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2024年02月22日

1リーグ勝手に戦力検討3

 この週末から2024年Jリーグのシーズンが始まる。J1の今シーズンは降格が3チームとコンサはミシャも覚悟するとおりかなり厳しいシーズンになる。そして他のJ1のチームはどのような戦力になっているか勝手に分析をする。
 3回目は優勝争いに絡みそうな横浜FM、C大阪、川崎F、神戸、広島、浦和の6チーム

1 C大阪は多くの主力が残留した上で、かなりの補強をしてチーム力を上げた。選手層的には十分優勝が争える戦力を保有したと言っていいだろう。
  主なOUTはSBの丸橋、山中、CBのヨニッチ、MFの鈴木。主な加入は、川崎からSB登里、駿汰、ルーカス、浦和からMF平野、ブラジルからFWブエノ
 出入りを比較すると大幅な戦力アップは間違いないだろう。特にアンカーに駿汰を獲得したことは大きいと思う。またルーカスを左右で控えからも投入できることも大きい。
 心配はCBのヨニッチが抜けて、またDFの中心と期待していた副主将の進藤が直近の練習試合で肉離れを起こしたこと。ただでさえDFの層が薄いので、シーズン当初はかなり苦戦するのではないか。このチームのキープレーヤーは駿汰と清武。駿汰は言うまでもないが、清武はいかに怪我を少なくして攻撃の中心になれるか。この攻守の軸が機能すれば優勝も夢ではない。
 しかし、コンササポ的には以前からこのチームとは移籍で因縁があり、徹底的に叩かなければいけない相手だ。

開幕戦の先発予想(4-1-2ー2ー1)

                              レオセアラ

                              
カビシャーバ                           ブエノ                                         
             香川                             奥埜

                               駿汰
                      
   登里      鳥海       西尾      毎熊      

                          
               キムジンヒョン

                                                      

2 川崎Fは近年主力の流出が著しく、また、選手の高齢化もあって成績も芳
 しくなかったが、積極的な若手の補強を行った。主なOUTはCBの山村、SBの登里、山根、FWのレアンドロダミアン、宮代と主力も何人か放出した。主な加入は名古屋からCBの丸山、海外からSBのファンウェルメスケルケン際、甲府から日本代表にも選ばれた三浦、G大阪からボランチの山本、ブラジルからMFのヒカルド、FWのエリソンと計算できるメンバーを揃えた。
 出て言ったメンバーよりも若くて将来性のあるメンバーを揃え、チームの改革を図った印象だ。チームの核のマルシーニョと家長は健在でることも心強い。
 心配はメンバーがかなり変わっての連携の問題だろう。試合を経るごとにここがスムーズにいけば優勝争いをしておかしくないチームだ。このチームのキープレーヤーはエリソンと山本だ。エリソンは得点を数多くとれるか、山本は中盤で違いを見せられかだろう。

開幕戦の先発予想(4-1-2ー2ー1)

                              エリソン

                              
マルシーニョ                    家長                                         
             橘田                             脇坂

                               山本
                      
   三浦      丸山       大南      佐々木      

                          チョン ソンリョン

3神戸は昨年の優勝チーム。昨年の主力メンバーはほとんど残留。これに加えて、新たに主力選手となりうる選手たちを補強した。主なOUTはCBの大崎、MFのファンマタ。主な加入は例年費用対効果の少ない外国人の獲得から路線変更して、確実に実績のある日本人を獲得した。横浜FMからGKのオビンナ、浦和からCBの岩波、鹿島からSBの広瀬、福岡からボランチの井手口、長崎からMF鍬先、川崎FからFWの宮代とこれでもかとの補強を行った。各ポジションは非常に層が厚く、監督も変わらないので今年も優勝争いに加わることは確実だろう。
 特に中盤で井手口が加わったことが大きく、長期離脱中の齊藤戻ってくればこの上なく層が厚い中盤になる。ただ、ACLに参加することから過密な日程が心配になるところ。また、FWは宮代を補強したが、大黒柱の大迫がシーズンを通して出場できるかが、弱点になりえるかもしれない。このチームのキープレーヤーはやはり大迫と井手口。彼らが1年を通じて活躍すれば問題なくかなりの確率で優勝争いを繰り広げるだろう。


開幕戦の先発予想(4-1-2ー2ー1)

                             大迫

                              
パトリッキ                        佐々木                                         
             中坂                             山口

                               井手口
                      
   初瀬     トゥーレル      山川      酒井      

                          前川



4 広島は例年のごとく出入りが少なかった。主なOUTは引退したGKの林、CBの住吉、MF柴崎、FWのナッシムベンカリファ、主な加入は京都からCBイヨハ、湘南からFWの大橋と少数の出入り。特に目立った補強は湘南のエースだった大橋の加入だろう。そしてほとんどの主力が残留と連携も進化するだろうし、好条件が多い。また新スタジアムも出来て、選手やサポーターのモチベーションも上がるだろう。
 広島が下馬評が高いのも頷ける。ただ、このキャンプでは主力の怪我が多く、開幕戦に向け不安材料があるようだ。また、昨年もそうだったが、CBの層が薄いこと。しかし、昨年もCBの選手が立て続けに怪我をしたが、中野等がカバーしたことでさほど問題が生じなかった。広島は昨年からやっているメンバーが多く、さほど問題はないだろう。広島はシーズンを通して上位を争い優勝争いにも加わる可能性は高いと思う。
 このチームのキープレーヤーはピエロスソティリウと満田。2人が攻撃の中心としてアシスト数や得点数を伸ばすかどうかにかかってくると思う。

開幕戦の先発予想(3-2-2ー1)

                            ピエロスソティリウ

                              
        満田                    加藤                                         

   東                                                            中野           
                  川村                         野津田

                      
     佐々木       荒木      塩谷     

                          大迫


5 今年の浦和はかなり前評判が良い。優勝を目指し積
 極的な補強をした。今シ-ズンはACLもないし、天皇杯の出場は出場停止とリーグ戦に専念できる。日程的にもかなり有利だ。新任のヘグモ監督も代表や各年代別の監督として結果を出してきて有能な指揮官。これで優勝争いをしなければおかしいくらいの年だろう。主なOUTはCBの岩波、SBの萩原、MFの柴戸、平野。FWのカンテは引退した。主な加入は京都からCBの井上、G大阪から佐藤、DFの石原、FC東京からマルチプレーヤーの渡邊、MF松尾が海外から、水戸から武田が復帰、スウェーデン代表監督の子飼いのサミュエルグスタフソン、清水からFWのチアゴサンタナ、名古屋からFWの前田、ノルウェーからMFソルバッケンと多士済々なメンバーが新たに加わった。
 昨年までの堅守だのみで得点力が乏しい状態から攻撃的なサッカーを標榜し一遍させようとしている。ただ、このような大きな変化は得てしてあまり大きな効果を得ない場合も多い。攻撃的にシフトすれば守備がおろそかになる可能性もある。特にサイドのメンバーが大きく変わるのでサイド攻撃がどの程度機能するかがポイントだろう。このチームのキープレーヤーはチアゴサンタナとサミュエルグスタフソン。チアゴサンタナは2年前のJ1での得点力を見せられるか、サミュエルグスタフソンがアンカーで機能するかにかかってくると思う。

開幕戦の先発予想(4-1-2ー2ー1)

                          チアゴサンタナ

                              
ソルバッケン                          前田                                         
             小泉                             伊藤

                              サミュエルグスタフソン
                      
    渡邊     ホイブラーテン      ショルツ     酒井      

                          西川


 
   勝手に叱咤コンサ外伝
                                       
  孔明ツイッター

posted by 孔明 |20:05 | 戦力分析 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:1リーグ勝手に戦力検討3

毎年このシリーズは楽しみにしています。
僕も広島はいい所までイキそうな予感はしています。
C大阪もバランスいい補強してると見ます。
浦和・FC東京・町田は選手を集めているけど…?と見ます。
コンサドーレは何とか上位に行って欲しいです!

posted by 剛蔵| 2024-02-22 22:15

Re:1リーグ勝手に戦力検討3

剛蔵さん。
広島が勝ちました。今年も強そうですね。また、浦和は大したことはなかったですが、いずれ巻き返してくると思います。いずれにしても始まりますね。とにかくコンサはより上位に行ってほしいと思います。

posted by 孔明| 2024-02-23 18:25

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