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2014年02月11日

J2各チーム戦力補強状況 3

 J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強状況を見ていきたい。
今回は最終回 北九州、愛媛FC、富山、熊本、群馬、岐阜、讃岐の7チーム

 北九州は実のある補強をした。
退団者はGK武田、MF森村、FWキムドンフィ、ナムイルウなど
新加入はG大阪からサイドバックの星原、湘南からボランチの下村、川崎からMF風間、京都からFW原
  特にボランチの下村とFWの原は主力クラスで北九州の攻守の層を厚めにしたと言っていいだろう。
 着実に戦力をアップさせたと思う。

 愛媛FCは入れ替わりが激しい。
 GK秋元、DFアライール、小原、黒木、MF赤井、トミッチ、東、加藤、伊藤、松本FW、謙伍、オズマール、重松などがチームを去った。
新加入はGK曵地、京都から児玉、新潟からDF村上、栃木からDF西岡、福岡からDFキムミンジェ、鳥取からDF林堂、熊本からMF堀米、京都からMF原川、福岡からFW西田、FWムン・ドンジュなど
 昨シーズン活躍した主力も多く抜けまったく新しいチームになった。
  GKは曵地がレギュラーをとれるか。このチームも20歳代前半の選手が多く若手に期待をかけるチームになりそう。
期待はMFの堀米、そしてU-21でも活躍した背番号10の原川。新外国人のFWムン・ドンジュがどのくらいやれるのかも注目


  富山は主力をほぼ残留させることに成功させ、新たな戦力を加えた。
退団者はGK守田、DF船津、足助、吉井、MF山瀬、FW黒部、三根
補強は福岡からGK水谷。京都からCB秋本、清水からMF内田、FC東京からMF中島
FW三上
 船津が抜けたのは痛いが代わりに秋本が入り、黒部の代わりに三上そしてU-21で活躍した中島が入り実質戦力アップしたのではないか。
チームは10位以内を目指すと言っているが可能な戦力となったのではないだろうか。

 熊本は入れ替わりが激しかった。
GK南、DF青木、筑城、福王、MF堀米、FW北嶋、白谷、ウーゴなどがチームを去った。
入団者は富山からGK金井、愛媛からDF園田、岡山からDF篠原、MF岡本、FWに東京V巻。また新人に熊本ユースから2人昇格させ大学生から2人加入させた。
比較的若いメンバーが加わることになった。
なかでは実績のある岡本と巻が主力となるのではないだろうか。
やはり岡本の入団が大きく戦力をアップさせたと言っていいだろう。

 群馬は主力を残留させ入れ替わりが少なかった。特に平繁、2人のブラジル人の残留が大きかった。
退団者はDF保崎、中村、MF櫻田、FW遠藤など
入団者は長崎からGK岩丸、磐田からDF金沢、熊本からDF青木良太、大宮からMF宮崎など
このなかでは左サイドバックの金沢、CB青木良太が主力で働きそう。
大幅な戦力アップではないが、着実に戦力を整えたという印象がある。

 岐阜は監督がラモスになり、スポンサーも獲得して実績のある選手の補強をした。
DFのデズモンド、MF服部、リハンジェ、染矢、柴原、FWハージェ、ヴィンセントケイン、樋口が退団
代わりにGK川口、大分からDF深谷、栃木からMF三都主、大分からMF宮沢、横浜FCからMF高地、徳島からMF太田、水戸からFW難波、名古屋からFWチアゴ、またボランチにブラジル人のヘニキ。そしてアンダーのコロンビア代表の経験のあるFWナザリトといった面々
 彼らの多くは30代で年齢層が高く1年を通して働けるかが注目ポイント。
退団者ではMF染矢の退団が大きい。岐阜の攻撃の一つの駒だっただけにいなくなったのは残念だろう。
ただ、全体的に戦力はアップしたと思われる。守備ではCBの木谷が完全移籍で残留。深谷の獲得が大きい。ボランチは宮沢、ヘニキの加入で引き締まった。また左サイドハーフの高地の加入も大きい。FWには身長のある若いナザリトを獲得して攻撃陣もてこ入れした。予想がつかない外国人がどのくらい活躍するかで変わるが残留争いから抜け出た感はある。

 讃岐はJ2に昇格したがさほど大きな補強はしなかった。
DF天羽、吉澤、MF太田、FW石田がチームを去った。
新入団はJ3相模原からGK森田、同じく相模原から左サイドバック小澤を獲得、G大阪からもDF沼田を獲得した。また、栃木からMF高木、琉球からFW我那覇が加入した。
いずれも主力として活躍しそうだが、目玉の補強はなく若干寂しい補強だ。
現有戦力の底上げがポイントとなるだろう。


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posted by 孔明 |20:02 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年02月01日

J2各チーム戦力補強状況2

 J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強状況を見ていきたい。
今回は2回目栃木SC、山形、横浜FC、岡山、東京V、福岡、水戸の7チーム


 栃木SCは財政難が表面化して多くのレギュラーを手放さざるを得なかった。
  チームを去ったのはクリスティアーノ、サビア、パウリーニョの外国人3人と三都主、高木、菊岡、當間など
  代わりの選手は横浜FCからFWの大久保、愛媛からFW重松、清水からイ・ミンス
鳥取からDFドゥドゥ。大分からMF永芳、清水からDF岡根など。今ある予算で最大限の補強をした印象。
 レベルは確実に落ちたが、できることはやったという補強だろう。
 なかでも得点力のある大久保をとったことは大きい。彼の働きが栃木の浮沈を握ると言ってもいいかもしれない。

 山形は監督が石崎監督に代わって積極的な補強をした。
退団選手はサイドバックの中村太、センターバックの堀之内、作田などだったが
補強は栃木からDF當間、富山からDF船津、MFディエゴ、磐田からボランチの松岡、G大阪からFW川西
 なかでも日本で実績のあるディエゴの加入は大きい。また、富山の船津も力強い補強だ。もともと攻撃力はあるチーム、攻撃力をさらに増強して守備を整えた感が強い。確実に戦力はアップした。注意しなければいけないチームだ。


  横浜FCは主力がかなり流出した。GKのシュナイダー潤之介、DFの森下、ペスンジン、MF高地、MF武岡、FW大久保、FW田原など
  その代わりは外国人を中心に補強したが、多くはベテラン。外国人は未知数だ。
 GKは熊本からベテランの南、CBのドウグラス、韓国からボランチ安英学、仙台からボランチの松下、東京VからMF飯尾、小池、FWのホナウド、そして191cmのFWパクソンホ。
 補強ではボランチ松下の獲得が大きい。
 ベテラン選手と新外国人が機能するかどうかがポイントだろう。


 岡山は主力が残留、主な退団者は金 民均と桑田くらい。現有戦力では押谷が残留したのは大きかった。補強は湘南からDF鎌田、岐阜からMFの染矢、鳥取からFW久保、FC東京からFW林くらいと動きがあまりなかった。
 
  そのなかでは染矢、久保が先発候補か。
  特に染矢はスピードあふれる選手で確実に岡山の戦力になるはず。
  久保も今までいなかったポストができる選手として重宝するのではないか。
 補強としては着実に戦力をアップさせたように思う。


 東京Vは主力が多くチームを離れた。DFの刀根、石神、MF西、飯尾、小池、FW巻
  また、U-21で活躍した中島が退団した。
 補強は復帰組とアカデミーからの昇格組がほとんど
 復帰組は横浜FCからGK柴崎、甲府からFW平本など6人
 その他は京都からMF姜 成浩、仙台からMF田村など
 後はU-18から3人を昇格させた。
  このチームは財政難で自前で選手を育てる方針にいよいよ切り替えるとのことだが、ブラジル人をこれから獲得するらしいこと、なぜ中島を手放したのは合点がいかない。

 福岡は財政難にもかかわらずかなり有効な補強をした。
まずは城後が残ったことが大きな補強だろう。
  また大分からGKの清水、松本からサイドバックの阿部、鳥取からサイドバックの武田、神戸からセンターバックのイ・グァンソン、北九州からトップ下の森村、G大阪からFW平井と主力級を獲得した。
 退団者はGKの水谷、DFキム・ミンジェ、尾亦、宮本、MFの岡田、金久保、船山、FW西田と11人
 限られた予算のなかではかなり頑張った補強だろう。
 これで昨年より確実に戦力アップしたのは間違いないだろう。

  水戸はJ1チームに主力のDF輪湖とMF橋本を獲られたのが大きい。
他の退団者はDF近藤、加藤、FW難波ら
  補強はこれに比べれは小粒感は否めない。
  神戸からDF金、鳥取からDF田中、新潟からMF小谷野。松本からMF吉田。湘南からFWに馬場
 特に橋本の抜けた穴は痛くその補強はできていない。吉田と馬場が頑張ってその穴を埋めなければいけないだろう。


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posted by 孔明 |20:18 | J2チーム | コメント(3) | トラックバック(0)

2014年01月27日

J2各チーム戦力補強状況 1

 J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強状況を見ていきたい。
今回は1回目湘南、磐田、大分、京都、千葉、長崎、松本の7チーム

   湘南はJ2降格で主力である高山、ハングギョンがチームを去った。話題になったGKのアレックスサンターナも契約期間満了になった。その代わりにGKは愛媛から秋元、FC東京からDFの丸山、鳥栖からトップ下の岡田を獲得した。また大卒も4人加入した。
 また新外国人にボランチのエデルが加入した。
 しかし、全体的に補強は地味で戦力的にはマイナスだろう。現有戦力をいかに底上げするかがポイントだと思う。

 磐田はJ2降格したが主力のほとんどは残留しJ2では豪華すぎる布陣となった。
チームを去ったのはGKの川口、安田、カルリーニョス、小林裕など
 その代わりアタッカーの松井、ボランチのフェルジナンド、神戸からポポ、GKにG大阪から藤ヶ谷が加入した。
 J1だった昨年よりも戦力は返って上がったのではないだろうか。特に松井、ポポのコンビは脅威。J2では反則レベルといえるだろう。黙っていても間違えなければ自動昇格を確実に狙える戦力だ。

 大分はJ2降格に伴って大量15人もの人数がチームを去った。主な退団者はGKの丹野、DF深谷、MF宮沢、永芳、ロドリゴマンシャ、FWの森島
 新入団選手は、鳥栖からGK室、C大阪から武田、鳥栖からボランチの末吉、千葉からボランチの伊藤大介、名古屋からサイドの田中輝希など小粒感は否めない。
 特にFW森島の代わりのFWの選手が見あたらないのは痛いのではないか。

  京都はC大阪にDFの安藤と染谷が引き抜かれた。また、DF秋本、MFの倉貫、FWの原が退団した。
 加入はブラジル人のFWのアレッサンドロ、MFのジャイロ、名古屋からサイドバックの石櫃、神戸からFWの有田など
 実力が未知数の外国人に頼った布陣ともなりそう。
 また、染谷の抜けたセンターバックの補強がなくそこが不安

  千葉米倉の抜けた穴が大きい。昨シーズンの後半は戦術米倉とも言われただけに
かなりの戦術の変更を余儀なくされるだろう。
 他の退団者はGKの大久保、ボランチの伊藤大介、FWの深井
  新入団者はサイドバックを主に加入させた。横浜から右サイドバックの天野、左は山形から中村太、柏からU-21代表の山中
  他のポジションは主だった補強がなかっただけに全体的には戦力の上積みがなかったと考えてよいだろう。

  長崎GKが総入れ替え。金山、岩丸、原田がチームを去った。
また、痛かったのがボランチの岩間の移籍。長崎のプレッシングサッカーを支えただけにかなりの痛手だろう。また、幸野もレンタルバックになった。
  代わりにGKは千葉から大久保、山形から中村、FC鹿児島から若い船川
  DFは東京Vから石神、サイドバックに浦和から野田、ボランチには神戸から三原が加入。トップ下に愛媛から東が加入した。また、FWは広島から若い井波が加入した。
 このメンバーではボランチの三原にかかる期待が大きいだろう。また石神も十分な働きが期待できるはず。問題は幸野がいなくなってトップにだれを据えるのかも大きなポイント。また、やはりGKが気になるところ。誰を起用するのかいずれにしても試行錯誤となるだろう。

  松本はピンポイントの補強で戦力を上げた。
 退団者はMF楠瀬、弦巻、FWのホドリゴ・カベッサ、長沢
 新入団は栃木からFWサビア、長崎からボランチの岩間。名古屋から右サイドバックの
田中隼磨。また大卒の3人も即戦力として計算できる。
 サビア、岩間、田中はいずれも主力として計算できるだけに大きな戦力アップだろう。
 今年は松本がかなりのライバルになるに違いない。 


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posted by 孔明 |20:00 | J2チーム | コメント(3) | トラックバック(0)

2013年03月01日

J2順位予想

もうすぐあと2日でJ2リーグも始まる。
ここで今シーズンの順位予想をしてみたい。

1 G大阪
2  千葉
3  神戸
4  京都
5  横浜FC
6 コンサドーレ
7 栃木SC
8 徳島
9  福岡
10  山形
11  岡山
12  東京V
13  北九州
14  熊本
15 水戸
16  松本
17  群馬
18  富山
19  鳥取
20  岐阜
21  長崎
22  愛媛


  1位のG大阪は鉄板だろう。普通にやっていれば ぶっちぎりで首位を走りそう。
  2位の千葉から4位の京都までは個々の能力からすればこの3チームが争うのではないか と思う。
    5位の横浜FCからから11位の岡山まではどこがくるのかまったくわからない。
    中位から下位も激戦。

  残留争いもかなり厳しいものがある。
  岐阜と鳥取、長崎、愛媛あたりの争いになるような気がする。

  コンサもここにだけは巻き込まれないようにしなくてはいけない。

    コンサは上位の位置で食らいつき、調子を上げて終盤に一気にスパートをかけて自動昇格圏の2位以内に躍り出たいところだ。
  いずれにしても上位はかなり混戦になるだろう。プレーオフ圏内の3位から6位の争いは苛烈になるに違いない。
    まずは目標は6位以内。
 それにしてもライバルが多い。このライバルを蹴散らしてゴールにたどり着けるか。
 
  まずはホームでしっかり勝つことが必要。ホームで勝ってアウェイでは順位が下のチームには確実に勝ち点3をとっていくことだ。


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posted by 孔明 |19:30 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(1)

2013年02月28日

J2各チーム勝手にチーム力検討3

 来週からJ2リーグが始まる。各チームの状況はどうか。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。最終回は下位争い、降格争いをするであろう7チーム
(群馬、松本、富山、鳥取、岐阜、愛媛、長崎)

  群馬は15人が加わり、メンバーががらりと変わった。システムは3-4-2-1のツーシャドー。攻撃では実績のある平繁が中心。新外国人のエデルがどれくらいやるだろうか。2シャドーの位置には小林と青木が入る見込み。
 昨年までボランチをしていた松下と櫻田のコンビに代わり、加藤と黄が入り、新コンビヲ担う。ここがどれだけ機能するか。スイーパーは増田と新外国人のジュニオール・アウベスの争い。「野武士のように荒々しいサッカー」を標榜しているらしいが、はたして懸案の守備は大丈夫だろうか。

  松本は昨年J2初参戦にして、12位と躍進した。今年はJ1昇格を目指しているらしいが、反町監督の再生工場(選手起用)が今年もうまく機能するかどうか。システムは3-4-2-1の2シャッドー。
 選手を大幅に入れ替えたことで、どんな影響がでるか。
  移籍した岩沼はかなり重宝されているらしい。ボランチにウイングバックにストッパーにと試されており。今はボランチが定位置に近いらしい。
 攻撃では塩沢がエース格。昨年11点取った彼の他に長身の長沢と層が厚くなった。
 シャドーは北井、船山、吉田、弦巻と争いは激烈。
  守備は昨年の堅さを今年も堅持するか。スイーパーは多々良と飯尾の争い。守備は昨年の堅さをそのまま継続したいだろう。    

  富山はシステムを昨年のダブルボランチの3-2-4-1からアンカーを置いた3-1-4-1-1に変更した。
 プレッシングを基本とした攻守をスピーディーにするサッカーを基本とする。その攻守の中心はアンカーの森
 そして一列前のインサイドハーフには2人の韓国人ソ・ヨンドクとキム・ヨングンが攻撃の司令塔となる。
 トップは昨年不完全燃焼だった西川がどれだけ得点がとれるか。
 ベテランの黒部と苔口が今年もキープレーヤーとなる。
 ストッパーには船津の復帰が大きいか。
 スイーパーは御厨が怪我をしただけに開幕戦は難しそう。その場合には吉井がかわりに出場しそうだ。
 選手個々のレベルでは今年も残留争いをしそうだが、いずれにしてもインサイドハーフの2人の韓国人のできがチームの浮沈を握ると言ってもよいのではないか。

  鳥取はここにきて3人の外国人を補強。その外国人はフィットするか。
 センターバックは戸川が怪我で開幕は出場できない。
 その代わりは柳楽と新外国人のラファエルか
 ボランチには新戦力の横竹が中心、彼が攻守に幅広い活躍をすれば鳥取は躍進するのではないだろうか。その相方はミスターガイナーレ実信か新外国人のレジナルドか。
 攻撃は新戦力の永里がサイドハーフで中心になる。彼が輝きを見せればかなり鳥取の戦力になるだろう。
 FWは久保と岡本になるだろうが、特に岡本には期待しているだろう。
 昨年ワースト失点を記録した守備が気になるところ。サイドバックに千葉から武田が入ったが懸案の守備でどれだけ貢献できるか。
 新外国人がフィットすれば降格争いは回避できるだろうがそうでなければ今年も降格争いをしそうな感じが強い。

 
 岐阜は攻撃陣に点取屋がほしいところだ。美尾を中心に考えるとそこからFWの井上、山崎、サイドハーフの染矢がどのくらい点をとるか。ボランチは服部、リ・ハンジェが安定しているだけに昨年からの課題である得点力の向上を図りたいところ。
  守備は昨年後半からずいぶんとよくなったので、そのまま継続したいだろう。
 DFの競争も激しくなってきたらしい。CBは田中と関田だが、新外国人のデズモンドと身長の高い新井も割って入るか。  
  新外国人のデズモントが使えるならばレベルが高い争いができそう。
 ただ、やはり課題は攻撃だろう。どうやって点をとるのか。攻撃陣の奮闘を期待したいところだろうが、全体的に見て降格争いは免れないのではないか。

 愛媛はFWの有田の穴が大きいか。代わりはFC東京から移籍した重松だが、どれだけ点がとれるか。練習では河原のワントップも試しているらしい。
 シャドーの横浜FMからレンタル移籍してきた松本に現横浜FMの斎藤を思い浮かべ期待しているサポーターも多いのではないだろうか。
 しかし、怪我人が多くて4バックではなく3バックも試しているようで苦しい布陣を強いられているようだ。
 ただ、頼りはボランチの名古屋から移籍した吉村の経験と能力。相方のトミッチとともに攻守のキープレーヤーだ。
  サイドハーフの謙伍がどれだけ点に絡むプレーができるかもポイント
 しかし、攻守ともに決め手を欠き、降格争いを演じるのではないだろうか。

 長崎はJ2初参戦でかなり補強をした。昨季の選手が控えに回ることが多く、JFL次代と比べレベルアップをした。特にストッパーとスイーパーは経験豊富な高杉と山口が入り昨年のJFLMVPの河端が控えに回る公算が高い。この並びで組み失点をなるべく抑えたいはず。
 攻撃陣は佐藤の加入が大きい。ポストになれる選手だけに、佐藤を柱とした布陣で攻撃を仕掛けていきたいところ。
 システムは3-4-2-1の2シャドー
 幸野と神崎が2シャドーの位置でどれだけ攻撃に絡めるか。
  ただ、練習試合でもなかなか得点がとれず攻撃に課題があるらしい。
 残留を争いには巻き込まれるような気がする布陣だが、地元出身の高木監督がどんな采配を見せるかが注目だ。


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posted by 孔明 |19:41 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(1)

2013年02月26日

J2各チーム勝手にチーム力検討2

 来週からJ2リーグが始まる。各チームの状況はどうか。

 勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。今回はあわよくばJ1昇格争い。上位争いをするであろうと思われる7チーム(山形、東京V、岡山、福岡、北九州、水戸、熊本)

  山形は攻撃サッカーを標榜している。攻守にアグレッシブなサッカー。
  攻撃はFW山崎や中島が中心になるだろう。  萬代や林もいて高さには自信があるチームだ。
 ボランチには秋葉と宮阪が健在でチームを引き締める。この心臓部がいかに働くかでチームの浮沈が決まってくるだろう。ロメロ・フランクは有力なオプション
 守備はCBの堀之内が加入して強化された。もともと守備が得意なチームだけに攻撃力が高まれば昇格争いに入ってくるのではないだろうか。

 東京Vは監督も代わりメンバーも大幅に変わってすっかり違うチームとなった。
 移籍選手が多いだけにどれくらい連携がとれるか。
 北九州でチームの中心だった、10番の安田がどれだけ攻撃に絡めるか。
 攻撃はドイツに移籍した阿部が抜けたアタッカー陣に点取り屋が生まれないと厳しそうだ。その役割は高原か常盤か中島か。いずれにしてもチームの大黒柱のボランチ西からの攻撃が増えそうだ。
 守備はGKもDFラインも大幅に変わっただけにどんな連携をみせるか監督の腕の見せ所だろう。

  岡山は昨年8位とプレーオフ圏内にもう少しの位置まで浮上した。点取り屋が抜けたが荒田と押谷といったJ2で過去に実績のある選手を獲得して攻撃に厚さを求めた。この2人が活躍すればかなりの攻撃力がアップするのではないだろうか。そしてボランチはJ2でも屈指のボランチになった千明と仙石が今年も中心になる。
  守備では近藤の復活が大きい。CB陣は安定しているだけに競争を引き起こせばさらなるステップアップになる。
 システムは3-4-2-1
 守備力もついて侮れない存在になっており、昇格争いに加わってもおかしくない実力を付けているチームだ。

  福岡は外国人監督の下アグレシッブなチームを作りつつある
攻撃の中心は今年も城後だが、オズマールがフル出場すればかなりの得点をとるのではないだろうか。大宮から移籍した金久保もトップ下で活躍すればかなりの戦力になる。昨年は18位に沈んだが、こんなところにいるチームではないはず。 ワントップの坂田がゴールを量産すればかなりの良い位置にいくだろう。
  守備ではボランチがキーポイントか。いかに中盤でボールを奪えるか。チームはアンカーを置くシステムをやっているようだが、韓国人のパク・ゴンがやるようだがここでいかに相手をつぶす仕事ができるかどうかチームの浮沈がかかっているだろう。
 

 北九州は監督が代わりがらっとメンバーが変わった。
  攻撃ではFWには池元がいるが、大島はJ2だと活躍できるだろうか。池元とコンビを組む若い選手がでてこないと得点力不足は解消しないか。ルーキーの大卒柿本が早々に出てくるようにならないとこのチームの向上はないような気がする。
 攻守の要のボランチには八角や鈴木といった中堅がいるがよほど頑張らないとだめだろう。
守備は前田や渡邉が頼りだが、経験がある富士と宮本がDFラインを引っ張っていかなければいけないだろう。外国人ではキムドンフィに期待か。韓国の世代別代表にもなった経験があるだけに、サイドの争いで森村や渡と高いレベルで競い合いたいだろう。


 水戸はロメロ・フランクの穴が大きいが、木暮の評価も高いのでどれだけやれるか。
 柱谷監督が3年目で集大成の年。J1昇格を掛けたいだろうが、戦力不足は否めない。
 攻撃は鈴木中心だが、相方のFWの人選に苦労している。
 サイドハーフは人材が豊富。それだけにここで点をとれないと苦しくなる。橋本や小澤が活躍しないと得点力も伸びない。
 守備は富田がCBの候補だが、CBは昨年怪我をした加藤もいて激戦。右サイドバックに近藤がいてここからの攻撃も一つのポイントになる。

  熊本はCBの矢野の怪我で開幕は微妙。本来ボランチの吉井を使っているようだが、こここは層が薄く厳しいポジションだろう。
 昨年のメンバーが大半残っており計算ができるが、決定力に乏しいところが問題。
 FWには北嶋、斎藤がいるがどれだけ得点を量産できるか。昨年怪我でほとんど活躍できなかったファビオが復活するかどうか。
 ボランチには攻撃の司令塔の養父がいるだけに彼を経由した攻撃を活発化させたいだろう。
  サイド攻撃は片山と蔵川がいて期待できる。特に左サイドの片山は攻撃的だけにここからの攻撃が多くなるか。


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posted by 孔明 |20:00 | J2チーム | コメント(2) | トラックバック(0)

2013年02月23日

J2各チーム勝手にチーム力検討1

 各チームは現在プレシーズンマッチ、練習試合の真っ最中。移籍も概ね終わったようだ。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。

 まずは昇格争いをすると思われるG大阪、神戸、京都、千葉、栃木SC、横浜FC、徳島
の7チーム

J1でも優勝を狙えそうなのはG大阪
  それだけ個々の能力が高い選手がたくさんいる。
個々の能力だけで相手を圧倒する勢い。
 そしてチームも大人で、戦術も体現している選手がたくさんいる。おそらくリーグ戦を独走するに違いない。FWレアンドロ、家長や倉田などの攻撃力は抜群で、遠藤や明神も健在でJ2では別格の力だろう。
 守備ではCBの今野と岩下が引き締める。心配なのは代表で遠藤と今野が不在の時か。ただ、選手層が厚いだけにJ2ではその不安も杞憂に終わりそうだ。死角はないように思うが、問題はJ2の引きこもりサッカーをやられたときの対処か。がちがちの守りに入られた時にはたして崩せるのかどうかが問われるだろう。

 G大阪に続いてタレントを多く抱えるのが神戸
 特に攻撃陣は田代や都倉、ポポ、マジーニョ、J2を知っている有田がいて、どこからでも点を取れそうである。ボランチにはエステバンや橋本が控えて展開力も確かである。
 守備もセンターバックに出戻りの河本、北本がいて、固そうだ。
 選手層はJ2でも屈指だろう。
 ただ、このチームは個々がしっかりしているがこれといった攻撃のパターンがないのが弱み。このチームも相手が引いてきたときに崩せないとなかなか勝ち点はとれないだろう。持ち前の堅守速攻でどれだけ得点できるかがポイントだろう。

  京都は山瀬を獲得。攻撃の核を獲得した。また、宮吉や三平が活躍すれば得点力が上がるだろう。
  守備ではバヤリッツァや安藤がいて万全だろう。
 昨年からのメンバーが多く残り、戦術の理解度は高い。チームは完成されている印象だ。このチームは昨年昇格できなかった悔しさを強く持っているチーム。J1に昇格したい思いは相当強いだろう。それだけポテンシャルは十分に持っているだけに乗らせると恐いチームだ。

 千葉は昨年の堅守のイメージから攻撃に力を入れた補強をした。ただし、攻撃は外国人頼み。外国人のジャイールとケンペスがどれだけ点をとるかにかかっているだろう。
その外国人はジャイールが好調らしい。サイドが得意のポジションで得点も量産しそう。この外国人に点をとらせるのが兵藤、谷澤の仕事。ここがいかに働くかがポイントとなる。守備は山口、竹内のCBが固い。堅守は今年も続くのではないだろうか。選手のレベル的には優勝も狙えるチームだと思う。

  栃木は的確な補強でチーム力を確実にアップさせた。特にFWに近藤、サイドハーフにクリスチィアーノの加入は大きい。そしてボランチにはパウリーニョが健在。三都主をボランチに配して、攻守の切り替えをしっかりさせた。
  攻撃では菊岡とクリスチィアーノが攻撃を牽引するだろう。
 攻撃のレギュラーが決まっているチームで得点の形がしっかりしているチームが仕上がったのではないだろうか。それに比べて弱いのは守備か。センターバックの當間とチャ・ヨンファンがどれだけ失点を抑えるか。このチームはどれくらい守備が頑張れるか失点をしないかでチームの浮沈が決まるだろう。  

  横浜FC攻撃陣は高いレベルを持っている。田原とカイオ、大久保、黒津など駒は豊富。サイドハーフは高地が中心になってチームを引っ張らなければいけないだろう。
 守備はCBに森下が入って引き締まったが、CB陣の層が薄いのが難点か。
サイドバックにはコンサのOBである西嶋と市村が入ってどれだけ攻撃に守備にと活躍できるか。
 ボランチは草津から来た松下がレギュラーをとりそう。
 攻撃陣は計算できるだけに守備陣がどれだけやれるかにかかっているような気がする。
監督は昨年実績のあった山口氏だけに昇格戦線に絡んでくるの間違いないのではないか。

  センターラインを強化した徳島
 システムは3-4-2-1の2シャドー。
 得点力のある津田と高崎が絡めばかなりの攻撃力を発揮するものと思う。
また、シャドーの鈴木や大崎、アレックスのアタッカー陣が活躍し、司令塔の柴崎が中心になってチームを推進すればかなりの勝ち点を稼げるはず。
 守備は千代反田が入って確実になったが、ストッパーの層が厚くないだけに怪我人がでれば厳しい戦力となる。いかに失点を防ぐかが課題だろう。
  個人のレベル的には昇格争いに割って入る力を持っている。
 2年目の小林監督も捲土重来を期しているに違いない。


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2013年02月05日

J2各チーム戦力補強状況3

J2各チーム戦力補強状況3
 今回は最終回。愛媛、草津、福岡、富山、鳥取、岐阜、長崎の7チーム

 愛媛は退団者が多かった。DF前野、MF内田、田森、大山、FW福田、有田ら。
  このなかで前野と有田の2人の穴は大きい。
  代りは福岡からDF小原、MF吉村、河原(えなり)が加入、湘南からDF三原、横浜FMから松本、京都から伊藤、FWにFC東京から重松を獲得したがいずれもレンタルで、レンタルに頼るチーム作りではこの先厳しいだろう。 
 

  草津は外国人がどのくらい働くか。退団者は御厨、永田、松下、熊林、アレックスラファエルと主力級が多かった。
 代わりはブラジルからDFジュニオール・アウベス、山形からMF永田、富山からMF加藤、広島からFW平繁、千葉からFW青木。ブラジルからFWエデルなど15人も入団した。
 特にジュニオール・アウベスとエデルの働きによって成績が変わってくるのではないだろうか。
  また、大量の入れ替えで、先発メンバーは大きく入れ替わることが予想され、別のチームになったような感がある。

 福岡は大量に退団者が出た。DF小原、和田、MF鈴木、成岡、末吉、FW高橋泰など13人
補強はこれに比べて京都からGK水谷、山形からDF宮本、山形からMF船山、大宮からMF金久保とこじんまりした補強。十分な補強はできず現有戦力の底上げを図らなくてはいけないだろう。

 富山はDF福田、吉川、MF西野、加藤、FW甲斐らが退団した。このなかではCBの中心の福田の退団は大きいだろう。
しかし、草津から御厨をとって代わりにした。そしてC大阪からDF船津の復帰は大きい。他には愛媛からMF大山、京都からFW三根を獲得して、センターラインを強化した。
 選手層は厚くなったのではないだろうか。

  鳥取はメンバーがかなり入れ替わる。
  退団者は、GK井上、DF水本、加藤、MF美尾、小井手、三浦など14名に上った。
 代わりに千葉からDF武田、川崎からDF田中、栃木からDF柳川、MF横竹、甲府からMF永里、水戸からFW岡本、Y.S.C.CからFW辻をとって補強に積極的だった。 特に横竹と永里は主力と期待されており。全体的には昨年よりレベル的に上がったのではないだろうか。残留争いを回避したい意欲が感じられる。

  岐阜は退団者がかなり出た。主な退団者はDF三田、野田、MF橋本、FW佐藤、アブタ、樋口。それに見合った補強ができたかというとそうでもない。

  新規加入はGKぎーさん。横浜FCからDF杉山、藤枝MYFCからDFデズモンド、鳥取からMF美尾、千葉から益山ら。また、セレクションで大卒の平野、フェイルノートU-19から清本を獲得したが佐藤らのマイナス分を埋め切れていない印象だ。

 
  長崎は新たなJ2での戦いにむけて積極的補強をした。MF中井、山城、山本らが退団。
熊本からGKに岩丸。愛媛からDF高杉、福岡からDFオ・チャンヒョン、湘南からDF山口。FC東京からMF下田、幸野。大分からMF井上、岐阜からFW佐藤と軸になる選手を獲得した。チーム力は確実に昨年よりも上がっているだろうが、J2残留争いをすることはやむを得ないかもしれない。


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2013年01月31日

J2各チーム戦力補強状況 2

J2各チーム戦力補強状況
 今回は2回目。 北九州、山形、栃木、松本、水戸、熊本、徳島の7チーム

  北九州は監督が代わり選手の出入りが多く、まったく別のチームになった。チームの中心であったGK優也、DFキローラン木鈴、MF木村、新井、安田、FW端戸らが抜けて
新たに栃木からGK武田、山形からDF前田、横浜FCからDF渡邊、京都からMF内藤、栃木からMF鈴木、横浜からMF八角、韓国からMFアン・ヨンギュ、FWキムドンフィ大島などが加入。また、レンタル体質からの脱却、J1ライセンスを得られる4年後を見据えて大卒、高卒の補強も行った。このなかでは端戸が抜けた穴を埋められるかどうか。FWの補強があまりうまくいかなかった印象が強い。

  山形は守備力を強化するためにしっかりとDF陣の補強を行った。MF宮沢が引退。MF永田、船山、DF前田、宮本が去り、新たに横浜FCからDF堀之内、大分から作田を補強してCBの補強を行った。また、水戸からMFのロメロ・フランクを補強した。
  MFも愛媛から伊東の復帰、新潟から中村の獲得と着実に層を厚くした。
  地味だがしっかりとした補強をしたのではないだろうか。

 栃木は三都主の加入が大きく報道されていたが他のポジションも着実に補強した。
GKの武田、DF宇佐美、MF荒堀、鈴木、河原らが移籍し、GKには徳島から榎本、DFには横浜FCから中野、MFはオーストリアからクリスティアーノ、FWには近藤、町田から勝又と即戦力を補強した。特にクリスティアーノは期待の外国人で攻撃がはまればかなりの補強となるだろう。

  松本は入れ替えがかなりあった。MF渡辺、大橋、FW久木田、木島らが去ってDF岩沼、北九州からDF川鍋、町田からMF北井、名古屋からMF吉田、京都からFW長沢らをとった。新卒もたくさん加入させて育成面を重視する布陣をとった。
補強も目玉は岩沼と長沢だろうか。いずれも主力として期待する選手達で補強としては成功しているのではないだろうか。

  水戸は多くの選手が退団した。DF岡田、市川、MFロメロ・フランク、村田、FW吉原、岡本など。代りに神戸からDF近藤、富田、新潟からMF木暮、横浜FCからFW難波を獲得したが、中盤から前の補強がうまくいっていない。ボランチのロメロ・フランクの穴をどうするのかまずは問題だ。

 熊本はDF廣井、市村とFW武富が退団した穴が大きい。新入団の外国人のCBジェフェルソンとMFドゥグラスがどれだけ活躍するかにかかっている。鳥栖から獲得した黒木にも期待しているはずだが、今のところは退団した3人の穴が大きいといえるかもしれない。

 徳島はセンターラインを強化した。退団者はGKオ・スンフン、榎本、DF西嶋、MF上里ら新規入団はC大阪から松井、磐田から千代反田、川崎FからMF柴崎、広島から大崎、FWに甲府から高崎とそれぞれ軸になる選手を獲得した。特に前線にポストになれる高崎と技術のある大崎を獲得したことは大きいだろう。今のところは補強は成功したといえるのではないだろうか。

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2013年01月25日

J2各チーム戦力補強状況 1

J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強状況を見ていきたい。
 今回は1回目 神戸、G大阪、京都、横浜FC、千葉、東京V、岡山の7チーム

 神戸はJ2降格で主力である野沢や大久保、伊野波、高木がチームを去った。そのかわりも浦和からFWポポ、大宮からDF河本、愛媛からFW有田を復帰させた。
  そして補強の目玉は元コロンビア代表のエステバン。ボランチだがACLにも出場して前評判が高い。 レベル的には去った選手達のレベルは高く補強後ではマイナスの戦力となったが、それでもJ2ではかなりの戦力。
 そして戦術はそもそも神戸のスタイルである堅守速攻を目指すようだ、その布陣はできたのではないだろうか。

 G大阪は主力は中澤、佐々木が抜けたくらいで、J2降格に伴う主力組の大量離脱は避けられた。補強は新潟から復帰した平井。そして韓国からきたオ・ジェソク。特にオはサイドバックでサイドバック争いが激化しそう。ここはとにかく主力メンバーが残ったことが大きい。J2では別格の戦力を誇る。

 京都は中村、内藤、伊藤、チョン・ウヨン、水谷が抜けたが、それをあまりある補強で補った。
川崎からMF山瀬、FWには大分から三平、GKにオスンフンなど主力を次々に獲得し、レベル的には昨年から上がった。なおさら手強くなったと言ってよいだろう。特に山瀬の獲得は大きく、ポゼッションサッカーに磨きがかかるのではないだろうか。

 横浜FCは堀之内、杉山、阿部、難波などがチームを去ったが、それに見合った以上にあまりある補強をした。左サイドバックには徳島から西嶋。右サイドバックには熊本から市村。センターバックには川崎から森下。ボランチには草津から松下。、FWには川崎から黒津と効果的な補強をした。
  前線、中盤、DFラインは昨年より層が厚くなったのではないだろうか。今年もJ1昇格争いをすると思われる。

  千葉はFWの藤田、荒田の移籍が大きい。特に藤田は得点源だっただけにその影響は計り知れないものがある。補強は韓国人を入れて大卒の3人が目立つだけと完全に遅れ気味。前線にブラジル人をとるという噂だが、使える選手でなければ、かなり昇格争いには不利になるだろう。

  東京Vは三浦新監督に代わって大幅に戦力が入れ替わった。得点源の阿部がドイツに移籍、GKは土肥、柴崎、DFは和田、高橋、土屋、深津。MFは梶川、中谷、FWはジミーフランサが退団。
 加入は北九州からGK優也、MF安田、キム、FWに常盤とごそっと監督の力でつれてきた。また、清水からFW高原、福岡からMF鈴木、柏からDF福井、湘南から石神が加入した。
  阿部の退団とCBの退団が大きな不安要素。監督の力でこれらをカバーできるか見所である。

  岡山川又、キムミンキュンの退団が痛い。特にチームトップスコアラーの川又の穴は大きい。しかし、FWに千葉から荒田、磐田から押谷を加入させるなどなんとか穴を埋めるべく補強をした。
  また、韓国から各年代別代表に選ばれてきたMFイジェガンを獲得し攻撃の部分では上積みがあったのではないだろうか。また、新卒の選手も多くそれらの選手にも期待する布陣だ。

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