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2010年05月22日

勝ち点を1獲ったのではなく、勝ち点2を失った試合。

  いくらアウェイだからといって最初から飛ばさないのはまだしも動き出し遅く、しまいにはボールウオッチャーばかりでは試合には勝てない。

  前半からさほど調子のよくない相手にセカンドボールをほとんど拾われて、防戦一方。プレスも甘く人数をかけたプレスができていない。選手達は基本からやり直さなくてはいけないのではないか。

  初めから後半勝負と言うことはわかっていたが、それにしても前半のぐだぐだは何なのか。前半は特に動き出しが悪くてボールフォールダーにプレスに行くのは初めの1人だけ。数的有利という言う言葉を理解していない選手が多すぎる。

 勝負に行った後半、怪我明けの選手を続々と投入したがシュートを打てる状態にもならないものだから、相手は怖くない。最後の最後に惜しい内村のシュートがあったが、惜しいチャンスはそれと砂川が相手からプレゼントパスを受けて放ったシュートくらいではなかったか。

 そして、問題だったのは近藤の行為。ドリブルをしていて相手にファールされボールが前にこぼれたのだが、せっかく数的優位に立つシーンをファールをアピールするためにセルフジャッジをして試合を止めてしまった。主審はあのままプレーを続ければ流してくれたはず。あそこは自分でもっていけばビッグチャンスになるシーン。せっかくのチャンスをみすみす逃してしまったのは残念だ。

  先発の朴はあまり目立たなかった。ゲームを組み立る選手というわけでもないのだろう。かといって玉際に強いと言った印象も今日の試合では受けなかったが、今後試合に出場して慣れることが先決だろう。

 全体的にやはりオフザボールの動きが乏しい。チャンスになっても動きが少なくて、おまけにパスミスが多いときては決定的なチャンスもつくれない。

 確かに相手は前線にスペースを作らないように工夫をしてきた。それならば岡本や古田がもっと飛び出さなければいけないのにその工夫もしていなかった。
 後半2トップにしたのは正解だろう。早々に選手を替えたのも良かった。ただ、勝負をかけた後半によい形を作らなかったのは残念だった。

 また引き分け。また勝ち点はナイナス2だ。

 選手達は勝ち点を1取ったのではなく勝ち点を2失ったと言うことを肝に銘じなければいけないだろう。


 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。  

posted by 孔明 |16:38 | 今節の反省 | コメント(2) | トラックバック(0)