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2010年09月20日

吉弘のブログ

 吉弘が昨日の夜にブログを更新していて驚いた。

 「今日の試合、応援してくださった方々ほんまにすみませんでした! チームのみんなにも迷惑かけたし繰り返さないようにします! またすぐ試合なんで前を向いて頑張ります!」と書いていたが、このように勝ち試合の後ならともかく負け試合、おまけに直接は自分のミスで負けた試合の後で更新するなどなかできないことだ。
 
  彼の素直な気持ちをあらわしていた。

 よく選手がブログを書く場合には試合と関係ないことを書いたり、試合のことを記載してもその結果について何日か後に更新する選手が多い中、勇気のある行為だと思う。

  確かに吉弘がロングボールの処理に手間取り、おまけに相手にのしかかり倒してしまった完全にファウルで彼の責任は免れないが、厳密に言えば録画を何度も確認したがあれはペナルティエリアの外に見えたし、PKではないように思う。監督は名前が分かるように吉弘のミスを非難していたが、非難されるべきはそこまで得点がとれなかったことで、彼に全責任を負わせるのは間違いだ。

 問題は得点がとれなかったこと。あのままいったとしてもスコアアレスドローがいいところだったろう。やはり非難されるべきはちぐはぐだった攻撃の方だ。

 厚別のピッチコンディションの悪さから対人に強い横野と上原を入れてDFの裏にボールをけり込む戦術を選択したらしいが、ラストパスやシュートの精度の悪さが出てしまった。相手の鳥栖も決して状態はよくはなかったから正直勝負はどうころぶかわからなかっただろう。そこをきっちりとものにするのが強いチーム。

 近藤は「チャンスを作る最後のところまでは、要所でできていたと思うが、自分も含めラストパスの精度がよくなかったと思う。」と言っていたが、昨日の近藤はふつうの近藤でやはりポストプレーは雑でロングボールも足下で受けては簡単に蹴ってボールを失っていた。

 また純平は「ミスが多すぎたと思う。グラウンド状態が悪かったといっても、あれだけミスが多かったら、得点は取れない。」を言っていたが、グラウンドの状態が悪いと言ってもミスはできるだけ少なくするのがプロだろう。

 一番の問題はホームの試合で結果を出せなかったことだ。監督の采配も疑問符がついたものもあったし、まったく残念な試合だった。

posted by 孔明 |19:44 | 選手のこと | コメント(3) | トラックバック(0)