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2010年01月15日

2010年期待と注目の選手達(新加入選手編)

  2010年特に期待と注目する選手達のことについて書いていきたいと思う。

新加入選手編

 藤山は長くFC東京一筋でやってきた。Jリーグ発足から現役でやっている数少ない選手の一人になった。
  身長が高くないにも関わらず、SBよりCBの方が得意といわれるように相手に体ごとぶつかるプレーやポジショニングが巧み。ベテランなのでスタミナが問題かもしれないが、実績のある選手。90分どう戦うかのノウハウは充分すぎるほど持っているだろう。こちらではサイドバックでの出場が多くなりそうだ。
 サイドバックなら左右どちらでもできる選手。サイドバックでは西嶋、岩沼との競争になるだろう。期待はピッチ上での精神的支柱として。リードしている場合の守りきりたい時間帯でのリーダーシップ。昨年終了間際に落としてしまったような試合を拾うために格好な選手となってほしいものだ。

 李漢宰は広島一筋の選手だった。新天地には不安があるようだが、馴染みの吉弘や西嶋がいるので、問題はないだろう。彼はトップ下、サイドバック、ボランチ、右サイドハーフいろいろなポジションを経験してきたが、その経験はチームに有益になる。守備より攻撃が得意だが、ボランチもできることはチームにとってありがたい。運動量が多く、よりがんばれる選手だ。セットプレーのキッカーができると言うこともチームにとってプラスになる。問題はどのポジションで使われるのかということだが、右サイドかボランチということになるだろうか。右サイドなら古田や征也との競争、ボランチなら宮澤や上里との競争となるだろう。


 内村は大分時代はMF。愛媛FCに移籍してからFWにコンバートされ昨年結果を残した。彼の良いところは思い切りのよさ。どんな体勢からでも打つ意欲は素晴らしいものがある。FWは近藤との争いになると思うが、キリノと2トップを組む場合には両方とも快足なので面白いコンビとなりそうだ。ゴール前への飛び出しにも優れている選手

 キレのあるドリブルも持っており、サイドプレーヤーとしても使われるだろう。サイドからの得点が少ないチームにとってサイドに彼を置くという方法も十分に考えられる。
 彼の移籍でサイドの競争が非常に激しくなることは歓迎すべきことだ。


 近藤は体の強い選手。スポーツ新聞では近藤にポストを期待する向きもあるがポストプレーヤーとしては大きな期待はできないだろう。それよりも得点感覚に期待だ。自らも力強くボールを運んでゴール前に飛び出すプレーが出来る選手。体を張った、プレーで魅せてもらいたいものだ。キリノと組むことが多くなると思うが、この場合には2人でゴール前にどんどん飛び込んで欲しいと思う。ヘッドもさほど強いとは思えないが、とにかくどんなゴールでもよいから、結果を残してほしいものだ。

  中山はもはや説明などいらない選手。こちらではサブとして期待がかかるが、本人はスタメンから出る気満々だろう。今も人気はすごいものがある。これを利用しない手はない。広告塔としてもコンサの付加価値をどんどんあげてほしい。精神的支柱としてはもちろんだが、戦力としては、やはりここ一番での起用が主だろう。

 絶えず、ゴールを脅かす、出入りのあるプレーで相手DFラインを切り裂いてもらいたいものだ。

posted by 孔明 |20:57 | 選手のこと | コメント(9) | トラックバック(0)