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2011年09月29日

今後の戦いは腹を据えなくては

 昨日のJ2リーグ第5節のリーグ戦が終了し、暫定がとれて現在2位。

 だが、徳島、鳥栖が勝ち点ですぐ迫っている。

 次節敗れれば最悪5位に落ちてしまう展開も。

 しかし、下を見てもどうしようもない。

 やはりここは上のFC東京を抜かして優勝目指して戦うしかないだろう。

 目標達成は上を目指してこそだ。

 FC東京と徳島は次節対戦する。横浜FCに勝つことができればFC東京との差が縮まるかもしれない。(もっともFC東京を走らせて、徳島、鳥栖に脱落してもらうことが安心と言うことは当然言えるのだが)

  先日スカパーで野々村氏がコンサの好調の原因について話していたが、今一よくわからない解説だった。

 しっかり守備をして失点を抑えて、前からのプレスでボールを奪いショートカウンターや、押されながらもカウンターで得点を重ねているということが言えるのかもしれないが、他のチームにはなぜ、勝っているのか理解できないかもしれない。

  内容は良くないが勝ちきっているという試合がたくさんある。

 しかし、守備が機能している間はいいが、少しでもリズムが崩れると失点を重ねる可能性もある。選手に油断や慢心などないと思うが、ここから地獄の10月に入るのでしっかり準備して10月を乗り切ってほしい。

  また、攻撃ではジオゴが押さえられたときの攻略方法など戦術をしっかり整えなければいけないこともあるはず。

 コンサがこれまで昇格した年はぶっちぎりで先行してきた。今回のように昇格圏外の下位から追いついて昇格圏内に入ったことはない。

  サポーターも十分に認識していると思うが、昇格圏に入ってこれで安心してはいけないだろうし、これからより一生懸命チームのためになるように応援しなくてはいけないだろう。

 10月、11月と得意のホームではなく不得意のアウェイの試合が多い。かなり厳しい戦いが続くと予想される。

 1点取るのも、一つ勝つのも本当に困難で苦しい戦いがつづく、チームにはしっかり準備してもらって、サポーターはそれをしっかり応援していきたい。

posted by 孔明 |19:40 | 昇格争い | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年09月27日

櫛引の成長には舌を巻く

  コンサの好調の要因には、守りについての話題が欠かせないがそのなかでもDF陣、CBの2人の働きがやはり目立つ。

  山下と櫛引。彼らの働きは特筆すべきだろう。

  山下はもちろんだが特に櫛引は高卒ですぐプロの世界に慣れ、よくやっていると思う。

  前節、前半終了間際の徳島津田のシュートを体を入れて防いだシーンは素晴らしかった。

 そして試合全般を通じてフィジカルの強い佐藤や津田をしっかりマークして仕事をさせなかった。

 彼のよさは、フィジカルの強さに伴う体の使い方のうまさと読みの鋭さ。そして、相手ボールを奪う出足のよさも試合を重ねるたびにうまくなっている。
 また、上背が特にあるというわけではないが身長で負ける相手には体をしっかり当てて、カバーしている。

 さすがに空中戦は弱いがそれでも体をしっかり寄せているから、相手に自由にさせていない。

 そして相手のボールになりそうなところは体全体をしっかり入れて、マイボールにできる技術をもっている。

 高校時代はお母さんに試合のビデオをとってもらい、それを夜見て研究していたそうだ。

 おそらく今シーズンもこれまで出場した試合もしっかりビデオを見て、チェックして研究しているはず。

  櫛引はどんどんうまくなって行くような気がする。高校時代は高校生には負けていられないと勝ち気な面を見せていたが、プロでも相手に負けないという気迫は十分に発揮されている。

 京都の個人能力あふれる攻撃や東京Vの分厚い攻撃等を防いできた経験は相当自信になっているはず。

 河合をボランチに上げられるのも櫛引の成長があってこそ。

 これからさらに厳しい戦いが続く。今後も彼の力が必要となる。

  ひいき目でもなんでもなく今野のような日本代表になる可能性は十分にあると思う。

posted by 孔明 |20:28 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(1)

2011年09月25日

昨日の試合を振り返ると

 昨日の試合

 他のブロガーさんも引き分けはまずまずというところが大多数だったが、これまでの勝ち点の積み上げ方を見ると引き分けでも十分だったろう。しかし、やはり決定的なシーンがほとんどなかったのが惜しまれる。

 録画を見ると後半の砂川のまた抜きして、キーパーもまた抜きできそうできなかったシュートや、上原の強烈左足のシュートが可能性があるものだったろうか。

 それにしても上原のシュートには度肝を抜かれた。

 現地では周りから「すんげえ」の声、利き足でない左足でもあんなシュートが打てるなんて、やっぱり上原は本気を出したらもの凄い力を発揮するのではないか。身体能力のすごさは折り紙付き、もっともっとその身体能力を出せばもの凄い選手になる可能性を秘めている。

 録画を見るとDFにコースを切られていたのであのコースしかなかったと思うが、もう少し左上にいっていたらキーパーが弾いてゴールとうこともあったかもしれない。

 それからジオゴのプレーはやはりうまい、ためて丁寧にスペースにボールを出す技術は卓越している。後半徹底的にマークされ、苦しんだが、もっとボールをはやく出すようにしなくてはいけないだろすう。それと同時に回りももっと早く動いて挙げることだ。そうすればもっともっとジオゴが生きる。

  ただ、ジオゴもコースがあったら思いっきりシュートを打たなければいけないだろう。

 シュートは何本か打ったが当たり損ないばかり。

 もっとしっかりシュートを打っていかないと相手になめられてしまう。
 ジオゴはその当たりも課題ではないか。

  また攻撃ではもう少し、オフザボールの動きをしなければいけなかった。
 
 しかし、やっぱり、選手達はかなりつかれていたと思う。

 あの東京Vとの激戦の後の中2日だ。つかれていないと言う方がおかしい。

 ボールを一方的にポゼッションされてだから普段の2倍は疲労していただろう。
  砂川の動きにも切れがなかったし、内村のドリブルも思いっきりとはなかなか言えないもの。

 そして純平も動きが悪く、前になかなかいけないように見えた。

 河合が代わりに前に行く場面が多かったが、河合も疲れからかパスミスが目立って決定的なシーンを演出ずるまでには至らなかった。

 水曜日の東京Vの攻撃を見ると徳島の攻撃がまったくたいしたことがないように見えたのだったが、それでも勝てなかったのは選手の体力的な問題が大きかった。

 ここで勝てればさらに有利だったが、欲は言うまい。

 それでも選手達は十分によくやっていた。
 予定を変更して明後日も休みになるらしいがこれは良いこと。
 ゆっくり休んで疲れを癒してほしい。

  チームは10月はアウェイの多い試合が続く。課題のアウェイをどう克服するのか。監督の手腕の見せ所でもある。

posted by 孔明 |20:21 | 今節の反省 | コメント(2) | トラックバック(1)

2011年09月24日

次の試合に集中して、前を向いて進んでいこう。

 東京Vとの死闘から中2日だっただけに、苦戦を予想したが、やはりなかなか難しい試合になった。相手の攻撃も中途半端で助かった部分はあるが、もう少し、攻撃の迫力がほしかったところだ。 

 ただ、選手達の疲労度を考えるに引き分けはやむを得ないか。

 本来は今度アウェイが3試合も多いだけにホームの試合には是非とも勝たなくてはいけなかったろうが、これまでよく勝ち点を稼いでいただけにトータルでは勝ち点1を上積みしたとポジティブに考えた方がよいだろう。

 前半は互いに無理しない展開。

 相手も前に出てこず、シュート数も少なく、ややつまらない展開だった。

 後半出だしは互いに攻撃的にシフトしていったが、いかんせん、決定的なパスが出なかった。

  こういう試合にはセットプレーで得点がとれればよいのだが、なかなかよいボールが出ず、決定的なシュートは枠にいかなかった。

 後半途中で砂川と内村が入ってこれからと思ったが、さすがに体に切れがないように思えた。

  こういう試合にはドリブルで仕掛けるということも必要だが、相手の守備意識も高く、よい位置で守られてしまったということもあったろう。

 また、ジオゴにボールが入るがそのフォーローが遅く攻撃のスピードがなかなかあがらず、最後にはシュートコースがない場面が多く、シュートまで持っていけなかった。

 しかし、反省点が多い試合というわけでもなく、後は選手の体力勝負が出てしまったと言うことでやむを得ない展開となってしまった。

 とにかく、次の試合に集中するべき。

 相手は中3日で対戦する前回負けた横浜FCだけにこちらの方は今度はお体力的に有利。しっかりと体力の回復をはかって、準備してほしい。

 次の試合こそアウェイだが、勝たなければいけない試合。

 前を向いて進んでいこう。


 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 

posted by 孔明 |17:24 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年09月23日

徳島戦展望(たくさんのサポーターの声援の中、厚別で連勝を伸ばそう。)

 明日の厚別での徳島戦

 徳島のここまでの成績は13勝6分6敗。J1昇格圏内3位に入るライバル。しかし、ここ5試合は2勝1分け2敗と思ったようには勝ち点を稼いでいない。

 前節はホームで岐阜と対戦

  雨でボールが止まってしまうような水たまりができたなか、キックオフ。序盤は徳島のペース。ロングボールを多用して、柿谷の個人技や佐藤や津田の突破で攻撃していき、惜しいチャンスも作るがゴールできない。そのうち岐阜に流れが行き、ボールを支配されるが、決定的なチャンスを与えない。そして前半終了間際、ロングボールがDFの裏に出され追いついた柿谷がシュートを打ってこれが決まって先制する。

 前半終了

 そして後半早々に津田がPKを獲得。自らゴール左隅に蹴り込んで2-0
その後も徳島の攻勢が続く。その後は相手の反撃を受けたが、コーナーから西嶋のヘッドで3点目、ショートカウンターから柿谷が4点目を決めてダメを押した。ゴール前の攻防から1失点したが、浮き球を多く使うなどピッチコンディションを考えたクレバーな戦い方が勝敗を分けた。

 徳島のシステムは4-4-2

 ロングボールを織り交ぜ、サイドの柿谷や衛藤が起点になりFW津田を走らせる。津田やFW佐藤にくさびのボールを入れて攻撃するというパターンが多い。

 攻撃の中心はMF柿谷。個人能力が高く、一人で打開できるスキルを持っている。

 彼のところからパス、シュートが多く繰り出されるだけに彼をいかに押さえるかが勝負のポイントとなるだろう。

 そして昨年大活躍した津田。突破力があり、決定力がある選手。彼を自由にさせるとファウルでしか止められなくなるのでしっかりと複数で対応したい。
  また柿谷とのコンビネーションがいいだけにこのコンビは是非分断しなくてはいけないだろう。

  そしてFW佐藤がポストとして体を張ってくる。佐藤の落としを柿谷と津田が狙っているだけにしっかりと対応したいところだ。

  中盤ではボランチの斎藤が地味ながら効いている。運動量があり彼のところでボールを拾い、しっかりボールを収めてから徳島の攻撃が始まっているので、彼のところにはしっかりとプレスに行きたい。

  右サイドバックは島村。超攻撃的サイドバックでサイドの上がりも顕著なので対応する場合にはしっかり応対しないと痛い目にあうだろう。

  そして左サイドバックは西嶋。前節ゴールもしており、良い気分で乗り込んでくるはず。

  徳島で一番注意しなければいけないのは、セットプレー。

 上背のある選手が多く、これまでも多くの得点をセットプレーで稼いでいる。
 また、柿谷はロングスローも投げてくるだけに注意したい。

 こちらとしてはサイドでの主導権争いに負けてはいけない。特に左サイドの柿谷にはしっかりプレスをかけて前を向いて自由にプレーさせないようにしなくてはいけないだろう。

  こちらもサイドからの攻撃がメイン

 ジオゴが出場すれば押し上げが可能なので、ラインを上げてサイドからクロスを入れる等して攻撃したい。

  また、相手はDF陣がCBのエリゼウ、三木と欠場が濃厚なので、ラインにギャップが生ずる可能性が高い。こちらはDFラインの裏をとる動きを頻繁にしたいところだ。 

 とにかく試合には勝ち続け、走りきりたい状態。

 10月は過酷なアウェイの3連戦を控えるだけにホームでは是非とも勝って貯金をしたい。どんな手を使ってものどから手が出るほど勝利がほしい。

 運動量は中4日の相手に対して中2日となり厳しいかもしれない。ただ、厚別での戦い。多くのサポーターの声援が選手の背を押すはず。

 サポーターもたくさんの声援を送ろう。必ずそれが選手の力に成る。 
 たくさんのサポーターの声援の中、厚別で連勝を伸ばそう。


 勝手に叱咤コンサ外伝 

posted by 孔明 |19:38 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(1)

2011年09月22日

昨日の試合はどちらかというと不細工な試合だったが。

 昨日の試合はほんとうに気持ち的にも体力的にもしんどかった。

 前半はいらいらしてどうしようもなかったが、後半は岡本の2ゴールでドーム内で喜びすぎてジャンプして腰を痛めたほど。

 昨日の試合はどちらかというと不細工な試合だった。

 本来は前でプレスをかけてショートカウンターで奪ってから攻撃しかったたところだが、まったくできず、さらにはポゼッションして崩すこともなんにもさせてくれなかった。

 それだけ東京Vのできが良かったとも言えるが、東京Vのサッカーはドームの良質の芝でさらによくなるとは思っていたが、はるかに予想の範囲を超えていた。

 川勝監督はJSGOALのインタビューで強がっていたが、なるほどやっていたサッカーは素晴らしく見えるし、間違いではないだろう。しかし、勝ったのは我々の方というのはサッカーにおいてはよく起きる皮肉。

 また、やり方によっては勝ちを手に出来るということを痛感させられた試合。

 個人的にはリアクションサッカーは好きではないが、昨日はリアクションに成らざるをえない展開に陥ってしまった。

 やはりそのなかで、後半3バックにして中盤のスペースを埋め、守備ではセンターバックの人数を増やして中に入ってくる相手選手のケアしたこと、攻撃ではトップ下を設けて攻撃の人数を増やしたことは、石崎監督の采配が光ったものだろう。

  あそこではあの選択しかなかったと思う。

 現地で見ていたときには3バックにしたのは中盤の人数を増やしてボール奪取にかけたと思ったが、予想に反して思ったより出て行けなかった。というよりは出て行かなかったという方がもしかしたら正解なのかもしれない。

 予想より相手のパスワークが勝って、いくらプレスをかけてもかわされてしまったと石崎監督は言っていた。個人的にはそれならもっともっときついプレッシャーをかけろとも思うが、実際の選手の感覚ではそれならスペースを埋めてリアクションでという思いの方が強かったのだろう。

 結果としてそうならざるを得なかったという話もあるだろうが、試合のなかでそのように明確に方向転換できたことは、チームとしての成長と言ってもいいと思う。

 もっとも例えこれでJ1に昇格してもJ1仕様のサッカーに対抗できるかという心配も常につきまとう。

 しかし、とにかく今はなんでも着実に勝ち点を稼いでいくしかない。不細工な試合でもなんでもやって突っ走るしかないと思っている。

  次の試合はすぐ来る。次の試合は体力的にもきついだろうが、手を変え品を変えなんでもやって連勝を伸ばしてほしいと思う。

posted by 孔明 |19:44 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年09月21日

神懸かり的だが、しっかりとした伏線はあった。

 試合終了後。勝ったことが信じられなかった。

 先制した攻撃が素晴らしかったが、それ以降前半、ほとんどポゼッションで押しまくられ、こぼれ玉もまったく取れない展開。東京Vは良質のピッチでああればあるほど力を発揮するのだが、ドームの良質のピッチを恨んでしまうほど。相手の出足だけが目立った前半だった。

 後半も同点にされてからもほとんど攻めることができなかったなかで2回のチャンスで2点取れたことが本当に神懸かり

 しかし、その伏線は確かにあった。それは監督の采配

 後半3バックにして、中盤の枚数を増やして対抗し、守りでは5バックになるのもやむを得ないと思ったが、監督はその勝負に出た

 これが正解だった。

 相変わらずポゼッションされたが、なんとか少しはボールがもてるようになった。

 そして日高のロングボールから近藤のループシュート。

 相手の前掛かりのDFラインの裏をとった見事なゴール。

 それでリードしてからは、再び4バックに

 同点にされたが、次に1点勝ち越した攻撃は手数をかけない見事なもの

 ホスンのロングボールから上原のヘッドが勝って勝負あり。

 そして河合をボランチに再びしてから河合のチェックからだめ押し点を入れた。

 最後は河合の頑張りが見事だった。

 本当に前半を終了してはほとんど勝てる気がしなかった。

 それにしても前半は悪いサッカーだった。

 東京Vのパスワークが見事と言うしかないのだが、もっと前からどんどんプレスにいかないとダメだろう。

 序盤はそれでもプレスに行っていたが、途中から前からのプレスをあきらめてしまい、一方的に押される展開になってしまった。

 それでも結果を出したことが素晴らしかった。

 J1にあがるシーズンはこんな試合も何度かある。こういう試合をものにすることが昇格への近道 

 ただ、すぐ次の試合がある。しっかり休んで次の試合に備えてほしい。


 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 

  

posted by 孔明 |22:19 | 今節の反省 | コメント(7) | トラックバック(1)

2011年09月20日

東京V戦展望(初めから運動量を増やさなければ勝利はない。)

  明日のドーム東京V戦

 東京Vのここまでの成績は10勝7分8敗。爆発する試合もあれば沈黙する試合もあり、不安定な戦いぶり。ここ5試合は2勝2分け1敗とまずまずの成績

 前節はホームで横浜FCと対戦
  序盤から相手の緩いプレスをかいくぐってパスをつなげ攻撃する。
  1点目は河野のドリブルから中央に入った菊岡が豪快にネットにつきさした。
  2点目は上がった森のところにボールが落ちて森が蹴り込んでゴール。3点目は菊岡の見事なFKで前半は終始押したまま。終了。早くも前半で勝負を決めてしまった。

 後半も東京Vのペース

 後半早々に中谷がマラニョンのクロスに合わせて追加点をとると阿部が連続ゴール。だめ押しのだめ押しは河野が決めた。その後相手がカズとフランサを入れたことで2点返されたが記録的な圧勝を飾った。

 東京Vの特徴はその攻撃力。勝利はいずれも3点以上取っており、はまれば大勝というわかりやすいチーム。個人技に優れ、最後まで得点を狙ってきて手を抜かないプレーをしてくる。

 細かなパスをつなげヴェルディらしくワンタッチ、ツータッチで中央を割ってくる攻撃もあればサイドからの個人技のドリブルでつっかけてくる攻撃もある。最近はロングボールを頻繁に使って早い攻めもしてくる。
 
 まずは、前半、後半の10分から15分の間は強烈なプレスをかけ主導権をとる戦い方をしてくる。そしてボールを奪ってからはスペースにボールを出してどんどん人数をかけて攻撃してくる。

 また、ラインはかなり高く。ラインをコンパクトに保って攻撃してくる。

  システムは4-4-2

  DFラインは富澤と土屋がそろいってかなり強固になっている。

  一方、マラニョンが累積警告での出場停止できない。これは東京Vにかなり影響を与えるだろう。

 マラニョンのところでタメをつくっていただけに、その代わりは誰がやるのかが注目。

 飯尾か平繁か巻か。しかしいずれもポストは苦手だけにスペースをめがけてボールを出してくる攻撃に特化してくると思われる。

 もしかしたらシステムを阿部のワントップに、4-2-3-1に変えてくることも予想される。

 個人では今年ブレークした阿部が要注意 いろんなところに顔を出して、得点に絡んでいくだけにマークは外さないようにしなくてはいけないだろう。

 そして河野。彼のドリブルには翻弄されないように。特にサイドからマイナスのクロスを上げさせないようにサイドを切らなくてはいけないだろう。

 また、ボランチの小林は荒削りだが、決定的なパスを出してくる。彼のところには是非プレスをかけ続けていいボールを出させないようにしなくてはいけない。

 また、セットプレーには警戒。土屋や富澤などヘッドの強い選手がいるだけにマークを外さないようにしっかり集中したい。

 そしてバイタルエリアでのファールは特に気をつけること。菊岡が蹴ってくるが彼のキックは正確。必ず枠内に蹴ってくるだけに、まずはゴール前でファウルしないように十分に気をつけなくてはいけない。

 一番注意しなくてはいけないのはバイタルエリアを空けないこと。そこにプレッシャーがかからければかさにかかって人数をかけて攻めてくる。

 こちらはやはり高い位置でのプレスが有効だろう。高い位置でプレスをかけてボールを奪い。素早く攻撃したいところだ。 

 高い位置でのプレスは相手のロングボールも防ぐことができる。

 正確なロングボールを蹴らさないように、サボらずに実行しなくてはいけないだろう。 また、ビルドアップでは相手のプレスをワンタッチでかいくぐり、攻撃したい。そして相手のDFラインが高いのでロングボールも有効。サイドやFWへのロングボールから素早い攻撃を仕掛けたい。

 相手がワントップにしてワントップの両脇のスペースに飛び出してくる場合も予想しておかなくてはいけないだろう。この場合にはコンサにとっては嫌なパターン。しかし、この場合でもできるだけ前からプレッシャーをかけて自由にロングボールを出させないことが肝要。

  一番有効なのは、北九州戦で2点目をとった、第3の動き。パスを受けた選手がダイレクトにボールを出して第3のプレーヤーが相手DFラインの裏に抜け出させればビックチャンスが生じるはず。

  セットプレーでは相手は、マンツーマンで守ってくる。最近見せているトリックプレーも試す価値があるだろう。

  とにかく前半、後半の序盤の相手の攻撃をしのげばチャンスが到来する。そして前から鬼プレスをかけてラインが下がったところでかさにかかって攻撃して得点を重ねたい。

 こちらは中3日。相手は中2日だが、そんなことには関係なく、初めから運動量を増やさなければ勝利はないと思って思いっきり戦ってほしい。


  勝手に叱咤コンサ外伝 

posted by 孔明 |19:29 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年09月18日

監督の戦術と選手の頑張りがはまった試合。

昨日の試合

 監督が2トップにしたことがはまった。

 2トップのスタートは今シーズン初めて

 これはジオゴがいないのでトップを2人にしてターゲットを増やすということと

 相手のシステム上、中盤を4枚にしても不利にならないという考えからそうしたのだろうと思う。

  また、2人ともポストプレーヤーではない。

  前線でボールをキープして後から持ち上がるというよりは、スペースに飛び出すことを優先したことが結果的に当たった。

  そして、前線からプレスをかけ続けたことが大きい。守備では石崎コンサの基本である前線からプレスをかけてサイドに追い込みボールを奪ってショートカウンターということを忠実に守った試合でもあった。北九州に初めこそいなされていたが、しぶとくそれを繰り返すうちに相手もパスの出しどころがなくなって、パススピードが遅くなりプレスの網にかかってきた。

 完全に監督の戦術と選手の頑張りがはまった試合。 

 アウェイで勝ち点3をとれたと言うことは非常に大きい。

 昨日はFC東京や千葉がアウェイで勝ったが、両方ともアウェイを苦手にするチーム。

 そしてコンサもアウェイを苦手にしている。

 ホームでは上位チームは確実に勝ち点3を積み重ねると予想される。

 ホームで勝つのはもちろんだがこれからはいかにアウェイで勝ち点3を獲得するかが大きなポイントとなってくるだろう。

 しかし、昨日のような内容で勝ったならば一安心

  このままの勢いで行ってほしいものだ。

 ただ、課題ももちろんある。

 前半はシュート数も多かったが、後半はシュートも少なく、決定的チャンスは近藤のゴールのみ

 点差が広がったとは言え、もっと後半も内容的に押す場面をつくって追加点をもっととって勝ちたかったところだ。

  個人の部分では宮澤の不調が気になった。膝の具合が悪いのが影響しているのかもしれない。連戦が続くのでできれば休ませてあげたいところだが、監督はどうするだろうか。

 水曜日と土曜日と試合が続く

 何人か小規模なターンオーバーを行ってフレッシュな選手を投入することも考えられる。

 とにかく内容も結果もよかった昨日の試合。

 混戦なのでなかなか飛び出ることは難しいができればこのままの勢いで一気に走ってほしいものだ。

posted by 孔明 |19:08 | 今節の反省 | コメント(7) | トラックバック(0)

2011年09月17日

前からのプレスが効いた。

 やはり前からのプレスは効いた。

 はじめこそ相手に交わされる場面も多かったが、それでも前から引き続きプレスをかけ続けたことで、相手を後手後手に回した。

 とにかく北九州のように後ろからパスをつなげる相手には前からのプレスが有効。

  スポーツ新聞の選手インタビューでも選手たちは前からのプレスをかけると言っていたが、それをしっかり実行できたのは素晴らしかった。

 そのなかで2トップで得点をとったのは今後の展開にも明るい見通しを抱かせた。

 特にジオゴがいないなかでどう点を取るかという課題にしっかりと答えを出したことは見事だった。

 内村の動きは見事。1点目は優也に触らせない振りの早いシュートを蹴ったし。2点目は砂川のパスに迷わず飛び出してしっかり点を決めた。

 2トップにしたことも正解だったろう。

 ジオゴがいないのでどう前にボールを納めるかと思ったが、内村や近藤の特長を生かしてスペースにボールを出すなど工夫があった。

 近藤の働きも良かった。3点目は古田のマイナスのクロスにしっかり飛び込んでいた。

  最後は余裕で荒野君を出せたほど。スカパーのアナウンサーが荒野はJリーグ初出場と連呼していたが、しっかり調べろといいたい。荒野は昨年2試合に出場してる。やっぱりアウェイのチームのことこそしっかり調べなくてはいけない。 

 とにかくアウェイのジオゴがいない試合でしっかり結果を出した。これでチームは3連勝

 混戦のJ2で結果を出したい試合に出してくれたことは心強い。

 まだまだ混戦は続く思うが、このような試合を重ねれば結果は絶対に出るはず。

 次はホームの試合が続くが連勝を重ね。一気に走りきりたいものだ。

 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 

posted by 孔明 |20:26 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)