2017年04月07日
FC東京戦展望(相手がどこであろうがホームでは勝つしかない。)
明日のホームFC東京戦。 前節の甲府戦はアウェイでポゼッションができていて、積極的に攻め込んでいたが、シュートにいたるまでミスがあり、得点がとれないまま。前半終了間際、後半序盤に失点して負けてしまった。シュートがわずか3本ではまったくだめだろう。なによりスタート5試合で勝ち点4と勝ち点5にとどかなかった。しかし、過ぎた結果は仕方がない。これからがはジンクスを破る戦いになる。 FC東京、川崎、浦和と強敵が続くが、まずはホーム連戦でいかに勝ち点を重ねるか。強敵と言ってもホームでは必ず勝ち点3をとらないといけない。 FC東京は9位。毎年期待されながら優勝には手がとどかないでいた。しかし、今年は本気の補強を見せ、FWに大久保、ピーターウタカ、永井、ボランチに高萩、DF太田、GKに林と能力が高い選手を補強して明確に優勝を目指している。 ここまでの成績は3勝1分け1敗とまずまず。アウェイだが勝ち点3を確実に狙ってくろだろう。 前節はホームで鳥栖と対戦 3分、鳥栖のロングボールから互いに競り合い触れずそのこぼれ球を鳥栖のビクトル イバルボが抜け出したところで森重 がペナ内で倒してしまう。PKにそのPKを豊田が決めて0-1 FC東京はボールをポゼッションするもなかなか決定的な場面を演出できない。鳥栖のプレスが厳しくなかなか前に運べない。前半はこのまま0-1で終わる。 後半交代策で打開を図る。ピーターウタカを入れて前線に迫力を増す。 70分、右サイドから阿部がドリブルして中に入りクロスを入れピーター ウタカがヘッドでゴール。1-1 76分、太田のCKを相手がクリアするも、鳥栖のGKの権田がファンブル。そのこぼれ球を橋本が左足で蹴りこんで逆転。2-1 ここでFC東京は守りに入る。吉本が中島に代わって入り5バックに そして86分ロングボールを鳥栖のキム ミンヒョクと権田が重なってボールを落としピーター ウタカがゴールに蹴りこんだ。3-1 これで決まったと誰もが思ったがそこから鳥栖が反撃 88分、今度はFC東京のGK林が自陣ゴール前でボールの処理を誤り、鳥栖の鎌田にゴールを許す。3-2。 そして90分、鳥栖の豊田がヘッドで落とし趙 東建がうまくボレーシュートを決めて、土壇場で同点に追いつかれた。3-3 FC東京が守りに入ったことで、隙ができ失点した。 このまま3-3で終了 FC東京のシステムは4-2-3ー1 前からのプレスを厳しくしてボールを奪い、ショートカウンターが得意。また、しっかりポゼッションしてボールを回し攻撃してくるのもうまい。 CBに森重や丸山がいて守備は堅いが前節3失点しており、付け入る隙はありそう。 しかし、攻撃はボールを持って時間をかけるため、得てして相手に守備を固める時間を与えていることがある。 ワントップの大久保はJ1最多得点者。ゴール前の嗅覚が鋭く、どんな体勢でもシュートのもっていくゴールハンター。スペースを与えるときっちり仕事をしてくるので、スペースを与えないようにしたい。 トップ下の阿部は体が強く、突破力がある。上背はないが馬力があって、強引なプレーが得意。昨年のニューイヤーカップで対戦しやられたことを思い出す。 彼にはしっかりマークをつけたい。 左サイドハーフは中島。俊敏性がありドリブルで常につっかけてくる。ボールをもったら前に出てくるのでしっかりコースを切って自由に動き回らせないようにしたい。 右サイドハーフの東は運動量があって、献身的なプレーが出来る選手。中に入ってスペースに走り込む動きも得意なので、マークはしっかりして中に入らせないようにしなければいけない。 ボランチの梶山はテクニックがあり、ボール捌きがうまい選手。パスが多彩で、彼のところからしっかり組み立ててくる。 彼には簡単にボールを捌かせないようにしなければいけない。 もう1人のボランチの橋本はボール奪取能力に優れている選手。1対1にも強い。彼とのセカンドボール争いで負けないようにしたい。 左サイドバックは太田。今年復帰。キックの精度が高く。セットプレーのキッカーもやっている。サイドからのクロスに気をつけたい。簡単にクロスを上げさせないようにしなければいけない。 右サイドバックの室屋は運動量豊富な選手。攻撃でも守備でアグレッシブ。特にサイドからの突破には気をつけたい。 FC東京はサブメンバーの層も厚い。 FWの前田がJ3の試合に出るくらい。 その前田は先発でのおかしくないがこのところ控え。 高さがあり献身的なプレーをする選手。前線で体を張ったプレーをしてくるのでしっかりマークしたい選手だ。 またサイドハーフは永井。スピードがピカイチで爆発的な突破力を持っている。サイドからの飛び出しに気をつけないといけない。 控えの予想だが、疲れたときにでてこれらるとやっかいな選手だ。 サイドはしっかりとケアしなければいけない。 そして一番嫌な選手なのがピーターウタカ。昨年のJ1得点王。キープ力があり、突破力も持っている。ヘッドも強く、決定力がある。このところ途中出場で結果を出している。 一番危険な選手だ。 FC東京予想スタメン、サブメンバー 13大久保嘉人 44阿部 23中島 38東 10梶山 37橋本 6太田 5丸山 3森重 2室屋 33林 控え GK1大久保托生、DF22徳永、4吉本、MF27田邉、15永井、FW20前田、9ピーターウタカ DF3畑尾、5新里、MF21ボザニッチ、28橋爪、30保坂、FW13河本 26熊谷 FC東京ははっきり言って強いチーム。優勝を目指すチームだからかなり力がある。選手層も厚い。そんなFC東京でも隙はある。 ボールは持たれるだろう。しかし、それも考慮に入れて戦ったほうがいい。 コンサの場合には相手にポゼッションをされた方が勝ち目がある。 相手のパスを前から奪ってショートカウンター。ボールを持ってくれたほうが、いい攻撃ができる。 相手のアタッキングサードにスペースをつくらないことだ。スペースをつくれば東や大久保嘉人に狙われる。 かといってどん引きではミドルを狙われる。難しいところだがしっかりラインコントロールしてほしい。 またサイド攻撃に気をつけたい。 特に左の太田はクロスの精度が高い。簡単にクロスを上げさせないようにしなければいけない。アーリークロスもあるので、入って来る選手をしっかり見たい。 また、前節見せたような相手のクロスに下がりすぎてバイタルを空けるような守備はしてはいけない。 攻撃では素早い攻めをしていきたい。 特にカウンターは正確なパスで最後まで行うこと。 前節ラストパスの精度が悪すぎたが、そこをきっちり詰めていきたい。 ボールは持たれても最後は厳しく言ってボールを奪っていきたい。 セカンドボールには素早くよせて拾って攻撃にいかしていきたい。 サイド攻撃が鍵。サイドをいかに有効に使うかで勝敗が変わってくるだろう。 セットプレーもポイントになる。 守りではコーナーから3試合連続失点している。セットプレーの守備はしっかりしたい。 特にキッカーである太田のキックは正確。 コーナーやFKでマークをぼやかさないよう。 森重がポイントになる。森重のマークは徹底してほしい。 攻撃では相手はコーナーはマンツーマンで守る。 ニアとファーを使い分け、メリハリをつけたキックで決定的なシーンを演出したい。 アウェイで勝てなければホームで勝つしかない。 FC東京だろうかバルサだろうがレアルだろうがホームでは勝つしかない。 とにかく、ホームで勝て。 コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |19:33 | 次節の展望 | コメント(5) | トラックバック(0)