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2012年01月30日

J1各チーム戦力補強状況 2

各チームの戦力補強状況の2

 今回は2回目(浦和、神戸、FC東京、仙台、川崎、大宮の6チーム)

 浦和の戦力補強が強力。高崎やマゾーラが抜けたがさほどの損失ではない代わりに、神戸からFWにポポ、Jリーグに出戻りの槙野、浦和から出戻りの阿部を加えた。
 おそらく3バックになることで、的確な補強ができたのではないだろうか。少なくとも昨年の成績はないだろう。

 神戸はJ1で一番の補強をした。ボランチのボッティ、FWのポポは流出したが、CBにG大阪から高木、ボランチに橋本、鹿島からSHに野沢、FWに田代と貧乏が嫌になるほどの金満補強。ただ、単に能力のある選手をはめてもうまく連動しないことも多いというやっかみの一つも言いたくなつようなうらやましい布陣だ。

  FC東京は今野の移籍が大きいが、磐田から加賀犬を獲得しロスト分を最小限にした。今年も選手の収集癖は収まらず、横浜FMからFWの渡邉、MFの長谷川を獲得。C大阪から大竹を戻し、さらには東京Vから河野、清水から左サイドバックの太田を獲得してレベルを更に上げた感じだ。

  仙台はCBのチョ・ビョングクを磐田にとられた代わりにC大阪から上本を獲得。(これが山下が移籍した直接の引き金となったのだが)。FWには中国リーグからブラジル人のウイルソンを獲得。FWは層が厚くなった。
 なにしろCBの上本の獲得は大きいだろう。これでさらに守備力はあがってのではないだろうか。
 
 川崎はジュニーニョがアウト、さらには横山、菊池が移籍と守備力も落ちたが、ブラジル人3人でその穴を埋めることになる。
 トップ下には前評判が良いレナト。ボランチにはレネ・サントス。CBにはジュシとセンターラインをしっかりブラジル人で固めてきた。またC大阪からFWの小松、京都からDFの森下も地味ながら良い補強だと思う。とにかく外国人の働き如何か。

   大宮はしっかり補強した。ボランチにブラジル人のカリーニョス、SHに新潟からチョ・ヨンチョルを獲得、また、DFには川崎から菊池とG大阪から下平を獲得した。なかでもカリーニョスはブラジルのサンパウロで活躍した助っ人だけにかなり活躍しそう。
 またチョ・ヨンチョルは新潟でも活躍した選手でブレークしそうな予感。

posted by 孔明 |20:34 | J1チーム | コメント(1) | トラックバック(1)

2012年01月28日

J1各チーム戦力補強状況 1

J1各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強を見ていきたい。

 今回は1回目(柏、G大阪、鹿島、C大阪、名古屋、横浜FMの6チーム)

 は補強ポイントだった中央をしっかり補強してきた。FWにはおなじみの栃木のリカルド・ロボ、ボランチに磐田から那須、DFには横浜FCから藤田などJ1,J2を問わず弱点をしっかり補強してきた。特にリカルド・ロボはサイドが強力な柏で威力を発揮するのではないだろうか。また、五輪で不在になる酒井の穴もしっかり埋めてきた。手堅い補強だろう。

 G大阪は主力やバックアップが大量に抜けて、補強は数は揃えたが、メンバー的には落ちたのではないだろうか。特に攻撃力ではなかなか補強が進まなかったように思える。トップは移籍したイグノと平井の代わりに甲府からパウリーニョ、徳島から佐藤を補強したが、彼らにはそんなに得点力はないだろう。ただ、SHにC大阪から倉田を戻したことは注目、彼は昨年活躍しただけに今年のG大阪のキープレーヤーになると思う。
 守備ではやはりFC東京から今野を獲得したのが大きいが、高木、山口、下平が移籍した穴も大きい。
 
 鹿島攻撃の中心野沢の穴が埋め切れていない。FWにジュニーニョをとったが、攻撃のタクトをとる選手をとれていないのが大きい。そのなかで福岡から岡本をとったことは注目。伸び盛りの選手だけに大化けする可能性もある。また、新人では9クラブがオファーしたと言われる山村。ボランチかセンターバックでスタメンに出てくる日も早いのではないだろうか。

 C大阪はかなり選手が出入りした。ボランチのマルチネスやサイドハーフの倉田、CBの上本が抜け、FWにブラジル人のケンペス、SHに徳島から柿谷、ボランチに川崎から横山、CBにコンサから山下が加入した。
 トップのケンペスはかなり前評判が良い。昨季ブラジル全国選手権で13点をあげたストライカーでかなり活躍するのではないだろうか。柿谷もうまくフィットすれば怖い存在になる。山下はおそらく彼の力だとレギュラーをとるだろう。いやあれだけセレッソ愛を全面に押し出した以上、やってくれなければ困る。

 名古屋はアウトは千代反田くらいで的確にウィークポイントを補強した。甲府からCBダニエル、神戸からSB石櫃と強力な戦力を獲得してサブメンバーも充実している。確実にチーム力をあげた。新人ではトップ下の田鍋が注目。参加した昨年のキャンプで監督から称賛された逸材らしい。


 横浜FMはアウトが渡邉、長谷川でトップが手薄になったが、マルキーニョスを獲得して昨年と遜色ない布陣にした。さらには愛媛から齋藤を戻し不安を一掃した。
 さらに、ボランチには福岡から中町、左サイドバックにU-23代表でレギュラーの比嘉を獲得、バックアップメンバーの層も厚くした。

posted by 孔明 |20:02 | J1チーム | コメント(3) | トラックバック(1)

2012年01月26日

2011年に選手達に期待すること(GK編)

2012年に選手達に期待すること注目することについて書いていきたいと思う。

まずはGK編。

  GKは5人 ただし、高原がシーズンほとんどリハビリ予定、曵地がシーズン当初リハビリと実質は3人。昨年正ゴールキーパーのホスンが1番手だろうが、ぎーさんや杉山もスタメンを狙ってほしいところだ。


 高原はシーズンの大半は手術によるリハビリで出場できない。
 2シーズンほとんど棒に振った形になってしまうが焦らず、地道に復帰を目指して頑張ってほしいと思う。今シーズンはほとんどリハビリにかかるだろうが、頑張って復帰をしてほしい。まずは怪我を完全に治すことからだ。

 高木(ぎーざん)は昨シーズンは大事なところで怪我をしてホスンに正ゴールキーパーの座を譲ったが、まだまだチャレンジする気持ちは失ってほしくない。
 ホスンの欠場で出場した試合は2試合ともよいパフォーマンスをしていた。落ち着いていたし、さすがの安定感を発揮していた。また、試合の流れを読む時間の使い方は見事なもの。

 今年は当初はキーパー3人の争い。キャンプでは横一線からに出発とは言え、やはりホスンが正ゴールキーパーに近いだろう。そこをどう争うか。彼にはホスンの座を奪うようなエネルギッシュなプレーを期待したい。

  杉山は鹿島から移籍。長年曽ヶ端の控えとして下積みを経験しただけに、相当なパワーを潜めていると思う。
 このままでは第3のキーパーとなるが、もちろんそんなつもりもないだろう。鹿島で培った力を発揮してほしいと思う。キャンプからチャンスはあると思う。このポジションは昨年はホスンが当然有利だが、まだまだわからない。懸命にアピールしてほしいと思う。

 曵地は怪我でシーズン当初は出場できない。まだ、公式戦には出場していないが、ただ昨年、年間をとおしてかなりの回数、ベンチ入りした経験は生きてくるはず。まずは怪我を完全になおして先発出場できるような体を作ってほしいと思う。そしてそれから勝負をかけてほしいと思う。

 ホスンはなんといっても昨年の正ゴールキーパー。スタートラインから有利なのは当然だろう。反射神経やポジショニング、セーブ能力は抜群のものを持っており、今シーズンもゴールマウスをしっかり守ってほしい守護神。J1でも問題なくやってくれるものと思っている。

 それでも彼が今後勉強しなければいけないと思うのはフィード。特に苦しい展開、時間稼ぎがほしい流れのなかで簡単に蹴って相手にボールを渡して失敗している状況に代表されるフィードはしっかりとキャンプ中に学んでほしいと思う。
 しかし、とにかく彼の力が必要なシーズン。彼の最大限の力を発揮してほしいと思う。

posted by 孔明 |19:49 | 選手のこと | コメント(0) | トラックバック(1)

2012年01月22日

U-18四方田監督のこと

 今日のSTVのD!アンビシャスはコンサドーレユース特集

 四方田U-18監督を中心にユースの選手に密着していた。

 やはりU-18ユースの強さは四方田監督の指導方針が大きいだろう。

 1999年に岡田監督とともにコンサにきて、そこから13年。本人は岡田監督に誘われ、ともにやりたいという気持ちでコンサにきたそうだが、「3年くらいかと思ったのに13年もたってしまった。」と苦笑いしていた。

 当初は岡田監督を支える若いスタッフという印象しかなかったが、いまや38歳で立派な指導者というかユースにはなくてはならない監督になった。

 今年はユースから5人もトップチームにあげた功労者。彼にはずっとコンサにおいてほしい。もっともユースの成功は四方田監督だけではなく、U-15の名塚監督やU-12の浅沼監督らの長年の一貫した指導があったことの結晶だろう。

 今日の番組では各世代の監督が集まってミーティングをしている様子が映し出されたが、そこでの浅沼監督の「日本人選手は全員道産子にするべき。」という言葉は心強かった。北海道のサッカー人口は全国的にも指折りの多さ。この土壌は無駄にはできないだろう。そのなかでしっかりとした一貫したユース年代の強化をしているのか誇らしいこと。

 財政的にも厳しいチームでアカデミーからの選手は宝物だ。

  本当に近い将来、日本人はほとんど道産子、先発メンバーが全部道産子というチームができるかもしれない。

 四方田監督にはずっとコンサのチームの指揮をとってほしいと思う。いずれは彼にはS級ライセンスをとってトップチームの監督になってほしいと思うが、トップチームの監督になると成績不振等で数年で辞めなくてはいけないので、虫の良い話だがまだまだユース年代の監督をしてほしい。

 そしてどんどん良い選手を育ててもらってトップチームの強化に結びつけてほしいと思う。

posted by 孔明 |19:44 | 監督 | コメント(2) | トラックバック(1)

2012年01月21日

東南アジアへのJリーグ放送権販売について

 今週のサッカーダイジェストに興味深い記事が載っていた。

 今季からJリーグの試合がベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアの4カ国で放送されることが決まったそう。

 2009年のアジア枠の導入に合わせて有料衛星放送のスポーツ番組内ですでにハイライトで流されていたが、今季本格的に東南アジアにおけるJリーグの放映権を販売することになったそうだ。

  こうした背景には国内の放送権料の伸び悩みがあるそう。

 昨年スカパーはJリーグと今後5年間の放送権契約を結んだが、この契約には果たしてスカパーが更新するだろうかという危惧もあったことは聞いていたし、Jリーグ人気も下向きで国内では新たな市場の開拓とはならない危機感があるという。

 海外にマーケットを求めるのは当然だと思う。

 たしかに日本がワールドカップで活躍して、日本サッカーへの評価は高まっているが、東南アジアのファンはJリーグの選手の名前もほとんど知らないだろうし、はじめはあまり利益があがらないことは容易に想像がつく。

  しかし、アジア枠を設けたことで東南アジアの選手をJリーグに加入させることが可能で、そうなると東南アジアでのJリーグ人気が高まることが予想される。

 今からマーケットとして人材発掘の供給地として東南アジアに目を向けることは必要だろう。

 東南アジアのサッカーファンもやはりヨーロッパのトップリーグの試合が人気らしい。どのくらい食い込めるかわからないが、やってみる価値はある。
 そのために一番てっとり早いのはやはり東南アジアの選手をJリーグに連れてくること。

 現在、ブラジルが好景気でなかなかブラジル人選手を連れてこられないことで、他の国に目を向けることが必要になってきている。

  中国の杭州緑城には岡田氏が監督になってコネクションをつけようとしている。日本サッカー界はやはりアジアに目を向けないとだめだろう。
 
 アジア枠では今はKリーグの選手がほとんどで、他にオーストラリア人くらいだが、一般的にはレベルが落ちると思われるベトナムやタイの選手でもトップレベルは実力がある選手もいるだろう。まずはその選手達を連れてくることも考えても良いのではないだろうか。 

 今はKリーグのチームの財政が悪く、Kリーグの選手はほとんど日本に目を向けている。しかし、韓国はKポップのように国家をあげて国策でKリーグを強化してくることは十分に考えられる。そうなるとKリーグからの選手の供給が少なくなるおそれもある。

 また、韓国は2009年に日本で言うアジア枠を作ってアジアにも目を向けつつある。東南アジアもビシネスチャンスととらえてくることも十分に考えられる。
 韓国よりも早くくさびを打つことが必要。

 コンサもブラジル選手の高騰や南米選手の高騰が続けば東南アジアの選手を含め中国などKリーグ以外の選手の獲得も検討してもよいかもしれない。

posted by 孔明 |20:30 | Jリーグ | コメント(4) | トラックバック(1)

2012年01月19日

クラブライセンス制度について

 Jリーグが17日公表したクラブライセンス制度

 コンサにとっては本当に重要な問題だ。

 日刊スポーツによると「競技、施設、人事組織、法務、財務と5つの基準を設け、これらを満たさない場合はライセンスが交付されず、リーグに参加できない。達成必須の47項目を含む全56項目が列記され、競技場の入場可能人数をはじめ、マーケティング担当者や下部組織の責任者を置くことも義務化。財務基準では、直近の3期連続で赤字になったクラブや債務超過に陥ったクラブはライセンスが交付されず、日本フットボールリーグ(JFL)などの下部リーグへ降格となる。」

 Jリーグは何年も前から導入を模索していたがいよいよ2013年度から導入することにこととなった。
 
  ウィキペディアを見るとその要件がなかでも気になるのが

 1 3期連続の当期純損失(赤字)を計上していないこと(2012年度-2014年度の3年間以降で算定)

 2 債務超過でないこと(2014年度から算定)が必要になること。

   いずれも過去ではなくこれからの財務状況について問われることになるが、コンサは大丈夫だろうか。

  HFCは債務超過の解消手段としてダニルソンの移籍金を昨季の収入に入れて黒字決算をして、増資して債務超過を解消する計画を出してJ1昇格を認めてもらったのでかなりぎりぎりの経営状態をしている。また、過去何年も赤字決算をしてきたので今後の展開は予断は許さないだろう。

 まずは再び赤字にはならないように単年度で黒字を目指さなくてはいけない。

 また、昨年末のスポーツ報知ではHFCは観客動員数を25万人以上に設定したということを記載していた。

 昨年の観客動員は目標の21万人に届かない約19万9000人だった。これは震災があって大幅動員が期待できる土日のドームの試合が減ったためという特殊事情があった。

  それがなければ、夏場から昇格を争って昇格を果たし観客数も好調だっただけに目標の21万人はいったに違いない。

  来季の試合数はホーム17試合だから1試合当たり、約15,000人。ドームの試合が多くなることとJ1のチームとの対戦で観客動員数が増えることが予想されるために目標達成は十分にできる数字だと思う。

  まずは観客動員数でできるだけ稼いで、黒字を目指してほしいと思う。後はスポンサーだが、今年のスポンサーは劇的に新規のスポンサーが多くつく訳はないので、いかに経営の健全化を図るかにかかっていると思う。

  また、必須ではないが推奨されるというC基準の女子チームを保有していることも今後は目指さなくてはいけないだろう。 

  いずれにしてもせっかくJ1にいてもライセンスが交付されなければ元も子もない。

 今後はライセンス制度への対策が必要となってくる。

posted by 孔明 |19:43 | 経営 | コメント(8) | トラックバック(1)

2012年01月17日

センターバックの競争

 日刊スポーツには石崎監督がDF構想について明かしたとの記事

 「山下が移籍したこともあり昨季序盤同様、河合を中盤からDFに下げる案もあったが、『河合は原則、ボランチで使いたい。』と話したそう。

 河合のセンターバックは「何かあったときは必要になる」とあくまで非常時の案とするようだ。

 ということはノース、櫛引、奈良、松尾の4人で2つのポジションを争うことになるだろう。

 河合はやはりボランチの方がよりチーム戦術を発揮できると思う。センターバックでも

 しっかりとした守備をしてくれると思うが、ボランチの方がより石崎監督のやりたいサッカーを体現してくれるのではないだろうか。

 チームは何人かセンターバックに声をかけていたが競争に負けて、結局、松尾一人をとることになった。松尾もセンターバックはできるが、何年もやっていないことから不安が残る。松尾はセンターバックよりもサイドバックの方のバックアップに回る可能性が高いような気がする。

 おそらくセンターバックの1人はノース。残りの1枠は櫛引と奈良との争いになるのだろう。
 昨季終盤のような形になって、若手2人が競争する構図になる可能性が高い。 

 石崎監督もそう腹を固めたのではないかと思う。

 彼らが足りないのは経験。しかし、J2でも試合数は少ないながらしっかり先発として結果を出してきた実績もある。J1で使えないと言うことはないだろうと思う。

 彼らを使っていけばかなりのびる可能性が高い。

 いずれにしても練習を行って見極めていくのだろうが、彼らを主力で使うのは確かに不安もあるが一方で非常に楽しみでもある。

posted by 孔明 |20:36 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)

2012年01月15日

天才肌の二人

 JSGOALでは新入団選手のインタビューが載っていた。

 もちろんすべての選手に期待したいが、
背番号5番の山本と背番号11番の前田はチームとしても特に期待している選手ではないだろうか。

 真希は三上強化部長が補強リストの最上位にあったと最大級の期待をかける選手。清水では天才と言われながら今一殻を破れなかった選手

 インタビューでは(自身のプレースタイルの特徴と、具体的な目標は?の質問に)「中盤なので運動量を出すこと、そしてシュートも自信を持っているので、どんどん狙っていきたいと思います。」ち話していた。

  中盤だがボランチではあまり彼の特徴は活きないかもしれない。それよりもサイド、あるいはトップ下で攻撃にある程度自由を与えた方が、よりよいプレーをするのではないかと思う。

 また、彼の特徴は思い切りの良いプレーとすごい右足のキック力ではないだろうか。そして彼が物足りないのは自信と自ら課題としているが運動量

 自信をもってチームを仕切らせれば凄いプレーがどんどん出てくる選手だと思う。とにかく彼には自信をもってプレーしてほしいと思う。

 そして背番号11番の前田。前俊と呼ばれサッカーファンになぜか広く愛されている選手。前俊も山本と同じく天才肌だが昨年少しそれが発揮されてきた。しかしまだまだ完全に能力が発揮されていない選手。

 おもしろいアイディアあふれるプレーがどんどん出てくきてゴール前のプレーはわくわくする選手だ。

 昨年、大分でのプレーを見ていてもおもしろいプレーやここぞというところできっちりゴールを決める決定力に唸った場面が多かった。課題は運動量のなさや守備力の低いことだろうか。

 ただ、課題にばかり気を取られ、彼の良いところが消えてしまってはいけない。彼の特徴をどんどん生かしてほしいもの。彼にはFWとして得点力を期待したい。

 ともかくこの2人の天才肌の選手には攻撃陣を引っ張っていってほしいと思う。 まずはキャンプで大きくアピールしてほしいと思う。

posted by 孔明 |20:09 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(1)

2012年01月14日

3人の外国人選手の退団と西村の引退

 ジオゴ、ブルーノ、レモスの退団が発表された。

 ブルーノはかねてよりグアラニに入団との話があったので、やはりと思ったがレモス、ジオゴはこれから次の移籍先を探すようだ。

 レモスは結局秘密兵器に終わってしまった。練習では1度見ただけだが、スピードはあるが他は使えないと言うことで、やはりJ1の舞台ではなおさら無理だったのだろう。次の移籍先が早く見つかればよいと思う。

 ブルーノはもともと能力は高い選手。ただ、総合力ではJでは使いにくく、せっかくの能力が発揮できなかった。ブラジルセリエAの名門グアラニへの移籍と言うことでブラジルではその能力が発揮できると思う。今後の活躍に期待したい。

 ジオゴは昇格の最後のピースを埋めてくれた昨年活躍した選手。 

 大事なところで得点を決めたり、ラストパスを決めたり、頼りになった選手でもあった。ただ、競り合いに弱く、終盤はポストプレーもできなくなっていて、J2でこれではJ1ではかなり厳しいと思われたのでは仕方ないだろう。

 しかし、あのカラスパフォーマンスはユーモラスでいろいろと和ませてくれた選手でもあった。

 ともかく昨年はジオゴで勝てた試合が何試合もあった。できる仕事はしてくれたということでは「ありがとう。」ということで送り出したいと思う。早く移籍先が決まればよいと思う。

 新外国人は今日のスポーツ報知ではまだ未定とのこと。スポニチではキリノは戻ってくるらしいがそうなると残りの1枠をどんな選手で埋めるのかが楽しみ。

 いずれにしてもキャンプスタートに間に合うかどうかと言うところだろうか。

  また、退団した西村の現役引退と浦和のサッカースクールコーチの就任のニュースがあった。まだまだやれる選手だと思ったが、納得しての引退。お疲れさまといいたい。

 人間的に素晴らしい人なので、きっと良いコーチになって素晴らしい指導者になってくれると思う。

posted by 孔明 |20:19 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(0)

2012年01月13日

大伍と古田

 昨日、TVHのニュース番組で大伍と古田がインタビューを受けていた。

 大伍は帰省したときだったのだろう。そのなかで今年対戦する話や日本代表の話など短い時間だが話していた。今年対戦する話では大伍が「対戦したらブーイングを受けますね。」という話に、古田が「受けませんよ。拍手ですよ」と言っていたのが興味深い。

 大伍の場合にはおそらくブーイングはさほどおこらず、拍手の方が大きいだろう。

 彼の場合には自ら移籍を選んだとはいえ、鹿島移籍にしてもコンサに戻るかを含め悩み、コンサに少なくてもお金をおいて移籍する道を選んだ。一方的に非難される言われはないだろう。

 大伍は昨年1試合日本代表としての試合に出場したが、納得のいく内容ではなく、その後日本代表には選ばれなくなっていた。ワールドカップに出場するためにも日本代表に定着しなければできないという話をしていて、その眼差しはかなり鋭かった。全体的な印象はJ1を2年経験してたくましくなったというか、頼りになる感じがでていて、強い意志を感じるものだった。

 今年、大伍にはまずは鹿島のレギュラーとしてしっかり定着して活躍してほしいと思う。そして日本代表に選ばれ今度こそ、右サイドバックの位置をつかみ取ってほしい。

 そして対戦時には思い切り当たってきてほしい。こちらも思い切ってやっつけるつもりで戦う。

 そして大伍はJ2とJ1の違いについて「J2だと上がったり下がったりがちゃがちゃしている面があるが、J1ではゆっくりしているのでやりやすいかもしれないが、向かっていかないとボールをとることがなかなかできない。みんなうまい」と話していた。

 J2は確かに動きがごちゃごちゃした感じでみんなボールによってくるという感じなのだろうが、J1ではプレスのかわし方がうまく、奪いに行く方もしっかり組織的にいかないとなかなかボールがとれない。

  そういう意味では大伍の先輩としての話は貴重。古田もだいぶ勉強になったはず。オフのTVでは白石神社にお参りにいったりインタビューを受けたりかなり露出が多かった。

 個人的にはJ1で期待する選手の一人が古田。彼のプレースタイルからすればJ1で活躍する可能性は高いと思う。大伍以上の活躍でまずは五輪代表を目指してほしいと思う。

posted by 孔明 |20:19 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(0)