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2011年01月29日

J2各チーム戦力補強状況 3

J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強を見ていきたい。

今回は最終回(大分、水戸、岡山、富山、北九州、鳥取の6チーム)

 大分は主力に退団者が多く出たが、それに見合った補強はできていない様子。
センターバックに水戸の作田、湘南から阪田を補強。主力を担いそうだ。また、FWは岡山からリ・ドンミョンを補強した。しかし、一番の補強は熊本の西だろうか。彼は河原が抜けたサイドハーフのレギュラーを獲りそうだ。ただ、全体的に補強は十分ではない。昨年から戦力が大幅に下がった印象だ。

 水戸も主力が多く抜けた。しかし財政難がもろに影響し補強は大卒選手に頼った感じ。特に守備陣の手薄さが目立つ。センターバックは大卒の塩谷、草津から尾本をとってなんとか体裁を整えた。また、サイドバックに栃木から移籍した岡田が目立った補強だろうか。
  一昨年の岐阜の補強のように大卒選手にかけるしかないという苦しい補強状況だ。ただ、大卒選手は当たれば費用対効果が大きいだけに期待は大きいだろう。大卒選手ではFWに磐田にいて順天堂大学に戻った岡本が目立つ存在。吉原が怪我で長期離脱するだけにスタメンもありそうだ。

 岡山は広島から移籍のストヤノフを補強して驚かせた。センターバックを努めるだろうが、守備の中核をとったことは大きいだろう。 その他はサイドバックの補強として仙台から一柳。ボランチは鹿島から大道といずれもレギュラーを狙える選手を獲得した。またサイドハーフには広島から桒田を獲得。中盤から後ろの補強としては十分だろう。しかし、トップの選手は補強は大卒の選手だけで不安が残るのではないか。

 富山は大幅な戦力の入れ替えがあった。GKに愛媛から鶴田。センターバックに甲府から池端、サイドハーフには甲府から大西、FC東京からソ・ヨンドクを獲得。池端と大西はレギュラーを獲得するのではないか。DFとMFに引退した選手が多かっただけに彼らには十分に期待しているだろう。攻撃陣は安定しているだけに守備陣が鍵を握るのではないか。

  北九州は各ポジションにまんべんなく補強した。GKに優也を獲得。不動の守護神水原との争いでレギュラーを取れるか。
 センターバックには栃木から宮本を獲得。河端との争いか。サイドハーフにはG大阪から安田、また、水戸から森村を補強。平均年齢が高いチームの中で若い選手だけに主軸に期待される選手達だ。
 FWは栃木から林を獲得。高さのある選手で大島との2トップとなるかどうか。
  他の補強は若手が多く、レギュラー争いは厳しいか。補強はしたが、退団した選手も多く、戦力的には昨年とあまり変わらないような気がする。 

 鳥取は守備陣の補強を重点にした。GKは大宮から多田。センターバックに横浜FCから戸川、サイドバックに湘南から鈴木、横浜FMからジョン・ドンホを獲得。いずれもレギュラー争いしそうだ。また、獲得が噂されるG大阪からトドがくればハメドと外国人2トップを張るのではないか。今年からJ2と言うことで、主力のほとんどは残留したおかで補強の分だけ戦力がアップした。しかし、昨年の北九州同様J2ではかなり厳しい戦力だろう。

posted by 孔明 |19:57 | J2チーム | コメント(2) | トラックバック(0)