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2021年04月18日

フルコートマンツーマンのやり方は一度原点に戻って考えた方がいいと思う。

 コンサの戦術、フルコートマンツーマン。この戦術の弱点を敵将に読まれていた。横浜FMの監督はやはり後半勝負だと思っていたようだ。

   (札幌がマンツーマンを敷いてきました。ビルドアップなど攻撃の評価をお願いします。)
  「前半から素晴らしかったです。予想していたとおりだったので、札幌がマンツーマンでプレスに来るのも分かっていました。得点こそ入りませんでしたが、プレスをはがして前に行き、組み立てからチャンスを作りました。一方、最後は自分たちのほうが運動量は多く、彼らは足が止まりました。彼らがずっとあのプレスを続けることは難しいと思っていたので、自分たちはそのスキを突こうということを伝えていましたし、選手が体現してくれました。」

 前半から全体的に体が重そうだったし、連戦の疲れもあった。横浜FMの監督でなくても後半、足が止まることはわかっていただろう。

 昨年も連戦ではマンツーマン戦術は瓦解していた。それでもあえてその戦術で挑むミシャ。初めから勝負は決まっていたようだ。

 そしてまだ季節は春。勝負の夏はこれからだ。今からこんな状態なら、とってもじゃないけけど夏は乗り切れないだろう。それでもやると言うのなら、悪しき根性論にしかならないのではないか。


 しかし、決して個人的にはマンツーマンDFが嫌いじゃないし、悪いわけじゃない。むしろ好きだ。これは要は使い方の問題だろう。

 連戦や夏場でこれをやるならメンバーを固定するのはやめるべきだし、メンバーを固定するならフルコートマンツーマンはいったん辞めるべきだろう。


 もちろんサブはミシャ戦術が浸透していないから代わりにはならないという意見もわかっている。よく言われることだ。しかし、ルヴァンカップではサブメンバーを使っているし、やって見ないとわからないということもある。

 それでもどうしてもだめならサブメンバーなら難しい戦術は辞めるやり方もあるだろう。


 とにかく今のままではジリ貧になると思う。一度原点に戻って考えた方がいいと思う。




                           勝手に叱咤コンサ外伝
                                       
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posted by 孔明 |19:20 | 戦術 | コメント(7) | トラックバック(0)