2009年11月14日
ちゃんと営業しているのだろうか。
ニトリの問題は石屋製菓がスポンサー料を増額することで収まりそうな気配だが、日刊スポーツによるとそれでも今年のスポンサー料から1億5千万ほど減少しそうだ。それだけ緊縮財政になるのだろうが、心配なのは他のスポンサーのこと。
決して景気のよいとはいえない世の中でスポンサーになってくれている、特にJALとサッポロビールのことだ。JALは最近ニュースでよくでてくるが、もはや会社自体が倒産寸前の状況。はたして来年、コンサに支援してくれるのだろうか。さすがに今の状況ではとてもそんな状況には思えない。サッポロビールもかなり経営が厳しいと聞いている。はたして来年スポンサー料をだしてくれるのだろうか。
気になることはHFCがちゃんと両社に「営業」をしているかということ。
ニトリのことは「寝耳に水」の状態だったらしいが、絶えず、情報収集をしていればある程度は突然のことと受け止めなくてもすんだろう。
今後両社が撤退と言うことになったら大変だ。社長は短期間で新規にスポンサーになってくれるところはなかなかないと言っているようだが、それだけに今スポンサーになってくれているところにもちゃんと「営業」をしなくてはいけないだろう。これはHFCの危機管理の問題。
当然、来年のことは両社に話をしているとは思うのだが、ニトリのことがあっただけに心配である。
posted by 孔明 |21:29 | コメント(3) | トラックバック(0)
2009年11月12日
ちょっと心配なダニルソン
ちょっと心配なのはダニルソンの調子。
怪我から回復して何試合も経つが以前のパフォーマンスが依然として影を潜めている。
当たりは相変わらず強いところを見せているが、パスの精度やポジショニングの悪さが目立ち、いまいち感がぬぐえない。
以前、好調時にはサイドチェンジの動きなども活発だったが、ロングパスのミスもたびたびで以前のダニルソンに戻ったかのよう。
しばらくイエローカードをもらっていないのはよいのだが、それに反比例して動きが悪くなっている。
彼のパフォーマンスの低下も最近のチーム成績の低迷に影響しているだろう。
しかし、彼の力はこんなものではないはず。
来年のことはニトリのこともあって不透明だが来年はダニルソン中心のシフトを期待していただけに、気になるところだ。
ダニルソンのよさは思い切りのよさ。その思い切りのよさを発揮してほしいものだ。
残り3試合だが、コンディションを上げてしっかりとしたパフォーマンスをみせてほしい。
posted by 孔明 |19:57 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(0)
2009年11月10日
トップ下が機能していなかった。
一昨日の試合。チームは富山にやっと引き分けたが、リーグ戦ではここ6試合で2得点しかとれていない攻撃陣に問題があったのは明らかだ。
8月には複数得点の試合がかなり多かったのにそこから攻撃力は下降線を辿って現在に至っている。
原因は守備の安定性を求め上里を左サイドバックから外したことや、西が怪我で離脱してしまったことなどいろいろあると思うが、これまでシーズン当初から積み重ねた戦術が現在は機能していないのが痛い。
キリノのワントップが機能していないという意見もあるだろう。
ワントップだとキリノのポストがうまくいかない上、キリノに当てるボールが集中して狙われてしまっている。ただ、ワントップの戦術でうまくいっているチームは多い。ワントップでもトップ下の2人がFWをフォローする動きが良質ならば問題はないと思う。
これまでワントップでのトップ下が機能していなかったように思われる。
これまで西の離脱後は宮澤と上里をトップ下で使ってきたが、この2人のトップ下ではあまり結果をだせていない。
そのこともあり、一昨日の試合はハファエルをトップ下に使ったのだろう。サイドも古田がいないので右サイドに起点をつくる意味でも上里を使ったことは十分にわかる。(ただ、上里は左に入れるべきであった。少なくとも良質のクロスを配給するためには。)
やはり宮澤と上里の並びは得点をとるということでは現在の彼らの働きでは不十分。トップ下と言っても2人の内1人はバランスを考え下がることが多いのだが、決定力という部分でみれば物足りない。
今後はハファエルを先発で使っていくことがベターだと思う。ただ、来年のことを考えると以前の報道ではハファエルはチームを去る可能性が高い選手らしい。今後はハファエルを中心にと考えるということができないことは歯がゆいだろう。
来年のチーム編成を考えると悩む部分が多い。
もっともニトリの問題でチーム編成が白紙になったので今後どうなるのかは不透明なままだ。
今後どのような布陣で臨むのかは監督も頭を悩ませていることだろう。
posted by 孔明 |19:38 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)
2009年11月08日
サポータに応援して欲しいと言える試合か。
日の当たらない厚別は11月としては暖かかったが、それでも試合を見るにはやっぱり寒かった。 試合を重ねる度に深みにはまっていくようなチーム状況 中盤でボールを回してもただボールを回すだけ。足下にパスをつなげては相手にクリアされる。 サイドに振っても簡単にいくべきタイミングにクロスを入れない。躊躇している間に相手にブロックを作られる、そしてボールの出しどころをなくしては相手にとられるシーンが目立った。 今日はミスからの失点とは言え、前半から得点を重ね突き放す試合をしなければいけない相手。 結局富山相手に3引き分けとは情けない限り。 試合が終わってからの選手を態度を見ていたが大部分の選手はさばさばしたもの。 悔しがる選手もほとんどおらず。今のチームの状況を理解している選手はいるのか疑問符がつくばかりだった。 そもそも前半からもっと積極的に仕掛けなければだめだろう。そして一番感じたのはやっぱりオフザボールの意識が低いこと。もっと動いて自分がボールをもらうんだという意識をチーム全体に持たせなければいけないだろう。そして試合中の指示の声が少ない。もっと声を出して互いに要求しなくては。 色眼鏡だが仕方なく試合をしているようなそんな感じさえ見えてしまった。 今日はただの消化試合になってしまった。 とてもサポーターに応援して欲しいと言えるような試合ではなかった。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |16:22 | 今節の反省 | コメント(3) | トラックバック(0)
2009年11月07日
富山戦展望(しっかり戦って勝つしかない。)
明日の厚別での富山戦。 富山のここ最近の5試合は1分け4敗。調子は悪い。 前節は水戸とホームで対戦し、前半は運動量が少なく、水戸の素早い攻撃に押し込まれる場面が目立ち、立て続けに失点した。後半は持ち直してPKから1点をとるも再度失点。そしてFKからのボールがバーに当たり、跳ね返ったボールを押し込み再び1点差とした。終盤に反撃に出たが、オフサイドに何度もかかるなどでゴールを割れず、追いつけなかった。 富山は主力のけが人が相次いでいる。特にFWの長谷川が長期離脱したのが痛いと思われる。 離脱後3トップや1トップのシステムで試行錯誤しているが、いまいちフィットしていない。 攻撃は川崎がいる左サイドからが強力。今や彼は富山の攻撃の中心を担っているだけに注目しなければいけないだろう。また、中盤の上園からゲームを組み立てサイドに仕掛けてくるだけにここには素早くプレッシャーをかけたいところだ。FWの永富の高さにも注意したい。背は高いが泥臭い動きをしてくるだけにDFは体を張ってその動きを止める必要があるだろう。 富山は速攻を狙ってくるはず。できるだけ高い位置でボールを奪って速攻に活路を見いだす作戦をとってくると思われる。ゆえにパスミスはできるだけしないようにしたいものだ。 そしてセットプレーにも警戒だ。セットプレー時にはくれぐれも集中を切らさないで もらいたい。 過去2戦は引き分けているだけに来年のことを考えると富山は是非たたいておかなければいけない相手だ。 こちらも怪我空けの選手もいて万全ではない。しかし、今年最後の厚別。なんとしても勝たなければいけない。 ニトリ関係の記事が出てチームに動揺が走っていると思うが試合では一つにまとまって戦わなくてはいけないだろう。 この試合はここ数試合の得点力不足をどう克服しているか、そこにも着目したい。 もう残りは4試合。しっかり戦って勝つしかないだろう。 勝手に叱咤コンサ外伝
posted by 孔明 |15:25 | 次節の展望 | コメント(4) | トラックバック(0)
2009年11月05日
11月の厚別
日曜日の富山戦は11月の厚別での試合。 現在の予報では曇り。問題は気温なのだが気温は最高で17度と11月にしては結構暖かくなるようだ。 11月の厚別は久しぶりと思ったので過去の11月の厚別での試合を調べてみた。 11月の厚別の試合は過去5戦ある。 1998年 11月 3日 対神戸 3-0で勝利 1998年 11月14日 対横浜F 1-4で敗戦 1999年 11月14日 対大宮 0-1で敗戦 2000年 11月12日 対甲府 1-1で引き分け 2003年 11月 1日 対新潟 2-2 で引き分け 10月末の厚別の試合も過去にはあったのだが、ここではあくまで11月に限定した。 ドームができてからは2003年の新潟戦を除き11月の厚別での開催はない。 過去の記憶を辿ってみた。この5試合はいずれも参戦しているが、不思議とものすごく寒かったという印象はない。おそらく寒かったことは寒かっただろうと思うのだが、単に記憶が薄れているだけかもしれないが、もっとも寒かったと言えば12月の天皇杯の室蘭の試合がとにかく凄く印象に残っていたので、そんなに厚別の寒さが印象に残らなかったのかもしれない。 過去5戦、戦績の方はといえば1勝2分け2敗とあまりよくない。 このなかではやはり横浜F戦が一番記憶に残っている。横浜Fと横浜Mとのチーム合併が決まっており、最後は互いのチーム名のコールの掛け合いになっていた。 その一方で2000年及び2003年の記憶はほとんど無い。 勝利や敗戦は記憶に残るが引き分けはあまり記憶に残らないのかもしれない。 日曜日は久しぶりのホーム。しっかり戦って勝利をものにしてほしい。
posted by 孔明 |19:22 | スタジアム | コメント(2) | トラックバック(0)
2009年11月03日
チームあっての物種
今日の日刊スポーツには「U自由席の廃止へ」の記事が。
運営費の切りつめのため、カテゴリーを分けることで生じる警備人件費の見直しが検討されているそう。
U自由席と言えばドームでの観客数の増のため導入された席種。元はSS席だった後方の席をU席として販売したものの、同エリアが満員になることはなかったようだ。
そして石川の残留交渉にかかる2,000万円の資金の捻出や来季の試合数減少に伴う興業収入のマイナス分を運営費を切りつめで補っていく方針とのこと。
大分が経営悪化のためJリーグから借金をする話が昨日の日刊スポーツで報道されたが、コンサの場合も厳しい台所事情で身につまされる話しだ。来季のチーム人件費は今期よりも2億も少ない4億円でやりくりしなくてはいけない。それだけ余計な出費は抑えなければいけないということはよくわかる。
チームがなくなってしまえば終わり。最近、JALの経営再建の話やサッポロビールの経営不振の話題が聞こえてきてスポンサー料が来年どうなるのか、そんなことを考えるとなおさらチームあっての物種と言う感じがしてくる。
J1に上がっても画期的に観客動員数が増えるわけでもなく、観客数が固定化されてきているので、チームをこの先何年も存続させるためには無理をすることはできない。
しかし、一方でJ1昇格を諦めるわけにもいかない。この2つは矛盾するものだろうか。
一つの考え方としてJ1昇格は目標にせず、J2で地道にやっていくことを最優先とする考え方もあるだろう。しかし、HFCとしての目標はあくまでも 「J1リーグで安定して充分に戦うことができるチーム力ベースの完成」。
そうなるとJ1昇格をあきらめると言うこともできない。
それならば今いるステップから余裕をもって次のステップに移ることを考えるべきなのか。幸いユース出身や生え抜きの選手が着実に育っている。
個人的には来年すぐ昇格してもらいたいが、今言えることはくれぐれも無理せずにということだろうか。
posted by 孔明 |19:34 | HFC | コメント(0) | トラックバック(1)
2009年11月01日
昨日の試合
昨日の試合。
今日の道新の福田講平氏の記事を見ると、敗因をメンタル面の弱さとしていた。「『J1相手に気後れしていた。消極的だった』。」
「1失点目は清水の岡崎の強烈なプレッシャーに屈して与えたもの。技術が上の相手に気迫でも負けては、勝ち目はない。」
映像ではダイジェストを見ただけなので詳細にはわからないが、1失点目はポストに当たってボールが相手の前にころがる不運なものだったが、その前のプレーが悪かったのだろう。「札幌の選手は藤本、山本、永井に全くプレッシャーをかけていなかった。」ことから簡単に失点したようだ。
後半攻めていたようにも思えたが、「リードした清水が無理せず引いて守ったため。ボールを回していたというより、実際は回させられていた。」
2月の練習試合で監督も認めた「精神的な弱さ。」が改善しておらず「問題の根は深い」としている。
J1相手に何も失うものがないとはいえ、やっぱり選手達は割り切って戦えなかったようだ。依然としてメンタルの部分では成長していない。ここぞと言うところで得点がとれないことや、踏ん張る必要があるところで踏ん張れずに失点してしまう。このようなことが来年も続くようであれば、来年の昇格もおぼつかない。メンタル面の強化は来年に向けての最重要課題だろう。
それにしてもこの記事を書いている道新の福田氏はなかなか鋭いことを書いている。スポーツ新聞よりも的確なことを書いていると思うことも多い。
たまにわずらわしく思える文章もあるのだが、概ね的を得ている記事が多いと思う。
posted by 孔明 |15:14 | 天皇杯 | コメント(2) | トラックバック(1)