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2008年08月31日

上里に期待するもの

  G大阪戦の最後の10分間余りに彼は出た。
 試合を落ち着かせるキープ力と的確なパス。やはり非凡なパフォーマンスを見せてくれた。ハードワークに乏しいという意見もあるだろうが、そこは、なにせJ1での舞台は初。試合慣れしていない部分も考慮してあげないといけないだろう。試合を重ねるにつれて運動量は上がると信じたい。

 練習試合などをみると足も結構早い。ボールを奪って味方にいったんボールをあずけてからゴールまで全速力で走る姿は秀逸だ。そのパフォーマンスをこれから見せて欲しい。そしてボールをキープすると奪われないテクニック。相手が体を寄せて来た際には体を1回転させブロックして相手にボールを奪う気力を失わせてしまう。その能力は素晴らしい。

 そして的確な長短のパス。中盤でボールを奪えばFWにびしっとした(そういう表現が適切かどうかわからないが)くさびのボールやFWの動きを見たスルーパスを出す。また、視野が広く左右に正確なサイドチェンジのボールを出せる。パス能力は正直クライトンよりは上だと私は思っている。

 次節クライトンも芳賀も出場停止だが、はたして監督は彼を先発ボランチで使うかどうか。これまでの出場した公式戦の2試合は右サイドとFW。これまでの監督の采配を見ればそれはないと考えているが、私は彼を先発ボランチで使うべきと考えている。そしてクライトンが戻っても上里を先発で使い、クライトンをスーパーサブにすべきと考えている。
 上里には期待している。奇跡を起こすキーパーソンになってほしい。


posted by asa3804 |11:02 | 選手のこと | コメント(6) | トラックバック(0)