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2016年02月07日

J2各チーム戦力補強状況 2

J2各チームの戦力補強を見ていくシリーズ2(勝手につけた。)
今回は千葉、松本、愛媛、京都、東京V、横浜FC、金沢

 千葉は残っている選手を数えるのが早いほど大量のメンバーを退団させた。強化費の関係らしいが、千葉でも苦しい経営をしているだなと思い知らされた。
退団者は資金不足の元凶FWのペチュニクが大宮に森本が川崎、MFの谷澤が町田、水野が仙台、パウリーニョが湘南中村が磐田、大岩が仙台、金井が横浜FMからなどと総勢23人にも
しかし入って来る選手も能力が高い選手が揃った。
FWはブラジル人のエウトン、川崎から船山、水戸から吉田
ボランチにはパラグアイ代表のアランダ、横浜FCからサイドハーフの小池、川崎から真希
ドイツからサイドハーフの長澤、CBには柏から近藤。仙台から多々良。左サイドバックに横浜FMから比嘉、GKは東京Vから優也など。総勢20名
中でもボランチのアランダの前評判がいいようだ。そして攻撃陣ではFWの船山がどれだけやるか。
これほど入れ替わると戦術の面でかなりあわせるのに時間が掛かるのではないか。
 しかし、ニューイヤーカップでは優勝を飾った。
 先発メンバー全員が新入団者だけという試合もあったくらい。
これが早々にフィットすればよい戦力だけにJ1昇格争いは当然すると思われるが正直読めないチームだ。

 松本は退団者が多かった。
FWの塩沢が長野へ。池元が北九州、MFの岩沼が京都、岩上が大宮へ。キムボギョンが韓国のチームへFWの前田直輝が横浜FMへ、GKの村上が湘南へ等と総勢13人が退団した。
入団者はFW山本が仙台から復帰、ボランチに山形から宮阪、CBに大分から安川と山形から當間、GKには熊本からシュミット・ダニエル等9人
  退団者では岩上の退団が大きいだろう。代わりは宮阪だが、彼が岩上以上に働くかどうか微妙。守りではGKにシュミット・ダニエルの獲得が大きい。この補強で守りは強化されたが。このチームはやはり攻撃。攻撃的なメンバーの即戦力補強がほとんどなかっただけに気になるところだ。
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愛媛'は主な退団者はFW渡辺が長野にMFの吉村が引退MFの村上巧が熊本、DFの村上祐介が長崎へと総勢7人
主力がほとんど残ったのは大きい。
補強はピンポイント。入ってきたのは4名と少なめ
 FWには栃木から阪野、MFに鹿島から鈴木、CBに岐阜から深谷。浦和から茂木
 このなかでは阪野がワントップではまれば面白い。
また、CBの茂木も19歳と若いが良い選手。レギュラーをとれればチーム力が上がるだけに注目だ。CBの深谷も主力級。レギュラー争いをすればレギュラーのレベルもあ勝手行く。お金がないなかで費用対効果がどれくらい発揮されるか注目だ。


 京都はユースあがりの選手が軒並み流出した。総勢18名。かなりの人数だ。
主な退団者はFWの大黒が未定、宮吉が広島。フェホは未定。MFの駒井が浦和、伊藤が新潟。原川が川崎CBの山口智が未定。バヤリッツァが未定。
  主な入団者は横浜FMからFW矢島、長崎からイヨンジェ、千葉からボランチの佐藤健太郎。松本から岩沼、甲府からMF堀米、ボランチにブラシル人のアンドレイ。CBにはC大阪から染谷。名古屋から牟田と本多。讃岐から高橋と16人もの選手が入った。
 中でも注目は長崎のイヨンジェ。韓国代表にもなった選手でワントップを任せるのではないか。そしてDF陣が総入れ替え。
  攻撃陣では勢いのある若手が抜けただけに、得点をどうとるのか試行錯誤が続くだろう。
チームとしてまとまるにはかなりの時間がかかるのではないか。

 東京VはMFのブルーノコウチーニョが未定。ボランチの三竿が鹿島へ、DFの福井が山口、GKの優也が千葉など9人が移籍
 入団者はFWにブラジル人のドウグラス、ボランチにはタイ2部のチームから船山、JFLヴェルスパ大分から楠美。ユースから井上ら3人昇格、純平が山形から移籍。CBに町田から平、GKが岐阜から太田など11名
 新外国人のドウグラスがどのくらい活躍するかが注目。そして主力だった三竿が抜けたボランチに誰が入るか気になるところ。
FWからGKまで一通り補強をしたが、DF陣、GK陣に層の薄さが見える。特にGK陣は優也が抜けてレベルが下がった。若い選手が伸びてこないと厳しいポジションだろう。

 横浜FCはFWの黒津が鳥取に、MFの渡辺が福島に、小池が千葉に、DFの中島が鳥取にCBの森本がJFLの奈良にパクテホンが韓国にと11人が移籍した。
 入団者はFWに徳島から津田、MFにベトナム人のグエン・トゥアン・アイン、アメリカから大崎、CBには山形から西河、スロベニア人のデニス・ハリロヴッチ、サイドバックに岡山から田所など10人
期待されているのはデニス・ハリロヴッチ。DFラインの軸となれるか注目。そしてFWの津田は最近ゴール数が伸びていない。新たな土地で心機一転となるか。
横浜FCはDFラインがかなり代わりそう。このチームはやはり得点力が課題なので、FWにかかる期待も大きいだろう。その意味では津田が何点取れるか注目だ。

 金沢はFWの辻がYS横浜に。大町がJFLのHONDAに。ジャーンモーゼルが栃木に田中パウロ惇一が岐阜に。MFの秋葉が岐阜に、清原がC大阪に佐藤が水戸に等、12人が退団した。
 入団者はFWの山崎が山形から。安が川崎からMFは古田、湘南から可児。ボランチに熊谷アンドリューが横浜FMから。ロマーリオの息子ロマニーニョ、福島からボランチの安東、SBに群馬から小柳、鳥取から馬渡などが加入
 なんといってもボランチの秋葉が抜けたのは大きい。この代わりは熊谷アンドリューが担うがどれくらいやれるだろうか。そして古田がレギュラーで活躍するかも注目。
 サイドバックには小柳、馬渡と地味だが良い選手を補強している。
 補強はお金がないなか頑張った補強と言えるだろう。ただ、FWの層が少し薄いような気がする。


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posted by 孔明 |20:28 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)