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2020年10月26日

高嶺は目標を高いところに置いていて、現状に全然満足していない。

 月間コンサドーレは高嶺のインタビューが載っていた。

 そのなかで気になったのが「試合の中でもある程度はやれているという手ごたえを感じている」「目指しているプロの世界で戸惑うことなく普通にやれている。」と言いながら「普通にやれている」じゃダメなんだ。と言っていること。

 「普通のレベルではダメということと、プロの世界では、結果も内容も相手よりも上回らなければいけないし、普通のレベルではダメ。いい結果を常に求めていかなければいけないし、今のところ自分は全然です。」と言い切っていること。

 この一文に感心させられた。高嶺の意識の高さを感じた。

 自分はこのレベルで満足してはいけないということと、1年目だがプロの世界で明らかに他人よりも活躍しないとプロで長くやっていられない。とでも言っているのだと思う。

 これは決して自分が最初から高いレベルだと自慢げに言っているのではなく、自分はもっとできるもっとやらなきゃプロとして成功しない、残れないという思いなのだろうと思う。

 高嶺は今シーズン始まる前は他の大卒ルーキーの2人に比べて正直どうかなと思っていた。しかし、ルヴァンカップの鳥栖戦でいきなりそんな思いは消えた。そのボール奪取力や守備力は今やチームにはなくてはならないものとなった。

 彼の気迫あふれるプレーに引き込まれた。

 今や深井よりもボール奪取能力は上かも知れない。

 ただあえて言えば彼にも不満はある。それはロングボールとシュートの精度だ。

 時々明後日の方向にキックが行ってしまうことがある。またシュートをふかしてしまうことも多い。自分でも感じているのではないだろうか。

 しかし、これは練習をすればするほど、正確になっていくと思う。

  U-18までは元々は攻撃的MFだったが、大学で守備的MFにポジションチェンジした。それがうまくいった。

 守備なら彼に任せられるというまでなっている。また、プロとして十分に通用するどころか、プロの中でも特筆すべき存在になりつつある。

 このまま試合を重ねていく中でもっと成長していってほしい。

 彼にはその能力と努力ができる。今後が非常に楽しみだ。


       
                   
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posted by 孔明 |19:34 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(0)