2024年03月27日
菅野の復帰、児玉の加入でGKの競争がどうなるか。いずれは児玉が基本になるか。
昨日児玉の補強があって、2種登録の竹内選手を入れればGKの保有選手は6人になった。菅野39歳、高木34歳、阿波加29歳、児玉26歳、小次郎25歳、竹内18歳。 人数的には5人+竹内もいて、年齢的にはある程度バランスを取れているだろう。 ただ、高木は今年の復帰は難しい。また、菅野は指にヒビが入っていて、年齢的にも怪我も多い。現段階では1年を通じては菅野を基本としてと現場は考えていると思うが、恐らくは1年間通じては無理だろう。次に児玉、阿波加のどちらかがその代わりに出ると思う。 竹内はわからないが、阿波加を除くといずれも足元が非常にうまい選手達だと思う。 もちろんミシャ式にはやはり足元が上手い選手が必要だと思う。 ただ、昨年からのjリーグ全体の戦術の変化によってただ足元のうまいGKだけが重宝されるというよりもいかにフィード力があるかという点も注目されるようになってきたと思う。 その点では菅野と児玉、小次郎が競う形になるだろうか。そして児玉や小次郎は菅野よりもかなりキックの精度が高そうだ。ただ、小次郎はセーブ力が不安定。 このメンバーで1年行く。 果たしてこれらの選手をどう使っていくだろうか。 恐らくミシャは足元のうまい児玉をいずれ基本に考えるのではないかと思う。 ただ、児玉は上背がないのでそこらへんはどう考えるか。 その点ではいずれ、阿波加と児玉を対戦相手ごとに使い分けてやって行くのがベターかとも思う。 果たしてこのメンバーでいずれ誰が抜きんでてくるかGKの競争も楽しみだ。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
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2024年02月22日
1リーグ勝手に戦力検討3
この週末から2024年Jリーグのシーズンが始まる。J1の今シーズンは降格が3チームとコンサはミシャも覚悟するとおりかなり厳しいシーズンになる。そして他のJ1のチームはどのような戦力になっているか勝手に分析をする。 3回目は優勝争いに絡みそうな横浜FM、C大阪、川崎F、神戸、広島、浦和の6チーム 1 C大阪は多くの主力が残留した上で、かなりの補強をしてチーム力を上げた。選手層的には十分優勝が争える戦力を保有したと言っていいだろう。 主なOUTはSBの丸橋、山中、CBのヨニッチ、MFの鈴木。主な加入は、川崎からSB登里、駿汰、ルーカス、浦和からMF平野、ブラジルからFWブエノ 出入りを比較すると大幅な戦力アップは間違いないだろう。特にアンカーに駿汰を獲得したことは大きいと思う。またルーカスを左右で控えからも投入できることも大きい。 心配はCBのヨニッチが抜けて、またDFの中心と期待していた副主将の進藤が直近の練習試合で肉離れを起こしたこと。ただでさえDFの層が薄いので、シーズン当初はかなり苦戦するのではないか。このチームのキープレーヤーは駿汰と清武。駿汰は言うまでもないが、清武はいかに怪我を少なくして攻撃の中心になれるか。この攻守の軸が機能すれば優勝も夢ではない。 しかし、コンササポ的には以前からこのチームとは移籍で因縁があり、徹底的に叩かなければいけない相手だ。 開幕戦の先発予想(4-1-2ー2ー1) レオセアラ カビシャーバ ブエノ 香川 奥埜 駿汰 登里 鳥海 西尾 毎熊 キムジンヒョン 2 川崎Fは近年主力の流出が著しく、また、選手の高齢化もあって成績も芳 しくなかったが、積極的な若手の補強を行った。主なOUTはCBの山村、SBの登里、山根、FWのレアンドロダミアン、宮代と主力も何人か放出した。主な加入は名古屋からCBの丸山、海外からSBのファンウェルメスケルケン際、甲府から日本代表にも選ばれた三浦、G大阪からボランチの山本、ブラジルからMFのヒカルド、FWのエリソンと計算できるメンバーを揃えた。 出て言ったメンバーよりも若くて将来性のあるメンバーを揃え、チームの改革を図った印象だ。チームの核のマルシーニョと家長は健在でることも心強い。 心配はメンバーがかなり変わっての連携の問題だろう。試合を経るごとにここがスムーズにいけば優勝争いをしておかしくないチームだ。このチームのキープレーヤーはエリソンと山本だ。エリソンは得点を数多くとれるか、山本は中盤で違いを見せられかだろう。 開幕戦の先発予想(4-1-2ー2ー1) エリソン マルシーニョ 家長 橘田 脇坂 山本 三浦 丸山 大南 佐々木 チョン ソンリョン 3神戸は昨年の優勝チーム。昨年の主力メンバーはほとんど残留。これに加えて、新たに主力選手となりうる選手たちを補強した。主なOUTはCBの大崎、MFのファンマタ。主な加入は例年費用対効果の少ない外国人の獲得から路線変更して、確実に実績のある日本人を獲得した。横浜FMからGKのオビンナ、浦和からCBの岩波、鹿島からSBの広瀬、福岡からボランチの井手口、長崎からMF鍬先、川崎FからFWの宮代とこれでもかとの補強を行った。各ポジションは非常に層が厚く、監督も変わらないので今年も優勝争いに加わることは確実だろう。 特に中盤で井手口が加わったことが大きく、長期離脱中の齊藤戻ってくればこの上なく層が厚い中盤になる。ただ、ACLに参加することから過密な日程が心配になるところ。また、FWは宮代を補強したが、大黒柱の大迫がシーズンを通して出場できるかが、弱点になりえるかもしれない。このチームのキープレーヤーはやはり大迫と井手口。彼らが1年を通じて活躍すれば問題なくかなりの確率で優勝争いを繰り広げるだろう。 開幕戦の先発予想(4-1-2ー2ー1) 大迫 パトリッキ 佐々木 中坂 山口 井手口 初瀬 トゥーレル 山川 酒井 前川 4 広島は例年のごとく出入りが少なかった。主なOUTは引退したGKの林、CBの住吉、MF柴崎、FWのナッシムベンカリファ、主な加入は京都からCBイヨハ、湘南からFWの大橋と少数の出入り。特に目立った補強は湘南のエースだった大橋の加入だろう。そしてほとんどの主力が残留と連携も進化するだろうし、好条件が多い。また新スタジアムも出来て、選手やサポーターのモチベーションも上がるだろう。 広島が下馬評が高いのも頷ける。ただ、このキャンプでは主力の怪我が多く、開幕戦に向け不安材料があるようだ。また、昨年もそうだったが、CBの層が薄いこと。しかし、昨年もCBの選手が立て続けに怪我をしたが、中野等がカバーしたことでさほど問題が生じなかった。広島は昨年からやっているメンバーが多く、さほど問題はないだろう。広島はシーズンを通して上位を争い優勝争いにも加わる可能性は高いと思う。 このチームのキープレーヤーはピエロスソティリウと満田。2人が攻撃の中心としてアシスト数や得点数を伸ばすかどうかにかかってくると思う。 開幕戦の先発予想(3-2-2ー1) ピエロスソティリウ 満田 加藤 東 中野 川村 野津田 佐々木 荒木 塩谷 大迫 5 今年の浦和はかなり前評判が良い。優勝を目指し積 極的な補強をした。今シ-ズンはACLもないし、天皇杯の出場は出場停止とリーグ戦に専念できる。日程的にもかなり有利だ。新任のヘグモ監督も代表や各年代別の監督として結果を出してきて有能な指揮官。これで優勝争いをしなければおかしいくらいの年だろう。主なOUTはCBの岩波、SBの萩原、MFの柴戸、平野。FWのカンテは引退した。主な加入は京都からCBの井上、G大阪から佐藤、DFの石原、FC東京からマルチプレーヤーの渡邊、MF松尾が海外から、水戸から武田が復帰、スウェーデン代表監督の子飼いのサミュエルグスタフソン、清水からFWのチアゴサンタナ、名古屋からFWの前田、ノルウェーからMFソルバッケンと多士済々なメンバーが新たに加わった。 昨年までの堅守だのみで得点力が乏しい状態から攻撃的なサッカーを標榜し一遍させようとしている。ただ、このような大きな変化は得てしてあまり大きな効果を得ない場合も多い。攻撃的にシフトすれば守備がおろそかになる可能性もある。特にサイドのメンバーが大きく変わるのでサイド攻撃がどの程度機能するかがポイントだろう。このチームのキープレーヤーはチアゴサンタナとサミュエルグスタフソン。チアゴサンタナは2年前のJ1での得点力を見せられるか、サミュエルグスタフソンがアンカーで機能するかにかかってくると思う。 開幕戦の先発予想(4-1-2ー2ー1) チアゴサンタナ ソルバッケン 前田 小泉 伊藤 サミュエルグスタフソン 渡邊 ホイブラーテン ショルツ 酒井 西川 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
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2024年02月20日
J1リーグ勝手に戦力検討2
この週末から2024年Jリーグのシーズンが始まる。J1の今シーズンは降格が3チームとコンサはミシャも覚悟するとおりかなり厳しいシーズンになる。そして他のJ1のチームはどのような戦力になっているか。勝手に分析をする。 2回目は中位に来そうな新潟、京都、G大阪、名古屋、FC東京、鹿島の6チーム 1 新潟は昨年は久しぶりのJ1で予想を覆し10位に なった。今年はさらに上位を目指す。しかし、昨年途中で伊藤が今シーズン は三戸が海外移籍した。他の出入りは割合は少なかったが何人かは主力メン バーだった。主なOUTはボランチの高、DFの渡邊。 加入は甲府からMFの長谷川。いわきからボランチの宮本、鳥栖の小野 この出入りを見るとやはり昨年からの全体的な戦力は低下しているとしか 言えないだろうし、もしかしたら残留争いに陥るかもしれない。 明るい話題は昨年怪我でほとんど出場できなかった司令塔の高木が完全復 活できることだろう。攻撃面では移籍してきた小野も加わったことで層が 厚くなった印象だが、2年目で研究されるだろうし、果たして昨年のような 結果を出せるか。 このチームのキープレーヤーは復帰した高木とFWの鈴木。彼らがいかに 得点数、アシスト数を伸ばせるか。 開幕戦の先発予想(4-2ー3-1) 鈴木 高木 太田 松田 島田 秋山 新井 舞行龍ジェームズ トーマスデン 藤原 小島 2 京都は昨年は13位と一昨年の16位を上回り、順 位を上げてきている。今年は更な る上位を目指している。主なOUTはG Kの若原、CBの井上、MFの山田、FWのパトリック、木下。加入は清 水からCBの鈴木義宣、浦和からSBの宮本、FC東京からMF の塚川、 海外から帰ってきたDFの鈴木冬一、FWのブラジル人マルコトゥ-リオ 等と層の薄かったDFラインを中心に多くの選手を加え、戦力がアップしたと思われる。 チョウ監督がJ1で初めて3年連続指揮をとるということで、連携がかなり深まるという半面、マンネリ化も目だってくる。そこらへんをどのように調整するか。チョウ監督の手腕が問われるシーズンになりそう。昨年と同じく前へのプレスを厳しくしてショートカウンターが主な戦術だろう。高さのある山崎や一美、急成長の原がいるだけにここを上手く利用したい。気になるのはやはりメンバーが変わるだろうDFライン。ここがうまくいくかどうかがポイントだろう。このチームのキープレーヤーは復帰した高木とFWの鈴木。彼らがいかに得点数、アシスト数を伸ばせるか。 開幕戦の先発予想(4-1ー2-2ー1) 原 高木 マルコトゥ-リオ 豊川 武田 川崎 金子 鈴木冬一 麻田 鈴木義宣 福田 ソンユン 3 G大阪は昨年は残留争いを繰り広げ16位に低迷。 今年は昨年よりも上位にいくため の補強を行った。主なOUTはSBの藤 春、髙尾、MFの山本、奥野、FWの武蔵、山見。加入は横浜FCからMF の山下。柏から山田、C大阪からボランチの鈴木、同じくC大阪からSBの 松田、大分からCBの坂、清水からSBの岸本。名古屋からCBの中谷、横 浜FMからGKの一森、ブラジル人のFWウェルトンと放出メンバーよりも はるかに選手層が厚くなった。 懸念点は攻守に機能していた山本の移籍。また、GKの東口やFWの食野、 MFの福田とけが人が多いことだろう。 しかし、戦力的にはこのメンバーで下位に低迷するのはやはりおかしい。普 通に行けば今年は上位に進出するだろう。このチームのキープレーヤーは中 谷と宇佐美。中谷がDFに入ることでDFラインが引き締まるだろう。後は 攻撃の部分。新加入の山下が左サイドで圧倒し、ファンアラーノが昨年通り の活躍をすればかなりの勝ち点が得られるのではないかと思う。このチーム のキープレーヤーはCBの中谷と宇佐美。宇佐美は遠藤コーチ(ヤット)の 復帰で復活するか。 開幕戦の先発予想(4-1ー2-2ー1) イッサム・ジェバリ 宇佐美 ファンアラーノ 山田 ダワン ネタ・ラヴィ 黒川 中谷 三浦 岸本 一森 4 名古屋は監督が「シーズン50得点以上で優勝争 い」という目標だが、かなりの主力が流出してしまった。主なOUTはCB の丸山、中谷、森下、藤井、FWの前田、大嘉 それに対して主な加入はC大阪からSBの山中、韓国からCBのハ・チャンレ、福岡から三国ケネディエブス、清水からMF中山、柏からMF椎橋、京都からFWパトリック、福岡からFW山岸とDF陣が大きく変化した。 攻撃陣ではユンカーが残留、山岸やパトリックの加入で90分トータルでかなり攻撃力が増した。一方守備はかなり不安が残る。全体的に見れば戦力は低下したと思われても仕方ないだろう。このチームは昨年から攻撃力の向上を目指してきたが、今年はこれにこだわるとかなり失点が増えそうな気がする。このチームのキープレーヤーは森島とハ・チャンレ。森島は攻撃の中心としてチームの司令塔としていかに攻撃をあやつるか。ハ・チャンレは守備の中心として失点をいかに抑えるか。 開幕戦の先発予想(3-1-2ー2ー1) 山岸 ユンカー 和泉 森島 山中 中山 椎橋 河面 ハ・チャンレ 井上 ランゲラック 5 FC東京は昨年、監督が代わり、従来のカウンター 主体の戦術からポゼッション中心の戦術に変えたが、1年ではなかなか浸透 しなかった。今年は主力の出入りがあったが、この布陣で監督の思い通り の戦い方ができるかがポイントだろう。 主なOUTはGKのヤクブ・スウォビィク、DFの木村、MFのアダイウト ン、塚川、渡邊、FW熊田。主な加入はGKの波多野が復帰、海外からMF 遠藤、新潟から高、鹿 島から荒木、小柏と各ポジションに特徴のある選手 を補強した。 これでかなり層が厚くなった印象だが、うまくこの特徴ある選手たちを生 かせるかど うか。ポゼッションを基本として小柏や仲川を生かす縦に速い 攻撃ができるかどうかだろう。このチームのキープレーヤーは小柏とディエゴ・オリヴェイラ、攻撃陣がどのくらい点をとるか。 開幕戦の先発予想(4-2ー1-3) ディエゴ・オリヴェイラ 遠藤 仲川 松木 高 小泉 白井 エンリケトレヴィザン 森重 長友 野澤 6 鹿島は主力がかなり抜けたが補強はあまりできなか った。当然追加の補強を考えてい るだろうがかなり戦力が低下したのは間違いないと思う。 主なOUTはGKのクォンスンテが引退。GKの沖、DFの広瀬、昌子、MFカイキ、ディエゴピトゥカ、荒木、FWエレケが移籍。主力メンバーがごっしょり抜けた。 主な加入は磐田からGK梶田、MFパレジ、FWチャヴリッチ。関西学院大学からSBの濃野。良い意味で一見スリム化したと言われるが、やはり厳しい状況は変わらないだろう。またチームの攻撃の中心の鈴木が怪我で開幕戦から何試合か出られないだろう。また、新監督のポポヴィッチ監督の力量を疑う声もあって、このままだとかなり順位を落とすかもしれない。 戦術は縦に速い攻撃を目指すのだろう。この意味では昨年からのJ1の戦術の潮流に野っていると思われるが果たしてどうなるか。このチームのキープレーヤーは樋口と佐野のボランチコンビ。中盤でいかにボールを握れるか、守備の時間が長くなると思うのでここでさらには攻守の切り替えを速くしたい。 開幕戦の先発予想(4-2-3ー1) 垣田 土居 仲間 藤井 樋口 佐野 安西 関川 植田 濃野 早川 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
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2024年02月19日
J1リーグ勝手に戦力検討1
この週末から2024年Jリーグのシーズンが始まる。J1の今シーズンは降格が3チームとコンサはミシャも覚悟するとおりかなり厳しいシーズンになる。そして他のJ1のチームはどのような戦力になっているか。勝手に分析をする。 1回目はまずは、ライバルとなりそうな福岡、東京V、柏、町田、湘南、磐田、鳥栖の7チーム 1 福岡は開幕戦の対戦相手。 コンサと同様何人か主力が移籍して、確実に戦力が低下した。 特にエーズFWの山岸、ルキアン、ボランチの井手口の移籍が非常に痛 い。 補強は鳥栖から岩崎、広島からFWナッシムベンカリファ、海外に行っ ていたボランチ松岡を獲得。しかし、このメンバーでは特に攻撃陣が厳し いだろう。 それでもこのチームは前からのプレスと厳しい1対1で相手を封じ、両 サイドの突破力で勝負してくるはず。特に右の紺野のドリブルで勝負して きて得点を得ようとしてくる。しかし昨年より得点力が落ちでそのため得 意の守備にも影響を及ぼし、厳しいシーズンになるのではないか。このチ ームのキープレーヤーは紺野と岩崎。 この2人がいかに多くの決定機を 生み出せるか。 開幕戦の先発予想(3-2-2ー2ー1) ウェリントン 岩崎 紺野 小田 前嶋 前弟 松岡 宮 奈良 グローリ 永石 2 東京Vはプレーオフで今年J1に復帰した。主な移 籍はMF中原、長谷川、DF加藤。中でも昇格に貢献した右サイドの中原 の移籍の影響は大。主な加入はG大阪からFWの山見、京都からMFの山 田、千葉から見木、町田から翁長、金沢からFWの木村と主にJ2で活躍し た選手を揃えた。しかし、多くの順位予想では降格の1番手となっている。 このチームはあくまでも攻撃的なチーム。昨年からのハイプレスとハイライ ン。そして基本的にはポゼッションもロングボールも使う戦術。若くて伸び しろがある選手が多く、はまればかなり面白いが、昨年からの脱ポゼッショ ン化のJ1において罠にはまってしまうとかなり厳しいかもしれない。この チームのキープレーヤーはボランチの森田と右SBの宮原。彼らがいかに攻 守の切り替えを速くでき、攻撃の機会を増やすかだろう。 開幕戦の先発予想(4-2ー3ー1) 染野 木村 見木 山田 森田 稲見 翁長 谷口 林 深澤 マテウス 3 柏は昨年はようやく残留した。主なOUTはMFの 仙頭、山田、椎橋、FWドウグラス(引退)、森。主な加入は山形からCB の野田、徳島からMFの白井、熊本から島村、京都からFWの木下。中盤の 椎橋と山田が抜けた穴が大きい。ただ、チームの中心のマテウスサヴィオと 細谷が残留したのは非常に大きい。監督も変わらず、大きな変化もなくシー ズンを迎えられことはメリットだ。また昨年の懸案だったCBも犬飼の完全 移籍や野田の加入で安定するだろう。派手さはない布陣だが、縦に速い攻撃 を続けるならある程度は計算できるメンバーだと思う。ただ、懸案事項は椎 橋が抜けた穴を白井が埋められるかということと、細谷の夏の移籍があるか どうかだろう。今年は残留したが、五輪の活躍次第では居なくなる可能性が 非常に高い。ここをどうクリアできるかによって残留争いに巻き込まれる確 率が変化すると思う。このチームのキープレーヤーは細谷と高嶺。高嶺は いかに中盤でボールを刈り素早く攻撃に転じることができるか。 開幕戦の先発予想(4-4-2) 木下 細谷 マテウスサヴィオ 島村 高嶺 戸嶋 ジエゴ 古賀 犬飼 片山 松本 4 町田は昨年、J2をぶっちぎりで優勝し、今シー ズンの予想でも台風の目になりうるチームと予想されている。ただ、戦力的 にはJ1でも脅威にな れるエリキは昨年の大怪我からの復帰がシーズン途中になるし、大半がJ1 で実績が乏しい選手たちなのでどうなるか。主OUTはSBの太田が引退、 GKのポープウィリアム、MFの翁長、FWのアデミウソン。加入はGKの 谷がG大阪から。鹿島から昌子。浦和からボランチの柴戸、大宮からMFの 黒川、横浜FCからSBの林、柏からMFの仙頭、G大阪からナサンホ、C Bではスウェーデン出身のコソボ代表のドレシェヴィッチ ここで中心になるのはピッチ上の監督の昌子。戦術は昨年の堅守速攻をさら にブラッシュアップした形になると思う。どうやら前線のナサンホや平河の 足の速い選手を前線で走らせる戦術になるようだが、J1でもこれがはまれ ばかなりの勝ち点が期待できるだろう。 このチームのキープレーヤーは平河とバスケスバイロン。彼らがサイドをど の程度支配できるかにかかっていると思う。 開幕戦の先発予想(4-4-2) ナサンホ ミッチェルデューク 平河 バスケスバイロン 仙頭 宇野 林 ドレシェヴィッチ 昌子 鈴木 谷 5 湘南は今季も降格予想候補だ。出入りは少なかっ たが、主なOUTは昨 年の後半からからエースになっていたFW大橋。FWタリク、DFの石原、 MFの中野、代わりの主な補強は磐田からMF鈴木、福岡からFWルキアン と戦力的には多少落ちていると思う。それゆえに今年も残留争いは避けられ ないか。攻撃ではFWの軸を誰が担うか。ルキアンにかかる期待は大きい が、J1であまり結果を出していないのでどうなるか。守備では昨年後半か らミンテと田中をセンターラインにおいて安定させた。問題はやはりどのく らい得点がとれるかだろう。このチームのキープレーヤーはルキアンと鈴木 雄斗。彼らがいかに得点数を伸ばすかによって残留できるか否かが左右され るように思われる。 開幕戦の先発予想(4-1-4-1) ルキアン 平岡 小野瀬 池田 鈴木雄斗 田中 杉岡 ミンテ 大岩 畑 ソンボムグン 6磐田は昨年J2で2位で昇格。昨年は補強禁止処分 を受けた縛りの中でよく昇格したと思う。わずか1年のJ2生活だったの で、J1での経験者も多い。この点では問題ないと思うが、戦力的には4人 の新外国人に多くを依存するような戦力で、あたり外れの不安が残る。主な OUTはMF遠藤とFW大津の引退、鈴木雄斗、ドゥドゥ、FWファビアン ゴンザレスの移籍、主な加入はGKにベテランの川島、SBに千葉から西久 保。右ボランチのブラジル人のレオゴメス、熊本からMF平川、MFのブラ ジル人のレオゴメス。ブルーノ・ジョゼ、FWのマテウス。ウェベルトンな ど。ここで期待が大きいのがFWのマテウスだ。彼が得点を重ね、他のブラ ジル人の3人が期待通り働いてくれれば残留は可能だと思う。ただ、不安点 は昨年からメンバーがかなり変わっての連携の面、サイドの鈴木雄斗が抜け たことでのサイド攻撃がどうなるかだろうか。このチームのキープレーヤー はマテウスと右SBの植村(西久保)だ。大卒ルーキーの植村がいかに鈴木 雄斗の穴を埋めて余りある活躍ができるか注目したい。 開幕戦の先発予想(4-2ー3-1) マテウス 平川 ブルーノ・ジョゼ 金子 レオゴメス 上原 松原 リカルド・グラッサ 鈴木 植村 川島 7鳥栖は毎年主力をごっそり抜かれそれでも残留してい るチーム。これは特筆すべきだ。 今シーズンは毎年よりも抜かれる選手は少なかったが、それで主なOUTはDFファンソッコと島川。MFの小野、西川 。主な加入は大分からCBの上夷が大分から。世代別代表の木村がFC東京から、右サイドで東京Vの中原。FWは今治からヴェニシウスと横浜FCのマルセロ・ヒアン このなかで昨年点取り屋として開花した小野の移籍は大きい。ただ、インアウトの全体を見れば全体的なレベルの低下はほとんどないどころか、上がった感もある。 特に右サイドの中原の獲得とマルセロ・ヒアンの獲得は攻撃の面で大きいと思う。 さらに昨年成長した長沼やこ攻守の要の河原の残留は大きい。攻撃面での不安はあるがこのメンバーだと残留は問題なさそうだ。このチームのキープレーヤーは中原と長沼の両サイド。彼らがいかに前線に絡むことができるかがポイントになると思う。 開幕戦の先発予想(4-2ー3-1) 富樫 長沼 中原 手塚 河原 丸橋 山崎 木村 原田 朴 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
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