2024年02月20日
J1リーグ勝手に戦力検討2
この週末から2024年Jリーグのシーズンが始まる。J1の今シーズンは降格が3チームとコンサはミシャも覚悟するとおりかなり厳しいシーズンになる。そして他のJ1のチームはどのような戦力になっているか。勝手に分析をする。 2回目は中位に来そうな新潟、京都、G大阪、名古屋、FC東京、鹿島の6チーム 1 新潟は昨年は久しぶりのJ1で予想を覆し10位に なった。今年はさらに上位を目指す。しかし、昨年途中で伊藤が今シーズン は三戸が海外移籍した。他の出入りは割合は少なかったが何人かは主力メン バーだった。主なOUTはボランチの高、DFの渡邊。 加入は甲府からMFの長谷川。いわきからボランチの宮本、鳥栖の小野 この出入りを見るとやはり昨年からの全体的な戦力は低下しているとしか 言えないだろうし、もしかしたら残留争いに陥るかもしれない。 明るい話題は昨年怪我でほとんど出場できなかった司令塔の高木が完全復 活できることだろう。攻撃面では移籍してきた小野も加わったことで層が 厚くなった印象だが、2年目で研究されるだろうし、果たして昨年のような 結果を出せるか。 このチームのキープレーヤーは復帰した高木とFWの鈴木。彼らがいかに 得点数、アシスト数を伸ばせるか。 開幕戦の先発予想(4-2ー3-1) 鈴木 高木 太田 松田 島田 秋山 新井 舞行龍ジェームズ トーマスデン 藤原 小島 2 京都は昨年は13位と一昨年の16位を上回り、順 位を上げてきている。今年は更な る上位を目指している。主なOUTはG Kの若原、CBの井上、MFの山田、FWのパトリック、木下。加入は清 水からCBの鈴木義宣、浦和からSBの宮本、FC東京からMF の塚川、 海外から帰ってきたDFの鈴木冬一、FWのブラジル人マルコトゥ-リオ 等と層の薄かったDFラインを中心に多くの選手を加え、戦力がアップしたと思われる。 チョウ監督がJ1で初めて3年連続指揮をとるということで、連携がかなり深まるという半面、マンネリ化も目だってくる。そこらへんをどのように調整するか。チョウ監督の手腕が問われるシーズンになりそう。昨年と同じく前へのプレスを厳しくしてショートカウンターが主な戦術だろう。高さのある山崎や一美、急成長の原がいるだけにここを上手く利用したい。気になるのはやはりメンバーが変わるだろうDFライン。ここがうまくいくかどうかがポイントだろう。このチームのキープレーヤーは復帰した高木とFWの鈴木。彼らがいかに得点数、アシスト数を伸ばせるか。 開幕戦の先発予想(4-1ー2-2ー1) 原 高木 マルコトゥ-リオ 豊川 武田 川崎 金子 鈴木冬一 麻田 鈴木義宣 福田 ソンユン 3 G大阪は昨年は残留争いを繰り広げ16位に低迷。 今年は昨年よりも上位にいくため の補強を行った。主なOUTはSBの藤 春、髙尾、MFの山本、奥野、FWの武蔵、山見。加入は横浜FCからMF の山下。柏から山田、C大阪からボランチの鈴木、同じくC大阪からSBの 松田、大分からCBの坂、清水からSBの岸本。名古屋からCBの中谷、横 浜FMからGKの一森、ブラジル人のFWウェルトンと放出メンバーよりも はるかに選手層が厚くなった。 懸念点は攻守に機能していた山本の移籍。また、GKの東口やFWの食野、 MFの福田とけが人が多いことだろう。 しかし、戦力的にはこのメンバーで下位に低迷するのはやはりおかしい。普 通に行けば今年は上位に進出するだろう。このチームのキープレーヤーは中 谷と宇佐美。中谷がDFに入ることでDFラインが引き締まるだろう。後は 攻撃の部分。新加入の山下が左サイドで圧倒し、ファンアラーノが昨年通り の活躍をすればかなりの勝ち点が得られるのではないかと思う。このチーム のキープレーヤーはCBの中谷と宇佐美。宇佐美は遠藤コーチ(ヤット)の 復帰で復活するか。 開幕戦の先発予想(4-1ー2-2ー1) イッサム・ジェバリ 宇佐美 ファンアラーノ 山田 ダワン ネタ・ラヴィ 黒川 中谷 三浦 岸本 一森 4 名古屋は監督が「シーズン50得点以上で優勝争 い」という目標だが、かなりの主力が流出してしまった。主なOUTはCB の丸山、中谷、森下、藤井、FWの前田、大嘉 それに対して主な加入はC大阪からSBの山中、韓国からCBのハ・チャンレ、福岡から三国ケネディエブス、清水からMF中山、柏からMF椎橋、京都からFWパトリック、福岡からFW山岸とDF陣が大きく変化した。 攻撃陣ではユンカーが残留、山岸やパトリックの加入で90分トータルでかなり攻撃力が増した。一方守備はかなり不安が残る。全体的に見れば戦力は低下したと思われても仕方ないだろう。このチームは昨年から攻撃力の向上を目指してきたが、今年はこれにこだわるとかなり失点が増えそうな気がする。このチームのキープレーヤーは森島とハ・チャンレ。森島は攻撃の中心としてチームの司令塔としていかに攻撃をあやつるか。ハ・チャンレは守備の中心として失点をいかに抑えるか。 開幕戦の先発予想(3-1-2ー2ー1) 山岸 ユンカー 和泉 森島 山中 中山 椎橋 河面 ハ・チャンレ 井上 ランゲラック 5 FC東京は昨年、監督が代わり、従来のカウンター 主体の戦術からポゼッション中心の戦術に変えたが、1年ではなかなか浸透 しなかった。今年は主力の出入りがあったが、この布陣で監督の思い通り の戦い方ができるかがポイントだろう。 主なOUTはGKのヤクブ・スウォビィク、DFの木村、MFのアダイウト ン、塚川、渡邊、FW熊田。主な加入はGKの波多野が復帰、海外からMF 遠藤、新潟から高、鹿 島から荒木、小柏と各ポジションに特徴のある選手 を補強した。 これでかなり層が厚くなった印象だが、うまくこの特徴ある選手たちを生 かせるかど うか。ポゼッションを基本として小柏や仲川を生かす縦に速い 攻撃ができるかどうかだろう。このチームのキープレーヤーは小柏とディエゴ・オリヴェイラ、攻撃陣がどのくらい点をとるか。 開幕戦の先発予想(4-2ー1-3) ディエゴ・オリヴェイラ 遠藤 仲川 松木 高 小泉 白井 エンリケトレヴィザン 森重 長友 野澤 6 鹿島は主力がかなり抜けたが補強はあまりできなか った。当然追加の補強を考えてい るだろうがかなり戦力が低下したのは間違いないと思う。 主なOUTはGKのクォンスンテが引退。GKの沖、DFの広瀬、昌子、MFカイキ、ディエゴピトゥカ、荒木、FWエレケが移籍。主力メンバーがごっしょり抜けた。 主な加入は磐田からGK梶田、MFパレジ、FWチャヴリッチ。関西学院大学からSBの濃野。良い意味で一見スリム化したと言われるが、やはり厳しい状況は変わらないだろう。またチームの攻撃の中心の鈴木が怪我で開幕戦から何試合か出られないだろう。また、新監督のポポヴィッチ監督の力量を疑う声もあって、このままだとかなり順位を落とすかもしれない。 戦術は縦に速い攻撃を目指すのだろう。この意味では昨年からのJ1の戦術の潮流に野っていると思われるが果たしてどうなるか。このチームのキープレーヤーは樋口と佐野のボランチコンビ。中盤でいかにボールを握れるか、守備の時間が長くなると思うのでここでさらには攻守の切り替えを速くしたい。 開幕戦の先発予想(4-2-3ー1) 垣田 土居 仲間 藤井 樋口 佐野 安西 関川 植田 濃野 早川 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |16:37 | 戦力分析 | コメント(0) | トラックバック(0)
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