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2010年11月29日

楽しみな三上

  土曜日の試合

  両チームぐだぐだ感が満載だった試合だったが、良かったのは三上の動き。前半に比べ彼がワントップに入った後半は相手に攻められながらもトップにボールが入り、シュートまで持っていったシーンが何度かあった。

  なにより良いのはなかなかボールをとられないキープ力だろう。テクニックも十分にあり、スカパーの実況では「とても18歳に見えない」と言われるほどの巧いプレーを見せていた。
 純平や砂川とよいコンビを見せていて、完全に相手を崩す場面も見せていた。

 中盤のボール扱いもうまく、相手にプレスをかけれても味方選手と巧みにパス交換をしてマイボールにするプレーには思わず「うまい。」と声がでてしまったほど。

 狭い場所でボール回しをするのが得意なのだろう。また、ボールを受けて捌いてからのスペースへの飛び出しもよい。相手の嫌なところに入っていくプレーはなかなかなもの。

 ただ、彼の場合には自分でドリブルして前に持って行くプレーはそんなにうまくない。何でもないボールを前に運んでいるときに簡単に相手にとられたり、ドリブルしていて相手に簡単に防がれたりするプレーが多い。

 今季ブレークした古田のように、今年の経験を積んでさらに伸びる可能性がある選手

 来季はどれだけのプレーをしてくれるか今から楽しみだ。

  高校生だがもはや立派な主力。周りの見る目もだんだん厳しくなるようだが、頑張って結果を出してほしい。

 また、彼の適正ポジションはどこかということが話題になっている。ユースではFWも多いようだが、テクニックもある分、サイドハーフでも十分にいけると思う。

 しかし、FWの彼も長い時間見てみたいものだ。土曜日の試合の後半のワントップは彼にとっては厳しい位置だったが、思ったよりこなしていた。はじめからFWで見たいと思わせた。

 最終戦も内村が出られないので三上がワントップを努める可能性が高いと思う。

 次は彼のFWでの適正を見せてほしいと思う。

posted by 孔明 |19:48 | 選手のこと | コメント(0) | トラックバック(1)

2010年11月27日

勝ってくださいと言わんばかりの試合に勝てないとは

  0トップと言われる試合で、前線にボールが収まらない状態をパスワークでチャンスを作る作戦だったが、いつものように中盤までパスは通るがラストパスの精度が悪くて決定的なシーンがほとんどなかった。

 相手のモチベーションがはっきり落ちていたことが見えた試合だっただけに勝たなければいけない試合だったろう。

 相手のぐだぐだ感に合わせてしまった試合だった。

 日程が厳しいと行ってもやはりもっとミスを少なくしなくてはいけない。

 特に上里は判断の遅さから致命的なミスを連発していた。もっと素早い判断と勇気をもったプレーが必要だろう。

 そのなかで三上は頑張っていた。前半は左サイド、後半はトップで純平や砂川とのコンビでシュートチャンスまでもっていった。

  ドリブルで持っていってシュートを打つシーンでは4,5人に囲まれていたがボールを失うこともなくシュートまで持っていっていた。彼の成長は来季に繋がるはず。来季さらにどれだけ伸びるか彼のプレーが楽しみだ。

 純平はやはりトップでは厳しい。決定的なシーンもあったがやはり中盤で自由に動きかせた方が彼のパフォーマンスを向上させることができるだろう。初めから三上をトップに持っていった方がよかったのではないか。

 サイドバックの上がりももう少し行ってほしかったところだ。西嶋が結構上がってはいたがボールを失うシーンも目立ち、せっかくのチャンスを潰していた場面もあった。

 また、采配では交代選手をまったく使わなかったのが意外だった。先発のメンバーを残した方がよいという判断だったのだろうが、上原の状態がよくないとの話しもあったにせよ、最後に横野をトップに使った方が良かったのではないか。

 今日の試合は勝つチャンスが十分にあった試合。

 こんな勝ってくださいと言わんばかりの試合をものにできないからやはりこの順位にいるのだろう。

  残り1試合、ホームの試合のラストで勝ってサポーターを少しでも喜ばせてほしい。


 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |20:15 | 今節の反省 | コメント(6) | トラックバック(0)

2010年11月26日

福岡戦展望(セレモニークラッシャーとしての力を見せてほしい。)

 明日の福岡戦

 相手福岡のここ5試合の成績は3勝1分け1敗と調子はまずまず。前節J1昇格を決定し、ホーム最終戦に勝ってホームサポーターといっしょに昇格を祝いたいところだろう。
 
  また、ホームの成績は12勝1分け4敗と勝率が高い。

  前節はアウェイで岐阜FCと対戦

 前半の序盤から福岡が押し込む展開。細かなパスをつなげ永里がシュートするも右のポストに当たる。その後も押し込み相手に反撃のチャンスを与えない。そして先制点はコーナーキックから。ショートコーナーから中町がシュートを打ってキーパーに防がれたと思ったボールを永里が押し込んで1-0。その後もしっかり守って相手に決定的なチャンスを与えない。前半終了

  後半はさすがに相手が押し込んでくる。しかし福岡はじっくり守って速攻を仕掛け、たびたびチャンスを作る。永里のミドルやクロスバーに当たる惜しいシュートもあって完全に福岡ペース。交代出場の高橋泰の左サイドからのクロスを受けた中町がシュートして相手DFの足に当たったボールを、永里が詰めて2-0。これで勝負は決まった。その後は五分五分の展開も福岡がピンチらしいピンチもなく試合終了。その後の千葉の結果でJ1昇格を決めた。

 福岡のシステムは城後をワントップに置く4-2-3-1

 大久保のところでタメをつくり、また、ロングボールで城後を走らせるという戦い方。

  シーズンとおして前節の先発メンバーでほとんど試合を行ってきただけに、コンビネーションが非常に良い。そしてこのチームはボランチの2人がしっかりゲームを作ってくる。

  中町はパスを散らし、積極果敢に前線に飛び出してくる。末吉はバランス感覚に優れ、攻撃の芽を摘む動きは鋭いものがある。

  しかし、その片方の末吉は出場停止。代わりは鈴木惇か久籐か。ずっとコンビを組んでいたうちの1人がいなくなるとリズムが狂ってくるだろう。そこにつけ込みたい。またボランチの2人に簡単にパスを捌かせないようにプレスを強くする必要があるだろう。

  注意しなくてはいけないのは左サイドの永里。チャンスと見ればゴール前に上がってしっかりシュートを狙ってくる。チームトップの15ゴールを上げているとおりゴール嗅覚の鋭さも持っており、今福岡で一番危険な男だ。

  そして城後は絶えずDFラインの裏を狙ってくる。ラインコントロールを誤ればピンチとなるだけにDFはラインの上げ下げに十分慎重になる必要があるだろう。

  そしてセットプレーも警戒したい。大久保の頭にあわせてくる場合もあるがショートコーナー等いろいろなサインプレーもしてくる。

 ただ、現在は昇格してモチベーションが落ちていることも確か。つけ込む隙は十分にある。

 昇格を決めた甲府がホームで草津に大量失点して負けた試合や優勝した名古屋がホームでFC東京に敗れた例もある。ホームラスト試合ということ、また、久藤が現役引退することでそのセレモニーがあるが、セレモニークラッシャーとして力を見せてほしいものだ。

 こちらは出場停止や怪我人がさらに出て、控えさえ満足に入れられない状態が続く。

 まずは相手ボランチを抑えることと、左サイドの永里によいボールを渡さないことが勝利への道だろう。そしてサイド攻撃を活発に行うことだ。前線に素早く人数をかけて、サイドから質の良いクロスを入れて得点を目指してほしい。 

  FWとトップ下、サイドが三角形を作りパスで崩して、シュートまでもっていきたい。速攻になったなら、できるだけ多くの人数で数的有利を作り、フィニッシュを正確にゴールに流し込んでほしい。

 また、運動量を多くして相手に走り負けないことだ。オフ・ザ・ボールの動きをはっきりさせてパスの選択肢を多くさせたい。

  そして攻撃のスピードを上げて積極的にシュートを打っていかなくてはいけないだろう。きれいなパスばかりでは勝てない。時には強引なドリブル、シュートも必要

 とにかく勝ってホーム最終戦につなげたい。


 勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |22:22 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年11月24日

昨日の試合

  昨日の試合

 現地で見たときはそんなに感じなかったのだが、録画で見ると改めて結構パスがつながっているように思えた。

 しかし、そのパスはペナルティエリアの手前までで、そこからがつながらないもどかしい状況は現地で感じた実感そのまま。
 パス回しは今年になって確実にうまくなった。ただ、やはりそこからの展開がうまくいかない。

 昨日は、ボランチに純平が入ったこともあり、ボランチからのパスがそんなにストレスなくつながっていたのが印象的だった。

 上里も後ろに出すばかりのパスばかりではなくくさびのパスを何本も入れていた。

 しかしラストパスの精度が悪かったり、ドリブルする勇気がなかったり、スピードに緩急をつけることがなかったり、シュートを打てるときにもシュートを打たなかったりと やはりそこからの展開に課題が多く残った試合だった。 

 また、パス回しだけでそこから仕掛けなくてはなにも始まらないということも改めて実感した試合だった。

 勝ったからよかったもののこのままでは次節以降来季も相当に苦労しそうである。

 そのなかで三上が90分プレーできたことは明るい材料ではないだろうか。

  昨日の試合では純平がトップ下にいなかったせいもあってコンビで崩すことや、前線での仕事が少なく不満が残る内容だったが彼は確実にうまくなっている。

 なかなかボールを相手に渡さないキープ力は秀逸。そして自ら仕掛けシュートまで行く勇気をもっているのが頼もしい。

 まだ、パススピードに完全に慣れていないことや緩急のつけ方ができないこと、ボールをドリブルしても簡単にボールを相手に渡してしまうミスが多いことなど課題もあるが、この年齢で例え怪我人が多いとは言え、完全に主力となっているということはたいしたものだ。このまま順調に伸びてくれればかなりの戦力になるだろう。

 チームは残り2試合を戦うが、残りの試合も怪我人続出で満足に控えもいない状況なことにはかわりない。

 しかし、少しでも良い内容、良い結果でシーズンを終わってほしいものだ。

posted by 孔明 |20:55 | 戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)

2010年11月23日

試合を通じて攻撃の形がなかなか作れなかったが西嶋の一発でなんとか勝った。

 試合を通じて攻撃の形がなかなか作れなかった。

 特に前半はシュートもなかなか打てなかった。

 大方の予想を裏切ってダブルボランチは純平と上里、トップ下に砂川

 純平がボランチで守備に追われるためせっかくこれまで築き上げた内村、三上、純平のトランアングルができなくなり、攻撃の手数が少なくなる。逆に純平のボランチでボールのさばきがスムーズになり、中盤まではうまく作れるようになっていた。

 しかし、なかなか決定的なチャンスが訪れなくて苦労した試合だった。

 征也の良質なクロスから西嶋の一発で勝ったからよかったが、試合の内容は低調そのもの。 

 特に左サイドは岩沼がほとんど上がれず、岩沼のクロスがほとんど見られなかったのが残念だった。

 注目していた純平と上里のダブルボランチは、純平はDFとプレスしてボールを奪い、上里は体を張ってボールを奪っていたことが印象的だったが、徳島がさほど中央から攻めてこなかったので助かった面も多かった。

 そして攻撃のスピードが相変わらず遅い。速攻になってもボールの出所がなく、中盤でボールをつないで時間をかけてしまうこともたびたび。ボールを回している内に相手がブロックを作ってしまって次の攻撃ができないシーンが多かった。

 また、遅攻になってからの攻撃のスピードが同じなので、めりはりがつかずラストパスまでいかないじれったい動きが多かった。

 対して徳島は攻撃の時のスピードの付け方にめりはりがあって、いつやられてもおかしくない状態だった。特に柿谷には緩急をつけられ、ずいぶんと突破されていた。

 西嶋の一発で勝ったような試合だったがとにかく勝ってよかった。

 ただ、課題が多かったのは相変わらず、今後はこれらの課題をいかにして解消していくか。

  しかし、チームが勝つことにより、良い方向に向かっていくのではないかという希望もある。そのなかで、高原の怪我はマイナスの要因。何でもないプレーからだったのでその怪我が重大でないように願うばかりだ。

 J2の昇格チームが決まり、いよいよ各チームとも残り2試合が消化試合となったが、コンサの場合も残り試合は消化試合ではない。 

 来季に向かって課題をクリアするために頑張って次の試合も戦ってほしい。

 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |21:40 | 今節の反省 | コメント(6) | トラックバック(0)

2010年11月22日

徳島戦展望(チーム全体で戦って勝利をつかみ取ってほしい。)

  明日の徳島戦。

 相手徳島のここ5試合の成績は2勝3敗と調子はあまりよくない。しかし、現在連勝しており持ち直しているといってよいのではないか。

  また、アウェイの成績は6勝1分け9敗とまずまずの成績。そして現在までトータルで14勝5分け14敗と引き分けが少ないのが特徴だ。

 前節はアウェイで水戸と対戦

 前半の序盤は相手に押し込まれる展開。サイドを破られ、そこから持ち込まれて苦しい戦い。しかし、素早くブロックを作って決定的なチャンスを与えない。そして徐々に持ち直して素早いパス交換から苔口のア-リークロスにヘッドですらし佐藤晃大がボレーしてネットを揺らす。しかしこれはオフサイドの判定。前半の終盤から徳島ペースで前半終了

 後半は序盤から徳島が攻勢を強める。そして左コーナーからペスンジンのどんぴしゃヘッドがゴールにつきささり徳島が先制1-0、その後も島田のアーリークロスや苔口のうまいプレーで相手を押し込む。そして追加点は交代出場のドゥグラスからの折り返しの素早いパスを苔口が豪快に突き刺して2-0。これで試合を決めた。試合終了

 素早いパスやここぞというときのオフザボールの動きの良さが目だった試合だった。

 徳島の攻撃の中心は両サイド

 左サイドの島田の巧みなパスや正確なクロスがはまれば驚異。また、右サイドの柿谷は好調を維持している。彼の突破力やシュート力は十分に気をつけなくてはいけないだろう。

 また、FWの2枚のうちの1枚の佐藤晃大はポストプレーが得意で、ボールがよく収まるし体も強い。そして意外に足が速いので、スペースにボールを受けるプレーも多くやってくる。

 気をつけなくてはいけないのは島田のクロスから佐藤晃大のヘッド。島田には簡単にクロスを上げさせないようにしなければいけない。

 また、柿谷はプレーの判断が正確で巧み。またどんどん前線に飛び出してくるだけにマークにつく選手は気をつけないといけない。この選手を抑えなくては勝利は近づいてこないだろう。

 そしてセットプレーに警戒しなくてはいけない。徳島には過去何度もセットプレーで苦杯をなめている。背の高い選手が多いだけに簡単に自陣でファウルを与えないようにしなければいけないだろう。

  ボランチの2人は屈強でボール処理に長けている。中盤での主導権争いには負けないでボールを奪い取ってほしい。

  また、GKのオ・スンフンはかなりでかい。でかさに圧倒されると良いシュートも入らなくなるので、とにかく落ち着いてシュートをすることだ。

 こちらはボランチの芳賀が出場停止で中盤が不安。誰がきても芳賀の代わりはつとまらないが、冷静なプレーでゲームをコントロールしてほしい。こぼれ玉も2人のボランチで協力して拾ってほしい。ボランチのところでボールを拾えないと相手に押される試合になるだけに、ボランチのできは明日の試合を左右するだろう。

 狙い目は相手のサイドが上がったスペース。そこを狙ってサイド攻撃を活発化させたい。
 
 また、序盤から相手を押し込みサイド攻撃をさせないことも肝心だろう。

  そして攻撃のスピードをもっと上げなくてはいけない。余計なボール回しはせず、素早く攻めること。そしてゴール前に人数をかけること。そのためにはサイドハーフの素早い上がりが必要。

 そして最後は冷静にゴールにボールを流し込んでほしい。

  とにかく何も失う物はないのだから思い切って戦ってほしい。残り試合は少ないだけに懸命にプレーしている姿をサポーターに見せなければいけない。

 怪我と出場停止で明日も苦しい試合が予想される。

 チーム全体で戦って勝利をつかみ取ってほしい。

  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |19:59 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年11月20日

そこには乗り越えなければいけない壁がある。

 押している時間帯にゴールを取れないとやはりこんな試合になる。

ラストパスの精度の悪さやパスミスはいつものことだが、決定力不足も相当に深刻。

 そして横浜FCとの差は交代選手の差。横野や上原への交代の時間帯も遅すぎたが、それだけにやはりのこの2人は調子が悪いのかポストにもなれず、シュートも打てなかった。

  試合全体ではせっかくよい崩しをしてもきれいにボールがパスが繋がるだけというところが誠に残念なところ。そこからの最後の崩しのアイデアが不足しているのと、シュートのうつタイミングが遅いこと。もっとワンテンポ早く打てばよいのに思う場面があった。また、中の枚数が不足してせっかくのビックチャンスを生かせなかったシーンもあった。

 いずれにしてこのサッカーを極めるのはもっと練習が必要と言うことだろう。 

 前半は内村、純平、三上の絡んだシーン。後半は上里のまた抜きパスからの砂川のクロスの動きが良かったがやはりそこからゴールするのがやはりできない。

 やっぱり乗り越えないと行けない壁があった。そこを越えないと、J1昇格は見えてこないだろう。 

 この試合は今年の典型的なコンサの試合。

 良い形で攻撃してもなかなかゴールが奪えない。そうしているうちに失点をしてしまうという内容。攻撃のスピードが遅いこと。せっかく相手のパスをカットしてもなかなか早く攻め込めない。また、攻撃の枚数が少ないなど、課題が目白押し
 
 ただ、次の試合までに日数がないので、気持ちの切り替えも必要だろう。

 また、芳賀がイエローをもらって累積4枚で火曜日の徳島戦は出場停止。中2日しかないしボランチをはたしてどうするのであろうか。

  藤山、西嶋あるいは岩沼のボランチが考えられるが荒野の先発も考えられるかもしれない。

 何れにしても厳しい中盤の構成になるだろう。


  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |19:55 | 今節の反省 | コメント(9) | トラックバック(1)

2010年11月19日

横浜FC戦展望(押し込まれたなら攻撃のスピードを上げて速攻に活路を見いだしたい。)

  明日の横浜FC戦。

 相手横浜FCのここ5試合の成績は3勝1分け1敗と調子は良い。前節は8試合ぶりの敗戦となってしまったが、数字上はまだわずかながらJ1昇格の可能性は残っている。

 ホームでは9勝2分け5敗とまずまずの成績。
  昇格に向けて崖っぷちなだけに必死で戦ってくるはず。

  前節はアウェイで徳島と対戦
  2トップは西田と難波でカイオを右サイドハーフで起用
 前半の序盤は相手を押し込む展開。しかし徐々に相手のリズムになるもプレスを強め相手に決定的なチャンスを与えない。
  しかし、ゴール前でスルーパスを許し豪快にミドルを打ち込まれ失点0-1
 前半はセカンドボールがなかなか拾えない展開で終了

 そして誤算は難波が怪我で後半から久木野に交代したこと。
 後半は攻勢を強め押し気味に推移するが、なかなか決定的なチャンスは訪れない。
 細かくパスをつなげゴール前のポストプレーからシュートとするも枠の上
 右サイドからも豪快ミドルも枠の外
  その後も積極的に相手ゴールに迫るが、ブロックを作る相手を崩すまでいかない。そして試合終了。右サイドの武岡とボランチのホベルトの欠場が響いた試合だった。

  横浜FCは怪我で途中退場したFWの難波が出場するかどうか。難波は最近好調で特にゴール前のしぶとさをもっている選手。前節、サイドハーフにカイオを置いてサイドからの攻勢を強めたが、今節はどんな布陣をとるか。CBの早川は怪我で前節に引き続欠場の模様

 ホベルトが引き続き出場停止となるのはコンサにとっては好材料。ただ、前節ボランチに配置された高地が好調を維持している。彼を中心とした縦へのパスで何度か好機を作っただけにパスの出所である彼を抑えたいところだ。武岡は欠場する可能性が高いが、彼が出場するかどうかもポイント、彼は横浜FCの右サイドからの攻撃に不可欠な選手。彼がいるといないでは攻撃の迫力が違ってくる。

 カイオ川崎真世とエデルのブラジル人2選手にも注意したい。それぞれキープ力があってシュート力もある。中盤に置けば、タメのつくれる選手達。彼らには絶えず複数でのプレスをかける必要があるだろう。

 横浜FCは細かなパスをつなげてくる。そのパスは正確だ。そして攻撃のスピードも速い。しかし、引いて守ることはせずに積極的にラインを上げてプレスに行き、相手のパスを分断したい。

 こちらは直樹の出場停止が痛い。DFの再構築を行わなくてはいけないだけにまずはDFラインの安定を図ってほしい。

 攻撃では速攻が有効だろう。前節、横浜FCは相手の速攻にばたばたしていた印象がある。押し込まれたなら速攻に活路を見いだすという手もあるだろう。中盤のパスをカットして短い距離から速攻に持ち込めると得点のチャンスが増すのではないか。

 試合は横浜FCに押される展開になるだろう。そこをどう我慢するかがポイント。

  守備ではブロックを早めにつくることが大切だが、攻撃ではスピードを上げて、多くの人数をかけてゴール前に飛び出したい。

  怪我人が多くサブメンバーも満足に埋まらないが、出場する選手は懸命に戦ってほしい。コンサの地力を見せてほしいものだ。

 明日はJリーグ女子マネの足立梨花も観戦する。果たしてあだっちぃーの呪縛から逃れられるか。

 是非勝ってドームに戻ってきてほしい。


 勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |19:59 | 次節の展望 | コメント(3) | トラックバック(0)

2010年11月18日

石崎監督はHFCにどんな回答をするだろうか。

  今日の道新及びスポーツ新聞全紙はHFCが石崎監督へ続投要請をしたとの記事

 アフタゲームショーで「今年限り」と誤報があっただけにどうなるものかと思ったが、石崎監督が受諾するかはわからないとは言え、とりあえずほっとした。

 各紙育成を評したと書いているが、育成と言うよりチーム戦術の継続性のためによい選択だったと考えている。
 このまま石崎監督が受諾するとなると、3年目のシーズンとなる。

 育成という観点からは岩沼、古田や三上、高原の成長(高原は育成という言葉には当てはまらないが)があったが、もっぱら育成に重点を置いたという印象はあまりない。「J1で通用するサッカーを植え付けること。」に主眼を置き、指導した監督という印象の方が強い。

 しかし、この2年間結果は出なかった。また、今年は昨年に比べさらに成績が悪くなってしまったこと、J1昇格争いに一度も絡めなかった責任は十分にあるだろう。

 やはりHFCは続投要請したとしても今年の総括と来季への展望をしっかりしなくてはいけないと思う。

  また、怪我人が続出したからと言う理由だけでは済ませられない。

 1チーム成績低迷の原因はどこにあったのか。監督の指導能力不足か。選手の能力不足なのか。
 2費用対効果の面(人件費におけるチーム成績(特に人件費がコンサより少なくとも好成績を出しているチームとの比較において))で成果を上げることができなかった要因はなんだったのか。
 3来季監督要請にすることにより改めてどんなことを期待するのか。ノルマをかけるのかどうか。 

 これらを明らかにしなければ来季の成績も望めないと思う。

 ただ、戦術の成果という面では1年目に比べ戦術は確実に進歩した。相手を崩すパスサッカー、ポゼッションサッカーは進歩していると言えると思う。今後はこれをいかに「J2で勝てるサッカー」にまで進化させてJ1昇格に結びつけるか。

 前々節内容的に押された千葉でさえもJ2では圧倒的なポゼッション力を持ちながら特にアウェイでは速攻一発にやられ放題、アウェイでの不成績の影響でJ1昇格ができるか微妙な状況。J2では柏のように特にホームで完全に相手を押し切る力をつけなければJ1昇格は望めないだろう。

 来季は人件費が減少する。そのなかでチームを引き受けてくれるなら今年以上の厳しいシーズンが待っているだろう。

  スポニチには以前から「予算は関係ない」と言っていたそうだが、今年の補強を含め石崎監督自身も言いたいことはたくさんあるはず。

 はたして石崎監督はHFCにどんな回答をするのだろうか。

posted by 孔明 |19:43 | 監督 | コメント(3) | トラックバック(1)

2010年11月17日

残り試合モチベーションをどこにもって行くかも考えてしっかり戦ってほしい。

  前節の水戸戦はまさに典型的なJ2下位のチーム同士の対戦だった。感想の理由は互いにパスミス、トラップミスなどあらゆるミスに伴うぐだぐだ感が大きすぎたこと。

 シーズン終盤になってこのようにミスが多くては今まで何をやっていたんだと言いたくもなる。

 J1昇格がなくなったどうしのいわゆる消化試合というところで見れば仕方がないとも思うのだが、やはりそこはプロ。そしてシーズンを通して積み上げたものがあるだろう。「もっとしゃきっとしろ。」と互いのチームに言いたくなった。

  次節と次々節対戦する徳島対横浜FCの試合を見てみたが、横浜FCにわずかながら昇格の可能性が残るせいか、横浜FCの選手にはモチベーションの向上が感じられ、徳島の選手もそれにつられてか動きがよかったように見えた。少なくとも水戸戦よりはパスミスが少なく締まった試合だった。

 サッカーにはモチベーションの問題があることは避けられないと思うが、このような消化試合にもプロとして懸命な姿を見せることで来季へのつながりが見えてくる。

 コンサの選手も今季で契約満了の選手がいる。彼らは次の就職先に向けたアピールをしなくてはいけないだろう。また、コンサに残る選手も来季の契約更改に向けて、また、来季のJ1昇格に向けて今からやれることをして、懸命な姿を見せなくてはいけない。

 そこは人間なので、モチベーションがさほど上げられない試合にモチベーションを上げろと言っても難しい面はあるだろうが、やはり応援してくれるサポーターがいる限り、もっとしっかりゲームに臨んでほしいと思う。

 サッカーはミスのスポーツ。そのミスをいかにして少なくするか問題になる。

 モチベーションはそのミスを少なくする一つの要因だと思うのだが、モチベーションをどこに持っていくのかも含めて選手達にはもう一度よく考え直してほしいとも思う。 

 また、コンサの選手はホームで弱い。それも観客が多いと弱い。ホームの応援を受けてモチベーションが高くなると思われるのになぜ?という疑問もある。気合いが空回りするということもあるのだろうが、大観衆だと相手も「なにくそ」と意欲が高くなる。なかなかうまくいかないものだ。

  残り試合は横浜FC戦、徳島戦、福岡戦、熊本戦と4試合

 アウェイでは横浜FCはJ1昇格の望みがわずかにあるということで強い意志で戦ってくるだろう。そして福岡はJ1昇格がその日に決まるかもしれないという最大限のモチベーションで戦ってくるはず。

 こちらも相当のモチベーションで戦わなくてはいけないだろう。ホームでは残り試合はわずか2試合。

  そして自分のためにそしてサポーターのためにもモチベーションを上げてしっかり戦ってほしいと思う。  

posted by 孔明 |19:35 | 今季 | コメント(2) | トラックバック(1)