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2011年04月03日

宮の沢は寒かった。このままでは苦しい戦いが続きそうである。

 会場が狭くて多くのサポーターが寒さの中立って見ざるをえなかったチャリティーマッチ

 気温が低く寒かったが試合内容も結果も寒かった。前半など横殴りのあられがふりかかり見る方にも過酷な試合となっていた。

 前半はユースに序盤から押されぎみ。  

 足元ばかりのパスばかりでそこを狙われ速攻に持ち込まれあわてる場面が多かった。

 チアゴは一時のふっくらした感じからだいぶ絞られたように見えたが、足が非常に遅いのが目立った。パスをもらえる範囲も狭く感じた。足元はうまそうで自分の動ける範囲ではさすがに強靱さを見せたが、ボールを持たせたら何かあぶなかっしい空気が溢れ出て、今のままではトップでは使えないだろし、これが彼のマックスならもはや厳しいのではないか。

 攻撃は楔のパスが入らず。プレッシャーから逃れるパスも素早く出せないので前に向けず、攻撃のよい形などは当然に見えず、ほとんど流れの中でのよい攻撃はなかった。

  そもそも前でなかなかボールが収まらないから他の選手がスペースに走り込むこともできない。

 オフザボールの動きも乏しく安全なところでパスを回すじりじりとした展開が多かった。

  前半セットプレーから1点をとったが、他は攻撃の形にならず。前半はまったく論外

  ところが後半レギュラー組が出てきて展開は変わった。

 古田の素早さや、チェックの早さ。前の方でボールが収まるのでサイドの上がりもできていた。何しろ良かったのは河合をボランチに起用したことでルーズボールを拾うことができて、また河合の体の強靱さでしっかりボールをキープできて河合からの展開が増えた。

  しかし、決定的なチャンスをものにできなかったことで得点ができなかった。中で細かなパスをつなげることも良いが、もう少し大胆な大きなプレーもあった方がよかったのではないか。

  守備での注目の山下はまだ、ばたばたしていた感が強かった。一方レギュラー組にも参加した櫛引は落ち着いていた。彼がレギュラーに定着すると河合をボランチに置くことができ、かなりの戦力アップになる。

 攻撃ではスピードあるプレーも随所に見せていた。純平が上がったスペースを河合が埋める約束事もきちんとできていた。

 ただ、やっぱり決定力不足。

 ラストパスの精度の悪さやクロスの悪さも目に付いた。思い切りのよいプレーももっと見せなければ得点はなかなかできない。

 相手がユースということで本来ならば大量点で勝たなければいけない試合だったろう。まだ、パスを繋げるという意識が強すぎ、素早い攻撃ができていない。

 主力組は面白い攻撃も見せていたが、やはりこのままでは苦しい戦いが続きそうである。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |15:07 | 練習試合 | コメント(2) | トラックバック(0)