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2019年12月28日

今年を振り返る7(ウイングバック編)

 ウイングバックは序盤は右はルーカス、左は菅だった。途中で右に白井が入って覚醒。
右からの攻撃が活性化した。
 左は終始菅がポジションをとって、福森の上がりに対応していた。
 ルーカスは終盤再びポジションを奪取して、攻撃にアクセントを加えていた。


※評価 ルーカス(慣れない中、よく頑張ってくれました。)白井(よく頑張りました。)
菅(日本代表おめでとう。よく頑張りました。)、早坂(出番が少なくなっても頑張ってくれました。)、中野(もう少し頑張りましょう。)

 ルーカスはそのドリブルのキレ、クロスの精度、どれも一級品だった。右サイドでボールを受けると1対1は必ず仕掛け相手を抜き去り、クロスまで行くというウイングバックのお手本のような選手。しかし、これまでウインバックをやったことがないというのがまた、驚きだった。ただ、シーズンが半ばになるとだいぶ研究されてきて、白井にとってかわられた。しかし、途中からでも出場して流れを変える切り札としても有効だった。
 今はレンタルだが、当然完全移籍をするようにチームは働きかけをしている。

 白井はシーズン途中から右ウイングバックのポジションを奪った。とにかくキレキレで名だたる相手の左サイドをけちょんけちょんにして突破する動きは爽快だった。
  左が主戦場と思っていたが右でも素晴らしい動きができるということがわかったのが大きい。日本代表の声もかかるか?と思わせたが、白井もシーズン途中から複数で対応されるなど研究されて、あまり突破ができなくなった。
 来年はこの壁を破らなければいけない。個人だけではなくチームとしても白井を生かす方法を考えなければいけない。 

 

 は今年も左サイドを任せられた。リーグ戦では得点こそなかったが、福森の上がったスペースをよくカバーして、自ら行くところは行って攻撃を仕掛けていた。
 相手を抜け切る前のアーリークロスは武器になった。
 またルヴァンカップの決勝でのゴールはチームを勢いづかせた。
 初めて日本代表に選ばれてゴールまで決めた。とても印象深い年になっただろう。
 ただ、課題もやはりあって、もっと単独で勝負に行かないと、相手に脅威を与えられない。
 また、守備ももっとできるはず。中に入ってくる相手に厳しく寄せて自由に相手をさせないようにしてほしい。
 しかし、何にもまして良い年であったことは確か。課題を克服して来年はもっと活躍してほしい。


 早坂は前半戦は、今年もポリバレントに使われた。右ウイングバックでは安定した攻守を見せてくれた。ただ、ルーカスと白井という攻撃に特徴がある選手が起用されため、右ウイングバックではなかなか起用されず。
 ルヴァンカップでCBなどをやってチームに貢献した。
 後半はなかなか出番がなかったが、何かあったら早坂がいるというベンチに安心感を与えてくれていた。来年はもっと出場できるように頑張ってほしい。 

 
 中野はウイングバックの控えとして試合途中からの出場がほとんどだった。
サイドでは積極的に仕掛けることもあったが、多分に緩急をつけるそのプレースタイルからサイドではやや消極的な仕掛けを批判されることもあった。
 ただ、独特のリズムで相手を抜け去るプレーは素晴らしくもっとやってほしかった。
ボランチの駒不足からボランチも挑戦して、良い動きをしていたのが新たな発見だった。プレッシャーが少ない分思い切りプレー出来て、自由にできる分、ボランチの方がいいのではとも思わせるプレーぶりだった。



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posted by 孔明 |17:25 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(0)