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2017年12月31日

最後に今年を振り返って

 今年を最後に振り返って

 シーズン前に目標勝ち点と順位を勝ち点50、一桁順位と予想し、大きく出たと言われたが(笑)。さすがにそこまでは届かなかったが、結果、勝ち点43、11位という昇格チームには立派な数字を残してくれた。
もちろん残留して素晴らしい1年になった。



 今年の最後に勝手に、僭越ながら、個人的に選ぶ今シーズンのベストゲーム。悔しかったで賞、もっと頑張りま賞、素晴らしかったで賞、よくぞやってくれたで賞、ベストゴールを選びたい。

 ベストゲームは11月18日(土)アウェイ清水戦。残留が決まった試合ということもあるが、アウェイではあるがボールを所有し、全体的に試合を支配して、危ない場面はほとんどなかった。そしてサポーターの応援も凄かった。

 悔しかったで賞は金園。何度ポストやバーに当て、また、決定的なシーンをふかしたり、サイドネットに蹴り込んだりしたかわからない。
今年は悔しいシーズンとなったが、来年は今一度気を引き締め、ゴールをバンバン入れてほしい。

 もっと頑張りま賞は菅。今年は左ウイングバックのレギュラーを掴んだが、守備面で穴が目立ち終盤、直樹にポジションを譲った。
  しかし、新人で先発16試合。出場23試合は立派な成績。誇っていい。ただ、厳しいようだが本人も思っているとおり、それだけ出てゴール1,アシスト2は物足りない。世界的には19歳でも十分に結果を出している選手はたくさんいる。能力は十分持っているので、来年はもっと頑張って結果を出してほしい。

  素晴らしかったで賞は兵藤。運動量、献身的なプレーはいつも頭が下がる。今年兵藤がいなかったらと思うとぞっとする。前線で動き回ってボールを奪取し、味方に好パスを配球する。そのどのプレーも素晴らしく、J1上位のチームでバリバリのレギュラーを張った選手と改めて認識させられた。
                   
 よくぞやってくれたで賞は、厚別で行われたホームの仙台戦に天気予報で事前に風向を読み、戦術を構築した四方田監督。また、ドームでやることは可能だったが経営上の損得を度外視し、厚別の芝を利用するために、あえて柏戦を厚別でやった四方田監督以下スタッフ

 ベストゴールはアウェイ大宮戦の福森のFKやホーム最終戦の横山のヘッドもいいが、9月9日(土)ホーム磐田戦のヘイスのゴールを挙げたい。チャナからの縦パスを伸二がサイドに流して直樹のグラウンダーのクロス。そこにヘイスが飛び込んで得点した
これはコンサにはこれまでなかった、相手を崩しきって点をとったもの。チャナと伸二がからんで絵に描いたようなきれいなそれでいて力強いゴールだった。


 今年1年いろいろとお世話になりました。1年間このブログを見ていただきありがとうございます。

 コンサにとっては有意義な年でした。苦戦をしましたが、16年ぶりに残留できたことは誇っていいと思います。来年はJ1定着の年。皆さんサポーターの力で今年以上に盛り上げて行きましょう。私も微力ながら頑張って後押しします。

 来年もよろしくお願いします。



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posted by 孔明 |18:53 | 今年を振り返る | コメント(3) | トラックバック(0)

2017年12月30日

私的コンサドーレ史11(室蘭入江のスタジアムが静寂で覆われる。)

 1998年12月5日。いよいよ最後のJ1参入戦が室蘭で行われることになった。

 神戸とホーム&アウェイで連敗し、神戸にJ1参入を譲った。しかし福岡との参入戦が残っており、まだまだ大丈夫と思っていたら、12月2日福岡での対戦で0-1で敗れて土俵際に押し込まれた。

 しかし、まだサポーターにはまだ余裕があった。ただ、「まだホームでやるから有利だろう。1点さえとればいいんだ。」と言い聞かせ札幌から室蘭へ車を走らせた。

  参入戦は今考えるとなぜあんなに余裕があったんだろうと思う。その年のJでの終盤戦の戦いは決して悲観する物ではなかった。神戸戦、福岡戦とトータル同点で終われば順位が上のコンサはJ1残留できるシチュエーション。これにみんながごまかされていたようにも思う。

 室蘭入り江競技場は降雪があって、雪がちらちら降っていた。かなり気温も下がっていたのだろう。しかし以外にも寒かったという印象はなかった。それだけ試合に集中していた。

 試合に向けて一つ心配があるとすればマラドーナが怪我で出場できないこと。しかし、代わりのバウテルがきっとやってくれる。バルデスがゴールを決めてくれると思っていた。試合は前半から攻撃を仕掛けるコンサと守備からカウンターを仕掛ける福岡。
しかし、攻め込むも点がとれないコンサ

 惜しいシーンはあった。パウテルのFKはポストを叩く。クロスから棚田のどんぴしゃヘッド。これはわずかにバーを超えてしまった。そしてバルデスが得意の個人技でシュートまで持っていくもGKに防がれる。

前半は0-0
前半、チャンスが多くあったのでさすがに後半には点をとってくれるだろうと思った。
しかし、点が入らないと焦ってくる。後半8分、福岡のカウンターから勢いよく後ろから上がってきた西田。ボランチのフェルナンドにミドルをボレーを打たれ、こぼれ球に西田が詰めてそのこぼれ球に上野が詰めて福岡に1点をとられてしまった。

 福岡に思ってもみない1点を入れられ点を2点とるしかなくなったチームは。パルデスにいかにボールを回すかばかり考えてくる。バルデスにロングボールばかりが増える。

 しかし焦りからか攻撃は単調で決定的なシーンは生まれない。前掛かりになったところを、福岡に39分、44分と追加点を許し0-3。

 もう絶望的な状況。しかし、スタジアムでは応援する声は途切れない。そして終了のホイッスル。スタジアムが静寂でおおわれる。そして選手が泣きくずれ、ばたばたと倒れる。「そんな」としばし呆然。

 いったいどうなるんだこのチームは。と頭をよぎる。まだ現実を受け止められない自分がいた。

  そうするとゴール裏から「コンサドーレ」「コンサドーレ」の声。そこで初めて我に返った。来年からJ2か。
 帰りの車の中。「必ず来年優勝してJ1に戻る。」という何の根拠もない空元気で自分を奮い立てるしかなかった。

 翌年1999年は岡田監督の下、心機一転。必ずJ1に上がるという目標でJ2を戦った。 しかし、なかなか攻守がかみ合わず思ったような成績を上げられない。上位との差がついた10月17日江戸川区陸上競技場でのFC東京戦。押しも押されぬエースに育った吉原宏太のゴール後のパフォーマンスが飛び出す。


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posted by 孔明 |20:46 | コンサドーレ の思い出 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年12月30日

中原はレンタルで長崎へとの報道が。

 レンタルで去就が1人決まっていなかった中原だが、今日の道スポ。スポニチに長崎にレンタルで行くとの記事が載っていた。

 期間は1年間で近日中に正式発表になるそう。

 中原は今年はG大阪にレンタル移籍、J3で主力として活躍。その働きが認められて、トップチームに上がり。10月4日のルヴァン杯C大阪戦でトップチームデビュー、同14日の新潟戦でJ1リーグデビュー。評価を上げて、リーグ戦3試合。うち先発は2試合とあのG大阪のトップチームで主にボランチをやった。

 長谷川監督に評価され、次はどうするのか注目されたが、J2岡山など3クラブのオファーを受けたそう。その中から長崎を選んだ。
コンサに帰ることも選択肢の一つだったが、出場機会を求めてさらに成長するために長崎での武者修行を選んだ。

 コンサに帰ってきてもかなり厚い中盤。出番はなかなかないと踏んだんだろう。それならば出番がありそうなところを選んだということは実態だろうか。
 高木監督もサッカーの理論は卓越している。中原の成長を考えるち頑張って1年行ってきてほしい。

 G大阪でトップチームにいたことは伊達ではないはず。長崎で是非レギュラーをとって活躍して、コンサに戻ってきてほしいと。言わせる選手になってほしい。




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posted by 孔明 |12:38 | 移籍 | コメント(2) | トラックバック(0)

2017年12月29日

今年を振り返る9(シャドー、トップ編)

 シャドーは主に後半戦に採用され兵藤、チャナ、ヘイスが起用された。
トップは都倉がメインで後半戦はジェイが起用され、得点を量産した。
内村と金園は期待されたはノーゴールに終わった。

 兵藤は期待されて入って、額面どおりの活躍を見せた。運動量があって、前線を動き回ってボールを奪い、素早く前線に送る。いつも走行距離はチームトップ
平川さんはガチャガチャと動き回るのがよかったといっているが、チームの汗かき屋として頑張った。
兵藤は深井が怪我をした後は主にボランチに入ったが、宮澤と荒野がボランチに入ったときにはシャドーに入った。
 ポジションはシャドーの方が活きるのではないだろうか。ジェイの回りをチャナとともに動き回る形がコンサにとって一番良い形だったように思われる。

 チャナはシーズン途中でタイのムアントンから入団。入団前はそこそこはやるとは思ったが、バリバリの主力で活躍するとは思ってもみなかった。しかし、入団するやすぐさま実力を発揮し、チームの中心になった。ボールをキープする力があり、ドリブルで仕掛ける動きが秀逸。華奢なのにフィジカルコンタクトが強く簡単にボールを奪われない。
 シャドーで代えのきかない選手になった。
 そしてその愛されるキャラクターから一躍サポーターから人気者になったことも大きい。チームでもマスコットのような存在
ただ、何度も言われていることだがシュートの意識ももっと持ってほしい。スペースが空いたらシュートを実践してほしい。
なにより初ゴールはタイの国民も願っているだろう。

 ヘイスは怪我でシーズンの1/3くらいしか働けなかったが、試合に出ると必ず活躍した。前線でタメが作れて、いいところでボールを受ける。そして決定的な仕事をした。ここぞというときには俊敏な動きを見せ、ゴールへ向かって動きだす動きが素早かった。
低い位置でもボールをキープして味方につなげるテクニックは素晴らしいものがある。
その才能は溢れるばかりにある。しかし、もっとできる選手。怪我がなければどれだけ結果を残すのかわからない選手。来年はできるだけ怪我をなくして出場してほしい。



 伸二はリーグ戦は先発出場がなかった。主に同点もしくはビハインド時で得点がほしいときに投入された。伸二が入ればボールが落ち着き、攻撃の流れも良くなる。
攻撃のアクセントになって、得点を生み出した。ただ、伸二が入ってもロングボール中心だったり、引き気味になり、伸二とボランチ、DFの距離が空けば伸二は本来の動きができなくなる。こんな試合も目についた。
来年はミシャの下で伸二の出番も多くなるはず。先発もあるだろう。いかに伸二を生かすかが問われる1年になりそう。

 都倉は今シーズンは9ゴール。2桁得点を目指していたから、本人は納得していないだろう。しかし、前半序盤は得点王争いをしてゴールを量産していた。大事なところで得点をしてチームを引き分け、勝利に導いていた。しかし、後半は徐々に研究され、なかなかゴールをあげることができなかった。前線でボールを収めることがうまくいかずシュートまでもっていけないシーンが目立った。それでも後半戦はジェイとのコンビでは都倉がヘッドで落としたボールにジェイがシュートを打つシーンがあって、攻撃のバリエーションが増えた。来年はもっと点をとってほしい。ジェイとのコンビであれば得点はかなりとれるだろう。

 ジュリーニョはシーズン序盤はそこそこ活躍していたが、6月24日のトレーニング中にアキレス腱を断裂して今シーズンはサッカーができなかった。
J1でもそのドリブルや突破力や高さは通用したが、ボールを持ちすぎて簡単に失ったり
ミスするところも散見された。
来シーズンはキャンプから合流できるはず。FW、もしかしたらサイドをやるかもしれないが、ジュリーニョならミシャのサッカーに適応できると思う。外国人だからと言って簡単にポジションはとれない。他の選手と高いレベルでの競争をしてほしい。

 ジェイは14試合10得点。ジェイのおかげて11位になったというのも過言ではないだろう。爆発力は相当凄いものがある。本人はヘッドは苦手というものの、ヘッドでも得点。足元のテクニックが抜群で、ポストプレーもできる。終盤戦は戦術ジェイになっていたが、残留をあくまでも目的とするチームではどんな手を使っても成し遂げたかっただけに戦術ジェイでも目立った批判は出なかった。
しかし、来年ミシャのサッカーではジェイをどう使うか。いかにジェイを生かすかが注目される。


 金園は怪我でなかなか出場の機会がなかったが、出場しては惜しいシュートを放っていた。バーに当たったり、ポストに当たったり運もなかった。1点でも入っていれば、まったく違ったシーズンになったかもしれない。後半戦は集中力を欠いたせいかボールロストが目立ったが、本来の金園はポジショニングがよく、ゴール前のチャンスによく絡む選手。欲しいのはあとはゴールのみ。それが一番難しいのだが。

 内村は今年はノーゴールだった。試合出場もほとんど途中投入で、時間を与えられたとは言えなかった。それでも点がほしかったが、なかなか決定的なシュートは打てなかった。
また、内村が好むパスが出でこなかったように思う。
年齢的な衰えやJ1では活躍できないと指摘するサポーターもいるが、まだまだやれると思うし、J1でもきっかけが掴めれば、そしてよいパスが出ればゴールをかなり上げられると思う。来年は隔年で活躍する年。来年こそはゴールを量産して欲しい。


 上原は主にルヴァンカップに出場。点を入れるなど活躍した。リーグ戦は途中出場で4試合とわずかだった。身体能力は自他ともに認める選手。ただ、ウイングバックでは守備がいまいち。思い切ったプレーが影を潜めた。FWでは都倉や金園がいるので、3番手となかなかアピールできなかった。パワープレー要員としてもなかなか起用されなかった。
、コンサでは入団から8年と長い選手。来年は愛媛へ移籍することになったが、FWとしてまだまだ活躍できると思う。愛媛でレギュラーをとって、コンサを見返すくらいに頑張ってほしい。



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posted by 孔明 |22:13 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(0)

2017年12月29日

ようこそ白井選手。再び阿波加もっとがんばれ。

 愛媛FC白井のコンサへの完全移籍、阿波加の愛媛からのレンタル復帰もオフィシャルにきた。


 白井選手ようこそ札幌へ。左右のウイングバックの選手として活躍してほしい。

 ドリブルや突破、ミドルシュートが得意な選手。サイドからの突破と右足に持ち替えてのミドルシュートを期待している。ミシャが好きになりそうな選手。

 ぜひともドームのサポーターの応援を背にゴリゴリサイドを突する雄姿を見せてほしい。 

  阿波加は再びコンサでのプレー。ソンユンがいてなかなか正GKは難しいと思うが、阿波加の本来持っている力ならもっとやれるはず。とにかく気迫を前面に出してやってほしい。

 今は第3キーパーの扱いだと思うが、1つい1つ階段を上がって正GKを目指してほしい、とにかく頑張れ。



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posted by 孔明 |18:11 | コメント(2) | トラックバック(0)

2017年12月29日

胸張っていいU-12は準優勝

 全国少年サッカー大会決勝戦Uー12は準優勝だった。

 C大阪U-12との対戦。

 前半は好守の切り替えが早い試合。決定的なシュートもあったが、相手の決定的なシュートも防いだ。前半は一進一退0-0だった。

 後半はC大阪に攻め込まれる展開。

 セカンドボールが相手に行き、波状攻撃を受けるもしっかり守る。

 コンサは準決勝で見せたサイドの上がりがなかなかでない。

 左サイドの3番の須磨君がなかなか上がれないのでチャンスがなかなかない。
相手に攻め込まれるシーンが多くなるも、カウンターで勝負

 11番の出間君が左サイドを1人で突破してDFの間を突破してゴール。1-0でリードする。そこからコンサの流れがよくなる。攻撃も多くなる。
堅守のチームなので1点を守れると思ったが、

 しかし、徐々にC大阪に押されると右サイドを単独で突破されゴールを許す。1-1
この後相手にコーナーを許し

 そのコーナーから直接のような軌道決まってしまう。1-2

 最後ロスタイム、左からの持ち上がりに、ゴール前で出間君がシュート。決まったかと思ったが、無念にもシュートは左に外れてしまった。これが決まっていればというシーン。

 そのまま試合終了
1-2で準優勝だった。

 コーナーがとれず相手に何本もコーナーを与えすぎたのが敗因か。


 しかし、この準優勝は誇っていい。全国のジュニア世代にコンサドーレの名を轟かした。

 この年代の選手たちは自信をもったはず。

 このなかからU-15、U-18と進み、プロになる選手が出てくれればと思う。

 選手の皆さん。スタッフの皆さん。お疲れさまでした。



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posted by 孔明 |11:33 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年12月28日

今年を振り返る8(ウイングバック編)

 ウイングバックは序盤は右に謙伍とマセード、左に雄大で回したが、謙伍の怪我もあり、右に早坂が入った。また雄大の怪我で菅が左に入り、終盤まで左には菅がレギュラーを張った。右は早坂やマセードが入ったが、裏をとられたり、そこを徹底的に狙われ守備の不安がつきまとった。
そして夏の補強で左に直樹がはいることで、守備の意識が高なり、また早坂もウイングバックが慣れてきて、守備が堅くなった。

  謙伍は開幕戦には先発。第4節まで出場したが、足首の怪我でリーグ戦を6ヶ月欠場、
秋には復帰したが、その後は出場できなかった。調子が上がらなかったのと怪我から復帰してもウイングバックには、早坂、マセード、菅といったところがいたので加われなかった。謙伍は運動量があって重宝する選手だったが、今年で契約満了となった。コンサでは2度目の契約満了になったが、まだまだやれる選手。どこか別のチームで活躍してほしい。

 雄大は今年加入した。積極的なサイドでの上がりと、運動量で積極的に守備に攻撃に貢献したが4月に右ハムストリング肉離れの怪我で戦列を離脱。菅にレギュラーを奪われ。その後復帰したが、ベンチにも入れない状態が続いた。
ピッチの外では明るいキャラを生かしチームの盛り上げ役で、チームが遠征するときには宮の沢から出発するバスの道路まで誘導するなど、チームの一体感を実践した。


 マセードは前半戦は先発が多かったが、怪我も多かった。たびたび肉離れを起こし、チームを離脱した。また、復帰してもJ1の攻撃に守備での穴が目立ち、攻撃でも昨年のようなキレのあるドリブルや突破は影を潜めた。攻撃で目立ったものがなくなったので、レギュラーを早坂に譲り、後半戦はほとんど出場の機会がなかった。
今年で解約満了。
マセードJrとの愛らしい絡みが見れなくなるのが残念。まだ次のチームの情報は出てこないが、海外またはマセードならJ2ならば十分にやれる力はあると思う。

 は今年は左ウイングバックでの出場が多かった。
昨年から試合に出場しているので、場なれしておりとても新人とは思えない思い切った動きが特徴だった。
シーズン序盤に雄大の怪我でポジションをとり、特に攻撃でチームに活性化をもたらせた。ドリブルからの突破には定評があり、何度も縦に仕掛け、クロスを上げるプレーは圧巻だった。しかし、徐々に研究され、守備を狙われ、左サイドがウイークポイントになっていた。
夏の移籍できた直樹にレギュラーを奪われ、その後は最終戦まで先発できなかった。

 早坂はキャンプから慣れないウイングバックの練習をして、レギュラーを期待されていたが、早々に怪我で離脱、その後復帰して右ウイングバックのレギュラーをとるも慣れないポジションでミスを連発、一時はレギュラーを外された。しかし、持ち前の負けん気で守備意識を高め、夏場からポジションを奪取、直樹とともにウイングバックの守備を立て直し、攻撃では、素早く前方のスペースに抜けでる動きで再三チャンスを作り、チームの終盤の好調の要因ともなった。





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posted by 孔明 |21:02 | 今年を振り返る | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年12月28日

全国少年サッカー大会。U-12は決勝戦に進出

 全日本少年サッカー大会でU-12の子供たちが今日、連勝して決勝に進出した。

 BS日テレでやっていたが、8人制ということと、ピッチが狭い。ゴールマウスも狭いということで、やはり小学生だなと納得。しかし、コンサの方にはすでに170cmの選手が、4人ほどいるということでびっくり。

 準決勝は個人技に優れる大宮との対戦。こちらは2バックで左右のサイドバックから持ち上がってサイドから攻撃するという戦術。相手のボールにパスカットするシーンも何度もあり、出足が良かった。決定的なシーンは大宮の方があったが、前半コーナーキックからのこぼれ球を押し込んで1-0でリード。後半大宮が決定的なシーンを外してくれて、助かった。
 実況と解説の北澤さんによればコンサは守備のチームということで、失点0も納得。
 クラブ史上ベスト4進出も初めてというなかで決勝に進出したのは素晴らしい。
明日は地上波の日テレで、生中継ではないけど中継がある。
 とにかく初優勝を目指して頑張れ。


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2017年12月27日

今年を振り返る7(ボランチ編)

 ボランチはシステム的には前半戦は3ボランチをやっていて、後半からダブルボランチに変更した。
 当初は深井と宮澤と兵藤でボランチを組んでいたが深井の怪我で荒野に代わり、後半戦からは宮澤と兵藤。宮澤と荒野のボランチの組み合わせが多かった。

 深井はシーズン当初よりボランチの中心として他の選手との違いを見せたが、本来の深井のキレがあるプレーが見られず、調子はあまりよくなかった。そして4月に行われた甲府との一戦で左膝前十字靭帯断裂、左膝内側半月板損傷、左膝外側半月板損傷の大怪我を負った。今季試合に出られないということで、大半はリハビリのシーズンを送った。それでも12月には鳥かごにも参加できるなどほぼ治り、来季はスタートからいけると思われる。
 来季はこれ以上怪我をしないような体作りとJ1でも目立ったプレーをしてくれるように願いたい。


 宮澤は今季もキャプテンとしてチームを引っ張った。ミスも少なかった。ボランチで地味だが、セカンドボールをよく拾い、中盤でタメをつくって攻撃をスタートさせていた。守備の意識も高くなり、ボール奪取力もついたように思われる。
終盤戦荒野と組んだダブルボランチはメリハリが効いて、かなり威力を発揮した。
来年もチームを引っ張って行ってくれるだろう。来年、日本代表を目指してほしい。

 荒野は今年はボランチが多かった。ウイングバックもやっていたが、ウイングバックでは持ち前の運動量が生かされなかった。深井の怪我からはアンカーの位置もやっていたが、
あまりフィットしていなかった。
荒野の良さが発揮されたのは後半戦ダブルボランチに起用されてからだろう。危機察知能力を発揮してボールの寄せが速くなり、厳しいあたりにもボールをキープできるようになった。G大阪戦で足を裂傷したが、その怪我がなければ最終戦の鳥栖戦も先発したに違いない。J1の戦いの中で伸びた選手の一人だろう。海外志向の強い荒野だが来年はどうするのか気になるところである。

 イナは昨年大怪我をして今年秋口にようやく復帰。途中出場で存在感を見せた。シーズン終盤は逃げ切りの切り札として起用された。良いところで途中起用され、守備に貢献した。
イナが入ると中盤が落ち着くのでチームに好影響を与える。来年はミシャ監督の下出番も多くなると思われる。来年はスタートラインに立ったつもりで頑張ってほしい。

 前弟はリーグ戦は4試合途中出場。いずれも守備固めで登場。時間が短く、試合に十分出たという感覚はないだろう。また、今年は主にルバンカップに出場したがこれといって強烈な印象はない。もとも身体能力が高く、ボランチの必要とする能力を持ち合わせているが小さくまとまってしまっているように思う。もっと個性を出して、練習からアピールしないと、いけないだろう。このままだと埋もれていまい、チャンスの目はなくなる。来年は水戸にレンタル移籍だそうだが、水戸でレギュラーをとってほしい。自信を持って練習からやればできるはずだ。

 ミンテは本来はボランチだがチームの事情によってCBに起用された。もともと対人能力が高く、突破力、推進力があるので期待されたが、CBのポジションは彼には合わなかった。守備ではミスを連発し、セットプレーでマークを外して失点の原因になるなど。途中からCBには起用されなくなり、怪我もあってベンチにも入れなかった。ただ、これは使う方も悪かった。もっとミンテの本来の場所で使ってやれば活躍できたと思う。
どうやら複数年契約らしいので、来年は彼の活きる場所で使ってあげてほしい。


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2017年12月26日

今年を振り返る6(センターバック編)

 センターバックは主に福森、横山、菊地の並びが多かった。
特にこのポジションはリーグ的にも人材不足で、増川の大怪我で心配されたが、大宮からレンタルで獲得した横山が1年を通じて活躍してくれたことが大きかった。

 増川は昨年暮れの左膝前十字靭帯部分断裂でチーム合流が遅れ、夏以降に復帰するもコンデションが整わずわずか途中出場1試合に終わった。1年のほとんどをリハビリと練習に終始し本人も悔しい1年だったはず。そして今年限りでの契約満了になってしまった。年齢的なものも考えてのことだと思うが、まだまだJ1でもできる選手だと思う。はたしてこの決断がチームにとって正解だったのかは、来年の今の時期にわかると思う。
増川なら新しいチームも見つかるはず。次の場所で頑張ってほしい。

 河合は怪我人が出たり、他のDFの調子が悪かったりした時にスイーパーで先発出場した。また試合の途中から守備固めで出場したことも何試合もあった。今シーズンはさすがに年齢邸な衰えを心配させたが、まったくそんなことはなかった。
出場すれば適切なポジショニングで相手の攻撃を防ぎ、厳しく相手FWをマーク。相手に隙をみせなかった。また、ピッチでは適切な指示味方を動かした。
11月の清水戦で相手と接触。腓骨骨折で5ヶ月ほどの大怪我になってしまったのが悔いが残る。ただ、本人は来年もやる気満々で春以降に復帰だと思うが、元気な姿をピッチで見せてくれるはず。


  横山は今シーズン大宮からレンタルで移籍。増川の代わりとしてもっぱらスイーパーで主力を勤めた。スイーパーはほとんどやったことがないポジションだったらしいが、見事に1年間勤め上げた。ポジショニングが良く、スイーパーとして厳しく行くところは厳しく、相手の侵入を許さなかった。また、最後の最後で体を張り守った守備は際だっていた。
もともとラインは下がり目だがジェイが前線でキープしてくれるのとチャナのボールキープでラインを高く設定できたこともチームの好調さにつながった。
攻撃ではセットプレーで力を発揮し、2ゴールした。最終戦の鳥栖戦の劇的決勝ゴールはかなりインパクトがあった。
  来年から完全移籍になる。来年もCBの中心として頑張ってほしい。
 

 菊地は鳥栖から1年間レンタル延長で出場した。もっぱら右CBだったが、横山がいないときにはスイーパーもやっていた。相変わらずビルドアップのうまさが光り、攻撃の起点になっていた。守備ではパスカットがうまく何度もボールを相手から奪ってはチャンスにつなげた。1対1に弱いところもあったが、しっかり味方と連係して防いでいた。
 来年は進境著しい進藤との勝負となると思うが、当然、負けてはいられないと奮起するはず。来年から完全移籍となった。来年もチームのために頑張ってほしい。


 福森は今シーズンはFKがより注目された。3つのFKで直接ゴールを記録。なかでもアウェイ大宮戦の追撃、同点ゴールが忘れられない。他のJ1のチームにかなりのインパクトを与えたはずだ。
CKもかなりの精度で得点をアシストした。
おかげでコンサと言えばセットプレーが得意という印象ができた。
キックばかり目が行くが守備でもかなり進歩した。寄せの速さや空中戦がより強くなった。そして1対1での強さ。パスカット。いずれも進歩した所ではないだろうか。そして日本代表に推す声もあったが、今年は選ばれなかった。
「お金がほしい」福森だが、持ち前のビルドアップの力はミシャの戦術にぴったり合うはず。来年もコンサにいて日本代表を狙ってほしい。

 進藤は3試合に先発。序盤は横浜FM戦に先発で起用されたがちょんぼを犯しそこからあかなか試合には起用されなかった。しかし、終盤戦2試合に先発起用され、よいところを見せた。持ち前の闘志を前面に出すプレーで、相手のサイドからのアタックを防いだ。ハイボールにも強いところを見せて、来季にも期待させる働きをしたのはよかったのではないか。ただ、来季はもう4年目。いい加減にレギュラーをとらないといけないだろう。


 直樹は8月に仙台から完全移籍でチームに加入。やったことがない左WBの位置に抜擢。これが見事に当たり、チームの躍進を支えた。守備に力をおいた起用だったが、よい守備からよい攻撃の起点にもなった。守備が安定せず、サイドを破られていた左サイドに直樹が入ったことで、戦い方に計算ができるようになったことは大きい。
  WBに慣れるに従って攻撃でも力を発揮するようになった。得点になったファーのジェイに合わせたクロスも見事だった。来季はどこで勝負するかわからないが、必ずチームの力になってくれると思う。


 永坂は7月まで在籍。7月に水戸にレンタルとなった。コンサの在籍時はリーグ戦は出場できなかった。ルヴァンカップには4試合、天皇杯1試合に出場。
高さを生かした守備で貢献したが、今一目立ったプレーが少なく、アピール不足。
水戸に現状打開のため移籍したがここでも出場がなかった。
永坂としてはもはやた止まっている年齢でもなくなった。どうやら来年は水戸に再レンタルらしいが、もはや後はないと思って懸命に練習から取り組んでほしい。


 は今年U-18から菅とともに昇格。今年はもっぱら体作りとプロのあたりとスピードに慣れる年だった。ルヴァンカップにも控えには入っていたが出場できず、タイ遠征でムアントンユナイテッドとの親善試合で先発出場した。
この試合では出足もよく、あたりも力強く。また、しっかりボールを収めて、攻撃の起点にもなっており、かなりの進歩がみられた。
来季はかなり期待できるのではないだろうか。
今年10月左膝軟骨損傷の怪我で手術をして、終盤は練習にも参加できなかった。
来季はまずは体を万全にして、リーグ戦に1試合でも出られるように精進してほしい。



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