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2013年06月25日

上原の本音と葛藤

 7月の月刊コンサドーレには上原のインタビューが載っていた。

 上原はFW、サイドバックでの出場が続いている。
その両方のポジションでやっていくなかでの意識や抵抗感の有無など本音を語っている。詳しくは月刊コンサドーレを勝って読んでほしいのだが

 そのなかで印象に残った上原の言葉を記しておきたい。

   サイドバックの練習を始めたころは守備の面で苦労したらしい。ところが試合ではパワープレー要員としてFWで起用されるなかでの葛藤があったとのこと。

「練習でサイドバックの守備の部分を鍛え、試合では終盤の短い時間をFWでプレーする。そんな状態が続きました。だから正直『こんなんじゃ結果なんて出せねーよ』と思ったこともありました。」

 上原が二刀流でどんな気持ちを持っていたのか注目していたのだが、やはりそんな考えを持っていた。

  紅白戦ではチーム事情によってほとんどがサイドバックでの起用。そして本番の試合ではFWで使われることが多かった上原

 練習でやっていないことが本番でできるわけもないというのはもっともだ。
 今年になっても二刀流はは続いている。彼には相当負担なのかもしれない。

 ただ、プロならどこでも使ってもらうのも考え方の一つ

「何よりサポーターの皆さんがいつも熱心に応援をしてくれる。それに応えるのがプロの仕事だし、その世界で生き残っていくための踏ん張りどころだと思い懸命に練習し、試合に挑みました。メンタル的にも成長を実感しましたから、サイドバックのチャレンジというのは僕のサッカー人生の大きなターニングポイントになったと思っています。」
という考えだそうだ。

 ここ最近はサイドバックでの起用が続いている上原。試合の展開によっては再びFWでの起用もあるかもしれない。

 やはりプロならどんなポジションでもやらなくては行けないと言うのは当然だと思う。

 上原は最近サイドバックで結果を出している。個人的にはFWで大成してほしいと思うのだが、サイドバックのポジションもおもしろくなってきているのかもしれない。

  上原は高さもあるし、守備がもう少しうまくなればもっとよいサイドバックになる。

 次節もおそらくサイドバックで先発するだろう。

 彼にはサイドバックでFWでどんどんと輝いてほしいと思う。


  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |20:58 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(1)