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2015年03月05日

J2各チーム勝手にチーム力検討3

各チームは3月8日の開幕に向けてあと3日。開幕日に合わせて調整している頃。移籍も概ね終わり戦力が確定した。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。
 
  最後は熊本、水戸、東京V、愛媛、群馬、讃岐、金沢の7チーム

 昨年は昇格争いとともに激しい残留争いも展開したが、今年もJ3への降格制度があるのでたいへんだ。特にこのクラスのチームは降格をしないように戦いを進めなければいけない。まずはホームでいかに勝ち点を拾うかがポイントになるだろう。


 熊本は平繁や常盤の加入で攻撃力に厚みが出た。FWは巻、齊藤と駒が揃った。しかし、アンデルソンの怪我はかなり痛い。中心になって働くと思っただけにかなり残念だろう。今シーズン絶望とのことだが代わりに外国人をとるかもしれない。
 攻撃は高柳が完全移籍でボランチで攻守に幅を利かせ、左サイドバックの片山が左からの攻撃を活性化させればかなりの得点力が上がるだろう。
 守備はセンターバックは薗田とクォンハンジンで決まりか。移籍してきた大谷も評判がよいが、この2人だろう。
 ボランチは上原の出場も結構あるだろうか。左サイドバックもできるのでかなり重宝されると思う。後は岡本がコンスタントに出場できるかが鍵。
 熊本はうまくいけばプレーオフ圏内争いをするかと思ったがアンデルソンの怪我でかなり難しくなったのではないか。

 水戸はベテランが多く退団し若手を補強したがその若手は未知数で現有戦力の底上げが必要だろう。攻撃では昨年活躍した吉田が核となる。三島と船谷とのコンビネーションがより高まれば昨年よりも多くの点をとるのではないか。
 またFW馬場にも期待が高まるだろう。彼がどのくらい点を取るかによってチームの浮沈が決まるといえるかもしれない。
 守備ではGKの本間の衰えが気になるが笠原が成長しているので問題ないだろう。
 キムソンギと新里のセンターバックコンビも熟成されており、4バックとボランチが頑張って「ミトナチオ」が復活すれば順位もかなり上がっていくだろう。

 
  東京Vは昨年残留争いを経験した。今年はもうそんなことにはなりたくないだろう。
  目標は現実的に一桁順位。
 ニウドら主力の流出もあったが3人のブラジル人を獲得してさらなる上位へといく構え。
 ブラジル人では2トップの一角アランピニェイロと10番をつけるブルーノコウチーニョのコンビでどのくらい得点がとれるか。
  
 守備ではウェズレイの評判が良い。昨年相模原でJを経験していることが有利に働くのではないか。
  このチームはユースから若い力が続々と育っている。今シーズンもユース出身のボランチの三竿がスタメンをとる勢い。サイドバックの安西と安在のサイドからの攻撃がより活発になればかなり得点力も上がってくるだろう。
  うまく機能すればJ2のダークホース的な存在になるのではないか。

   愛媛は攻撃力は瀬沼の獲得で確実に上がった。計算できる河原と西田とこの3人で3トップを形成してさらに得点力を上げたいところ。
 ボランチには吉村と岡崎、村上、藤田の競争で中盤をしっかり引き締めれば浮き沈みがそんなに激しくならないだろう。
しかし、このチームの課題は守備。3バックのメンバーが代わらないだけに今年も失点が多いのではないか。よほど全員が守備に頑張らないと厳しい戦いが待っているだろう。
 監督が木山監督に代わってどのくらい守備の構築に腐心できたか。
 得点力があっても失点が多ければなかなか上にはいけない。
 プレーオフ圏内が目標らしいが現実的には今年は残留争いに巻き込まれないようにしなければいけないだろう。

 群馬は主力FW2人が抜けた穴が大きく、外国人3人に期待せざるを得ない状況。FWタンケとオリベイラやボランチのアクレイソンが使えなければ残留争いに巻き込まれるだろう。しかし、FWタンケは評判がよさそう。それこそ10点台の後半をとらないとかなり厳しい戦いになるだろう。
 攻撃陣は左サイドハーフの小林竜樹が気迫溢れるプレーでチームを引っ張る。そして「ボランチには復帰した松下が入りチームを引き締める。この2人にかかる期待は大きいだろう。
 センターバックには青木良太とファンソンス、有薗が怪我から戻ってくるだろう。
  守備力はメンバーが揃っているだけに問題は攻撃力か。
 攻撃力は未知数だけにそれこそうまくいけばプレーオフ圏内に入るか残留争いに巻き込まれるか予想ではまったくわからないチームだ。

  讃岐は昨年J2。J3入れ替え戦を勝ち上がってJ2になんとか残留した。今シーズンこそは自動残留を果たしたいだろう。
 メンバー的にはJ2を戦う上では苦しいメンバーだが、守備をしっかりさせて、長丁場のJ2を戦いたいはず。
  守備ではセンターバックのエブソンの働きに負うところが大きい。彼がチームを引き締めれば失点を少なくすることができるだろう。
 エブソンが怪我でスタートはいないが、不在の中でいかに失点を抑えられるか。
 攻撃では木島兄に期待しなければいけないが、熊本から移籍してきた仲間にも期待がかかる。また昨年急成長した沼田が攻撃の核としてやらなければ得点はなかなか増えない。FWは高橋泰や我那覇にも得点をとってほしいだろう。 
  いずれにしても、残留争いには巻き込まれるだろう。いかにそこから脱出するか、選手一人一人の意識をしっかり持たないといけないだろう。

  金沢は今年がJ2初参戦。厳しい戦いが待っている。J3で築いた堅守を守れるかどうか。守備ではセンターバックの作田と廣井に期待がかかる。
 ボランチの秋葉はチームの攻守の要。彼の出来如何がこのチームの浮沈を握るだろう。
 攻撃は帯広出身の清原が鍵を握る。彼が10点前後とれないとなかなか残留は厳しいだろう。
 FWはジャーンモーゼルが練習試合で結構点をとっていた。水永と得点を互いにとっていかなければいけないだろう。
 このチームは堅守が持ち味。J2ではかなり得点をとられると思うができるだけ、失点しなければ勝ち点も増えていくだろう。
 いかに勝ち点を増やして残留するのか、森下監督の腕の見せ所でもある。


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posted by 孔明 |20:03 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年03月03日

J2各チーム勝手にチーム力検討2

各チームは3月8日の開幕に向けてプレシーズンマッチ、練習試合の真っ最中。移籍も概ね終わり戦力が確定した。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。
 
2回目は中位争いをしてあわよくば昇格争いに絡んでくると思われる7チーム

  徳島、岡山、横浜FC、栃木SC、長崎、北九州、岐阜

  このクラスはどこがプレーオフ圏内に絡んでもおかしくない。特に徳島、岡山は上位争いをするチームだと思う。J2は混戦になるだろうし、この中のどのチームがPO争いに割って入りどのチームが下位に沈むかは紙一重だ。


   徳島は主力FWが軒並みに去っただけに得点をどう取るのかが課題だろう。
 幸い佐藤が復帰、長谷川の加入でFWはなんとか目処ががついた。津田、キムジョンミンを加えたFW陣がどのくらいやるのかがポイント。  攻撃陣は大崎、木村など攻撃のセンスがある選手が揃っているだけに、あとは守備陣がいかに踏ん張るか。
 守備陣は若手とベテランがうまくかみあえば、堅固となるだろうがはたしてうまくいくだろうか。
 小林監督が言うところの全員攻撃、全員守備が機能するのも注目。
 攻撃陣と守備陣が互いに機能すればプレーオフ圏内争いをする可能性は高い。

  岡山は加地と岩政の加入が大きい。この2人ができるだけ多く試合に出場できればかなりの戦力になるだろう。
  センターバックは岩政が仕切るので守備力は確実に上がったと思うが、上田が抜けたボランチの穴をどうするのかが課題。伊藤と渡邊に係る期待は大きいだろう。
  また、攻撃陣は層の薄さが気になる。エースの押谷や矢島、片山らがかなり頑張らないと得点力アップは厳しいのではないか。
  守備陣が踏ん張って攻撃陣の奮起を促すような戦いになるのではないだろうか。
  攻撃陣の踏ん張り如何によっては念願のプレーオフ圏内は見えてくると思う。
 新監督の長澤監督の采配にも注目だ。5年間続いた影山監督の後だけにプレッシャーはかなりあるだろう。

   横浜FCは得点力不足をどうするのかが課題だったが、大久保を復帰させたがさほどの上積みはないだろう。現有戦力の黒津や野崎、内田、小野瀬らがよほど頑張らないと得点力不足は解消できないと思う。
 守備陣もCBのドウグラスが抜けた穴が大きく野上の相方のパクテホンが奮闘しないといけないだろう。
 ボランチはアンヨンハ、寺田と松下、中里との争いになると思うが、ここがしっかりしないとチームが引き締まらない。 
  チーム力は昨年とほぼ変わらないだけにルス監督のお手並み次第と言うことになるのではないか。
いずれにしてもPO圏はかなり厳しいような気がする。

 栃木SCは一昨年の債務超過の影響が残り主力メンバーを手放すことになったが、補強はレンタルを中心に経験の少ない若手が多くなった。しかし、現有戦力をレベルアップさせハイプレスからのカウンターの戦術を武器に苦手な夏場を乗り切り何とか上位に食い込みたいところだろう。
 攻撃陣ではFWの西川、イデホン、阪野に得点を量産して欲しいところ。
  攻撃陣では廣瀬や杉本の活躍が欠かせない。彼ら2人がこのチームを引っ張っていかなければいけないだろう。
 守備では本間の存在が大きい。彼のところでボールを奪い速攻を組み立てればかなり得点が期待できるだろう。
 また、CBはハンヒフンと尾本にかかる期待が大きいだろう。彼らが十分に活躍すればかなり失点は抑えられる。
 しかし、栃木SCは戦力的には昨年よりも落ちている。厳しい1年になるのではないかと思う。

  長崎は昨年は一昨年はプレーオフに出場しながら昨年は14位と順位を落とした。
  昨年の得点力不足を解消するために高さと速さを求めたサッカーに変更する見込みで
 特に高さは180cm以上の選手が9人もいて高さにものを言わせたプレーは見所になるかもしれない。
 システムは4バックもキャンプで試したが引き続き3バックになるもよう。
 FWはイヨンジェのワントップ佐藤と東の2シャドーで得点力をアップさせたい見込み。
 ボランチの花井が10番をつけキャンプでは好調。花井を攻守の要とするサッカーをやるのではないか。
 守備では刀根、高杉のCB陣がどれくらい失点を押さえられるか。もともと守備は堅いだけにそのまま守備は継続できるかがポイント
 しかし、昨年よりメンバーが落ちたことは否めなく、プレーオフ圏争いに加わるのは難しいのではないか。
 
 北九州は昨年5位と躍進した。プレーオフに出られなかったがモチベーションは高く1年を通じてよい成績だった。
 しかし、今年チームのエース池元を放出したことは大きく、小松をとったが小松とはプレースタイルが違い穴は埋まっていない。得点力は原や渡にかかる期待は大きいだろう。
 攻撃陣は近藤がどれくらい活躍するかが一つのポイント。
 また、ボランチの風間と八角がいかに舵取りをするかにもかかっている。
 守備ではセンターバックに入る西嶋にかかる期待が高いようだ。怪我無く1年を通じて活躍すれば計算できると思うが最近ケガ勝ちなので大丈夫だろうか。
 いずれにしても昨年よりも戦力は落ちている。後は柱谷監督の腕次第という感じ。
 昨年の躍進からマークするチームも多いはず。今年はそう簡単にはいかないだろう。


 岐阜はベテランを多く放出して、入りを厳選しチームを整理した。その結果、ベテランと若手が適度に混ざり合った集団になった。しかし、主力をベテランに頼るチームカラーは変わらず、また、攻撃陣ではナザリトが抜けた穴は大きく、新外国人のロドリゴやレオミネイロがどれだけ埋められるかがポイントだ。
 FWでは実績のある難波がポイントゲッターとして活躍しなければいけないのではないか。
 また、今年もベテランの高地と太田の両MFがチームを引っ張っていかなければいけないだろう。
特に高地は昨年はチームの中心として大活躍した。同じような活躍をしてもらわなければ順位を一つでもあげるのには難しいだろう。
 守備ではベテランのサイドバックの富士、センターバックの高木の加入が大きいがこの2人に変わる若手、中堅が出てきて切磋拓磨してほしいところ。
  昨年は17位だったが10位以内を目指すなら若手の台頭が必要なチームだ。



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posted by 孔明 |20:08 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年02月28日

J2各チーム勝手にチーム力検討1

 各チームは3月8日の開幕に向けてプレシーズンマッチ、練習試合の真っ最中。移籍も概ね終わり戦力が確定した。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。

 まずは昇格争いをすると思われる千葉、京都、大宮、C大阪、大分、磐田、福岡の7チーム


 大宮、C大阪の降格で昨年より格段に厳しくなったJ1昇格争い。J1でも中位以上の資金力のあるチームが4,5チームあるだけに、今シーズンは混戦必死だ。
 昨年の湘南のような独走は無いような気がする。上位はかなり団子になるだろう。


  千葉は3年連続してプレーオフに敗退した。今年は並み並みならぬ覚悟で戦ってくるだろう。補強もかなり行ってきた。攻撃ではFWの森本、新加入のペチュニクが得点を重ねればかなりの勝ち点を重ねるだろう。
  また、ボランチのパウリーニョが1年を通じて活躍すれば中盤の安定感は増す。レベル的にはJ2でも1,2を争う戦力だと思う。
 攻撃は今年も左の中村太に頼る部分が多いだろう。死角はこの中村太の左サイドが封じられた場合。
  しかし、関塚監督の能力も高く、勝ち方を知っている監督だけにJ2で一番注意しなければいけないチームだと思う。

  京都は大黒が健在なのが大きい。そして相方にダニエルロビーニョを補強、宮吉、原川を復帰させ攻撃陣は万全の構えを見せている。不安要素があるとすえば守備陣か。CBに山口智を加入させたが彼が守備陣に与える影響は大きい。昨年のように失点が多ければ中位になる可能性もおあるだけにどれだけ失点を減らすのかがJ1昇格への鍵になるだろう。若手はもともと能力の高い選手が多い。若手がベテランとうまくかみ合えば怖い存在になるだろう。

 大宮は何といってもJ1降格しても昨年のメンバーがほとんど残った。その陣容はJ2では際だっている。攻撃陣ではムルジャ、家長、泉澤と相手DFをぶっちぎる事ができる選手を揃えている。守備でも新加入のCB河本が引き締める。ただ、問題は守備陣で、昨年J1で60失点した守備をいかに建て直すかにかにかかっていると思う。左サイドバックには大屋を配置する予定らしいが守備に不安が残るだけにここがいかに機能するかも注目のポイントだ。


   C大阪も大多数のメンバーが残った。J2反則級と言われる布陣だ。攻撃はカカウ、フォルラン、パブロが前線に並ぶ。アントゥオリ監督はメンバーを固定する考えらしいがこれが吉とでるか凶とでるか。
 前に能力の高いFWをただ並べても機能するかどうか個人的には懐疑的だ。攻撃が淡泊になってしっかり守られれば攻撃が停滞してしまうのではないか。
  ただ、能力が高い選手が多いので選手の力で修正することを容易だろう。シーズン当初はなかなか勝てないかも知れないがやはりJ2の上位を走るチームの一つであることは間違いないだろう。

  大分は昨年勝ち点1の差でプレーオフを逃した。かなりの悔しさがあっただろう。今年は勝ち点1にこだわるねばり強い試合をしてくるはず。
  しかし、メンバーはかなり入れ替わって、新生トリニータといった趣だ。
 田坂監督が標榜する全員サッカーをシーズン通して貫けるかどうか。
  このチームの核は何と行ってもボランチのダニエル。彼が攻守の中心になる。そして攻撃は新外国人のエヴァンドロがどのくらい活躍するか。前線には他に岡本や新外国人のアルメイダが加わった。ボランチの兵働がどのくらい攻撃をリードするか。
 守備では山口が引っ張るだろう。今季期待されていた為田がケガで2ヶ月ほど出られないのがどう影響するか。いずれにしてもプレーオフ圏内を争うチームとなりそうだ。

 磐田は前線のメンバーがかなり入れ替わった。FWは森島との新外国人の元イングランド代表のボスロイドとアダイウトンが結果を出さなければいけない。しかし、外国人は未知数。攻撃陣は不安定な要素を抱えていることは確か。
  実績のある松井や小林、太田がかなり中盤でチームを引っ張らなければPO圏に入るのも厳しいのではないか。左サイドバックにはJ2では傑出している駒野がいるだけに依然として彼にも頼る場面が多くなりそう。守備ではGKのカミンスキーの評判が良い。昨年の失点の多さ(55点)をいかにカバーするか注目である。

 福岡は井原新体制になって、新スポンサーもついて、補強を熱心に行った。中村や末吉といったチームの中心となるメンバーを復帰させプレーオフ圏内に入る意欲を見せている。攻撃では城後と金森の残留が大きいだろう。共にチームの攻撃の核になる選手だけに、彼ら2人が活躍すればチームの成績もよくなるはず。
 また新加入のボランチの末吉はチームの攻守の柱になりうる選手。彼のところでチームを引き締めることができれば、攻撃と守備がレベルアップする。
 システムは3バックも試行していたがどうやら4バックでいくようだ。サイドバックは左は亀川、中村と攻撃的。サイドからの攻撃が活性化すれば得点も増えるはず。今シーズンの福岡は昨年までの福岡とは違うのではないか。



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posted by 孔明 |20:01 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年02月09日

J2各チーム戦力補強状況 3

 各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強状況を見ていきたい。

今回は3回目岡山、水戸、東京V、群馬、愛媛、讃岐、金沢の7チーム

 岡山は退団者がDF後藤、ボランチ上田、MF石原、FWの荒田と主力級がチームを去った。その代わりに海外から元日本代表のサイドバック加地、センターバック岩政と力強いメンバーが加入した。そして愛媛からボランチの渡邊、大分からボランチの伊藤が加入、浦和からレンタルで生きの良い矢島を加入させ、昨年と遜色ないメンバーを揃えた。
 なによりベテランの加地、岩政の加入は大きいだろう。
 ただ、アタッカー陣の加入がもう1枚ほしかったところだろう。
でも概ね良い補強をしたのではないだろうか。

 水戸は9人退団して7人が新加入
退団者にはCBの尾本、富田、サイドバックの広瀬、ボランチの中里、MFの小澤、西岡FWの鈴木隆行、オズマールらがいる。
  新入団選手はFC刈谷から山崎、ボランチに湘南から岩尾、サイドハーフに松本からパクカンイル、FWに湘南から宮市など
  退団者に比べて、加入選手は小粒な印象が拭えない。
  CBに即戦力の補強がなかったのと、FWも宮市と高校生ではかなり苦しいだろう。
 他のチームと比べるとやはり補強は厳しいと言わざるを得ない。
 

  東京VはCBのキムジョンピル、ボランチのニウド、鈴木惇、MF前田、FWの常盤ら10人が退団。
 代わりにブラジル人の3人を含む8人が加入した。
 ブラジル人はセンターバックのウェズレイが相模原から、そしてサイドハーフには中国からブルーノコウチーニョ、ブラジルからFWアランピニェイロが加入。
  その他は鳥取から安田が復帰。ユースから2人昇格した。
 やはりこの3人のブラジルがどれだけ活躍するかにかかっているだろう。
 新加入のブラジル人達に頼らざるを得ないので、不確実といえば不確実か

   群馬はFWの平繁、ダニエルロビーニョが抜けた穴が大きい。他にはGK岩丸が引退、内藤が移籍。CBのクォンハンジン、SB瀬川、ボランチ永田、加藤、FW青木孝太、エデルら大量13人が退団。
 新加入は山形からサイドバック小林亮、ボランチ松下が横浜FCから復帰、他はブラジル人の3人。ボランチのアクレイソン、サイドハーフのオリベイラ、FWのダンケ
 新加入は大学生を含め12人
 特にFWは強力2トップを失った代わりとしては補強しきれていない。攻撃力はかなり落ちたか。FWのダンケと他に得点を取る選手がでてこないと苦しい。かなり戦力は下がったか。

 
   愛媛は退団者がDFキムミンジェ、MFハンヒフン、ボランチの渡邊、MF堀米、MF原川、FWリカルドロボらの9人
 新加入は松本からウイングバックの玉林、G大阪からMF岡崎、清水からMF藤田。清水からFW瀬沼ら6人
  痛かったのは堀米と原川の退団だろうか。ただこの2人はレンタルだったのでやむを得ないだろう。新加入ではMF岡崎とFW瀬沼に期待だろうか。
 しかし、この2人を含め新加入の6人の内レンタルが3人というのも毎年のこととは言え自転車操業と言われてもしかたがないだろう。
  粉飾決算が発表されたチームでお金がないとは言え、レンタルに頼らざるを得ないと言う体質はいい加減に変えなくてはいけないのではないか。 

  讃岐は今年は自動残留が目標児童
退団者はGKの森田、DFの持留、ソンハンキ、FW西野ら7人
新加入は山形からGKの清水、京都からCBの高橋、群馬からボランチの永田、熊本からサイドハーフの仲間、FWは町田から木島徹也と主力級が加わった。
 特にGKの清水はベテランで、チームを引っ張っていける存在は心強いだろう。
  ボランチの永田は運動量が豊富でパスセンスもある。
 そして熊本からレンタルの仲間。よい選手をとった。彼はチームの中心になって活躍できる選手。
 トータルではよい補強をしたのではないだろうか。戦力は確実に上がったと思う。

   金沢はJ2初参戦。今年はJ2残留が目標だろう。
 退団者はDF保崎、姜成浩、MF越智ら6人
 新加入は清水からDF廣井、栃木からチャヨンファン、山形からボランチの秋葉、FWはブラジル人のジャーンモーゼルら6人。
 やはりJ2で戦うために経験者を含め補強してきた。
  そのなかでチームの中心に成りうる選手はボランチの秋葉だろう。山形で試合経験が豊富。黒子役にもなることができ、バランスをとる役をする。
 また、センターバックの廣井も経験が豊富。
 J2の初年度としてはよい選手をとったと思う。
 補強は少ない補強費でだいたい納得いく補強ができたのではないだろうか。

 

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posted by 孔明 |20:27 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年02月03日

J2各チーム戦力補強状況 2

 J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強状況を見ていきたい。
今回は2回目北九州、横浜FC、福岡、長崎、栃木、岐阜、熊本の7チーム

 北九州池元が抜けた穴が大きい。その穴を埋めるべく長崎から小松を獲得した。また、栃木から近藤も獲得。
  しかし、池元の決定力がないのは不安。
 近藤もサイドハーフで使われるだろうし、トップは現有戦力の底上げが必要だろう。
  守備ではCBの渡邊とSBの富士の抜けたDF陣が気になるところ。CBには横浜FCから西嶋を補強したが、西嶋は近年怪我が多いので計算はできない。
  中盤では群馬から加藤弘堅を獲得した。ボランチでの起用となるだろう。
 GKは大谷が浦和にレンタルバックした。代わりは湘南から阿部を獲得したが気になるポジションだろう。 
  総じて抜けた穴を埋めきれていないような感じがする。やはり予算の規模では厳しいか。

 横浜FCはDF西嶋が移籍、ドウグラスが契約満了、MF松下裕樹が移籍、代わりはDFに富山からパクテホン、横浜FC香港からSBの井手口、水戸からボランチの中里。FWは栃木から大久保が復帰した。しかし、大久保以外はレギュラーとは言えず、補強は有効とは思えない。特に攻撃陣に補強が十分とは言えず、課題だった得点力が飛躍的に伸びるとはいえないだろう。

  福岡はGKの清水が京都に移籍、DFの武田が湘南に移籍。ここでは武田の抜けた左サイドバックが心配だったが、湘南からレンタルで亀川を獲得。穴を埋めた。他は右サイドバックの中村北斗を大宮から復帰させ、浦和からセンターバックの濱田を獲得。ボランチは大分から末吉を東京Vから鈴木惇を復帰させた。また、FW中原も仙台から獲得した。これらの選手の加入により戦力が確実に上がった。要注意のチームと言えるだろう。
今年の福岡はスポンサーがつき資金力が上がって、補強も積極的だ。

 長崎は14人の退団者が出て14人の新入団選手が入った。入れ替わりが激しかった。退団者のなかにはCBの山口貴やMF三原、奥埜、イデホン、FWの小松ら主力がいる。その代わりは名古屋からセンターバックの刀根、鳥栖からレンタルのセンターバック岸田、ボランチは徳島から花井、同じく徳島から李、ウイングバックに湘南から梶川と揃えたが、戦力的には昨年を上回れないような印象。戦力の上積みはあまりなくなかなか厳しい状況だ。高木監督の手腕にかかっているのではないか。


 栃木はGKの榎本、鈴木、CBの岡根、FWの近藤、大久保ら10人が移籍した。
 特にこの5人は主力だっただけに痛い移籍だろう。
 移籍加入はGKの桜井が仙台から、CBの尾本が水戸から、左サイドバックには広島からパクヒョンジュン、CBにはブラジル人のフェリペ、右サイドハーフには愛媛からハンヒフン、FWには神戸から松村、長崎からイデホン、甲府から河本と若手が多く加入した。
 補強としては数を確保したが、いまいちインパクトの弱い補強か。ただ、これらの若手の多くが力を発揮すればJ2の上位に入るのも夢ではないだろう。

 岐阜は大量17人が退団した。FWナザリト、CB木谷、SB森らだが特にナザリトの移籍で得点力の欠乏が大きい。
 加入は絞って10人
 大分からセンターバックの高木、栃木からセンターバックの岡根、北九州から左サイドバックの富士、FWにはブラジル人のロドリゴだ。
特にFWのロドリゴには期待がかかる。ナザリト以上の成績を収めないとJ2の上位には入れないだろう。
 補強はこじんまりした感じ。補強費は案外少なかったのか。

 熊本は15人退団して11人新加入した。
退団者では引退したDF矢野、MF藤本や吉井がいたが他にはアタッカーの澤田と仲間がチームを去ったのは痛かった。また、CBでは篠原も退団した。しかし、群馬からFW平繁を獲得して攻撃力をアップさせ、センターバックには群馬からクォンハンジンを加入させて補強を図った。
また上原拓郎はボランチ、左サイドバックでチームにアクセントを加えるだろう。
 また、FWには東京Vを退団した常盤を加入させ前線を強化した。
 特に平繁の加入はチーム力をアップさせるに違いない。
 得点力はかなり上がったものとみていいだろう。



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2015年01月31日

J2各チーム戦力補強状況 1

 J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強状況を見ていきたい。
今回は1回目大宮、C大阪、磐田、千葉、徳島、大分、京都の7チーム

   大宮はJ2降格で主力であるFWズラタン、DF高橋、FW長谷川がチームを去った。その他はほとんど残留したのが大きいだろう。補強は浦和からGK加藤、FC東京からGK塩田、DFではCBの河本を神戸から、ボランチの大屋を同じく神戸から獲得して左SBで起用するつもりらしい。もともとJ2では反則級のメンバーが揃うので補強もさほど考えなくてもよかったということだろうか。補強は控えめの印象が強い。

  C大阪は移籍したのが南野と杉本くらいで多くは残留した。補強は名古屋からFWの玉田、タイから戻ってきたCBの茂庭、同じくCBでは川崎から中澤、ボランチでは神戸の橋本、右サイドハーフでは浦和の関口、外国人のパブロフェリペ
と主力で使われる選手は少ないと思われ主に控えの層を厚くした感じだ。またU-18から5人も昇格させたことが特長。彼らはすぐには使えないだろうが、将来性をもった選手達を入れている。

 磐田はFWが総入れ替え。移籍したのは前田、金園、山崎、阿部、ポポと軒並みいなくなった。
  代わりのFWは川崎から森島、ブラジル人のアダイウトン、岐阜から中村。
  そしてMFも外国人のフェルジナンドとチンガが移籍、ペクソンドンも移籍した。
  代わって入ったのが右サイドハーフには仙台から太田、ボランチには岡山から上田が戻った。
  GKはポーランドのチームからカミンスキーが入った。
  補強はほどほどだと思うが、去っていた選手達に見合った補強はできていない印象。
 頼みはアダイウトンだろう。彼がどれだけ得点をとるかで成績が決まってくると思う。
  またボランチの上田は岡山で活躍した。彼のとこから攻撃が始まるので彼の活躍も欠かせないだろう。

  千葉は主にベテランを放出した。DF山口智、竹内、MF兵働、FWケンペスなど
若手もMF幸野、SB山中をレンタルバックした。
 補強はFWにはスロベニア代表のペチュニクの存在が大きい。彼がどのくらい点をとるか。サイドハーフには甲府から水野が戻った。また、ボランチには川崎からJ2で計算できるパウリーニョ。右サイドバックには鳥栖から金井、専修大の新卒北爪を補強した。
 やはりお金のあるチームは違うと言った感想。補強はやはり強化費に見合った補強だと思う。


 徳島は主力がかなり去った。MF村松がレンタルバック。MF花井、FW高崎、FWアドリアーノが移籍
  補強はCBに山形から石井、G大阪から左SB内田、MFに大分から木村、ボランチに富山から井澤。FWは大宮から長谷川、G大阪から佐藤が戻ってきた。
 FWの面子が昨年と比べ劣っているのはやむを得ないか。DFやMFの主力メンバーが代わっていないだけに長谷川と戻ってきた佐藤がどれくらい点を取るかにかかっているだろう。
 

  大分は13人が移籍して、14人が入ってくるという入れ替わりが激しい年になった。
去った主な選手はCB高木、MFは末吉、木村、FWは林、田中と主力級が抜けた。
代わりは長崎からCB山口、千葉からボランチの兵働、FWに新潟から岡本、ブラシルからエヴァンドロ、京都から三平が加入
 FWに力を入れて補強した様子。
 また、FW以外ではボランチの末吉の移籍が大きいと思われるが、兵働が代わりを埋められるかどうか。
  CBに入った山口の存在も大きい。長崎ではCBの中心として活躍した選手。この補強は大きいと思う。
  全体的によい補強をしたのではないだろうか。攻撃陣が強化された印象だ。

 京都はGKのオスンフンが退団。DFの酒井、MFの工藤、横谷が移籍、FWのドウグラス、三平が移籍と主力級の選手を手放した。
しかし、それを埋める選手達の補強をした。やはり金のあるチームは違う。
GKは福岡から清水、CBは千葉から山口智と磐田から菅沼、ボランチはベテランの韓国人キム・ミナル、サイドハーフのファン・ソンジン、愛媛から原川をレンタルバックさせた。FWは群馬で活躍したダニエルロビーニョを獲得。宮吉を富山からレンタルバックさせた。
  攻撃力はさらに上がったのではないか。特にFWのダニエルロビーニョは得点力が期待できる。大黒とペアでかなりの得点を量産するように思う。



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2014年02月28日

2014年J2勝手な順位予想

 いよいよこの季節がやってきた。
誰も期待していないし、あたらない(笑)2014年J2の勝手な予想順位


 1位  磐田
 2位    コンサ
 3位    湘南
 4位    京都
 5位    山形
 6位    福岡
 7位    松本
 8位    長崎
  9位    千葉
10位    横浜FC
11位    大分
12位    岡山
13位    水戸
14位    富山
15位    岐阜
16位    東京V
17位    栃木SC
18位    群馬
19位    北九州
20位    熊本
21位    愛媛
22位    讃岐

 1位は磐田でほぼ間違いないだろう。あの戦力はJ2では別格でよほどのことがない限り優勝は間違いないだろう。

 2位は我がチーム。スカパーの解説者の予想では、名波氏の5位以外はプレーオフ圏内すらなかった。確かに怪我人が多くてベストメンバーが揃わないが、夏以降は小野が加入上里が復帰する。自動昇格する力は十分にあると思う。

 3位は湘南。力のある選手が揃っており、また、監督も代わってあらず。継続性もある。必ず昇格争いにかかわってくると思う。

 4位は京都。このチームも個々の選手のレベルが高い。2年連続してプレーオフを戦っているが、今年もプレーオフ圏内には必ず入ってくるだろう。

 5位は山形。監督が石崎監督になって、前からのプレスを徹底させて練習していると聞く。補強も上手くいき、力をもった選手が多く、上位に入ってくるだろう。

 6位は福岡。6位に挙げたのは意外かもしれないが、プシュニク監督の2年目で戦術も浸透している。主力も残留してプレーオフ圏内に入る力は十分にある。

 7位は松本。チーム全体ピンポイントに補強をして、かなり力をつけた。プレーオフ圏内に入ってもおかしくない。昇格争いはすると思うチームだ。

 8位は長崎。昨年に比べチーム分析されて少し苦戦をしいられるだろう。ただ、高木監督の能力でプレーオフ圏内争いはするような気がする。

 9位は千葉。移籍により昨年よりもレベルは落ちた。ただ、J2ではメンバーの質は高いのでそこそこ順位は上げそう。ただ、よくてプレーオフ圏内に入るかくらいだろう。

10位は横浜FC。主力が流出して昨年よりも力は落ちたか。中位から上位の力はあるがプレーオフ圏内までは届かないと思う。

11位は大分。J1からの降格組だが、J2でもなかなか勝つのは難しそう。得点力が落ちたことが響きそう。

12位は岡山。主力が残留したことが大きい。もともとよい中盤をもっているので大崩れすることはなさそう。荒田と押谷が1年を通じて出場できれば、プレーオフ圏内も夢ではない。

13位の水戸は主力が抜けて、その穴が大きいが、もともと攻撃のタレントが多く、中位で推移するのではないか。可も無し、不可もなしの内容でその順位も安定しているだろう。

14位は富山。主力も残留して新戦力で攻撃力が上がった。昨年よりも順位はあがるだろう。目標の10位以内も達成できるかもしれない。

15位は岐阜。メンバーが一新されて、補強により戦力アップ。ただ、昇格争いまでできる戦力ではない。

16位は東京V。主力や若手の有望株が抜けて戦力ダウン。正直厳しい戦いになるだろう。
間違えれば降格争いもしそう。

17位は栃木SC。財政難の影響で主力の多くを手放し順位は大幅に落ちるだろう。今年はかなり覚悟して戦わないと降格争いにも巻き込まれる恐れがある。

18位は群馬。18位に挙げたが、選手のレベル的にはもっと上の順位にいきそう。攻撃の層が厚く、調子に乗ればよい位置にもつきそうだ。

19位は北九州。FWに原を加入させ攻撃の力は上がった。他のチームとのかねあいで19位にしたが、順位はもっと上にいきそう予感もする。

20位は熊本、地元出身者を集め、地域密着を図ることを始めたがまだ、途中段階。他のチームと比べると戦力的に見劣りがする。

21位は愛媛。若手のレンタルに命運を委ねたが、正直1年間戦える戦力としては層が薄い。
降格争いを回避できるかどうかが精一杯なのではないか。

22位は讃岐。個々のメンバーを見ても降格あらそいは必至。少なくともホームで勝てるような戦いができれば、降格争いにから抜け出せるが。


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posted by 孔明 |20:10 | J2チーム | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年02月27日

J2各チーム勝手にチーム力検討3

 各チームは来週の開幕に向けて準備中。最後の練習試合も行われて後は開幕を迎えるのみ。移籍も概ね終わり戦力が確定した。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。


 最終回は下位争いから中位争いをすると思われるチーム

    東京V、栃木SC、群馬、北九州、熊本、愛媛、讃岐

  東京Vは経営難から若手を他のJクラブに売ってチーム存続をかけているほど。
J1昇格どころではないのではないか。
総じて昨年よりも全体的にレベルは低くなっている。
 攻撃陣はベテランFWの平本と高原に得点を期待することになるだろう。
この2人が揃って活躍すればリーグ上位の攻撃力はあると見てもいいだろう。
中盤は若い高木兄弟の3男と前田がポイント
ボールを運べる高木と突破力のある前田の活躍が不可欠。
DFは他チームよりも力が劣ると見るだけに失点をどれくらい抑えられるか。
攻守の歯車が噛み合わなければ降格争いにも巻き込まれそうな予感がする。

 経営難で主力選手を放出せざるをえなかった栃木SC。昨年よりも個の力は劣ったが、チーム力でそれをカバーする構えだ。そして育成型クラブに方向転換。それでもJ1昇格の看板は下ろさないがこのメンバーでは難しいだろう。
チームの方針は前線からの激しいプレスと素早い攻撃
 攻撃はワントップの大久保とサイドハーフの近藤、廣瀬、トップ下の杉本頼み。この3人がいかに連動した動きで大久保のアシストをするか。
  守備はCBのチャ・ヨンファンが中心。サイドバックは実績のある右山形、左菅が基本
  得点力はさほどないだけにいかに守備で頑張るかがポイントとなるだろう。

 攻撃の2枚の駒を持っている群馬ダニエルロビーニョと平繁がチームの浮沈の鍵を握る。また、エデルも控え攻撃力は高い。右サイドハーフの青木孝の機動力が得点力のアップにかかせない。
  また、左サイバックにベテランの金沢が入って守備が引き締まった。
 昨年よりもレベルが上がって中位を望む戦力があると思う。
 あわよくば上位の伺える戦力を持っていると考えた方がいいだろう。
 いずれにしても昨年から継続した力を発揮できれば昨年のように下位争いしなくもよいのではないか。

 北九州はFWの原の加入が大きい。大黒柱の池元と原の攻撃力はかなりのもの。
 得点力のアップを目指すチームなのでどれくらいこの2人で得点がとれるか。
 10番を背負う右サイドハーフの小手川の働きも必要
 ボランチはベテランの下村が中心で相方の八角とコンビを組む。
八角はインターセプトが得意なのでどれだけ相手からボールを奪って攻撃につなげられるか。
 守備ではCBの前田と渡邊が昨年と変わりなく座っているので、安定しているだろう。
  このチームは攻撃でどれくらい得点できるかがポイントだ。

  小野新監督の下、11名の熊本出身者を揃え、心機一転のシーズンとなった熊本やはり新加入の岡本と巻がどのくらい働くのかがポイントだろう。 また、特に岡本は昨年キャリアハイの得点をマークしただけに熊本で得点力を発揮できるか注目
  昨年のレギュラーからは仲間に期待が集まる。今年は彼が中心になってシーズンを進めるのではないだろうか。彼が活躍しないと苦しいシーズンになりそう。
  ここのチームはサイドバックからの攻撃に注目。特に左の片山に攻撃力があるだけにここからいかに得点をとっていくのか。   
  しかし、全体的に駒不足は否めない。下位争いするのではないだろうか。

  愛媛は昨年に引き続き3バックで臨みそう。ただ、3バックのメンバーが昨年と大幅に変わる。また他のポジジションも総じてメンバーが大きく入れ替わった。
  若いメンバーも多い。その攻撃の注目はU-21でも活躍したシャドーの原川。ドリブルが得意で1人で打開できる力を持つ。また、堀米もシャドーのもう1人として活躍しそうだ。この2人がチームを引っ張れば勢いに乗りそうだが、やはり実績のあるメンバーが少ないのが痛いか。
 ただ、ボランチの吉村と村上が昨年に引き続きしっかり中盤を引き締めれば浮き沈みがそんなに激しくならないだろう。
 ただ、戦力的にはやはり厳しい。今年は降格争いも覚悟した方がいいのではないだろうか。

 讃岐はFWに我那覇サイドハーフに高木を補強したがJ2レベルには厳しい陣容。頼みのFW高橋泰は4月まで復帰できない。FW木島、我那覇の両ベテランが引っ張っていかなければいけない。外国人のアンドレアやアランも突き上げてスタメン争いしないと攻撃力は上がっていかないだろう。攻撃の中心は左サイドハーフの高木。彼のところからボールを動かしてどう得点するか。縦に速く鋭い攻撃を目指すと言うことだが、J2の他チームにどうやって得点を重ねるだろうか。
守備は3バックも試しているようだが、どうやら4バックに落ち着く模様。CBの野口を中心に堅実な守備を目指す。
  やはり戦力的にはかなり苦しい。降格争いに巻き込まれると思うが、なんとかしてJ2残留を果たしたいだろう。


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posted by 孔明 |20:00 | J2チーム | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年02月25日

J2各チーム勝手にチーム力検討2

 各チームは来週の開幕に向けて準備中。最後の練習試合も行われて後は開幕を迎えるのみ。移籍も概ね終わり戦力が確定した。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。

 2回目は中位争いをしてあわよくば昇格争いに絡んでくると思われる7チーム

 千葉、横浜FC、大分、岡山、水戸、富山、岐阜

 千葉は米倉の退団の穴をどのように埋めるがポイント。
 代わりの右サイドバックは横浜FMから移籍した天野だろうが、攻撃のアクセントが減ってそれだけ攻撃力が落ちた。
  左サイドバックも高橋から中村太亮に変わってどんな攻守になるのか気になるところ。
 攻撃力は落ちたといっても前線のメンバーがほとんど変わらなかっただけにJ2では力のあるチームに変わりはない。トップのケンペスと森本が点をとれば昇格争いに入る可能性はあるだろう。ただ、昨年よりも確実に力は落ちていると思われる 横浜FC外国人の働きが成否を握る。トップのホナウド、CBのドウグラス。彼らが額面通りに働けば昇格争いにも加わる可能性はある。
 それからボランチの松下は計算できる。攻撃はFWのホナウドと組む黒津が活躍できるかどうかも鍵になるだろう。また、中盤の野崎や寺田が1年を通じて働けばかなりよい位置までいくのではないだろうか。また怪我で昨年出場機会の少なかった西嶋と市村がどんな働きするのかも注目。
 このチームは攻守の歯車が噛み合えば昇格争いに加わってくるだろう。 

  昨年はJ1でワースト記録を次々を作って降格した大分。元々J1で戦えるような力がなかったチームだった。今年はうまくいけば昇格を争うレベルくらいのチームだと思う。昨年から森島などが抜けて得点力が落ちた。そのカバーは名古屋から移籍した田中と現有戦力でまかなうしかない。守備では昨年のメンバーが残って計算できることがメリット。田坂監督が続投しただけに戦術が変わらないのは強み。攻撃では木村や西の中堅が引っ張りらないといけない。また守備ではCBの高木や阪田のベテラン頼り。いずれにしても残った選手が頑張らないと昇格争いには加われないだろう。

 岡山は押谷が残留したのが大きい。そして効果的な補強は確実に戦力をアップさせた。FWの久保はこれまでいなかったポストプレーが出来る選手で2列目からの攻撃を活性化させるピースになるはず。
 また、昨年は怪我がちだった荒田が1年を通じて活躍すれば得点がかなり多くなる。また、中盤はメンバーが変わらず、能力の高い選手がいるだけに勢いに乗せると怖いチームだ。注目したいのはトップ下の石原。彼が活躍すればおのずと勝ち星も増えるだろう。
 J2で台風の目になるかもしれないチームだ。


  J1に主力選手を獲られ、補強はあまりうまくいかなかった印象の水戸。しかし、元々前線に良い選手を多く抱えるだけに、それを動かす中盤が働けば得点力は昨年とさほど変わらないような気がする。
ただ、いなくなった橋本の穴は大きいか。大黒柱だっただけに、代わりの選手はなかなか見つからない。
 中盤で10番をつける船谷や吉田、小谷野に期待することになるだろうが、このチームはいかに中盤が頑張るかにかかっている。
 今年も鈴木隆にかかる期待は大きいだろう。彼のキープ力から攻撃するパターンが多くなるはず。中盤の選手のより一層の奮起が求められる。

 富山はソ・ヨンドクとキム・ヨングンに2人の韓国人が残留したことが大きい。また、中島や三上の獲得で攻撃力はアップした。それに苔口や西川、白崎が加わればJ2でもかなりの攻撃力を持ったチームとなる。守備では船津の移籍が大きいが、秋本が頑張るだろう。GKは守田がいなくなった穴は大きいが、移籍してきたベテラン水谷が穴を埋めそう。正直昇格争いは厳しいが、今年は10位以内を狙うらしいのでうまくいけばその目標は達成できるような気がする。

 
 岐阜はスポンサーがついてかなりチーム力が上がった。メンバーもかなり変わった。
昨年とほとんど違うチームになったと言えるだろう。
  ベテランを積極的に獲得。要所要所に配置した。守備ではCBに木谷と深谷で安定感が増した。また、外国人のボランチヘニキ、FWナザリトがどれだけ活躍するかにもかかってくる。注目は左サイドハーフの高地。横浜FCでもパスセンスのよさと突破力で攻撃に必ず絡んできた選手。岐阜でも活躍が期待される。
 移籍選手のおかげで昨年より確実にレベルがアップした。後はラモス監督がどんな采配を見せるか楽しみなチームである。


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posted by 孔明 |21:11 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年02月23日

J2各チーム勝手にチーム力検討1

各チームは来週の開幕に向けてプレシーズンマッチ、練習試合の真っ最中。移籍も概ね終わり戦力が確定した。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。

 まずは昇格争いをすると思われる磐田、湘南、京都、山形、福岡、松本、長崎
の7チーム


 昨年より豪華なメンバーで迎えたJ2初年度の磐田。主力の多くが残留して新加入選手も豪華、よほど監督が指揮を間違えないかぎり、J2ではほぼ敵無し、J1自動昇格しそうだ。
 攻撃の主力は前田と松井、ポポそして山田がいる。この4人が前線でかき回せば黙ってでも得点が生まれそう。また、サイド攻撃も駒野や宮崎がいてやっかいだ。
 また、守備力もあって、簡単に連敗しそうにない。
 問題はJ2ならではの引きこもりカウンターを受けたときの対処か。
  がちがちに守られたときに果たして崩せるかどうか。
 それだけの力はあると見るが、はたしてJ2のドン引きチームに対してどう戦うか。

 曹監督が今季の目標を勝ち点80、80ゴールと位置づけた湘南。到達すれば間違いなく自動昇格になる数字。やはりこのチームは戦力的にもJ1昇格争いには必ず絡んでくると思う。個人のレベル的にもJ2では高いレベルの選手が揃っている。
守備では櫛引の同期の遠藤が中心。またボランチに入った新外国人のエデルがハードな守備からどのくらいパスを供給できるか。攻撃はウェリントンと武富、菊池に得点を期待か。新人の宮市が活躍すれば話題にもなるし、マークしなければいけないチームであることは間違いない。

 京都は既存の戦力に外国人のボランチのジャイロとFWのアレッサンドロがどう融合するか。
 特に得点力はこのアレッサンドロが鍵になる。使えれば脅威になるし使えなければ得点力が減少する。山瀬や宮吉、横谷、駒井がいるのでどう転んでも昇格争いには絡んでくるだろう。また、大黒にも期待するところは大きい。不安は離脱したCBの穴をどうするのか。バヤリッツアの相棒で酒井や内野あたりが候補だがそれらの選手の成長が見込まれないと足を引っ張りかねない負担になってくるだろう。

 
  山形は石崎監督の下、昨年の攻撃偏重のチームを守備重視のチームに変えられるかどうか。
  そのためにボランチの松岡、CBの當間、DFの船津を獲得した。彼らがどう山形を変えるか。攻撃力はディエゴの獲得でさらに破壊力が増した。J2で1,2を争う攻撃力の高いチームになったのではないか。FWでは林の怪我で長期離脱が痛いが中島がいて計算できる。ロメロ・フレンクや伊東も活躍が見込める選手。DFではCBの西河とイ・ジュヨンに係る期待は大きい。
 J2としてはレベルが高い個を持っているだけに石崎采配で攻と守を合わせてどう消化させるのか興味のあるチームである。

  福岡は財勢難と言われながら効果的な補強をした。その補強でかなりレベルアップした。J1に移籍するかと思われた城後が残り今年はやれると思ったサポーターも多かったのではないだろうか。確かにピンポイントで補強した左サイドバックの阿部、武田とトップ下の森村、トップの平井はよい補強だった。このなかではトップに入る平井がどのくらい得点をとれるか。また、ブノセバッチの高さには要注意。進境著しいU-21代表でもある金森がどれだけやれるかも注目。攻撃では石津、坂田が得点に絡めば昇格争いもできるだろう。
 守備ではイグァンソンがCBで他のチームにとって大きな壁になるだろうか。
 いずれにしても昇格争いに絡んできそうなダークホースになるような気がする。

 効果的な補強をした松本J2の台風の目となりうる戦力を持った。FW、MF、DFに核となる選手を補強し昇格争いに必ず加わってくるだろう。トップはJ2で実績のあるサビアが加わった。昨年はFWで苦労しただけにかなりの戦力アップだろう。そしてボランチには長崎から岩間が加わり中盤を引き締める。DFには右サイドバックで田中隼磨が加わって攻撃力と守備力をアップさせた。また、昨年途中加入した岩上の完全移籍も戦力をアップだろう。このチームは船山が攻撃の中心。昨年は彼の調子で成績も左右されたが、今年は他の選手のレベルがアップしただけに侮れない。監督も策士で注目しなければいけないチームだ。 

 
  長崎は個の力はそれほどないが、昨年は監督の徹底した戦術でプレーオフまで行ったチーム。その戦い方には変わりはないだろう。
 守備ではGKが総入れ替えになったことや、センターラインの幸野や岩間などの選手がいなくなったことが痛いがもともと個で戦うチームではないだけにさほど大きな戦力の低下はないだろう。
 攻撃では奥埜と佐藤が健在なのが心強い。ボランチには神戸から移籍の三原が引き締めるだろう。今年も徹底したプレッシングサッカーで臨めば再びプレーオフ進出は可能性はあると思う。


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