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2012年11月25日

無様な試合をドームで見せられて一向に怒りが収まらない。

 昨日の試合

 相手のポゼッションに振り回されまったく攻撃の形ができなかった。
良質の芝でパスワークに優れる横浜FMだったのでこうなるなとはある程度予想していたがそうとは言えあんまりな内容。
2失点でよく収まったとも言えた。

 今年の集大成とも言えるホーム最終戦にあんな無様な試合をホームのサポーターに見せて監督や選手はどう反省しているのか。

気になった点が何点か。

 まずはスローインがほとんどすべて相手のものになるということ。スローインは3バックの場合にはCBの奈良や櫛引が投げる決まりになっているが、チャンスがあってもボールに近い選手がすぐ投げないものだから時間をかけてしまう。スローワーを奈良や櫛引に代えて相手にしっかりブロックをされてしまい結局、相手ボールに。スローインは必ず奈良や櫛引がスローしなくてもいいだろう。チャンスがあればすぐボールに近い選手が投げるべき。まったくいつもながら見ていていらいらするシーンだった。
 これはボールを投げる選手と受ける選手の意識の問題。容易に改善できるのではないか。

 次は相手プレスにすぐ腰砕けになる点。相手の何人ものプレスを受けてボールを失うシーンは多く見るがそれ以前に相手のプレスに怯えて相手のプレスが寄せてこなくても簡単にボールを蹴りだしてしまう。
 しっかりつなぐという基本的技術ができていない。練習では鳥かごで毎日嫌になるほどやっているのに一向に上達していない。

 昨日の前半は結構、前からのプレスが効いてボールを奪っていただけに、丁寧なつなぎさえすればチャンスは広がったはず。

 他のチームは相手に囲まれても簡単にパスを回している。

 これは連携の問題もあるだろう。パスの受け手の問題もある。それにしても一向に改善されないのはどうしたことか。

 フリーの空中戦もすぐヘッドで返してしまう。胸トラップをしない。周りに余裕がありながらすぐヘッドで返してしまう。
  自陣深くの位置ならばやむを得ないのはわかるが、余裕がある位置では胸トラップをしたほうがいいのではないか。なんでもへッドで返すからすぐ相手のボールになってしまう。

  また、パスの呼吸があっていない。昨日も出し手と受け手のタイミングの悪さからパスは通らないシーンがあった。シーズン終盤になってのこのシーンなどは本当にいい加減にしてほしい。

 前半に相手のボールフォルダーを追いかけることに疲れてしまったのか後半はプレスもほとんどできなくなっていた。砂川や榊に代わって少し息を吹き返したがそれでも全体的に見れば後半もまったく試合になっていなかった。

 監督を代えれば簡単に解決するとも思わない。もっと根本からやり直さなければいけないだろう。

 あんな無様な試合を見せられてはサポーターも腹が立つというもの。

  試合終了後にサポーターが段幕を掲げ社長の言葉にブーイングをしたが、気持ちは分かる。しかしタイミングが問題。挨拶の時には静かに聞くべきだったし、やるならもっと以前からやるべきだったろう。

  いまさら遅すぎ。ホームの負け試合にはブーイング。当然のことを今までやってこなかったことがまったくの問題だったと思う。 

posted by 孔明 |19:43 | 今節の反省 | コメント(12) | トラックバック(0)