2021年09月20日
今の技術では相手ペナの中でパスで崩そうとしても難しい。別なアプローチが必要
当ブログでたびたび書いている「コンサドーレ病」 圧倒的にボールを持って攻めるもラストパスの精度が悪く、また連係が悪く、つながらない。例えつながってもシュートは枠にかないかGKの真正面 得点がとれないでいると一瞬の相手の攻撃にあっさり失点して負ける。 こういうパターンが多すぎるというかこればっかり。サポーターとしては当然憤りを感じ得ない。 しかし、どうしてこの「コンサドーレ病」起こるのか? 今更だがこの「コンサドーレ病」の原因を掘り下げて行こうと思う。 ミシャはここまでよくチームを作り上げてくれた。 それまでのカウンター主体、守って守ってあまりないチャンスにカウンターから得点して守って守ってようやく勝つというスタイルから、ボールを大事にしてボールを握って攻め立てるようになった。 ミシャのおかげだと思う。 データを調査したわけではないが、現時点ではボールを持って相手陣地にいる時間ではJ1 N0.1ではないかと思う。はっきりいって戦力が落ちてきている川崎Fよりも上だろう。 ではなぜ勝てないか。 ミシャはストライカーがいないからと嘆いている。 これは確かだろう。シュートが枠に行かない。シュートが枠に行ってもGKの真正面 ただ、それだけではないと思う。 ノノ社長が口を酸っぱくなるまで言っているチームは相手ペナの侵入回数ではリーグ屈指。しかしそこからが問題と これは一つはそこまでは崩せているがそこからの崩しができていないということだろう。 相手ペナまでは侵入できるがそこからのアイデア不足やボールフォルダーとボールを持っていない選手との連係の悪さ。そしてさらにはペナに入っている選手のオフザボールの動きが悪いということが要因だと思う。 ここが例えば川崎Fとの決定的な違い。 究極論は相手ペナのなかでも完全に崩してフリーでだれでもゴールに流し込めるような場面を作ること。 今のチームの形では最後はシューターの個人的能力に頼る場面が多すぎると思う。ゆえにストライカーのいない我がチームではシュートを打ってもなかなか入らない。 解決方法はそんな場面でもシュートを確実に決められるストライカーを入れることだが武蔵が去り、ロペスが去りと今後も資金力がないチームではストライカーを育てても確実にいなくなることは起きる。 これを解消する唯一の手段はペナのなかで確実に崩す力をつけるしかないと思う。 ただ、今のチームの実力ではまだまだ何年もかかるのは明らか。 そこまでだましだまし結果に結びつけていく方法が必要だと思う。 それには当ブログで何度も書いているが単純なサッカーを織り込んでいくことだと思っている。 足下足下のパスで崩すことばかりに拘らず、時にはドリブルで仕掛けて行くとか、ペナの中にはいったらまずシュートするとか。 時にはその前にミドルシュートも相手に与える影響はかなりあるだろう。 守りの意識が高い相手にいつものように、パス、パスそして精度のないクロスばかりでは完全に読まれる。 そして相手は怖くない。 なんでもかんでも崩そうとしても今は技術がないから10回に1回くらいしか成功しないだろう。だったら単純な攻撃を仕掛けるのも一つの手だ。 ドリブルすれば倒されてPKになるかもしれないし、シュートを打てばもしかしたら誰かにあたって入るかもしれない。またGKがこぼしてシュートを打てるかも知れない。そういう単純な攻撃も必要ではないか。 はっきりいって現状のチームの技術ではこのままパスで崩す方法にこだわっても勝ち点はなかなか増えないと思う。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |20:58 | 戦術 | コメント(8) | トラックバック(0)