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2011年03月05日

初戦から戦術が壊滅状態

 まったくなにをやっているんだか。

 相手のジョジマールにあてて斉藤を走らせるという分かり切っていたワンパターンの攻撃を潰せずに、スペースにボールを出させ放題。
 
  ジョジマールを潰せずそのパスを出した相手に簡単に前を向かせさらにスペースに侵入した選手にボールを出させるという悪循環。

 こっちは内村を走らせるもマークがつねに2人付いてまったくボールキープできない。宮澤などはまったくいないと同じ状態。宮澤のところでボールを受けられないものだからラインも上げられずパスを出すところもない。また、足元にパスばかりして簡単に相手に潰されるというシーンを何度見させられたか。

 まったく昨年と変わっていない戦いぶりに今年もだめかという絶望感が漂う。

 とにかくオフザボールの動きがまったくない。 

 前線では砂川くらいしか動いていなかった。いったいキャンプでなにをしていたのか問いつめたい気分。

  守備では山下の前評判がよかったが、開幕戦で気負っていたのか、初めは動きが堅く相手にプレゼントパスをしてしまう不安定さを露呈した。しかし、彼の場合には試合をこなすたびに能力を上げていく選手にも見える。もう少し様子を見てみなければいけないだろう。

 細かなパス交換をするのはいいが、真ん中に偏っていたり、サイドをつかわなかったり、相手に読まれ放題ではラストパスがうまくいかずにシュートにいくことさえできない。

 とにかくオンオフの切り替えができない。攻撃はそのリズムが一辺倒、スピードもなければ硬軟の使い分けが下手。一本調子でこれなら相手に簡単に読まれる。

 最後のチアゴ大作戦には笑わせてくれたが、初戦から戦術が崩壊状態ではお先真っ暗。おそらく非公開練習はこれをやっていたのだろう。

  もっとも昇格を決めた2007年の初戦もこんな状態から始まったのだが、そもそもチームは引きこもりのカウンターではないポゼョションを標榜するので簡単には切り替われないだろう。

 はたしてて立て直せるのか、このままの状態でシーズンを通すのか。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |16:52 | 今節の反省 | コメント(7) | トラックバック(1)