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2022年10月13日

中盤の守備はかなり効いていたが、攻撃は遅く、守備は何度も決定機を作られた。

 また、怪我人が出て流れが変わった。菅が古傷を痛めて菅野が×のサイン。

 嫌な予感がしたが案の定。なぜ1点勝負の時に福森を投入したのか?ミシャがいう怪我人が多いなら怪我がまだ心配な福森よりも桐耶ではなかったか。

 その前にあくまでも攻撃的に行こうとしたならもっと早くシャビに代えてチェックを入れるべきではなかったか。

 もっともチェックは怪我明けでなかなか交代させられなかったらそもそもチェックをサブに入れるべきではなかったし、大嘉なり宏武をベンチに入れた方がよかっただろう。

 昨日、当ブログに「 バルデスを忘れない」さんのコメントが全てだと思う。桐耶を入れて例え福森と同じミスをしても桐耶の成長に糧となっただろうし、桐耶も守備の大事なところで使ってくれたというミシャの心意気を感じて気持ち的にも数段上がっただろう。

  こういう采配しかできないからチームは成長しない。

  昨日はボールを持って攻め立てたがいつものように攻めあぐねた。浦和が引いて守ってくることは予想通りだったがあまりにも引いて守ってカウンターというのがミエミエだっうたので、カウンターだけが心配だったが、ボールロストから浦和の速い攻撃に危ないシーンが何度もあった。

 こちらが攻撃するときには相手の守備が揃い、相手が攻撃する時にはこ必ず数的同数になる。いつものことだがこちらが失点する可能性が高くなるのは当然だろう。

  攻撃も相手のペナの付近には行くが、ゴール前にベタ引きで守ってスペースを埋めてくる守備になかなか決定機がなかった。

 こちらはただパスばかりして崩そうと思っているから精度の高いラストパスを配球しないと決定機はこない。相手が人数揃って守って来る相手にはよほど正確なパスを出さないと得点はできない。悔しいがこのチームはまだその段階に到達はしていない。

 そして無駄なクロスを入れてことごとく相手のCBに跳ね返される。この繰り返し。

 相手のパスミスからせっかくボールを持っても前線に飛び出す選手も少なく大事に大事にプレーをすることばかり考えているからカウンターも出来ず。結局、相手が戻ってからやおら攻めるシーンばかり。これでは得点する確率は非常に少なくなる。

 ただ、中盤の守備はかなり効いていた。スタートは相手の2トップに大八と高嶺をマンツーマンにして右駿汰、左菅の4バックのような形になっていた。

 そしてボールを奪われた時にはすぐさま奪い返しに行ってほとんどの場合はマイボールにしていたことは素晴らしかった。

 しかし、福森を入れてからは相手がワントップ2シャドーのような形になったこともあってか左高嶺、真ん中福森、右に大八の3バック、守備時は左ルーカス、右駿汰の5バックのような形になっていた。

 ゆえに一番後方に福森が下がってスイーパーのような役割をしていて、1対1で抜かれるシーンも目立っていた。

 ルーカスの得点は青木がドリブルして相手DFが下がったスペースをルーカスが使った素晴らしいシュートだった。ただ、これとて半分以上はルーカスの個人技でとったもの、いつも欲している組織的なプレーでの得点はとれなかった。
  得点する確率が高いのがカウンターとセットプレー。カウンターを軽視しているとまでは言わないが、カウンターをもっと重視してやらないと得点はなかなか増えない。
 
 このような最後の最後まで1点を大事にしないチームは最後に泣くことになる。

 ただ、この状態で勝ち点1を積み重ねたのでほとんど残留は堅いだろう。残留を争っている相手の奇跡が起こらないことだけを願うしかないが。




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posted by 孔明 |20:17 | 今節の反省 | コメント(3) | トラックバック(0)