーズン途中でJFLの金沢に移籍。移籍先では2ゴールをあげた。なにしろ出し切る選手。そのがむしゃら感は手本となる選手でもある。今年は活躍できなかったが、来年こそ活躍してほしい。来年は若手中心になるが、このメンバーではもはや中堅に入る。なによりFWは結果が求められる。結果を出してほしいと思う。J2の舞台では昨年プチブレークしたことを忘れずに思い切って戦ってほしい。


 ゴンは今年で一戦を退いた。そこからテレビでひっぱりだこになって、今更だが凄い選手だったと言うことを印象づけた。プレーではホーム最終戦の途中出場のプレーだけだったが、練習ではいつも懸命にリハビリをやっているシーンが思い浮かぶ。グラウンドをランニングしている姿。アジリティを懸命にやっている姿。もう少し実際にプレーする姿を見たかった。

posted by 孔明 |19:20 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(0)

2012年12月28日

契約合意選手がオフィシャルで発表された。

 12月28日付の来季契約合意選手がオフィシャルで発表された。

 この中には日本人では日高、岡本、宮澤、古田の名前がなかった。

 オフィシャルには「上記に記載されていない選手に関しましては、今後合意ができ次第発表いたします。」というの注意書きが書いてあったが、この中には日高、岡本、宮澤、古田らが入ってくるのか。

 以前のスポーツ新聞の情報では日高が契約でもめている様子だったが、日高は越年か。

 また、岡本、宮澤、古田はただ、契約が伸びているだけだろうか。

 特に古田は移籍も噂されていただけに気になるところ。

 ただ、岡本、宮澤、古田の3人は代理人が有名な田邊氏のジェブエンターテイメントのクライアント。そのため3人揃って契約が進んでいないのかもしれない。

 契約合意選手の中では前俊が入っていた。これは素直にうれしい。来年はどんなポジションで使われるかどうかが分からないが、攻撃の中心になる選手だ。来年もあの変態キープ力を見せてほしいと思う。

 また、外国人ではジェファンがレンタル終了のお知らせ。
 苦しいときに来てくれたが怪我もあってフル活躍とはならなかった。

 外国人ではやはりジェイドとハモンの名前がなかった。この2人は移籍するのだろう。
そしてここにはホスンの名前がなかった。ホスンは来年の契約か。(ホスンもジェブエンターテイメントのクライアント)

 テレは契約合意選手の中に入っていた。

 荒削りの選手だが化ければ面白い選手になる。来季はテレの活躍に期待したいと思う。
明日スポーツ新聞を見ればこれらの選手の現時点での状況がわかるかもしれない。

 とにかく、HFCは今日が仕事納めなので今年のオフィシャルでの発表は最終だろう。 

posted by 孔明 |19:05 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(1)

2012年12月26日

意外な感じがする岩沼の移籍

 岩沼が松本山雅へ完全移籍した。

 正直意外というか。西嶋が徳島にいったとき以上の驚き。

 まさかJ22年目のチームにレギュラーをとられるとは思っていなかった。

 岩沼は前から移籍の噂があった、マリノスという話もあっててっきりJ1チームに行くものだと思っていた。

 それが同じJ2リーグのチームに行くとは驚いた。

 J2でも資金力のあるチームならまだわかるが、松本山雅を見下したわけではないが資金力のないチームにいくことはショック

 資金力がないとはいっても今やコンサの人件費も松本山雅と似たようなものになったのだろう。我がチーム以上の好条件だったのかもしれない。

 岩沼はどうせならJ1に言ってほしかった。J1で活躍できる選手だと思っていただけに残念。

 岩沼はコンサのれっきとしたレギュラー。左サイドバックを安心して任せられる選手だった。

 岩沼の「このクラブや街に良い意味でも悪い意味でも慣れてしまい、新しくそして厳しい環境に身を置くことで成長したいと思い、移籍を決意しました。」と言うことばは重い。
心機一転環境を変えてチャレンジしたかったのだろう。

 対戦相手になったからには思い切りブーイングだ。岩沼もその覚悟はあるだろう。

 松本山雅は今年は3バックでやっていたが、岩沼がはいったことで4バックにするのだろうか。4バックができる選手を探していたのかもしれない。

 移籍は仕方ないことだが、意外な感じがした岩沼の移籍だ。

posted by 孔明 |14:04 | 選手のこと | コメント(8) | トラックバック(1)

2012年12月24日

ウィアー WINNERS

 Jユースカップ優勝おめでとう。

 素晴らしい試合だった。

 1点先制されたときには心配したが、どうしてどうして

 あせらず、ペナルティエリアで突破を図るとところを引っかけられてPK獲得

 中原が蹴りこんで同点
 相手が1発退場した有利さはあったが、それがなくとも完勝していただろうと言う内容。
後半になって下田を投入したことも大きかった。
トップでボールがキープできたので、そこからどんどん前に飛び出していくことができていた。そして真ん中から中原の突き放すゴール。見事だった。

 中原の右サイドから粘ってあきらめず相手のボールを奪ってドリブルで突破から下田が合わせて3-1。これで勝負は決まった。

 下田のスルーパスから国分が落ち着いてゴール。4-1。

 下田が粘って中原に渡してふわっとしたシュートが決まった。5-1

 他にもバーに当たったシュートも3本ほど

 相手が1人少ない有利さはあったが圧巻の決勝での完勝だった。
ボールをとられてもしっかり相手にプレスをかけて、奪い取る

 パスは相手のできたスペースに出す。

 解説の浦和の槙野が言っていたが、しっかり相手の嫌がられるプレーをしていた。
おみごと。相手に退場者があったが後半からはまったく安心して試合を見ることができていた。

 このチームはなにより後ろからしっかりつなぐ意識が強いことが素晴らしい。

 多少プレスをかけられても簡単にクリアしないでしっかり前にボールをつなぐ。ボールを丁寧に扱うことをしっかりと叩き込まれている。これはトップチームの選手達もしっかりやってほしいところだ。
 そして表彰式でのサポーターの歓喜の表情を見るのもうれしかった。

 なにより、ユース、トップと初めての?(フットサルはあったっけ)全国制覇
誇りにしたい。  

  とにかく優勝おめでとう。  カンピオーネ

posted by 孔明 |20:35 | ユース | コメント(5) | トラックバック(0)

2012年12月23日

上里が復帰するといううれしいニュースが

 上里が復帰する。

 今日の日刊スポーツには復帰の方向で交渉しており条件面を詰め、近日中に正式発表となるという記事が。上里びいきの私にとってはうれしいニュースだ。日刊スポーツには関係者の話しとして「戻る方向で動いている」と書いてあった。

 上里といえば昨年はFC東京で、主に途中交代で使われ、今年の徳島では先発が多かった。
さほど試合は見ていなかったが、徳島時代は中心選手として活躍していたのではないだろうか。

 真希がいなくなるボランチで河合とコンビを組むにはうってつけ、背番号20番も空き番になっている。

 財前監督がトップコーチに就任した2004年に加入したのが上里で監督が積極的に指導した一人が上里だったらしい。

  上里といえばプレースキックやミドルシュートは当然だが、あのタメのあるプレー。ワンクッションして落ち着いてパスをするプレー。左足からのクロスが魅力

 たまに逡巡してボールを取られたり、簡単にパスミスをしてボールを取られる悪癖があったり守備がおろそかになったりしたが、2シーズンを経てどんな選手になったのか楽しみ。

 徳島時代もちょんぼするプレーがあってほされた?時もあったようだが、3シーズンぶりに復帰に当たったては新たな気持ちでプレーしてほしいと思う。

 レギュラーはもちろん約束されていない。おそらくはボランチでのプレーになると思うが、4ー2ー3-1では守備の負担軽減も考えてトップ下も考えられる。

 とにかく復帰したら懸命にチームのために頑張ってほしい。

posted by 孔明 |19:26 | 選手のこと | コメント(5) | トラックバック(0)

2012年12月21日

今年を振り返る5(MF編)

 まずはボランチは河合、真希のコンビでスタート
このコンビで多くの試合を戦った。終盤戦には河合が3バックのスイーパーになってからは芳賀が真希とコンビを組んだ。

 河合は途中怪我をして離脱したが、シーズンを通して、安定していた。
相手をバイタルエリアに侵入させない強い意志と責任感を感じさせてくれた。
ただ、ショートパスの不安定さはかなりあって、せっかくボールを奪ってもうまくつなげられないシーンが目立った。

 真希は守備ではそんなに期待できなかったが攻撃で目を見張るものを見せてくれた。
運動量は圧倒的で、試合開始から試合終了まで休むことなく動き、獅子奮迅の活躍をしてくれた。飛び出しも秀逸。またミドルシュートも迫力があり、試合に出場すると計算ができる選手だった。

 宮澤はトップ下をやったり、ボランチをやったり、最後はストッパーをやっていた。正直今シーズンはどのポジションに長くいたのかわからないほどのポリバレントぶり。ただ、どのポジションでもそこそこやっていたという印象。悪く言えばそこそこで圧倒的な印象を植え付けるまでにはいけなかった。
 器用貧乏というか、どこでもできる器用さを持っているが定職が決まらないと言う感じ。ストッパーでは持ち前のうまさをいかして十分にこなしていたが、彼の適正はそこじゃないだろうという疑問はいつも持ってしまった選手

 芳賀は期待通り今年も縦横無尽にピッチを走り抜けてくれた。前半戦は怪我で出場できなく、シーズン中盤は控え、終盤になって河合が3バックに下がるとボランチに入った。いつものように中盤で相手の攻撃を抑える働きは優秀で頼りになった。芳賀の鬼気迫るプレスは今年も健在。しかし、試合で空回りするシーンも多く、途中で代えられた試合も何試合かあった。

 荒野はボランチ、トップ下と途中出場をした。さすがにユース出身の選手達とのコンビネーションは抜群でパスが回る様は見ていて楽しい物があった。ただ、フィジカルがまだプロとしては物足りなく、もっとフィジカルを鍛えなくてはいけないだろう。

 高柳は1年間リハビリで終わってしまった。期待されただけに誠に残念なシーズンだった。リハビリで懸命に取り組む姿は強く印象に残っている。1年間でなにもできずにチームを離れることになったが、努力するひとだけに違うチームではぜひ頑張ってもらいたい。


サイドハーフの主力は岡本と古田が多く使われた。終盤ではシャドーでも2人が多く使われた。


 岡本は今シーズンは1本もゴールを決められなかった。決められなかったということで調子が悪かったわけでもない。ずっとスタメンに固定されて主力をいつも担っていた。タメが作れる選手で練習ではやはり他の選手に比べてボールキープ力が傑出していた。ただ、試合になるとそれを100%出せないジレンマがあった。試合でももう少し活躍できるだろうといった選手だ。

 古田は文字通りエースになってほしい選手。今年もブレイクしそうでブレイクしきれないじれったさはあった。浦和戦での2ゴールは素晴らしかった。毎試合あのくらい積極的にゴールを目指してほしいと思う。やればできるし、このことばは好きではないが和製メッシになれる素材。自分がこのチームの中心だという良い意味での責任感と我を出して試合に臨んでほしい。

 砂川は今年もサブメンバーで試合に臨むことが多かった。年齢的な衰えも見せていたが、ボールタッチや切り返しは砂川らしいものを見せてくれた。ただ、毎年続けていたゴールが今年はなかったことが残念だった。まだまだやれる選手。現役最年長として他の選手の見本となるプレーを引き続き続けてほしい。

 ハモンはテクニックはあって周りを生かす選手だが、そのうまさゆえにいやが応にもチームの中心になって輝く選手だった。上手だけに周りに頼りにされ、ボールが集まってくる。しかし、そのために遅攻になってしまうという弊害も残ってしまった。
 ただ、チームの勝利に貢献したことは確かでさすがにうまいというパスも何本も通していた。終盤になって怪我での離脱が痛かった。

posted by 孔明 |19:59 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(0)

2012年12月19日

今日の道新プレーバック2012

 今日の道新の「プレーバック2012」には
「降格の札幌主力大量退団」というタイトルで記者の原田隆幸氏のコラムが書かれていた。

「人件費など強化費は今季の半分2億円台に落ち込む見込み。そのあおりで、年俸は比較的高い主力選手が続々とチームを去ることになった。」

 真希や高原、純平など8人と契約を結ばないこととなった。このなかでもサポーターがなぜこの選手?といった選手がそこには多かった。

「苦渋の決断だった。」「選手との交渉を担当する三上強化部長のは明かす。」「残したい選手が契約満了選手に)含まれている。」

 お金がないばかりに本来は来年もチームのために戦ってほしい選手を切らざるをえなかったのはフロントも残念だったろう。サポーターも残念に違いない。高年俸といってもコンサのチームのなかでのこと。1,000万を超えるか前後の年俸をもらっている選手が狙われたような気がする。

「クラブライセンス制度が導入される来季、赤字を絶対に回避しなければならないクラブの事情もわかる。」「だがそれでも。チームの多大な貢献をしてきた選手をこんなに大量に切り捨てていいのかやるせない思いをぬぐえない。」

 確かにクラブライセンス制度で赤字を出すと、Jリーグにいられなくなる。ただ、クラブライセンスの要件も厳しすぎることも確か。誰が悪いとはいえないが、こんなに多くの選手を切らなければいけなかったのは残念だ。

 以前、当ブログで募金を提案したことがあったが、強化費に限定して使うための募金を改めて検討したらどうかと思う。強化費限定で募金を集めれば結構な金額が集まるのではないかとも思う。遅きに失した思いはあるが、これからでも募金を集めたらどうか。

「1-4で敗れた最終戦後。高原が珍しく怒りをあらわにしていた。矛先は集中力を欠いたプレーをした若手に向けられていた。」「これが札幌での最後の試合になる選手も多い。腹立たしい。」「この時点で退団を予期していたのだろうか。来季以降の札幌を支える若手への最後の叱咤にも聞こえた。」

 来季は若手中心のチームになる。J2と言えどもJFLに落ちる危険性がある。チームはJ1昇格を目指すのだろうが、間違えれば降格の危機も感じながらの戦いになる。

 若手を育成して戦うと言ってもそういう危険性がある故に結果を出さなければいけないと言う点では厳しいものがある。若い選手達にも甘えは許されない。

  来季はユース中心のチームになるが心して戦わなくてはいけない。

posted by 孔明 |19:42 | 今年を振り返る | コメント(9) | トラックバック(1)

2012年12月16日

今年を振り返る4(DF編)

 DFは当初から層が薄かった。特にCBの層が薄かった。山下が移籍して、補強したかったがオフに5人に断われて若手で臨まざるを得ないチーム事情があった。

 ジェイドはFC東京の控え選手で当初J1で使えるのか半信半疑だったが、よくDF陣を統率してくれた。さすが現役オージーと言える働き。体格的の劣るところもポジショニングや読みの鋭さ、体全体で守っていた姿勢には好感が持てた。ただ、シーズンの終盤には怪我で出場できなかったのが痛かった。

 奈良は開幕戦の磐田戦で自信をつかんだと思ったが、成長の過程での苦しさがつのったシーズンではなかったか。五輪代表候補までなって活躍したが、次第にJ1の分厚い攻撃力の前にくじけ自身を失いかけた。しかし、J1の舞台で多くの試合を重ねたことはよい経験になっただろう。来年J2の舞台で、その経験を生かしてほしいと思う。

 櫛引はJ1の舞台で葛藤があったはず。思い通りにいかない悩みがあったのではないか。ひとつひとつの試合ではマークの甘さや、フィジカルの弱さを痛感したのではないかと思う。来季は3年目。もはや若いという言い訳は許されない。心してシーズンを迎えてほしいと思う。

 ジェファンは守備を再編するために途中加入した。勝利に貢献するプレーも多かったが、韓国人らしい当たりの強さはあまり見せられずに失点の多くに絡んでしまった。もっとできる選手だっただけに残念だ。また、シーズンの終盤には怪我をしてしまい。出場できなかった。

 岡山は今年もチームの盛り上げ役で活躍した。ただ、プレーの印象はさほどない。高さに強かったがフィードがいまいち。ロングボールを蹴るがあまり精度が高くなかった。しかし、CB不足の時に役立ってくれた。そしてゲームの始まる前終了後彼がサポーター席と一体になって繰り広げる応援風景は名物ともなった。彼がグラウンドにいなくなるのは非常に寂しい。


 ジュニーニョは結局公式戦には出場できなかった。寮では寮生との交流で好青年ぶりを発揮していたが、プレーでは目立つものがなかった。練習では本来のセンターバックではなくサイドバックをやっていることもあり、そのサイドバックでの特長もいまひとつでは試合になかなか出すことはできなかっただろう。

 純平は今年もポリバレントに使われた。サイドバックが多かったが、相変わらず安定したプレーを見せてくれた。序盤は主力として活躍して、良い形での上下動も見せてくれた。しかし怪我で離脱してからは復帰してもなかなか使われず、不完全燃焼でシーズンを終えた。

 日高はシーズンの序盤こそ出遅れたが、試合に出場してゴールという結果を出した。激しく上下動するプレーはわくわくさせてくれたものだ。特にドームでの活躍でドームMVPを獲得した。股関節痛を押してのプレーは迫力があった。シーズン終盤股関節痛で出場できなかったが、記憶に残るプレーをしてくれた。

 はサイドバックやボランチ、サイドハーフ、ウイングバックでも活躍した。
キャンプでは石崎監督の目にとまり、ルーキーながらチームの苦しいときに出場して活躍してくれた。特に足下のテクニックは秀逸で相手に囲まれながら抜いていったプレーは唸らせるものがあった。

 岩沼は1年を通じてレギュラーで活躍した。サイドバックをやったり、ボランチをやったり、3バックを敷いた終盤ではウイングバックをやったりした。
 安定感のあるプレーは健在で、相手の突破をよく防ぎ良質のクロスを上げていた。しかし、もっとやれるだろうという感じもする。攻撃面でもっとできるだろうという感じが強い。

 小山内はナビスコで出場した。その際には思い切った飛び出しも見せてくれた。ただ、シーズンを通して怪我が多かった。せっかく治っても練習で怪我ということはよくあった。来シーズンはまずは怪我なくプレーできるような体を作ってほしいと思う。

 

posted by 孔明 |20:16 | 今年を振り返る | コメント(0) | トラックバック(1)