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2011年04月16日

これでは来週のリーグ戦再開が心配だ。

 レギュラー組はプレッシャーが弱いときにはパスがどんどん繋がるが、プレッシャーが厳しいところでは簡単にボールを失う場面が目立った。

 そして悪いのはクロスの精度、せっかく近藤や純平、上原がサイドを駆け上がってもクロスの精度が悪くてシュートまでもっていけない場面が多かった。

 そして相変わらず、パスばかり目立って素早い攻撃が形になっていなかった。また、一番肝腎なアンドレジーニョと他の選手との連携がよくない。三上とアンドレジーニョの連携もほとんど見られず、1本目はめぼしい場面はなかった。良かったのは近藤の突破だろうか。しかし、何度か突破する場面もあったがこれもクロスの精度が悪くて得点にならず。

 レギュラー組が唯一とった得点も相手のパスミスから奪ったもので参考にならない。得点力不足は顕著と言っていいだろう。

 もっとFWがスペースに抜け出す動きとか、シンプルなプレーも仕掛けなくてはいけないだろう。オフザボールの動きをもっと活発にしなければ得点に結びつかない。

 プレッシャーが弱いところで簡単にパスが繋がるものだから厳しいところでも同じようなリズムでパスで崩そうとする意識が強すぎる。もっと緩急をつけた攻撃をしなくては攻撃の幅ができない。

 そのなかでは左サイドが可能性のある動きをしていた。近藤は何度も左サイドを突破しており、もう少しそこからの攻撃に精度を上げれば得点のチャンスが増すだろう。

 アンドレジーニョはまだ本調子ではないのか、決定的な形を作ることができなかった。 一方ブルーノは相手のパスをカットする動きも多く、割と動いていた感じ。

 宮澤のセンターバックには驚いたが緊急のオプションとしてはありだろうが、器用貧乏にはなってほしくない選手だ。

 上原は前の練習試合よりは思い切りの良さが出ていた。前に上がるシーンも増えていて、攻撃の意識は見えていた。ゴールになったシーンも思い切ったミドル。素晴らしい弾道でゴール右上隅に決まっていた。

  しかし、全体的に攻撃のパターンが少なすぎる。ラストパスもなかなかつながらず必然的にシュートにもっていけず、シュートが少ない。課題が相変わらず解決されていない。

 これでは来週のリーグ戦再開が心配だ。


  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |15:31 | 練習試合 | コメント(2) | トラックバック(0)